お知らせVoIPルーター「Netcommunity OG2300Xi」をご利用のお客さまへ

2017年4月14日
東日本電信電話株式会社

NTT東日本が2016年7月から提供している、VoIPルーター「Netcommunity OG2300Xi」(以下、本機器)において、相応の期間ご利用いただいている場合に、発着信ができない事象が発生するおそれがあることが判明しました。
ご利用のお客さまには大変なご迷惑とご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。
本事象は、本機器のファームウェアを対策済みのものにバージョンアップすることで解消いたします。

  1. 対象機器

    Netcommunity OG2300Xi(ファームウェアバージョン1.0.2および1.0.3)

  2. 発生事象

    通話先のお客さまとほぼ同時(1ミリ秒以内)に切断した場合に、本機器内部の通話リソースを正常に開放できない(=本機器内部で通話継続中と誤認識したままになる)ことにより、以下の事象が発生する恐れがあります。

    • 事象①
      未開放の通話リソースが累積した結果、ひかり電話の発着信ができなくなる場合があります。
      • 通話リソースはご契約のチャネル数に関わらず、PRI利用時は50チャネル、PRI未利用時は300チャネルあります。
      • 使用可能な通話リソースより、機器で実際に使用する通話チャネル数が少ない間は、本事象は発生しません。なお、本事象が発生した場合、データ通信には影響ありません。
    • 事象②
      通話リソースが開放されない状態で、本機器の自動バージョンアップを実施した場合、本機器の通話監視が誤作動し、自動的に再起動されず、自動バージョンアップに失敗する場合があります。
      • ファームウェアをダウンロードした状態で再起動しない場合、本機器前面のPOWERランプが橙点灯します。
  3. 本事象への対応

    弊社より、対策済みファームウェアへのバージョンアップを2017年5月下旬以降順次実施します。

    <2017年6月27日追記>

    対策済みファームウェアへの自動バージョンアップを2017年7月10日から順次実施いたします。

    • バージョンアップ作業については機器の再起動を伴います。再起動中(1分程度。お客さまのご利用環境などにより異なります)は通話・通信ができない状態になりますので、ご容赦ください。
    • 自動バージョンアップが有効(初期設定:有効)になっている場合、バージョンアップ実施日の翌日午前4時~5時の間に、通話が無い状態を監視した上で、再起動を行い、新ファームウェアを適用します。
    • 自動バージョンアップ機能にて対策済みファームウェアが適用されないお客さまに対しては、弊社より順次ご連絡させていただき、現地派遣による対策済みファームウェアへのバージョンアップを実施いたします(無償にてご対応します)。
  4. お問い合わせ先

    (2019年2月26日更新)
    「Netcommunity OG2300Xi」お問い合わせセンター(東日本)は、2019年2月26日(火)をもちまして終了させていただきました。

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