お知らせVoIPルーター「Netcommunity OG2300Xi」をご利用のお客さまへ
2018年5月7日
東日本電信電話株式会社
NTT東日本が2016年7月から提供している、VoIPルーター「Netcommunity OG2300Xi」において、LAN側にVPNルータ等を接続しIPv6でVPN通信を行っている構成でご利用いただいている場合に、条件によってVPNパケットを破棄してしまい、VPN通信が正常に行えない事象が発生することが判明しました。
ご利用のお客さまには大変なご迷惑とご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。
本事象は、本機器のファームウェアを対策済みのものにバージョンアップすることで解消いたします。
- 対象機器
Netcommunity OG2300Xi(ファームウェア全バージョン)
- 発生事象
LAN側にVPNルータ等を接続しIPv6でVPN通信を行っている構成でご利用いただいている場合に、条件によって※VPNパケットを破棄してしまい、VPN通信が正常に行えない事象が発生します。
なお、VPN通信が正常に行われない状態でも、その他のデータ通信・電話発着信・通話中の呼には影響がありません。- ※VPNパケットを破棄する条件
条件1:Netcommunity OG2300XiのLANにVPNルータ等が接続されている場合
条件2:且つ、IPv6でVPN通信を行っている場合
条件3:且つ、データ長の長いパケットを送信することにより、フラグメント(分割)したVPNパケットを流通する場合
- 本事象への対応
弊社より、対策済みファームウェアへの自動バージョンアップを、2018年5月21日から順次実施いたします。
- ※バージョンアップ作業については装置の再起動を伴います。
- ※自動バージョンアップが有効(初期設定:有効)になっている場合、バージョンアップ実施日の翌日午前4時~6時(初期値)の間に、通話が無い状態を監視した上で、再起動を行い、最新ファームウェアを適用します。
- ※自動バージョンアップ機能にて対策済みファームウェアが適用されないお客さまに対しては、弊社より順次ご連絡させていただき、現地派遣による対策済ファームウェアへのバージョンアップを実施いたします(無償にてご対応します)。
- ※再起動中(数分程度)は通話・通信ができない状態になりますので、ご容赦ください。
- お問い合わせ先
(2019年2月26日更新)
「Netcommunity OG2300Xi」お問い合わせセンター(東日本)は、2019年2月26日(火)をもちまして終了させていただきました。