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板橋区様

業種
教育
児童生徒数
小学校 23,588人、中学校 9,087人(2018年5月1日現在)
所在地
東京都板橋区

東京23区の北西部に位置し、北区・豊島区・練馬区のほか、白子川、荒川をはさみ埼玉県と接する。四本の鉄道路線が走り、主要幹線道路の通る都心とのアクセスのいい地域です。武蔵野台地北東部と荒川低地を併せ持ち、豊かな自然環境に恵まれた地域です。

トライアルいただいたサービス

サービス導入効果

  • ICTで授業革新。使っていない授業はないといっていいほどICTが授業に浸透した。

事例詳細:お客さまインタビュー

板橋区教育支援センター教育ICT推進係長 伊藤 誠一氏「教育の板橋」をつくるため、ICT環境の強化に着手。

学校教育において子どもたちに情報活用能力が求められており、ICTの活用が推進されている。教育に注力しているまち、東京都板橋区では、2016年に「とにかく授業を変えよう!」「授業改善ではなく、授業“革新”を実現させよう」と、授業プランニングや教え方の基本姿勢をまとめた「板橋区 授業スタンダード」を作成。文部科学省の学力・学習状況調査の分析や先進地域の視察を通した考察から、共通する手法を探り出して、5つの条文としてまとめており、「授業のはじめに学習のねらいを明確に示す」「必ず授業の振り返りを行う」「子どもがひとりでじっくり考える時間を取る」「子ども同士で学び合う時間を取る」、そして「ICT機器を活用して、分かる・できる・楽しい授業を行う」ことなどを明文化している。「ICT機器の活用」について盛り込んだのは、ICT が板橋区のめざす学校教育やアクティブ・ラーニングを行う上で非常に有効なツールだと考えたからである。

ICTで授業革新。子どもたちが学び合う風景が広がる。

そこで板橋区は、NTT東日本をパートナーとして「板橋区教育ICT化推進計画」を実施。「校務支援システムの導入」「電子黒板等のICT機器の整備」「タブレットPC及び無線LANの整備」をはじめ、教師用デジタル教科書の整備、教員研修など、13の業務を行なった。まず取り組んだのは「授業スタンダード」やさまざまな文書でICT教育の必要性や有効性を伝え、計画について説明し、「ICTの導入が楽しみになる空気」をつくることだ。その後、システムやICT機器の導入に合わせ、76校の小中学校すべてに電話をかけて、工事の日程や授業などの状況などを細かくヒアリングしていった。すべての学校に電話で連絡するというのはとても大変な作業だったが、NTT東日本が細やかな連絡や調整を行うことで、トラブルなくスムーズに機器の導入を進めることができた。結果として、「使っていない授業はない」と言っていいほど、ICTが授業に浸透した。何より子どもたちが、タブレットPCを使って楽しそうに教え合い、学び合っている姿が印象的だ。子どもが楽しいと教師も楽しい、教師が楽しいと子どもも楽しい、まさに授業革新に成功したと言えるだろう。

(2015年~2018年導入)

  • 本事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
  • 文中記載の組織名、所属、肩書き、インタビュー内容はインタビュー時点(2019年2月)のものです。

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