用語解説

データベース

更新日
2026-03-25

概要

 データベース(Database/DB)とは、コンピューターシステム内で扱うデータを蓄積し、必要なときに利用できるよう管理している集合体である。データベースでは、用途に応じてデータの加工や再利用を容易に実現するため、一定の形式でデータを管理する。

場面

 ECサイトにおける顧客名や顧客住所、商品名や商品の在庫状況などは、インターネット上での商取り引きを成立させるのに必須なデータとなる。これらのデータを顧客が初回に登録しておけば、データベースに蓄積され、次回からは顧客や販売者の再入力の手間を省くことが可能となる。

種類

 データベースの種類には、「階層型データベース」「ネットワーク型データベース」「リレーショナル型データベース」があり、今日では「リレーショナル型データベース」によって管理されるものが一般的である。 

 階層型では、ツリー構造でデータを管理しており、ひとつのデータがほかの複数のデータと親子関係で構成されている。階層型の場合、データへのアクセスルートが一通りしかないため、データの冗長化につながるとされ、現在ではほとんど利用されていない。

 ネットワーク型では、データ同士が網目のような構造で管理される。複数のアクセスルートを持つため、データの冗長化は解消されたが、データの更新や検索が複雑化する構造となり、階層型同様、現在はほとんど利用されていない。

 リレーショナル型では、データを表形式で管理する。列で属性を表し、1行に1組のデータのまとまりを管理する。リレーショナル型は、データ構造の変更がシステムのプログラムに影響せず、更新や検索も柔軟に達成できる点が利点とされる。

シーン

 データベースを管理するためのソフトウェアとして、DBMS(Database Management System:データベース管理システム)がある。DBMSは、データを一定のルールに基づき整理した状態で格納し、データベース利用者の要求に応じてデータベースを操作するソフトウェアである。主な操作として、新しくデータの蓄積をするための構造体の新規作成、不要となった構造体の消去、新規データの挿入、既存データの更新、削除を行う。蓄積されたデータの検索、特定データの抽出も可能となっている。 

 ECサイトを例とすると、新規顧客が初回の登録情報を入力する際にデータの挿入をし、商品を探す際にデータの検索、抽出の操作を行うこととなる。

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