【会計士監修】会計ソフトとは?機能やおすすめ・比較方法を徹底解説!

イメージ:【会計士監修】会計ソフトとは?機能やおすすめ・比較方法を徹底解説!
更新日
2026-03-04

会計ソフトの導入時には考えるべきことが多く、どのように導入を進めていけばいいのか迷うという方も多いのではないでしょうか。会計ソフトを選ぶ際は、機能や比較方法を把握した上で、自社にとって適切なものであるかどうかといったポイントを重視して選定することが求められます。

本記事では、会計ソフトの機能や比較方法、おすすめの会計ソフトなどについて解説します。「会計ソフトの代わりにエクセルを使うのはあり?」「無料の会計ソフトを使ってもいい?」といった疑問についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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1.会計ソフトとは

会計ソフトとは、事業で発生した取引を正しく記録し、決算や確定申告で必要な各種書類を作成するためのソフトです。

企業や個人事業主が事業を営む上では、さまざまなお金の動きが発生します。決算や確定申告のためには、発生したお金の動きを「仕訳帳」や「総勘定元帳」などと呼ばれる各種帳簿に記録することが求められます。

会計期間の終了時には、企業であれば「決算書」、個人事業主であれば「確定申告書」 と呼ばれる書類を税務署に提出します。会計ソフトを利用して普段から取引の情報を入力していれば、会計ソフトが自動的にそれらの書類を作成してくれます。会計業務にかかる時間の多くを削減できるでしょう。

そのほかにも、会計ソフトによっては以下をはじめとするさまざまな機能を利用できます。

  • 経営分析レポートの作成
  • AIによる自動仕訳
  • 電子申告(e-Tax)
  • 予実管理
  • IPO支援

会計ソフトは事業を効率的に営む上で欠かせないツールと言えるでしょう。

2.会計ソフトの比較・検討方法

イメージ:会計ソフトの比較・検討方法
会計ソフトを選ぶ際は、どのように検討すると効率的なのでしょうか。事前に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

1.会計ソフトに求める点を明確にする

会計ソフトを選ぶ前には、譲れないポイントや利用状況について考えておくことが大切です。具体的には、以下のポイントをあらかじめ明確にしておくといいでしょう。

  • 月間もしくは年間の予算
  • インストール型かクラウド型か
  • 使用するOS
  • 使用するユーザー数、端末数
  • 作業担当者の経験の有無
  • サポートの必要性
  • 連携したい銀行口座やシステム

会計ソフトの比較方法については、以下の記事でもくわしく解説しています。
会計ソフトを徹底比較!法人・個人事業主別におすすめを紹介

2.税理士が対応してくれる会計ソフトを確認する

会計業務や決算をサポートしてくれる税理士がいる場合には、税理士が対応している会計ソフトを確認する必要があります。

税理士と作業担当者がデータの共有を行う上では、同じ会計ソフトであることが求められます。また、こまめなやり取りが発生する場合には、クラウド型の会計ソフトを導入することでスピーディーにやり取りが行えるでしょう。

3.無料期間や無料体験版を活用する

会計ソフトを購入してから後悔することのないように、購入前にトライアルを行うようにしましょう。トライアルの際は機能に制限がある場合がほとんどですが、ソフトの雰囲気を確認する上で役立ちます。

トライアル時には、以下のポイントを押さえてチェックすることをおすすめします。

  • 操作感に問題はないか
  • 画面のデザインが好みのものであるかどうか
  • 作業担当者のスキルに適したソフトであるかどうか
  • 経営分析レポートや予実管理など、その他の機能も使い勝手がよさそうか

会計ソフトの中には1年以上の無料期間を設けているものもあります。会計ソフトにかかるコストを抑えながら、実際に利用してじっくりと使用感を確かめることができるでしょう。

以下の記事でも無料で使える会計ソフトを詳しく解説しています。

無料で使える会計ソフトの7つのケース!おすすめや選び方を解説

3.【法人向け】会計ソフトおすすめ4つ

イメージ:【法人向け】会計ソフトおすすめ4つ
サービス名

利用方法

無料期間・体験版

freee会計 for おまかせ はたラクサポート

クラウド型

30日間の無料トライアル

弥生会計

インストール型

無料体験版

弥生会計オンライン

クラウド型

最大2年間の無料期間

勘定奉公

インストール型

無料体験版

本項では、法人向けの会計ソフトの導入を検討している方に向けて、上記の4つの会計ソフトを紹介します。

1.freee会計 for おまかせ はたラクサポート(法人版)

利用方法

クラウド型

対応端末

Windows・Mac

トライアル

30日間

URL

https://business.ntt-east.co.jp/service/ohs_freee-ac/

freee会計 for おまかせはたラクサポート(法人版)は会計業務の知識がない方や、会計業務に多くの時間を割くことが難しい中小企業に優しいクラウド会計サービスです。現在は大企業や上場企業などを含めた多くの企業に利用されています。

入力画面には難しい専門用語を使っていないため、会計業務の初心者でもスムーズに入力することが可能です。初めて会計ソフトに触れるという方も、家計簿のような感覚で安心して操作することができるでしょう。会計業務の経験者の方であっても、複式簿記に設定を変更することで実際の帳簿のような感覚で入力することが可能です。

また、銀行口座やクレジットカードとの連携による自動取り込み、AIによる自動仕訳に力を入れている点も特徴です。日々の取引の入力にかかっていた時間が削減され、効率的に業務を進めることができるようになるでしょう。

また、おまかせ はたラクサポート サポートサービスとあわせて利用することで、操作などに悩まれたときに電話で問い合わせが可能なヘルプデスクを設置することが可能です。

2.弥生会計

利用方法

インストール型

対応端末

Windows

トライアル

無料体験版あり

URL

https://www.yayoi-kk.co.jp/products/account/index.html

インストール版の弥生会計は、事業規模を問わず幅広い法人に利用されている会計ソフトです。税理士事務所や会計事務所などでも利用されていることが多く、会計ソフトの王道とも言えるでしょう。

インストール型であるため、Macでは利用できない点に注意が必要です。また、複式簿記の形式での表示となるため、仕訳帳や総勘定元帳といった帳簿を見慣れている方に適した会計ソフトであると言えます。

3.弥生会計オンライン

利用方法

クラウド型

対応端末

Windows・Mac

トライアル

2年間(起業から2年以内の場合)、1年間(起業から2年を超える場合)

URL

https://www.yayoi-kk.co.jp/products/account-ol/index.html

弥生会計オンラインは、前項で解説した弥生会計のオンライン版という位置付けの会計ソフトです。しかし、入力画面の雰囲気や細かな機能は異なるので、導入時はそれぞれの仕様をよく比較するといいでしょう。

具体的には、以下に該当する場合にはオンライン版の弥生会計を検討することをおすすめします。

  • Macで使える会計ソフトを探している
  • 複雑な機能を求めていない
  • 複式簿記の入力に慣れていない

弥生会計オンラインは最大2年間無料で利用することができます。一度導入し、実際に利用することで使い勝手をチェックしてもいいでしょう。

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4.【個人事業主向け】会計ソフトおすすめ2つ

イメージ:【個人事業主向け】会計ソフトおすすめ2つ
サービス名

利用方法

無料期間

freee会計 for おまかせ はたラクサポート(個人事業主版)

クラウド型

30日間の無料トライアル

やよいの青色申告オンライン

クラウド型

1年間

個人事業主の会計ソフトは無料もしくは安価で利用できるものが多く、法人向けに比べると気軽に導入することが可能です。ここでは、代表的なクラウド型の会計ソフト2つを紹介します。

1.freee会計 for おまかせ はたラクサポート(個人事業主版)

利用方法

クラウド型

対応端末

Windows・Mac

URL

https://business.ntt-east.co.jp/service/ohs_freee-ac/charge.html#anc-02

freee会計 for おまかせ はたラクサポートには、個人事業主版のクラウド会計サービスもあります。

法人版と比べると機能は絞られますが、個人事業主になりたての方や、今まで確定申告をしたことがないという方の会計処理を手助けするには十分な機能を備えています。

30日の無料トライアルを利用すれば、実務で本当に利用できるのかを画面を確かめて確認もできます。
問い合わせフォームよりご連絡いただきましたら、簡易な操作フォローも可能になっています。

こちらも、おまかせ はたラクサポート サポートサービスを利用することで、電話サポートの体制を組むことができます。一人でバックオフィスの処理を行う個人事業主だからこそ、いざ迷われたとき相談できる場所を準備することで、本業へ集中できる体制をつくることができます。

2.やよいの青色申告オンライン

利用方法

クラウド型

対応端末

Windows・Mac

URL

https://www.yayoi-kk.co.jp/products/aoiro_ol/index.html

「やよいの青色申告オンライン」は、前述したやよいの白色申告オンラインの青色申告版という位置付けの会計ソフトです。

やよいの白色申告オンラインと同様に、日々の取引の入力からe-Taxによる電子申告に対応しています。税務署まで出かけることなく、確定申告を自宅でスピーディーに終わらせることができるでしょう。

また、初心者でも使いやすいような画面に設計されていることも特徴です。例えば、取引を入力する時はどの勘定科目を選ぶべきなのか判断に迷うことがあります。この会計ソフトでは各勘定科目に対しての解説が記載されているため、正しい勘定科目を落ち着いて判断することができます。

このように簿記の知識がなくても、金額や日付といった必要事項を入力するだけで、確定申告に必要な帳簿が簡単に作成できるでしょう。

なお、個人事業主のおすすめの会計ソフトについては、以下の記事でもくわしく紹介しています。

会計ソフトは個人事業主にもおすすめ!選び方・比較ポイントは?

5.無料の会計ソフトでもいい?

これまで紹介してきたもの以外にも会計ソフトはさまざまな企業が開発・提供しており、中には無料で利用できるものもあります。代表的な無料の会計ソフトの特徴などをまとめたものが以下の表です。
サービス名 対象 特徴
フリーウェイ経理Lite 中小企業・個人事業主
  • 基本的な機能は永久的に無料で利用できる
  • Mac非対応
円簿会計 中小企業・個人事業主
  • WindowsとMacの両方に対応
  • 銀行口座からの情報取得ができない
Main財務管理 中小企業
  • エクセルのような感覚で入力できる
  • Mac非対応
  • 銀行口座からの情報取得ができない

無料で使える会計ソフトの7つのケース!おすすめや選び方を解説

無料の会計ソフトは機能が限られていることもありますが、適切に選べば会計ソフトにかかる費用を削減することが可能です。以下のケースに関しては、無料の会計ソフトを選んでも問題ないことがあります。

  • 取引量が少ない個人事業主、もしくは中小企業である
  • 電話サポートやチャットサポートがなくても業務が行える
  • 税理士や他部署などとの共有が簡単

このようなケースに該当する方は、無料で利用できる会計ソフトをチェックしてみてもいいでしょう。 しかし、有料の会計ソフトに比べて機能が劣るため、効率性や使い勝手といった面で不安が残る場合もあります。

効率的に会計業務を行いたい場合には、できるだけ有料の会計ソフトを利用するようにしましょう。

6.会計ソフトをエクセルで代用することは可能か?

イメージ:会計ソフトをエクセルで代用することは可能か?

「会計ソフトを導入しなくても、エクセルで会計業務を行えばいいのではないか?」と考える方もいるでしょう。

エクセルで帳簿を作成した際は、以下のメリットがあります。

  • 入力ミスや関数のズレなどが起こりやすい
  • 会計業務に対する知識が必要
  • 税制の改正にも自力で対応する必要がある

会計ソフトを使わず、エクセルや手書きのノートで決算や確定申告を行う方も存在します。しかし、会計業務に長年携わってきた方や、会計ソフトの使い方がわからない高齢の方がほとんどです。

現在はシステムを導入してDX化を行うことが主流であり、今後もその流れは加速するものと思われます。会計ソフトなどのシステムを積極的に導入するほうが好ましいと言えるでしょう。

しかし、以下の情報をエクセルからCSVファイルとして会計ソフトに取り込むことで、会計ソフトに入力する時間を削減することも可能です。

  • 一時的にエクセルに入力した情報
  • 銀行口座やクレジットカード、POSレジの明細
  • その他、各種システムやビジネスツールの明細

会計ソフトとエクセルを併用することで、より便利に業務を進めることができるでしょう。

会計ソフトを使わずエクセルで帳簿を作成できる?メリット・デメリットを解説

7.会計ソフトは経費にできる?

事業で使う会計ソフトは、経費として計上することでその年に発生する利益を減らすことができます。将来支払うべき税金を減らせる可能性があるため、会計ソフトの導入時に忘れずに計上するようにしましょう。

会計ソフトを計上する時は、消耗品費または通信費として計上することが一般的です。

  • インストール型の会計ソフト:消耗品費
  • クラウド型の会計ソフト:通信費

なお、インストール型の会計ソフトを購入した際の消耗品費は「使用可能期間が1年未満」もしくは「取得価額が10万円未満」のどちらかの条件に該当する必要があります。会計ソフトはそもそも長い間使うことを前提とするものであるため、取得にかかった金額が10万円未満であるかどうかといった点を考慮することとなります。

そのため、取得価額が10万円未満である場合には消耗品費として計上しましょう。10万円以上であると「無形固定資産」と呼ばれるものとして、減価償却と呼ばれる特別な対応を行うことになります。

これらの点を踏まえると、会計ソフトの導入時の仕訳はクラウド型の会計ソフトの方がシンプルと言えるでしょう。

会計ソフトは経費になる!勘定科目・仕訳方法を紹介

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8.まとめ

イメージ:まとめ

会計ソフトの導入時には考えるべきことが多くありますが、必要な機能や予算感といった譲れないポイントを明確にすることで、合理的に会計ソフトを選定することができます。また、会計ソフト導入後の仕訳や運用方法などについても想像しながら検討を進めるといいでしょう。

NTT東日本の提供する「おまかせ はたラクサポート サポートサービス」は、以下をはじめとする各ツールの一元的な電話サポートを受けることができます。

  • freee会計
  • freee人事労務
  • freee経費精算
  • クラウドサイン
  • KING OF TIME
  • BtoBプラットフォーム請求書

上記のサービスは、NTT東日本仕様の「おまかせ はたラクサポート クラウドサービス」にもラインナップしており、まとめてのご契約も可能になっています。

「会計ソフトの導入について検討している」「バックオフィス業務をまとめて効率化したい」などの課題がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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