
よくある通信トラブルの解決策をご紹介!
通信のトラブル解決ガイドブック

編集 NTT東日本編集部
有線LANによりネットワーク環境を構築する際、ケーブルが雑多になりお困りの方は多いのではないでしょうか。雑多な配線は見た目も悪く断線や火災の原因になるなど危険も多いため、早急に整える必要があります。
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電源位置やオフィスのレイアウトによっては、やむを得ず床にケーブルやコードを這わせなければなりません。その際、人通りが多い場所では特に注意が必要です。ケーブルやコードが剥き出しになっていると、足をひっかけて転倒しケガをする可能性があります。また、足を引っかけた際にケーブルが抜けることもあるでしょう。
接続機器が多いと挿す場所が分からなくなり、復旧に時間がかかって業務を停滞させてしまいます。ほかにも、通路への配線はケーブルを踏まれる可能性が高いです。踏まれるとケーブルに負担がかかり、断線や銅線のねじれを引き起こします。断線してしまうと業務の滞りに加え、ケーブルの購入費用がかさみコスト増加を招きます。
タコ足配線やケーブルが絡まっている場所は、電気火災を引き起こす危険性が高まります。ルーターやパソコンなど複数の機器を接続するためには、電源確保のためタコ足配線となるケースがあります。タコ足配線自体は問題ありませんが、注意しなければならないのが「最大電気容量」です。
電源タップの最大電気容量を超えて機器を接続すると、コンセントが発熱して発火する危険性があります。また整理されていない場所は掃除がしにくく、ほこりやごみが溜まりやすいです。電源プラグとコンセントの隙間に溜まったほこりが原因で発火する「トラッキング火災」につながります。単なる配線トラブルでは収まらず、火災により事業継続が困難になる可能性もあるため十分注意しなければなりません。

乱雑な配線は、見た目の悪さだけでなく断線や火災の危険性が高まります。ケーブルに負担がかからないよう整理し、さまざまなリスクを避けることが大切です。ここでは、代表的なケーブルの配線整理方法を4つ紹介します。
オフィス内のケーブルが雑多になっている場合は、配線整理の参考にしてください。
電源の位置が多方向に存在する場合、配線が乱雑になる傾向にあります。1箇所での電源確保が難しい場合は「電源タップ」の使用がおすすめです。電源タップを利用して、コードの流れを1箇所にまとめましょう。電源タップを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。
電源タップには安全性や便利さを考慮して作られた商品もあるので、機能性にも注目して選ぶことで使い勝手が良くなります。なお、電源タップを使用する際は「最大電気容量」に注意しましょう。
接続する機器の使用電気容量が電源タップの最大電気容量を超えると、発火の原因になります。最大電気容量を超えなければ安全に使用できますが、限界値に近いと危険な場合があるため余裕を持たせておきましょう。
使用する機器が多くコードが乱雑になる場合は、1つに束ねて整理するのがおすすめです。コードを束ねるアイテムには、以下のようなものがあります。
コードの流れを仕分けして、同方向のケーブルや長いものをまとめて整理します。マジックテープやクリップタイプは付け外しが簡単なので、機器の追加やレイアウト変更がしやすいのが特徴です。ケーブルモールなど、耐久性の高いアイテムは断線や破損防止にもなります。床に配線する際は、ケーブルやコードを保護する役割があるものが良いでしょう。
ケーブルや電源タップが見えたままでは、景観が改善されない場合があります。特にコードが多いと雑多さが目立つため、かごやボックスを使って隠す方法がおすすめです。コード類が見えなくなることで、すっきりとした印象を与えられます。ケーブルを通す穴や切れ込みの入った専用ボックスも販売されているので、オフィスの雰囲気に合うデザインのものを選ぶと良いでしょう。
かごやボックスを使用する際は、容量に注意してケーブルに負担のない大きさを選ぶことが大切です。蓋が付いているものであれば、低い位置でも中身が見えないためオフィスの景観を良好に保てます。特に取引先など来訪者の多い場所は、オフィスの雰囲気に合わせたボックスを使用することで清潔感と好印象を与えられるでしょう。
ケーブルや電源タップを浮かして整理することで、デッドスペースを有効活用できます。浮かす配線整理に役立つアイテムには、以下のようなものがあります。
デスクの天板裏や背面などを利用して固定すれば、足元にコードが広がらずすっきりと整理できます。また足元の邪魔にもならず、デスクも有効活用できるので作業効率アップにつながります。

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さまざまな方法でケーブルなどの整理はできますが、配線自体を減らすことで負担や手間を省けます。配線を減らす具体的な方法には、以下のようなものがあります。
ここでは、これらの具体策について詳しく解説します。配線整理でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
ANケーブルを使ってネットワーク構築を行う方法を「有線LAN」と呼びます。一方で、LANケーブルを使用せず電波によって接続する方法を「無線LAN」と呼びます。無線LANは機器同士をケーブルでつなげないため、配線を気にする必要がありません。
ただし無線LANは電波が届く範囲しかネットワークに接続できないため、ルーターの設置場所には注意が必要です。電波は360度全方向に直進するので、可能な限りオフィスの中心にルーターを設置しましょう。デスクや棚など障害物があると電波が遮断され通信が不安定になるので、床から1〜2mの高さでの設置が推奨されています。
また無線LANは電波の届く範囲であれば、パソコンやタブレットなどの端末をどこでも使用できるのがメリットです。決まったデスクだけでなく会議室などでの使用が多い場合は、自由度の高い無線LAN接続への切り替えもおすすめです。無線LAN構築は配線整理だけでなく、業務上のメリットも十分に得られるでしょう。
法人向けのWi-FiにはNTT東日本の「ギガらくWi-Fi」がおすすめです。
クラウドとは、インターネットを経由してストレージやデータベースなど、あらゆるITリソースを利用できるサービスの総称です。サーバーやネットワーク機器を必要としないため、接続のためのケーブルを減らせます。
また、クラウドを導入することで多様な働き方へ柔軟に対応できます。インターネットを経由するクラウドは、オフィス以外の場所から社内ネットワークへアクセス可能です。テレワーク移行など働き方の見直しを検討している場合は、クラウド導入を検討してみても良いでしょう。
オフィスの配線は、ネットワーク構築に必要なLANケーブルだけでなくFAXや電話などさまざまな機器との関連があります。それぞれ別の会社に委託している場合はトラブルが起きた際にすべての担当者に連絡し、対応してくれる受託事業者を探さなければなりません。しかし、いろいろな会社に委託すると責任分解点が不明確になるケースがあります。
そのため、対応してくれる会社がいないという事態も発生します。その場合は、自社で行うか別の委託先を探さなければなりません。トラブルが起きるたびに時間とコストがかかるため、保守する会社を一元管理するのがおすすめです。「おまかせITマネージャー」なら一元的に管理を任せられるので、業務への支障を防ぎ安心して事業を行えます。

オフィス内の配線整理を怠ると、景観の悪さだけでなくケーブルの断線や火災の原因になります。ほかにも配線が雑多になり散らかっていると、従業員の集中力やモチベーションの低下を招く可能性があります。さまざまなリスクを回避するためにも、乱雑な配線は適切な方法で整理しておきましょう。
また、無線LAN接続への切り替えやクラウド導入により配線自体を減らすのもおすすめです。しかし複数の会社へ委託すると責任分界点が不明確になり、都度コストと手間がかかるため一元的な管理が望ましいです。「NTT東日本」では、ネットワーク管理の一元管理・運用を実現できます。無線LAN構築を検討中の方は、ぜひ「NTT東日本」へお任せください。

編集 NTT東日本編集部
NTT東日本のサービス担当者が企画・監修を行う編集チームです。
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