【法人向け】Wi-Fi契約の4ステップ!サービス選定のポイントや利用シーンに合わせたプランを紹介
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2025.2.28 (金)Posted by NTT東日本
「会社や店舗にWi-Fiを導入したいけど、契約方法や手順がわからない」「どのWi-Fiサービスを選べば良いのかわからない」とお困りの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、Wi-Fiの契約までの4つのステップを解説します。ほかにもサービスを選ぶポイントや、シーンにあわせたおすすめのプランもあわせて紹介します。Wi-Fiの導入をお考えの担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。
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<目次>
- 1.法人用にWi-Fi契約が必要なシーン3選
- 1-1. オフィスで従業員が利用する
- 1-2. 店舗に来店したお客さまが利用する
- 1-3. キャッシュレス決済や防犯カメラに利用する
- 2.法人向けWi-Fi契約の4ステップ
- 2-1. インターネット回線を決める
- 2-2. 回線事業者に申し込む
- 2-3. 工事を実施する
- 2-4. Wi-Fiルーターを用意して設定する
- 3.法人向けWi-Fiサービスを選ぶ5つのポイント
- 3-1. 価格で決める
- 3-2. 通信速度やデータ量で決める
- 3-3. 契約台数で決める
- 3-4. 支払い方法が選べるかで決める
- 3-5. 契約方法で決める
- 4.利用シーンにあわせたWi-Fプランを紹介
- 4-1. オフィス用Wi-Fi
- 4-4-1. 従業員20名程度のデザイン事務所の場合
- 4-1-2. 従業員40名程度の倉庫の場合
- 4-2. 店舗用Wi-Fi
- 4-2-1. 客席数40席程度のカフェの場合
- 4-2-2. 従業員3名程度のコンビニの場合
- 5.まとめ
1.法人用にWi-Fi契約が必要なシーン3選
自社へのWi-Fiの導入を検討している場合、まずは実際にどのような場面で必要になるのかを把握するのが重要です。ここでは法人用にWi-Fiが必要となるシーンを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1-1. オフィスで従業員が利用する
オフィスへのWi-Fiの導入は、法人での代表的な利用ケースです。多くの会社が、業務用Wi-Fiをオフィスに導入しています。オフィスにWi-Fiを導入する一番のメリットは、従業員の業務効率化です。また、Wi-Fiの導入で「会議室などでもノートパソコンが手軽に使える」「社員用スマートフォンも接続できる」などのメリットがあります。
最近は、フリーアドレスの普及やオンライン会議の一般化が進み、社内のどのような場所でもインターネットが使えるよう、Wi-Fiを整備する会社が増えてきました。
1-2. 店舗に来店したお客さまが利用する
オフィスだけでなく、来店客用に、カフェやレストランなどの飲食店でのWi-Fiの導入も増えています。リモートワーク推進やフリーランス人材の増加によって、自宅やカフェにコワーキングスペースなど、会社以外の場所で仕事をする人が多くなりました。そのため「カフェやレストランなどの飲食店にWi-Fiが導入されているか」を1つの基準として、お店を探す人が増えています。
店舗が来店客用にWi-Fiを用意することで、顧客満足度の向上が見込めます。また、新規顧客やリピーターの獲得にもつながり、売上の増加につなげることも可能です。
1-3. キャッシュレス決済や防犯カメラに利用する
社会的にキャッシュレス化が進み、店舗でも対応が求められるようになりました。店舗へのWi-Fiの導入によって、スマートフォン決済やQRコード決済が可能となり、会計や売上管理の時間短縮につながります。
また、最近ではIoTが普及し、異変を検知すると通知が届く「Wi-Fiカメラ」を導入する事務所や店舗が増えてきました。Wi-Fiカメラの導入によって、営業時間外や従業員の少ない夜間でも防犯対策ができるため、セキュリティ強化につながります。
2.法人向けWi-Fi契約の4ステップ
オフィスや店舗にWi-Fiを導入したい場合、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。Wi-Fi契約は以下の4ステップで行えます。
- インターネット回線を決める
- 回線事業者に申し込む
- 工事を実施する
- Wi-Fiルーターを用意して設定する
ここでは手順の一つひとつについて、詳しく解説していきます。
2-1. インターネット回線を決める
Wi-Fiを利用するためには、インターネット契約をする必要があります。まずは、インターネット回線を提供する回線事業者と、接続事業者であるプロバイダをそれぞれ選びます。
現在のインターネット回線の主流は光回線です。同じ光回線でも、会社によって通信速度や容量、契約料金が異なります。快適に利用するためにも、できるだけ高速で容量の大きい回線を選ぶのがおすすめですが、予算も考慮したうえで決定しましょう。
なかには、インターネット回線とプロバイダをセット提供しているプランもあります。こだわりがない場合は、回線とプロバイダが一体型になっているサービスを選べば導入が簡単で、月額利用料の計算もしやすく管理が楽になります。
会社によって提供するサービス内容、月額利用料、キャンペーンの有無などが大きく異なるため、複数の会社を比較検討するのがおすすめです。オフィスでのWi-Fi利用人数、もしくは店舗の客席数を確認して、同時接続数や通信速度を考慮したうえで決定しましょう。
2-2. 回線事業者に申し込む
インターネット回線が決まれば、事業者に申し込みの連絡を行います。電話やサイト上のフォームから問い合わせができるケースが一般的なので、事業者のホームページで確認しましょう。
また、申し込んだ会社の担当者からは、オフィスや店舗に合わせたプランの提案が受けられます。担当者からのヒアリングに答えられるよう、自社での利用環境を把握しておくと良いでしょう。
2-3. 工事を実施する
申し込みが完了したら、次は工事を実施します。店舗など一戸建ての物件で新規の申し込みをするなら、屋外と屋内の工事が必要です。マンションやオフィスビルなどの場合は、共有部分まで回線が通っていることが多くあります。その場合は、屋内工事のみでインターネットが利用できます。
屋外工事と屋内工事の両方が必要な場合は、工事の所要時間は1〜2時間ほどです。共用部分まで回線が引かれているマンションやオフィスビルの場合は、所要時間は30分〜1時間ほどみておけば良いでしょう。
2-4. Wi-Fiルーターを用意して設定する
回線事業者やプロバイダから、ルーターの設定方法の手順が書かれた説明書やWebページが共有されるので、内容に従って進めます。ルーターの設定が完了したら、次にインターネットに接続するパソコンやスマートフォンの設定が必要です。
ルーターと同じように、回線事業者やプロバイダから共有される設定方法通りに進めれば問題ありません。不明点が発生したときには、事業者に連絡すればすぐにサポートしてもらえるので、安心して設定を進めましょう。
3.法人向けWi-Fiサービスを選ぶ5つのポイント
「自社にWi-Fiを導入したいけど、どのWi-Fiサービスを選べば良いのかわからない」とお困りの方がいらっしゃると思います。ここでは、法人向けのWi-Fiサービスを選ぶ5つのポイントを紹介します。
- 価格で決める
- 通信速度やデータ量で決める
- 契約台数で決める
- 支払い方法が選べるかで決める
- 契約方法で決める
一つひとつの項目について詳しく解説しますので、サービス選定の参考にしてみてください。
3-1. 価格で決める
導入費用やランニングコストがいくら発生するのかは、サービス選定において重要な判断基準です。Wi-Fiの導入後に発生する可能性のあるコストには、以下のようなものがあります。
- 月額利用料
- 初期費用
- 契約時の手数料
- 中途解約時の違約金
月額利用料が安くても、導入に多大な費用がかかったり、解約時に高額な違約金が発生したりする可能性があります。発生し得るコストを総合的に判断して、自社に適したサービスを選びましょう。
3-2. 通信速度やデータ量で決める
Wi-Fiには、月間のデータ量に制限があるサービスと、データ量が無制限のサービスがあります。月間データ量に制限のあるサービスだと、上限に達した際に通信速度が落ちてしまうことがほとんどです。いざというときにWi-Fiが使えないと、業務に大きな支障が出る可能性があります。
サービスを選ぶ際には、事前に自社で使用するデータ量を計算してから選ぶのがおすすめです。自社の環境に応じて、通信速度とデータ量に余裕のあるWi-Fiを選べば、快適にWi-Fiを利用できます。
3-3. 契約台数で決める
Wi-Fiサービスによっては最低契約台数が決まっています。1台から利用できるサービスや、なかには10台以上でなければ契約できないサービスもあります。したがって、自社の利用状況に合わせた契約台数を考えてWi-Fiを選ぶのがおすすめです。
また、将来的に会社の規模や店舗拡大を考えている場合は、途中で契約台数を追加する可能性が高いです。その場合は、追加対応のしやすさも確認しておきましょう。
3-4. 支払い方法が選べるかで決める
Wi-Fiサービスの支払い方法は基本的に以下の3つで、契約会社によって異なります。
- 口座振替
- クレジットカード決済
- 請求書払い
口座振替やクレジットカード決済であれば、支払い忘れを防げます。普段から請求書でのやり取りを推奨している会社であれば、請求書払いも選択可能です。自社での経理処理のしやすさを考えて、適した支払い方法に対応しているサービスを選ぶのがおすすめです。
3-5. 契約方法で決める
Wi-Fiサービスは、1日から借りられるレンタル契約と、月間や年間で契約する継続契約があります。Wi-Fiを利用する期間が数日〜数週間なら、レンタル契約の方が安くて導入が可能です。一方、数ヶ月〜数年と長期での利用を考えているなら、継続契約がおすすめです。
継続契約の場合は、契約期間に縛りがあるケースが多くあります。契約期間中に中途解約した場合は、違約金が発生する可能性が高いです。また、ルーターの端末料金を分割にして月額利用料に上乗せして支払っている場合は、途中解約をすると、未払い分の料金が一括で請求されるので注意しましょう。
4.利用シーンにあわせたWi-Fプランを紹介
オフィスや店舗へのWi-Fi導入を検討している担当者の方におすすめしたいのが、NTT東日本が提供する「ギガらくWi-Fi」です。「ギガらくWi-Fi」はオフィスでも店舗でも使える、便利な機能が揃っているサービスです。ここでは、オフィスと店舗それぞれでの利用シーンにあわせたプランを紹介します。
4-1. オフィス用Wi-Fi
ギガらくWi-Fiは、接続されている端末や使用アプリケーションなど、従業員のWi-Fi利用状況を把握できる機能が搭載されています。また、特定のアプリケーションをブロックして、業務用以外での利用制限が可能です。
ここでは「従業員20名程度のデザイン事務所」と「従業員40名程度の倉庫」の2つのシーンで、ギガらくWi-Fiのおすすめプランを紹介します。
4-4-1. 従業員20名程度のデザイン事務所の場合
従業員数が20名程度の小規模オフィスの場合は、「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン」がおすすめです。月額4,180円から最新のWi-Fi 6が利用できるプランです。安い価格で快適にWi-Fiを利用でき、業務効率化につながります。
4-1-2. 従業員40名程度の倉庫の場合
従業員40名程度の倉庫の場合は「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン + 訪問修理オプション」がおすすめです。「Wi-Fiに接続してハンディ端末で在庫管理がしたい」「オペレーター対応や修理対応を充実させたい」という2つの要望を叶えられます。
「訪問修理オプション」を追加することで、故障時には24時間いつでもオペレーターへの連絡が可能で、訪問修理にも対応しています。月額4,180円からの基本料に訪問修理オプション月額550円が加算され、月額合計4,730円から利用可能なプランです。
4-2. 店舗用Wi-Fi
店舗でギガらくWi-Fiを利用する場合は、来店客にWi-Fiを開放することで顧客満足度向上につなげられます。また、Facebookと連携した店舗PRや情報セキュリティ強化にも活用が可能です。
※一部の端末では正常に動作しないことがあります。 ※「Facebook」は、Meta Platforms, inc.の登録商標です。
ここでは「客席数40席程度のカフェの場合」と「従業員3名程度のコンビニの場合」の2つのシーンで、ギガらくWi-Fiのおすすめプランを紹介します。
4-2-1. 客席数40席程度のカフェの場合
客席数が40席程度のカフェの場合は「来店客へのフリーWi-Fi提供」が主な導入目的でしょう。その場合は、月額4,180円からWi-Fi 6を利用できる「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン」がおすすめです。来店客は通信速度の速いWi-Fiを快適に利用できます。そのため顧客満足度向上や、リピーターの獲得につなげられます。
4-2-2. 従業員3名程度のコンビニの場合
従業員3名程度のコンビニで、従業員のハンディ端末をWi-Fi接続して利用し、さらにオペレーター対応や修理対応を充実させたい場合は「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン + 訪問修理オプション」がおすすめです。
24時間のオペレーター連絡と訪問修理に対応するオプションを追加することで、Wi-Fiに不具合が発生した際でもすぐに対処できます。4,180円からの月額利用料と、訪問修理オプションの月額550円が発生し、月額合計4,730円からで利用可能です。
※電話によるご対応時間 9:00-21:00(年中無休) ※メーカーの公式サポートが終了した端末のWi-Fi設定 など、お問い合わせの内容によっては対応できないことがあります。
ギガらくWi-Fiについて、さらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
サービス概要や機能などを、より詳細に知りたい方は、以下の商品カタログもあわせてご確認ください。
5.まとめ
法人用にWi-Fi契約が必要なシーンは「オフィスでの従業員の利用」や「店舗での来店客への開放」などがあります。法人用Wi-Fiを契約する際には、契約台数や支払い方法に加え、契約期間によって選ぶのがコツです。
インターネット回線や回線事業者は、Wi-Fi利用人数や同時接続数、通信速度、予算を考慮したうえで決定しましょう。工事は早ければ30分、遅くとも2時間ほどで完了します。Wi-Fiルーターの設定は、契約する事業者の説明通りに行えば問題ありません。
Wi-Fiの導入を考えている場合は、NTT東日本のギガらくWi-Fiをぜひご検討ください。オフィスでも店舗でも、シーンに合わせてプランを選べます。
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社内ネットワークの導入・見直しをご検討のみなさま通信速度が遅い、機器が古くなっていつ壊れるかわからないなど不満や不安はありませんか?
NTT東日本グループがお客さまにあわせたネットワークをまとめてご提案します!
※(株)NTT東日本サービスのページに遷移します。
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ご相談・お問い合わせ
お客さまの業種や従業員数に応じてご提案いたします。
ギガらくWi-Fiのプランの選び方やサポート内容の詳細など、
気になることがあればお気軽にお問合せください。フォームでのお問い合わせ
※本記事に記載された商品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。 ※表示価格は、特に記載がある場合を除きすべて税込です。
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