用語解説

WPA2-PSK

更新日
2026-03-25

概要

 WPA2-PSKとは、無線LANにおける暗号化方式の1つである。 無線LANのアクセスポイントと、PCなどの端末それぞれに対して共通の鍵(PSK)を入力・設定しこれを用いて認証する。 WPA2は現在では最も主流の暗号化方式で、最新のスマートフォンや無線LAN対応の通信機器はこの方式に対応している。 なおWPA2-PSK とは、「Wi-Fi Protected Access2 Pre-Shared Key」の略で、直訳すると「事前に共有された鍵を用いてWI-FIのアクセスを保護する事」となる。

種類

 WPA2-PSKは暗号化アルゴリズムとしてTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)とAES(Advanced Encryption Standard)の2種類がある。 TKIPは端末のMACアドレスや乱数を用いて暗号化に使われる鍵を生成し、一定の通信を実施したあとその鍵は破棄され、再度鍵が生成される方式を用いている。鍵を盗まれにくい方式であるが、WEPと同様の方式で鍵を生成するための解析は容易という難点がある。暗号強度として劣るため、選べない場合もある AESは共通鍵暗号方式で、鍵の長さを128ビット、192ビット、256ビットの中から選ぶ。TKIPとAESを比較すると、AESの方が暗号強度は高いため、現在ではAESの利用が推奨されている。

シーン

 社内にてWPA2-PSKを利用した無線LAN環境を構築することで、セキュリティを確保しつつ、社内でノートパソコンやタブレットを持ち運びつつ業務ができるため、生産性の向上が期待できる。 WPA2-PSKは現在では最も信頼性の高い暗号化方式と考えられているが、これを用いたとしても、有線LANと比較するとセキュリティに対するリスクは多少なりとも存在するため、重要な情報のやり取りについては有線を利用するなど、用途に応じて使い分けたい。

歴史

 WPA2-PSKはWPAの後継となる暗号化方式である。2004年にIEEE802.11iの標準化がされると、暗号化アルゴリズムとしてAESを取り入れる事が必須となり、それをきっかけにWPA2-PSKが誕生した。

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