用語解説

スループット

更新日
2026-03-25

概要

 コンピューターやネットワークの一定時間内に処理される情報量、データ転送速度、通信速度などを示すのに使われる。
 なおビジネスの分野でスループットというと、製品を販売して得られるキャッシュから、製品を販売するために投資したキャッシュを引いた額のことを言う。

意味

 コンピューターの場合は単位時間内に処理できる計算量を指す。CPUの処理能力、クロック周波数、周辺装置の性能、ソフトウェアなど、さまざまな要因に影響される。定まった単位はなく、分野や用途ごとに専用のベンチマークプログラムを用いて相対的に表すことがある。
 ネットワークの場合は単位時間あたりのデータ転送量を指す。
 通信のスループットは、1秒あたりのデータ量をビット数で表すビット毎秒(bps: bits per second)と1秒当たりのバイト数で表すバイト毎秒(Bytes/s)の2種類がある。ネットワーク回線やルーターなどの機器の性能を表すときに使われる。
 なおスループットには、理論上の最大処理能力をいう「理論スループット」と、実際に計算を行ったときのスループットである「実効スループット(有効スループット)」の2種類がある。

スループットとレイテンシ

 ネットワークの通信性能の指標として、スループットとともに用いられるものにレイテンシがある。これは1回の処理にかかる通信の遅延時間のことを指す。レイテンシはms(ミリ秒)の単位で示される。レイテンシが大きいと、たとえスループットが高くても通信速度が遅く感じられる。

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