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コードレス固定電話のメリット・デメリット7選!選ぶ際のポイントも解説

固定電話をコードレスに切り替えようかと検討している企業は、多いのではないでしょうか。コードがある固定電話では通話がデスクでしかできないため、資料を取りに行くたびに保留にする必要があったり、席を離れていると電話に出られなかったりします。しかし、コードレスに切り替えることで、通話中に移動ができて便利になるだけではなく、業務の効率化も期待できるでしょう。

そこで、今回の記事では、コードレス固定電話の種類やメリット・デメリットなどを解説します。選ぶときのポイントも紹介するので、企業の担当者の方は導入時の参考にしてみてください。

コードレス固定電話の3つの種類

イメージ:コードレス固定電話の3つの種類

コードレスの固定電話には、3つの種類があります。

  • 卓上型(カールコードレス電話機)
  • 子機型(アナログコードレス電話機)
  • PHS型(デジタルコードレス電話機)

それぞれの特徴を解説するので、自社に導入するならどのタイプが良いかイメージしながら確認してみてください。

卓上型(カールコードレス電話機)

卓上型(カールコードレス電話機)とはカールコードがない電話機で、見た目は一般的なコードがあるタイプとあまり変わりません。カールコードとは、本体と受話器をつなぐらせん状のコードです。カールコードがないため、受話器を持ち歩いたりデスクから離れたりしても電話ができます。

本体と受話器は「Bluetooth」や「1.9GHz帯DECT準拠方式」によって通信が行われます。本体から10m以内であれば、たとえ障害物があっても通信が可能です。受話器にはダイヤルボタンや保留・転送ボタンなどが付いているので、本体がなくても外線・内線や電話の取次ができます。

子機型(アナログコードレス電話機)

子機型(アナログコードレス電話機)とは、アンテナから電波を飛ばして使用する固定電話です。本体ではなくアンテナに接続して通話をするため、子機だけでさまざまな機能が使えます。アンテナが1つあれば広い範囲で通話ができ、300m先まで電波が届きます。

安定した通信が可能ですが、電子レンジや蛍光灯など電気製品の影響を受けやすいので設置場所には注意が必要です。デジタルコードレス電話機と比べて費用が安いので、コストを抑えたい企業におすすめです。

PHS型(デジタルコードレス電話機)

PHS型(デジタルコードレス電話機)とは、子機型の固定電話と同じくアンテナから電波を飛ばして通話を行います。コンパクトサイズなので持ち歩きながら通話ができ、さまざまな機能が搭載されているので通常のビジネスフォンと同じように使えます。

アナログコードレス電話機と比べて音質が良いというメリットがありますが、種類(シングルゾーンまたはマルチゾーン)によって利用可能台数と利用範囲が異なるため、導入前に必ず確認しておきましょう。シングルゾーンの場合は、利用範囲が狭く4~8台の利用ができます。マルチゾーンは広範囲をカバーし、なおかつ利用可能台数も多いです。

スマートフォンの活用や内線化で利用時の問題は解決可能

クラウドPBXを活用すれば、代表電話をスマートフォンで受けることや内線化することができます。そのため、利用範囲や電波などの問題は解決可能です。

さらに、クラウドPBXは、導入費用が安く、電話転送サービスのように転送するたびに通話料金が発生しないため、コストも抑えられます。

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コードレスの固定電話を使うメリット4選

イメージ:コードレスの固定電話を使うメリット4選

通話中に移動できることや省スペース化など、コードレスの固定電話を使うことでさまざまなメリットがあります。この章では、コードレス固定電話を使うメリットを解説します。コードレスに切り替えることで、どのようなことが便利になるのか理解しましょう。

通話中に移動できる

固定電話をコードレス化すると、移動しながら通話ができます。コードがあると通話できる場所が限られるため、離席の際に保留したり、電話をかけ直したりと手間がかかります。コードレスの場合は電波の届く範囲ならどこでも通話ができ、コードの長さを気にする必要がありません。

通話をしながら書類を取りに行ったり両手を使った作業ができたりするので、業務の効率化にもつながります。また、通話ができる範囲が広いので、緊急事態が起こったときにも保留や折り返しをする必要がなく、リアルタイムで対応できます。

省スペース化につながる

デスク上はスペースが限られるため、固定電話を置く場合、どこに設置するのか考える必要があります。一般的にコンパクトサイズの製品が多いので、デスクまたはそれ以外の場所でも少しのスペースがあれば設置できます。

デスクに置いても本体が小さいため、スペースの有効活用が可能です。そのためコードレス電話は、特にオフィスが狭い企業におすすめです。

レイアウトが変更しやすい

コードありの場合、電話線が届く範囲に固定電話を置く必要があるため、レイアウトが限られます。さらに、電話の配線工事ができない部屋の場合、固定電話を置くこともできません。コードレスならアンテナからの電波が届く範囲であれば通話ができるため、レイアウトを自由に変えられます。

特にデスクを離れて通話する機会が多い場合やフリーアドレスを採用している企業などには、レイアウトが変更しやすいコードレスがおすすめです。さらに、固定電話のコードをなくすことで、オフィスがすっきりして見えます。電話線を使用しない場合、見た目がすっきりするだけではなく、掃除が楽になったり足にひっかかるリスクを軽減できたりもします。

子機にも多くの機能が搭載されている

コードレスの固定電話にも、内線や保留・転送、電話帳などさまざまなボタンが搭載されています。そのため、持ち運びができて使いやすいといったメリットを持ちながら、子機だけでも通話ができます。持ち歩けば内線として無料で通話できるため、特に社内でのやり取りが多い企業におすすめです。

コードレスの固定電話を使うデメリット3選

イメージ:コードレスの固定電話を使うデメリット3選

コードレス電話機にはアンテナの設置や周辺機器が必要になったり、本体の操作性が悪かったりと気になる点もあります。この章では、コードレス固定電話の気を付けるべき点を解説します。使用する際に、どのような点に注意すべきか確認しましょう。

アンテナの設置や周辺機器が必要

コードレス固定電話を使って通話をするためには、アンテナの設置が必要です。新たに導入するときだけではなく、既に設置している固定電話に増設する場合も、アンテナを設置する手間がかかります。

また、コードレスの固定電話を使用するときは、アンテナだけではなく周辺機器も必要です。周辺機器は形式や型番が合ったものを用意したり、見積もりをとったりする手間が生じます。オフィスが広い場合は、全体をカバーするために「何台の電話機や周辺機器が必要になるか」検討する必要があるので、通常業務が忙しいときは大きな負担となるでしょう。

本体の操作性が悪い

コードレスの固定電話の場合、本体が小さいので操作性が悪いというデメリットがあります。本体がコンパクトなのでボタンも小さく、間違えて押してしまう可能性があります。人によっては、使いにくいと感じてしまうこともあるでしょう。

電波の受信可能エリアに注意が必要

コードレスの固定電話は、電波が届かない場所では通話ができません。そのため、通話をしながら移動するときやアンテナから離れた位置で使用するときは、電波の受信可能エリアに注意が必要です。社内のどこに移動しても通話が途切れなくするためには、オフィス全体をカバーするように無線機を設置する必要があります。

コードレスの固定電話を選ぶ3つのポイント

イメージ:コードレスの固定電話を選ぶ3つのポイント

コードレスの固定電話を選ぶときのポイントは、以下の3つです。

  • 利用台数
  • 機能
  • 費用

導入を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

利用台数

コードレスの固定電話を選ぶときは、利用台数を確認しましょう。製品によって、配線数や接続可能台数が異なり、数が多いほど値段が高くなります。配線数や接続可能台数を確認した上で、コードレスの固定電話を何台必要か検討しましょう。

もし将来的に従業員が増えて台数が足りなくなると、新たに電話を購入したりプランを変更したりする手間がかかります。現状だけではなく将来の見通しも考慮して購入しておくと、今後発生する手間が省けます。

機能

電話機には、業務が効率よく行えるように多くの機能が搭載されています。例えば、基本的な機能として、以下のものが挙げられます。

  • ナンバーディスプレイ:相手の電話番号がディスプレイに表示される
  • 電話帳:取引先や内線の電話番号を名前と登録する
  • 短縮ダイヤル:短い番号で電話帳に登録している相手に電話ができる
  • ワンタッチダイヤル:ワンタッチで登録した電話番号に接続できる
  • 転送:不在のときに、別の電話番号(個人または事業所など)へ電話を転送する
  • 留守番電話:不在時に相手のメッセージを録音する
  • 発着信履歴:発着信の日時や番号など履歴を確認できる

機能が多く搭載されている機種は、その分費用が高くなります。費用を抑えたい場合は、最低限どの機能が必要か検討した上で、導入する機種を選びましょう。

費用

メーカーや機種によって値段が変わり、さらに新品か中古かでもかかる費用が異なります。中古の製品を購入するとコストは抑えられますが、壊れやすくて何度も修理が必要になる可能性があるので、結果的にコストが高くなるケースがあります。

新品の場合は、導入時の費用が高くなりますが、すぐに壊れて修理が必要になる心配はありません。新品や中古を購入する以外にも、リース契約という方法もあるので、導入方法を検討してみてください。

コードレスの固定電話ならNTT東日本の「ひかりクラウド電話」がおすすめ

イメージ:コードレスの固定電話ならNTT東日本の「ひかりクラウド電話」がおすすめ

コードレス固定電話を導入しようと検討している人には、NTT東日本の「ひかりクラウド電話」がおすすめです。「ひかりクラウド電話」は「Microsoft Teams」や「Webex Calling」や「MiiTel」、「RING x LINK」を使うことで、固定電話番号での通話を可能にします。パソコンやスマートフォンがあれば通話ができるので、移動やテレワーク中でも、場所を問わず固定電話番号を使った発着信が可能です。

  • ※「Microsoft Teams」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
  • ※「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
  • ※​「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。​
  • ※​「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。
  • ※「Microsoft Teams」、「Webex Calling」、「MiiTel」または「RING x LINK 」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。

また、配線が不要なのでスペースを使わず、職場のフリーアドレス化が実現しやすくなります。通話以外にWeb会議や資料の共有、チャットなどの機能が搭載されているため、仕事の効率化が期待できます。「ひかりクラウド電話」について、より詳しく知りたいという方は以下の資料をぜひご覧ください。

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まとめ

イメージ:まとめ

コードレスの固定電話には、通話しながら移動ができる、レイアウトの変更がしやすいなどのメリットがあります。一方で、移動しながら電話をするときに電波の受信可能エリアを気にしたり、アンテナ・周辺機器が必要になったりと気をつけるべきポイントがいくつかあるので、理解した上で導入しましょう。

コードレスの固定電話はメーカーや機種によって、機能や費用が大きく変わります。さまざまな種類のコードレス固定電話があるので、利用台数や費用・機能を考えながら選んでみてください。パソコンとスマートフォン、ネット環境があれば利用できるコードレス固定電話もあります。導入を検討している人は、以下のURLから資料をダウンロードできるので、ぜひ参考にしてみてください。

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