【徹底解説】kintone(キントーン)の2つの料金プラン!導入メリットと活用に向いている4つのケースを紹介
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2024.3.05 (火)Posted by 北森 雅雄
新しく自社で業務ツールを取り入れる際、とくに気になるのは「料金はいくらかかる?」ということではないでしょうか。近年注目されているkintoneは導入社数が30,000社を突破しており、その人気の理由の1つに、取り入れやすい料金設定が上げられます。
そこで今回の記事では、kintoneを利用する料金プランやメリット、活用に向いているケースを解説します。kintoneの利用に興味を持たれている方や、すでに利用していて連携サービス導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
目次:
1.kintone(キントーン)とは?費用対効果が高い理由を解説
kintoneは、料金が1ユーザーあたりの金額で設定されています。そのため資料やデータの管理体制が確立していないスタートアップ・ベンチャー企業や、少人数でリーズナブルに利用したい中小企業に向いているでしょう。本章では、kintoneの概要と費用対効果が高いと言われている理由を解説します。
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kintone(キントーン)とは
kintoneは、さまざまなビジネスアプリケーションが手軽に作成できるプラットフォームです。自由度の高いアプリケーション開発が可能で、企業のニーズに応じた使い方ができる利便性を持っています。
顧客管理・プロジェクト管理・営業支援など、多岐にわたる業務をサポートするアプリがノーコードで作成可能です。また、業務現場からあがってくる改善のアイデアからアプリを作成し、すぐに運用できるのも特徴です。この汎用性の高さは、kintoneがビジネスのあらゆる場面で支持されている理由の1つと言えます。
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費用対効果が高い理由
kintoneは費用対効果の高さから、累計30,000社以上の企業に導入されています。カスタマイズが行えるアプリケーション開発を低コストで利用できるため、さまざまなビジネスニーズに対応が可能です。従来であればアプリケーション開発を行うために、開発費用やシステムエンジニアの採用に多くの予算が必要でした。kintoneはプログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの操作でアプリを作成できます。
そのため社内にシステムエンジニアが在籍していなくても、kintoneを利用することでアプリ開発を内製化できます。新しい社内システムを構築する場合はある程度の期間を要しますが、kintoneによって迅速な立ち上げが可能です。これらの特性によりkintoneを利用する多くの企業にとって、予算をかけずに自社に合わせたカスタマイズが実現できるため費用対効果の高いソリューションとして支持されています。
2.kintone(キントーン)の2つの料金プラン
kintoneにはスタンダードコースとライトコースの2つが用意されています。この2つの主な違いは、利用できる容量と機能です。本章では、kintoneの2つの料金プランについて具体的に解説します。
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ライトコース
ライトコースは、小規模なビジネスや特定の用途に特化して利用されることを想定したプランです。
このコースは基本機能に焦点を当てたシンプルな構成となっており、小規模な業務やスタートアップに適しています。
たとえば小規模な顧客管理・プロジェクト管理など、限定された機能のみが必要な場合に最適です。月額780円(税別)という低価格で利用できるため、初期投資を抑えつつkintoneのメリットを享受できます。
料金 |
月額780円(税別)/1ユーザー |
アプリの数 |
200個まで |
スペースの数 |
100個まで |
外部サービス連携 |
利用不可 |
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スタンダードコース
スタンダードコースは、kintoneの基本的な機能をフルに活用できるプランです。
このコースでは豊富な機能が利用できるため、多くの業務ニーズに応えられます。たとえばアプリ作成・データ管理・ワークフロー機能などが、月額1,500円(税別)という手頃な価格で利用可能です。
kintoneのスタンダードコースは幅広いビジネス要件に対応できるため、コストパフォーマンスが高いと言えます。
料金 |
月額1,500円(税別)/1ユーザー |
アプリの数 |
1,000個まで |
スペースの数 |
500個まで |
外部サービス連携 |
利用可能 |
3.kintone(キントーン)のメリット4選
kintoneの利用によって、今までできなかった業務改善が大幅に推進されます。本章ではkintoneの利用によって得られる、主なメリットを4つ解説します。
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必要なアプリを制作可能
kintoneを利用することで、社内の業務に必要なアプリを自由に制作できます。このプラットフォームは高いカスタマイズ性を備えており、企業独自のニーズに対応するアプリ制作が可能です。
たとえば業務フローや組織体制に変更が生じた際も、それらの要件に合わせて顧客管理システムや在庫管理アプリを迅速に改修できます。この柔軟性によりkintoneを利用することで、さまざまな業務要件に応えるツールとして業務効率を高められます。
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短期間で運用が開始できる
kintoneはクラウド型サービスのため導入までの期間が短く、迅速な業務改善が期待できます。システム導入の際にサーバーを構築する必要がなく、早期に開始することが可能です。
また表示画面を直感的に操作できるため、慣れるまでに時間がかかりません。たとえば、新しいプロジェクト管理システムを数日で設定し、すぐに業務に取り入れられるでしょう。この迅速に対応できる点は、ビジネスにおいて大きな優位性を持ちます。
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強いセキュリティで安心
kintoneは強力なセキュリティー機能を備えており、情報漏洩のリスクが少ないため安心して利用できます。なぜならkintoneはデータの安全性を確保するために、複数のセキュリティ層を構築しているからです。
具体的には端末やIPアドレスによるアクセス制限・データ暗号化・認証アプリによる2要素認証など、データの保護において万全な対策を構築しています。企業はこの信頼性の高いセキュリティにより、業務データを安心してkintoneで管理できます。
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カスタマイズで利便性が向上
kintoneの高度なカスタマイズ性は、利便性を大幅に向上させます。企業の特定のニーズに合わせてシステムを調整できるため、効率的な業務運用が可能です。たとえば業務フローに合わせてフォームやダッシュボードをカスタマイズし、作業効率を高められます。
また管理画面から直接操作できるため、プログラミングの知識は必要ありません。このカスタマイズ性の高さにより、kintoneは企業独自の業務プロセスに最適化されたツールとして活用できます。
4.kintone(キントーン)の活用に向いている4つのケース
kintoneによって多くのメリットが生まれることを紹介してきました。自社で以下のような課題にあてはまる場合はkintoneの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
- ●データの管理を効率化したい
- ●業務の属人化を防ぎたい
- ●プログラミングスキルなしで業務アプリを作成したい
- ●社員の仕事内容を可視化したい
本章ではkintoneの活用に向いているケースをそれぞれ解説します。
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データ管理を効率化したい
kintoneは複雑なデータ管理を簡素化し、データ管理の効率化を実現します。社内に散在するデータを一元管理することで、迅速な情報検索や更新が可能です。たとえば顧客データベースや在庫管理などをkintoneで一元管理し、必要な情報を素早く抽出できるようになります。
さらに案件の進捗を見える化し、対応漏れや二重対応を防止することが可能です。kintoneを活用した効率的なデータ管理により、業務プロセスの生産性が向上します。
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業務の属人化を防ぎたい
kintoneは社内の情報を集約化させ、業務の属人化を防ぐのに役立ちます。kintoneを通じて業務プロセスを可視化し、個人依存の作業を削減可能です。営業プロセスや顧客対応のフローをkintoneで管理することで、担当者が変わっても過去の履歴や変化点を把握でき同じ品質が担保できます。
さらに添付ファイルの中身まで全文検索が可能で、必要な情報へのアクセスが容易です。kintoneを活用し煩雑になりやすい個人間のやりとりを、組織全体で共有することによって属人化の防止を図ります。
3
プログラミングスキルなしで業務アプリを作成したい
kintoneはプログラミングスキルがなくてもカスタムアプリを作成できる点は、とくにIT部門をもたない企業にとって魅力的です。操作が快適に行える画面とドラッグ&ドロップのマウス操作で、現場の担当者が簡単にアプリを開発できます。
kintoneを導入した担当者のうち93%が非IT部門です。営業部門や経理部門などの担当者でも業務報告や時間管理のアプリを即時に作成でき、業務管理の効率化に直結します。これにより企業は迅速かつ低コストでアプリを導入し、業務現場が主体的に改善を行えます。
4
社員の仕事内容を可視化したい
kintoneを活用すると、社員の仕事内容の透明性が高まります。プロジェクトの進行状況や個人のタスクがリアルタイムで把握でき、管理が容易になるからです。プロジェクトの進捗状況をダッシュボードで表示させ、各メンバーの貢献度や残タスクを一目で確認できます。作業内容の可視化によりチームの協調性が向上し、業務効率の最適化が図れます。
5.kintone(キントーン)を導入するなら「kintone(キントーン) forおまかせはたラクサポート」がおすすめ
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6.まとめ
kintoneはさまざまなビジネスニーズに応える、汎用性の高いクラウドプラットフォームです。 kintoneは以下のとおり、多岐にわたるメリットを提供します。
- ●データ管理の効率化
- ●業務の属人化防止
- ●プログラミングスキル不要のアプリ開発
- ●業務の透明化
自社でkintoneによって何を解決できるのかを踏まえたうえで、活用方法を検討してみましょう。
「kintone for おまかせ はたラクサポート」では、非IT管理者でも活用できるよう操作方法の説明会やヘルプデスクの提供など手厚いサポートを用意しています。ご興味がある方は、ぜひ以下のリンク先から資料をダウンロードしてください。
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この記事を書いた人
NTT東日本 ビジネス開発本部 北森雅雄
NTT東日本に入社後、自治体向けのシステムエンジニアとして、庁内ネットワークや公共機関向けアプリケーションなどのコンサルティングからキャリアを開始。
2018年から現職にて、プロダクト(SaaS)開発、デジタルマーケティング全般のディレクションに従事。
2022年に業務のデジタル化を分かりやすく発信するオウンドメディア(ワークデジタルラボ)のプロジェクトを立ち上げ。
NTT東日本にかかわる、地域のみなさまに向けてデジタル化に役立つ情報発信を展開。