BR450 ソフトウェア・リリースノート
Version 2.6.4 PL0/NTT東日本・NTT西日本
次のような機能追加(仕様変更)、改善が行われました。
機能追加(仕様変更)
- UPnP Ver.1.0のIGD Ver.1.0(Internet Gateway Device)をサポートしました。IGD Ver.1.0の実装により、本バージョン(2.6.4 pl0)よりUPnP関連のコマンドが変更されています。バージョン2.5.2以前のファームウェアでUPnP関連機能をご使用の場合は、本バージョンへバージョンアップ後、変更後のコマンドで再度設定をおこなう必要があります。機能の概要と設定については「BR450 コマンドリファレンス Rev.C」の「ファイアウォール」-「UPnP」の項を参照してください。
- PPPに関して、CREATE PPPまたはSET PPPコマンドで、LCP Configure-RequestパケットにMRUオプションを含めるかどうかを指定できるように仕様を拡張しました。また、MRUのサイズを変更できるようになりました。詳細については「BR450 コマンドリファレンス Rev.C」の「PPP」の章で各コマンドの説明を参照してください。
- ファイアウォールのpublicインターフェースについて、SSHで使用するポート(Port=22/TCP)のデフォルト設定をクローズに変更しました。
- ブリッジングに関して、vlanインターフェースとethインターフェース間のブリッジングができるように仕様を拡張しました。
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2TPに関して、L2TPサーバーパスワードを設定する際、以下のコマンドを追加して複数のパスワードを設定/削除できるように仕様を拡張しました。SET L2TP PASSWORDコマンドも使用可能ですが、パスワードの追加/削除は新コマンドを使用してください。詳細については「BR450 コマンドリファレンス Rev.C」の「L2TP」の章で各コマンドの説明を参照してください。
ADD L2TP PASSWORD DELETE L2TP PASSWORD
機能改善
<IP>- IPフィルター機能のエントリー数を増やした場合に、スループットが低下することがあるという事象を改善しました。
- ethインターフェースがup/downした際に、ARPテーブルが更新されないことがあるという事象を改善しました。
- ENABLE IP NAT FRAGMENTコマンドでUDPのフラグメントパケットの透過を指定しても、LAN側からWAN側への通信において、1781byteを超えるパケットが破棄されることがあるという事象を改善しました。 <DNSリレー>
- DNSリレーを設定している場合に、DNSクエリーパケットを受信し続けるとメモリーリークが発生するという事象を改善しました。 <その他>
- DESTROY LOG OUTPUT=TEMPORARYコマンドを実行した後、SHOW LOGコマンドを2回実行すると、正しく通信ができなくなることがあるという事象を改善しました。
- Security Officerレベルでログインして、SHOW DEBUGコマンドを実行すると、正しく通信ができなくなることがあるという事象を改善しました。
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<注意事項>
- SHOW ETH COUNTERSコマンドで表示されるFrameTooLongsカウンターがカウントアップしません。
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以下の機能は未サポートです。
- GRE