お手持ちのパソコン・スマートフォンに専用アプリを入れることで、場所を問わず発着信ができるサービスです。「Webex Calling」、「Microsoft Teams」、「MiiTel」、「RING x LINK」に対応しています。
もっと知りたい!電話関連コラム
インターネット電話のメリット・注意点4選!IP電話との違いやビジネスシーンで活用する方法を紹介
固定電話サービスの導入を検討していて、インターネット電話を活用できないかと考えている方が、いらっしゃるのではないでしょうか?
インターネット電話は、従来の固定電話のように電話回線を必要とせず、インターネットを利用して通話が行えるサービスです。インターネット電話は固定電話と比べると、通話料が無料と大きなメリットがあります。一方で、電話番号がないことや通信品質が劣ることなどが懸念点です。
そこで今回の記事では、インターネット電話の概要やメリット・注意点について解説します。インターネット電話をビジネスシーンで活用できるようになるサービスも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
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更新日:2024年11月27日
目次
インターネット電話とは?概要を解説
インターネット電話は近年普及したため、固定電話と違って「どんな仕組みで」「どういう場面で利用するのか」ご存知ない方が多いのではないでしょうか。そこでこの章では、インターネット電話の仕組みや利用シーンについて解説します。
インターネット電話の仕組み
インターネット電話とは、電話機や電話回線を必要とせずに通話が行えるサービスです。インターネットを通じて音声通話を行う「VoIP」という技術を利用して通話を行います。VoIPを利用して通話する仕組みは、以下のとおりです。
- パソコンやスマートフォンで拾った音声をIPパケットに変換する
- 電気信号が、インターネットを通じて相手に送信される
- パソコンやスマートフォンで受信したIPパケットを音声に復元する
インターネット電話サービスの例として「Webex Calling」「Microsoft Teams」があります。これらのアプリをインストールした人同士で通話が行える仕組みになっています。インターネットの月額利用料金は発生しますが、固定電話とは違って通話料がかかりません。
インターネット電話の利用シーン
インターネット電話は、通話料がかからずスマートフォンからでも利用できるため、気軽に通話ができるサービスとして普及しています。アプリによっては、従来の固定電話にはないビデオ通話やチャットなどの機能がついています。そのため、個人間の利用のみならず社内でのコミュニケーションツールとして使用されることが多いです。
また、インターネット電話がWebサービスやオンラインゲーム内で「ボイスチャット」と呼ばれる形で利用されているケースがあります。コミュニケーションに遅延が発生してしまうチャットよりもリアルタイムでやり取りが行えるボイスチャットの方が便利なため、実装しているサービスが多いです。
インターネット電話とIP電話の違い
インターネット電話とよく混同しやすいのが、IP電話です。IP電話もインターネットを利用して通話しています。インターネット電話とIP電話の違いは、以下のとおりです。
インターネット電話 | IP電話 | |
---|---|---|
利用する端末 | パソコンやスマートフォン | 電話機、パソコン、スマートフォン |
利用するネットワーク | インターネット | インターネット(IP電話網) |
電話番号 | なし | 050番号、0ABJ番号 |
固定電話への通話 | 不可(一部例外あり) | 可能 |
通話品質 | インターネット回線に依存 | 比較的安定 |
インターネット電話とIP電話は、どちらともインターネット回線を利用した電話サービスです。インターネット電話は、端末に「Webex Calling」や「Microsoft Teams」などの専用アプリをインストールした人同士で、通話が行える仕組みになっています。そのため、基本的には固定電話に発着信をすることができません。
一方で、IP電話は専用の電話機からインターネットを介して通話するサービスです。インターネット電話とは異なり、固定電話に発着信できます。インターネット回線の月額利用料に加えて通話料もかかるため、固定電話だけの利用と考えると割高になるでしょう。一方でIP電話は、独自のインターネット回線を利用して通話を行うため、インターネット電話よりも通話品質が高い特徴があります。
インターネット電話を使う2つのメリット
インターネット電話の主なメリットとして、以下の項目があげられます。
- 通話料が無料
- 利用する場所を選ばない
まずは、自社の求めるメリットと合致しているか、イメージしながらお読みください。
通話料が無料
多くのインターネット電話サービスは、無料で利用できます。そのため、かかるコストはパソコンやスマートフォンなどの端末代とインターネット回線の月額利用料のみです。
従来の固定電話や携帯電話のように通話料がかからないため、Wi-Fiなどを利用すれば費用を気にせずに長時間の通話ができるのも大きなメリットです。
利用する場所を選ばない
インターネットが接続できる環境であれば、いつでもどこでも通話ができます。そのため、テレワーク時でも社内でのコミュニケーションが気軽に行えるでしょう。
アプリによっては、ビデオ通話やチャットなどの機能がついているので、さまざまなシーンで活用できます。スピーディに情報共有を行うときはチャット、顔を合わせて打ち合わせしたいときはビデオ通話などが使い分けができます。
インターネット電話を使用する際の注意点
インターネット電話はいつでもどこでも無料で利用できて便利ですが、デメリットもあります。主なデメリットは、以下のとおりです。
- ビジネスでの利用には向いていない
- セキュリティ面で懸念がある
インターネット電話の導入を迷っている方は、メリットや注意点を把握したうえで検討しましょう。
ビジネスでの利用には向いていない
インターネット電話は番号がなく固定電話に発着信できないため、BtoCでのビジネス利用には向いていません。
また、インターネット電話の通話品質は固定電話より劣ります。理由は、通信回線の品質やWebサイトやアプリの通信状況に左右されるからです。そのため、取引先とのやり取りの最中に声が聞こえづらくなってしまったり途切れてしまう恐れがあり、ビジネスで利用するには懸念があります。
セキュリティ面で懸念がある
インターネット電話は、インターネット上のサービスであるため、セキュリティ面で懸念があります。主な懸念点として考えられるのは、以下の2点です。
- 通話に部外者が入ってくる
- アカウントへの不正アクセス
インターネット電話の中には、発行したURLから通話に参加してもらうサービスがあります。その場合にURLの共有先を誤ると、部外者が入ってきてしまう恐れがあります。
また、インターネット電話サービスのアカウントに不正アクセスされると個人情報・企業情報の流出につながるので注意が必要です。そのため、アカウント管理には細心の注意が必要です。
ビジネスでインターネット電話を利用するなら「ひかりクラウド電話」がおすすめ!3つのメリットを紹介
「ひかりクラウド電話」とは、インターネット電話の「Webex Calling」「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」から、固定電話の番号で発着信ができるようになるサービスです。そのため、インターネット電話の「電話番号がなく固定電話にかけられない」というデメリットが解消されます。
また、オフィス・店舗以外の場所で固定電話番号を利用するには、新たに電話機を設置したり、電話の取り次ぎが必要でした。しかし、インターネット電話と「ひかりクラウド電話」をかけ合わせれば、テレワークや外出先でも固定電話番号で発着信ができます。
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※「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc. またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
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※「Microsoft Teams」、「Office365」、「Microsoft365」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。「Microsoft 365」は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
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※「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。
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※「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。
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*「Webex Calling」、「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。
インターネット電話をビジネス利用できる
インターネット電話アプリからでも、固定電話の番号で発着信ができるようになるため、ビジネスシーンで活用できます。また、オフィスの固定電話を取るためだけに出社する必要がなくなるため、テレワークを推進できるでしょう。
「Webex Calling」「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」から電話をかけても、先方にはオフィスで契約している固定電話番号が通知されるため、社員のプライバシーを守れます。
設置工事が不要になる
パソコンやスマートフォンに「Webex Calling」「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」を導入するだけでビジネスフォンとして使用できるので、電話工事が不要になります。
また、電話の設定変更もアプリ上で簡単に行えます。
ツールを減らしてコストの軽減ができる
「Webex Calling」「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」では、通話やチャット、ファイル共有などの機能がひとまとめになっているため、複数のツールを用意する必要がなくなります。
また、社員が普段使っているパソコンやスマートフォンに導入するだけで業務用携帯電話の代わりになるため、コスト軽減も図れます。
インターネット電話のメリット・注意点を理解してビジネスシーンで活用しましょう
インターネット電話とは、電話機や電話回線を必要とせずに通話が行えるサービスです。パソコンやスマートフォンに「Webex Calling」や「Microsoft Teams」などの専用アプリをインストールした人同士で通話が行える仕組みです。
インターネット電話の大きなメリットには、費用が抑えられることがあげられます。しかし、固定電話には発着信ができないことや番号がないため、ビジネス利用には向いていません。
そこで、おすすめしたいのがNTT東日本が提供する「ひかりクラウド電話」です。「ひかりクラウド電話」を利用すればインターネット電話の「Webex Calling」「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」から、固定電話の番号で発着信ができるようになります。
そのため、インターネット電話の「電話番号がない」「固定電話に発着信できない」というデメリットが解消されます。インターネット電話をビジネス利用したい方は、ぜひご検討ください。
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