
Wi-Fiのご利用シーンや導入メリットを掲載!
「ギガらくWi-Fi」の概要パンフレット

監修 無線&IoTビジネス部 WiFi/LAN企画担当(NTT東日本)
編集 NTT東日本編集部
オフィスや店舗で「スマートフォンやノートパソコン、プリンターなどさまざまな端末をWi-Fiに接続して利用しているが、通信が遅かったり、途切れたりする」と悩んでいませんか?
そのような場合は、Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイント、インターネット回線などのネットワーク構成や設定を見直すことで、改善が期待できます。
本記事では、Wi-Fiの同時接続数を決める要因を深堀りして解説します。
あわせて、同時接続数を増やしたい、より快適に利用したいと考えている企業担当者さまへのアドバイスもお伝えしているため、ぜひ参考にしてみてください。
Summary

Wi-Fiのご利用シーンや導入メリットを掲載!
「ギガらくWi-Fi」の概要パンフレット
Index
「Wi-Fiの同時接続」とは、スマートフォンやパソコンをはじめとする複数の端末が、Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントに接続し、同時に通信を行っている状態を指します。
そもそもWi-Fiとは、無線通信の規格の一つです。スマートフォンやパソコンだけでなく、スマートウォッチやゲーム機、プリンターなど、さまざまな端末をケーブルなしでインターネットに接続するための技術として利用されています。
Wi-Fiルーターは、オフィスや店舗、家庭などで無線インターネット接続を可能にするための機器です。インターネット回線と端末をつなぐ役割を担い、Wi-Fi環境の中核となる存在といえます。
一方、Wi-Fiアクセスポイントは、ルーターに加えて設置される機器で、ルーターと複数の端末をつなぐ橋渡し役を果たします。通信できる範囲を広げたり、多くの端末が安定して接続できるようにしたりする役割を担っています。
Wi-Fiに同時接続できる端末数は、使用しているWi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントの性能によって左右されます。接続台数が増えるほど通信環境への影響も出やすくなるため、この点については次章以降で詳しく解説します。

Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントに同時接続できる端末数には、大まかな目安があります。
家庭向けのモデルから法人利用を想定した機器まで幅広く展開されており、どの程度の端末を同時につなげられるかは製品ごとに大きく異なります。
そのため、使用人数や利用シーンを想定したうえで目安を把握しておくことが重要です。
| 機器の種類 | 同時接続数の大まかな目安 |
|---|---|
| 家庭用Wi-Fiルーター | 約10台〜約35台 |
| モバイルWi-Fi | 約10台〜約50台 |
| 業務用Wi-Fiルーター | 約30台〜約250台 |
| Wi-Fiアクセスポイント | 約100台〜約250台 |
一般的に、価格帯や対応規格が上がるほど、同時接続できる端末数も増える傾向にあります。ただし、数値だけを見て判断するのは注意が必要です。
実際の通信環境では、すべての端末が同じタイミングで大量の通信を行うとは限らず、利用状況によって体感速度や安定性は変わってきます。また、Wi-Fiアクセスポイントの同時接続数は、接続先となるルーター本体の性能や、契約しているインターネット回線のプランにも影響を受けます。
そのため、ここで示される同時接続数はあくまで一つの目安です。
快適な通信環境を整えるには、端末数だけでなく、全体の構成や利用環境を踏まえて検討することが求められます。
関連コラム:Wi-Fiをビジネスで使うならどのようなタイプがおすすめ?利用用途別に紹介
前章で述べた通り、Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントの機器によって、同時接続可能な端末数には上限があります。
ここでは、どのような要素で上限が左右されるのかについて、詳しくみていきましょう。
冒頭でも触れた通り、Wi-Fiとは無線通信規格の名称です。
ひとくちにWi-Fiといっても、その中には複数の規格が存在しており、「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 6」といった表記を目にすることがあります。これらの規格は、Wi-Fiルーターのパッケージやカタログ、メーカーのWebサイトなどで確認できます。
多くの端末を同時に、かつ安定して接続したい場合は、「Wi-Fi 6」以上の規格が適しています。Wi-Fi 6は、複数の端末が同時に通信しても処理が滞りにくい設計になっています。
そのため、オフィスや家庭内でスマートフォンやパソコン、各種IoT機器を併用する環境でも、通信の混雑を抑えやすい点が特徴です。
一方で、現在利用しているWi-Fiルーターが「Wi-Fi 5」以前の規格である場合、この多端末性が十分ではないため、同時接続時に速度低下や不安定さを感じることがあります。
関連コラム:
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Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントでは、アンテナ数(ストリーム数)によって同時接続のしやすさが変わります。複数の端末を安定して接続できるかどうかは、この点も重要な判断材料になります。
ここでいうアンテナとは、機器の外側に見える突起の本数を指しているわけではありません。内部に搭載されているアンテナを含めた通信経路の数を意味しており、端末とのデータのやり取りを同時にどれだけ処理できるかを表しています。
そのため、見た目だけでは性能を判断できない点には注意が必要です。
Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントのパッケージやカタログ、Webサイトを見ると、「2×2」や「4×4」といった表記が記載されていることがあります。
これはアンテナ数、つまりストリーム数を示すもので、数値が大きいほど通信経路が多い構成であることを意味しています。
つまり、通信経路が増えるほど、複数の端末を同時に接続しても処理が分散されやすくなるため、同時接続に向いているといえるのです。
無線ネットワークが一つしか用意されていない場合でも、接続方法や設定によって利用環境は大きく変わります。
たとえば、オフィスで従業員が利用するWi-Fi用のIDやパスワードと、来訪者向けのIDやパスワードを分けて設定しているケースを想像するとわかりやすいでしょう。
同じWi-Fi環境でも、内部では役割ごとに使い分けが行われています。
ネットワークの設定内容によっては、従業員が業務で使用する通信を優先し、より広い帯域、いわばデータの通り道を確保していることもあります。その一方で、来訪者向けの接続には、あらかじめ狭い帯域しか割り当てていない場合も考えられます。
こうした設定により、業務への影響を抑えつつ、外部利用にも対応しているケースがみられます。
このように、無線ネットワークの中でどのような制御を行っているかによって、快適に同時接続できる端末数は左右されます。単に機器の性能だけで判断するのではなく、ネットワーク全体の設計や設定内容も含めて確認することが大切です。

Wi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントは、無線でインターネット接続を提供するネットワーク機器として、機器そのものの性能が同時接続できる端末数に大きく影響します。
具体的には、Wi-Fiルーターやアクセスポイントに搭載されているCPU、メモリ、チップといった性能が関係します。
CPUは、ルーターが受け取ったデータをどれだけ速く処理できるかを左右する頭脳のような部分であり、通信の制御やプロトコルの処理など多くの作業を担っています。メモリは、接続情報などのデータを一時的に保存する場所です。
これらの性能が高いほど、多くのデータ処理や複数の接続を同時に安定して扱いやすくなります。
加えて、Wi-Fi機器内部のチップ自体も通信に最適化された回路を備えていると、効率的なデータ転送や無線信号の処理に寄与します。
こうした機器内部の性能が十分でないと、同時に多数の端末が接続した場合に通信が遅くなったり、接続が不安定になったりすることがあります。

Wi-Fiのご利用シーンや導入メリットを掲載!
ギガらくWi-Fi 総合パンフレット
従業員や来訪者など、多くの人が同じWi-Fiネットワークに端末を接続している状況で、「通信が遅い」「途切れる」といった不具合が頻繁に起きる場合、いくつかの原因が考えられます。
一つは、ネットワーク機器に同時接続できる上限数を超えてしまっている可能性です。
Wi-Fiルーターには接続できる端末数に上限があり、スペックや性能に見合わない台数をつなげていると、通信が安定しにくくなります。
もう一つは、利用の状況とネットワーク機器の設定内容や性能が合っていないケースです。
たとえば、従業員用と来訪者用でSSIDやパスワードを分けていても、設定によっては特定の利用者に十分な帯域が割り当てられておらず、結果として通信が混雑しやすくなることがあります。
このように、どのような制御や管理がネットワーク内で行われているかによって、同じ機器でも体感される接続の快適さが変わることもあります。
これらの現象を改善して、「同時接続を快適にしたい」「より数多くの端末を同時接続したい」と考えている方に向けたポイントについては、次章以降で詳しく解説します。
関連コラム:【徹底解説】Wi-Fiが遅い5つの原因と改善方法4選!おすすめのWi-Fiサービスも紹介
ここからは、同時接続を快適にしたい、あるいは、端末数を増やしたい場合のポイントをご紹介します。
無線ネットワークの設定を確認したり、無線接続と有線接続の使い分けを検討したりした結果、ネットワーク機器そのものを見直す必要があると感じる場面もあるでしょう。
利用環境が変わったり、接続端末が増えたりする中で、現状の構成では対応しきれなくなっているケースも少なくありません。
たとえば、使用しているWi-Fiルーターの規格が古く、Wi-Fi 6以上の新しい規格に対応した製品へ買い替えることで、同時接続数の増加を図りたいと考える場合があります。
また、Wi-Fiアクセスポイントを新たに導入したり、設置数を増やしたりして、無線ネットワークそのものを拡張したいと検討することもあるでしょう。
このときに注意したいのが、インターネット回線とネットワーク機器の性能が見合っているかどうかです。
ネットワーク機器だけを高性能なものに入れ替えても、回線自体の通信速度が十分でなければ、快適さを実感しにくい状況になりがちです。そのため、機器の刷新や増設を行う際には、現在のインターネット回線が利用環境に適しているかもあわせて検討することが大切です。
また、無線ネットワークを広げたいからといって、単純にWi-Fiアクセスポイントの設置数を増やせばよいわけではありません。
無線通信機器同士は電波干渉を起こすことがあり、設置方法によってはかえって通信環境が不安定になることもあります。
こうしたリスクを避けるためにも、Wi-Fiアクセスポイントのベンダーなどに相談し、ネットワーク構築に関する専門的な知見を取り入れることが重要です。
たとえば、従業員用と来訪者用でWi-Fiの入口であるSSIDを分けている場合には、まずSSIDごとにどの程度の通信が行われているかを可視化し、現状を把握することが重要です。
どちらのネットワークに負荷が集中しているのかを把握できれば、対策の方向性も見えやすくなります。
あわせて、端末ごとにどの程度の通信が発生しているかを確認することも欠かせません。
具体的には、社内ネットワーク上で業務に直接関係のない動画サイトやアプリケーションへ、特定の端末から頻繁にアクセスが行われていないかをチェックしてみましょう。
もし業務に不要な通信が多いことが分かった場合には、使用しているネットワーク機器によっては、アプリケーション単位でアクセスを制限したり、ブロックしたりすることも可能です。
大切なのは、ネットワーク内でどの程度の通信が行われているかを把握し、状況に応じて適切に管理することです。
そのうえで、必要に応じてWi-Fiアクセスポイント増設の検討や、通信チャネルの設定変更などを検討してみましょう。
無線接続と有線接続にはそれぞれ特性やメリットがあるため、ネットワーク構成を考える際には両者を適切に使い分けることも大切です。
無線接続はケーブルが不要で利便性が高い一方、有線接続はケーブルを通じて直接通信するため、安定性や速度、干渉の少なさといった点で優れています。
たとえば、業務で使うパソコンなど、通信の優先度が高い端末については、有線接続を活用することで安定したネットワーク環境が整いやすくなります。
一方で、社員のスマートフォンやタブレット、来訪者が短時間だけ接続するような端末については、無線接続が向いています。無線はケーブルが不要で移動や利用場所を問わず接続できるため、利便性の高さが求められる環境で有効です。
このように、用途や端末ごとの通信の優先度を意識しながら無線接続と有線接続を整理して使い分けることで、全体としてより安定したネットワーク利用環境を構築できます。
Wi-Fiの同時接続数に関する課題を感じている企業さまは、一度NTT東日本にご相談ください。
NTT東日本では、法人向けWi-Fiアクセスポイントサービスとして「ギガらくWi-Fi」をご提案できます。
「ギガらくWi-Fi」はWi-Fi 6に対応しており、多くの端末が同時に接続する環境でも、安定した無線ネットワークを構築できます。導入のハードルも高くなく、従業員用と来訪者用でWi-Fiの入口を分けるといった運用にも対応しています。
また、サポートセンターへ依頼することで、用途に応じた設定変更も行えます。
たとえば、従業員用のWi-Fiでは業務に支障が出にくい通信環境を整えつつ、来訪者用のWi-Fiでは利用範囲を調整するといった運用が可能です。端末ごとに無線接続を制御したり、業務に関係のないアプリケーションへの通信を制限したりする設定についても相談できます。
さらに、ダッシュボード上からWi-Fiに接続している端末の状況を確認できるため、日々の運用管理もしやすくなります。
導入から運用までのサポート体制も整っており、「ギガらくWi-Fi」の相談だけでなく、ルーターやインターネット回線の組み合わせを含めて、業務に適したネットワーク環境を構築できるよう、ヒアリングを重ねながら伴走いたします。
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ここでは、Wi-Fiの同時接続数に関してよくある質問をまとめています。
Wi-Fiの同時接続数の上限は、ネットワーク内に導入しているWi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントの機器性能によって大きく変わります。
目安としては、家庭用のWi-Fiルーターであればおおよそ10台から35台程度、モバイルWi-Fiでは10台から50台程度が想定されることが多いです。
一方、業務用のWi-Fiルーターになると30台から250台程度まで対応する製品も見られ、Wi-Fiアクセスポイントでは100台から250台程度の同時接続を前提としているケースもあります。
あくまで目安ではありますが、利用規模に見合った機器を選ぶ際の判断材料として押さえてみてください。
Wi-Fiの同時接続数は、使用しているWi-Fiルーターの設定画面から確認できる場合が多くあります。
パソコンからWi-Fiルーターの管理画面にアクセスする方法のほか、ルーター専用のモバイルアプリから確認する方法が挙げられます。
また、機器メーカーの公式Webサイトに掲載されている製品仕様を確認することで、同時接続数の目安を把握することも可能です。
Wi-Fiの同時接続数が多すぎると、無線ネットワーク機器の性能を超えて通信が行われる状態になりやすくなります。
その結果、インターネットの動作が遅く感じられたり、接続が不安定になって途中で途切れたりするといったトラブルが起こることがあります。
快適な通信環境を維持するためには、現在の接続台数が機器の想定範囲内かどうかを定期的に確認することが重要です。
本記事では、Wi-Fiの同時接続数の上限が決まる要素や、同時接続数が多い環境で起こりやすいトラブル、接続台数を増やしたい場合に着目すべきポイントについて解説しました。
Wi-Fiの同時接続環境は、Wi-Fiの規格やアンテナ数、機器そのものの性能、ネットワーク設定や回線とのバランスなど、複数の観点から考える必要があります。
一方で、無線ネットワーク環境を見直したいと考えても、「ネットワーク機器に関する知識が十分でなく、どのように改善すればよいかわからない」と悩む企業担当者の方も少なくないでしょう。
そのような場合には、NTT東日本へお気軽にご相談ください。
NTT東日本では、単にWi-Fiアクセスポイントの活用を提案するだけでなく、現状のネットワーク環境を立ち会いのもとで確認し、業務内容や利用状況に応じたネットワーク環境構築についてアドバイスが可能です。
オフィスや店舗のWi-Fi環境に課題を感じている方や、サポートを受けながら改善を進めたい方は、まずはお問い合わせください。
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監修 無線&IoTビジネス部 WiFi/LAN企画担当(NTT東日本)
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編集 NTT東日本編集部
NTT東日本のサービス担当者が企画・監修を行う編集チームです。
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