バージョンアップ情報ワイヤレスアクセスポイント WL-1154(2003/9/22)
WL-1154 ファームウェア Ver.1.1.42 (2003/9/22)
ファームウェア内容
- 無線接続環境の安定化
クライアントが10分間継続して通信を行っていない場合に、無通信監視機能によりクライアントを切断する処理を実施するように変更し、無線接続環境の安定化を行いました。
(参考) 旧ファームでは無線信号監視機能により、最短で1分間の無通信状態でクライアントを切断する処理がありましたが、10分間の無通信監視機能に統合しました。
(注意) 本体仕様の変更となりますので設定変更はできません。 - PPPoE監視用パケット送信間隔の初期値変更
PPPoE使用時に定期的に送信するPPPセッションのLCPエコー送信間隔の初期値を、10秒から60秒に変更しました。
(参考) 本設定値はコマンドライン入力により変更が可能です。 (設定範囲:1~60秒)
ファームウェア更新方法
- 更新する前の確認事項
- 本機にログインしてください。
- 「詳細設定」をクリックした後、「Administration」画面を表示させてください。
- 「現在のバージョン」より現行のファームウェアバージョンを確認してください。
表示バージョン:Ver1.1.38以前の場合 →最新バージョン(Ver1.1.42)へ更新してください。
表示バージョン:Ver1.1.42の場合 →最新版ですので更新する必要はありません。 - ファームウェアの更新
- 「詳細設定」をクリックした後、「Administration」画面を表示させてください。
- ローカルの「新ファームウェアファイル名」で「参照」をクリックして、ntt-img.binを選択します。
- 更新するファイル名を確認して、「更新スタート」をクリックします。
- ファームウェアの更新が完了すると「保存画面」にかわり、ファイルの更新が終了します。(更新完了までに1分ほどかかります) 「OK」ボタンをクリックして前の画面に戻ります。
- 更新したファームウェアで本装置を動作させるために、リセットを行います。本機の設定を保持した状態で起動する場合は、「アクセスポイントのリセット」にある「実行」をクリックしてリセットします。本装置は再起動となりますので、再度ログインしてください。
- 「詳細設定」→「Administration」の「現在のバージョン」の部分に「v1.1.42」と表示されていることを確認します。
- 「詳細設定」をクリックした後、「Administration」画面を表示させてください。
- ローカルの「新ファームウェアファイル名」で「参照」をクリックして、dflt-img.binを選択します。
- 更新するファイル名を確認して、「更新スタート」をクリックします。
- ファームウェアの更新が完了すると「保存画面」にかわり、ファイルの更新が終了します。(更新完了までに1分ほどかかります) 「OK」ボタンを押して前の画面に戻ります。
- 更新したファームウェアで本装置を動作させるために、リセットを行います。本機の設定を保持した状態で起動する場合は、「アクセスポイントのリセット」にある「実行」をクリックしてリセットします。本装置は再起動となりますので、再度ログインしてください。
- 注意事項
本装置は、制御を行なうために組み込まれたファームウェアが2系統あり、メイン制御用の故障時にはサブ制御用に切り替わりますので、それぞれについてファームアップを行ってください。
■メイン制御用ファームウェアの更新
「ntt-img.bin」ファイルを使用してファームウェアの更新を行います。
■サブ制御用ファームウェアの更新
「dflt-img.bin」ファイルを使用してファームウェアの更新を行います。
ファームウェアのアップデート中は絶対に本機の電源をお切りにならないでください。電源を切りますと故障の原因になります。
リセットを行うと本機のREADYランプが緑色に点滅し設定などはできなくなります。READYランプが緑色に点灯すれば起動完了です。(起動するまで約20秒かかります)
ダウンロードファイル
ファームウェア Ver.1.1.42
「メインまたはサブ制御用ファームウェア」の部分を右クリックし、「対象をファイルに保存」等を選択してダウンロードしてください。