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もっと知りたい!電話関連コラム
ひかり電話がつながらないのはなぜ?6つの原因と対処法、問い合わせ方法を解説
ひかり電話とは、光ファイバーケーブル(インターネット接続)と併せて利用できる電話です。電話番号や電話機を変える必要がなく、スマートフォンで利用できるサービスもあることから、多くの企業で導入されています。
ひかり電話がつながらなくなることは、ひかり電話をビジネスに活用している企業にとって大きなリスクです。取引先や顧客と連絡できなければ業務が滞ることはもちろん、トラブルなどの緊急の連絡が遅れてしまうと、信用問題にかかわるおそれもあります。
このようなリスクを回避するためには、ひかり電話がつながらない原因を迅速に特定し、正しい対処法で問題を解消することが重要です。
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更新日:2024年12月6日
ひかり電話がつながらない6つの原因
ひかり電話がつながらない場合、電話の周辺機器やインターネット回線に何らかの問題が発生していることが考えられます。主な原因である6つのケースを解説します。
ルーターやONUに不具合が起きている
ひかり電話がつながらない原因としてよくあるのが、接続に必須であるルーターや光回線の終端装置であるONU(Optical Network Unit)の不具合です。電話がつながらなくなった場合には、まずこれらの機器を確認してみましょう。
ルーターやONUの状態は、本体の状態ランプから確認できます。状態ランプは複数あるので、その中の「ひかり電話ランプ」や「ACTランプ※」を確認します。これらのランプが消灯している場合、何かしらの不具合でひかり電話機能が使えない状態です。
ランプの名称や配置は機器によって異なるため、詳細については説明書を確認することをおすすめします。
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※ACTランプ:ルーター機能が利用可能かどうかを示したランプ。
ブレーカーが落ちている
ルーターやONUは、電気が通っていないと利用できません。ルーターやONUの状態ランプがすべて消灯している場合は、コンセントが抜けていたりブレーカーが落ちていたりといった理由で、機器に電力が供給されていない可能性があります。
ケーブルの配線ミスや破損
ルーターやONUの状態ランプでもうひとつ確認したいのが、UNIランプです。UNIランプとは機器同士が接続されているかを示すランプで、このランプが消灯している場合、機器の接続に問題があります。UNIランプが消灯する主な原因は、ケーブルの配線が間違っていることや破損していることです。
ケーブルの配線が問題ないのに電話がつながらない場合は、ケーブルが破損している可能性が高いです。ある時間帯を境にして電話がつながらなくなった場合も、ケーブルの破損が疑われます。光ケーブルは細いガラス繊維でできており、被膜で保護されていたとしても、圧迫や衝撃で断線してしまうおそれがあります。
電話機に問題が起きている
電話機に問題が起こり、ひかり電話がつながらなくなる場合もあります。ルーターなどの機器やケーブルにも問題がなく、通信障害も起こっていない場合は、電話機自体に不具合がないかどうかを確認する必要があります。
別の電話機がある場合は、それで電話ができるかを確認してみましょう。別の電話機で問題がなければ、その電話機が故障していると考えられます。電話機のディスプレイが正常に表示されなかったり、受話器から異音が聞こえてきたりすることも故障のサインです。
相手の電話機や回線が故障している
発信を試みたがつながらない、という際はスマートフォンなどから自身のひかり電話に電話をかけ、電話がつながるか確認してみましょう。自身のひかり電話で電話を受けることに問題がなければ、電話をかけた相手の機器や回線に不具合が起こっているケースも考えられます。
電話をかけた相手の電話回線に問題がある場合には、電話をかけた際に、ネットワーク障害や通信機器の故障で電話がつなげないことを案内するアナウンスが流れる場合があります。
問題が電話の受け取り手にある場合、こちらでは対応できることがないので、相手側の不具合が解消されるのを待つしかありません。
回線に通信障害が起きている
ルーターやONU、ケーブルに問題がない場合は、インターネット回線で通信障害が起こっている可能性があります。通信障害の発生状況は契約している回線事業者の公式サイトなどで確認できます。
実際に通信障害が発生している場合は、復旧されるまでひかり電話に変わる別の連絡手段を用意しておきましょう。
ひかり電話がつながらない際の対処法5選
ひかり電話がつながらない時は、機器類の再起動や交換が主な対処法です。原因に合った対処法を把握して、不具合が生じた時に迅速な対応ができるようにしましょう。
ルーター・ONUを再起動する
ルーターやONUは常時電源につないで動かし続ける機器なので、システムエラーが発生したり、熱がこもったりすることで不具合を起こしてしまうことがあります。しかしこれらの不具合は一時的なものであることも多いので、機器を再起動することで不具合が解消されるケースも少なくありません。不具合が発生した際は、再起動を試してみましょう。
再起動の際には、必ず取扱説明書の手順に従うようにしてください。
配線の間違いを正す
配線が間違っていた場合は、取扱説明書を確認しながら正しい配線につなぎなおします。ケーブルを違うポートに差し込んでしまう、といった配線時のミスに気をつけましょう。
ONUと電話機の間にハブが入っているとひかり電話が正常に利用できない可能性があるので注意が必要です。
問題があるケーブルを新しいものに交換する
ケーブルの破損が疑われる場合は、機器を接続しているLANケーブルやモジュラーケーブル(電話線)を交換しましょう。電話機を新しいものに買い換える
電話機が故障している場合は、電話機を新しいものに買い換えましょう。購入したばかりの電話機であれば、初期不良として対処してもらえる場合があります。購入した業者に問い合わせてみましょう。
ひかり電話がつながらないなら、サポートに問い合わせることも重要
自分では不具合の原因や対処法が分からない場合は、回線を契約している業者のサポート窓口に問い合わせるのもひとつの手段です。以下に「NTT東日本」の問い合わせ先を紹介します。
NTT東日本
【電話番号】
NTT東日本:0120-000-113(ひかり電話からは、局番なしで「113」)
【受付時間】
24時間(音声ガイダンスによる録音での受付)
法人向け光回線はNTT東日本の「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」
前項までで解説したとおり、ひかり電話がつながらなくなった時、原因によっては復旧までに時間がかかるケースもあります。このような時に、オフィスの電話機以外の端末や別のインターネット回線でも電話ができるサービスを利用していると、ひかり電話がつながらないことによるリスクを最小限に抑えることが可能です。
NTT東日本の「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」は、パソコンやスマートフォンからでもオフィスの電話番号で発信・着信ができるサービスです。キャリア回線(LTE)や公共Wi-Fiなど、インターネット通信ができる環境であれば、どこからでも利用できます。
Web会議アプリケーション「Webex」を利用しているため、電話だけではなく、チャットやWeb会議も一元管理できるようになります。設置工事が不要で、気軽に導入できる点も魅力です。
まとめ
ひかり電話がつながらない原因には、接続機器やインターネット回線の不具合があり、機器の再起動や買い換えによって解決できる可能性があります。中には自分で対応しきれないケースもあり、その場合は復旧を待つしかないこともしばしばです。不具合が発生した際にいち早く対応できるように原因と対処法を把握しつつ、不具合が発生しても困らないサービスの利用なども検討することがおすすめです。
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※Webex Callingに設定した固定電話番号は既存のビジネスフォンで利用できません。現在ご利用いただいているオフィスの電話番号を本サービスに移行するか、新たな固定電話番号の取得が必要です。
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※「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc. またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。
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※「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
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