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光電話とは「光回線を利用した電話サービス」3つの導入メリットや申し込み方法をご紹介
「光電話の導入を検討しているが、メリット、デメリットを知りたい」という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、光電話の概要・メリットや申し込み方法について解説します。光電話の契約を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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更新日:2024年8月29日
光電話とは【光回線を利用した電話サービス】
光電話とは、光回線を利用した通話サービスです。光電話を提供している事業者は複数あり、それぞれで価格やプランが異なっております。NTT東日本・NTT西日本で提供しているものは、「ひかり電話」というサービス名称です。
フレッツ光を利用したIP電話のサービスで、インターネット用の回線としてフレッツ光の回線があれば、アナログ回線のように回線を敷設せずとも、既存の回線を活用し、電話を開設できるケースもあります。
光電話を利用するメリット3選
光電話を利用する主なメリットは、以下のとおりです。
- 電話加入権が不要
- 電話機・電話番号がそのまま使える
- 同一名義の拠点間通話が無料などのプランもある
光電話であれば、基本的に現在お使いの固定電話機や電話番号をそのまま使えます。また、プランによってはアナログ回線での電話よりもコストの見直しが図れるケースもあります。この章で、光電話のメリットを詳しく確認してみてください。
電話加入権が不要
光電話であれば、39,600円(税込)かかる電話加入権の購入が必要ありません。また、月額基本料金や通話料金も、プランによってはコストを安価にできる場合もあります。
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※アナログ回線のプランによっては電話加入権の購入を必要としないものもございます。
電話機・電話番号がそのまま使える
アナログ回線から光電話に変えても、基本的には現在の電話機・固定電話番号をそのまま使えます。また、ひかり電話は総務省の「接続品質」「ネットワーク品質」などの基準についてもクリアしております。
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※一部、現在ご利用中の電話番号をそのままご利用いただけない場合があります。また、現在ご利用中の電話番号をそのまま利用する場合、別途工事費がかかります。
参考:総務省 0AB-J番号 IP電話の品質要件の在り方について(外部サイトに遷移します)
同一名義の拠点間通話が無料などのプランもある
光電話の場合、同一名義内での拠点間通話が無料になるサービスもございます。例えば、NTT東日本で提供している「ひかり電話オフィスA(エース)」では、同一名義内での拠点間通話が無料になります。普段、拠点間で沢山通話をする事業者にとっては、拠点間の通話料がかからなくなるので、ランニングコストを大幅に安くできる可能性があり、おすすめです。
光電話を利用する際の3つの注意点
光電話には、以下のような注意点もあります。
- 光回線を契約する必要がある
- 停電時に利用できない
- 利用できない番号がある
この章で、光電話の注意点を確認して対策を講じましょう。
光回線を契約する必要がある
光電話を利用するには、光回線を契約する必要があります。これまでアナログ回線で電話やインターネットを利用していた場合は、新たに光回線を敷設した上で、光電話のサービスを契約する必要があります。
光回線を敷設することでインターネットへの接続にも活用できるので、通信環境を導入のタイミングで見直すことをおすすめします。
停電時に利用できない
光電話は、停電時の使用ができない場合があります。光回線を利用しており、サービスを利用する際に必要な機器であるONUやルーターへの電源の供給が必要だからです。アナログ電話の場合、通信会社の建物から給電されるため、この点は光電話に変える時のデメリットとなります。このデメリットの対策としては、UPSと呼ばれる停電時電源装置を活用することで停電時でも電話を利用できるようにすることができます。
また、スマホで会社の電話を利用できる環境を用意していれば、あまり問題にはならないので、そのようなサービスを導入することもおすすめです。NTT東日本の場合、ひかりクラウドPBXやひかりクラウド電話の導入がおすすめです。
https://business.ntt-east.co.jp/service/cloud_denwa/
https://business.ntt-east.co.jp/service/pbx/
利用できない番号がある
光電話は、以下のような一部の特殊番号への発信ができません。
電話番号 | サービス名 |
---|---|
0170 | 伝言ダイヤル |
0910 | 公専接続 |
他にも、契約内容によって接続できない番号があるため、頻繁に使う場合は注意が必要です。光電話を契約する前に、確認しておくと良いでしょう。
【契約別】光電話のお申し込み方法
光電話の申し込みは、回線の状況によって方法が変わります。
- 光回線を契約している場合
- 光回線を契約していない場合
契約していない場合は、光回線から申し込みが必要です。この章で、契約状況別に光電話申し込み方法を確認してみてください。
光回線を契約している場合
光回線をすでに利用している場合、契約中のプランに光電話サービスを追加で申し込むことで利用できます。現在利用中の光回線事業者に連絡をし、光電話の追加申し込みをしましょう。手続き後は、光電話利用に必要な機器を設置するための工事をします。
光回線を契約していない場合
光回線を契約していない場合、以下の手順が必要です。
- 契約する光回線の会社を選ぶ。
- 光回線の申し込み時と合わせて光電話の申し込みをする。
- ルーターを用意する。
- 初めて契約する場合は、光回線を通す工事をする。
工事が終了すれば、光電話を利用できます。光回線には対応エリアがあるため、自宅が光電話対応かどうかは、申し込みをした際に確認してもらいましょう。NTT東日本では、法人向けの電話環境の相談窓口を設けているので、気軽にお問い合わせください。
ひかり(光IP)電話の3つのプラン
NTT東日本が提供しているひかり電話には、以下の3つのプランがあります。
- ひかり電話
- ひかり電話オフィスタイプ
- ひかり電話オフィスA(エース)
ひかり電話では、個人利用だけでなくオフィスや事業の規模に合わせたプランが選べます。NTT東日本の光回線「フレッツ光」の契約を検討している方や、すでに契約している方は、この章でひかり電話のプランを確認してください。
ひかり電話
ひかり電話は、個人(家庭用)向きのプランです。フレッツ光の月額利用料に加えて、月額基本料550円(税込)で固定電話番号を持つことができ、家庭用電話機をそのまま使い続けられます。
「迷惑電話おことわりサービス」「ナンバー・ディスプレイ」などのオプションをつければ、迷惑電話対策もできます。
ひかり電話をご利用の際には、NTT東日本のフレッツ光(フレッツ 光クロス/フレッツ 光ネクスト/フレッツ 光ライト/フレッツ 光ライトプラス)の契約が必要です。別途、初期費用・月額利用料がかかります。
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※「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」(総合ディジタル通信サービス)は、2024年8月31日(土)をもってサービスの新規販売は終了、2028年12月31日(日)をもってサービス提供を終了いたします。詳細はこちらをご確認ください。
距離と通話料を気にせず電話をしたい方や、固定電話番号と高速インターネットを利用したい方におすすめのプランです。
ひかり電話オフィスタイプ
ひかり電話オフィスタイプは、小・中規模のオフィス向けプランです。フレッツ光の月額利用料に加えて、月額基本料1430円(税込)で3通話同時利用が可能です。また、自社に必要なオプションだけ追加できるため、カスタマイズ性が高い点が魅力です。別途、フレッツ光の契約が必要です。初期費用・月額利用料がかかります。
人気オプションとして、以下のようなサービスがあります。
- グループ通話定額(グループ登録した契約者同士の通話料が無料になる)
- 複数チャネル(同時通話数を最大5チャネルまで追加可能)
- 追加番号(最大31番号まで電話番号を追加可能)
コストを抑えて、必要なオプションだけを利用したい企業におすすめのプランです。
ひかり電話オフィスA(エース)
ひかり電話オフィスA(エース)は、大規模のオフィス向けプランです。フレッツ光の月額利用料に加えて、月額基本料1,210円(税込)でグループ間通話が無料でついてくるため、通信コストの削減につながります。
基本プランでは1チャネル(着信)1番号ですが、複数チャネルや追加番号を契約することで最大300チャネル7,000番号まで利用できます。また、以下の人気オプションを追加料金なく使えるのも魅力です。
- ナンバー・ディスプレイ
- ナンバー・リクエスト
- キャッチホン
- ボイスワープ
- 迷惑電話おことわりサービス
- 着信お知らせサービス
オフィスが多数ある大企業で支店間の音声通話が多い場合は、ひかり電話オフィスAがおすすめです。
プランに迷った場合は、以下の相談窓口から連絡してみましょう。
まとめ
光電話は、光回線を利用した電話サービスです。
オフィスへの導入を検討している場合は、NTT東日本の「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話オフィスA(エース)」がおすすめです。コストの見直しができるだけでなく、オプションサービスも充実しています。光電話の特徴を理解した上で、ぜひ自社の状況に合わせたプランをご検討ください。
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