メルマガ配信の効果とは? 開封率を上げる方法を解説!

  • 2025.9.30 (火)
    Posted by NTT東日本

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SNS
やチャットツールが普及した今でも、企業のマーケティング施策として根強い人気を保ち続けている「メルマガ(メールマガジン)」。メルマガは顧客との関係構築や情報提供、販促活動において高い効果を発揮します。しかし、せっかく配信しても「開封されない」「読まれない」といった課題に直面することも少なくありません。

本記事では、メルマガ配信の効果を最大化するために重要な「開封率」に注目し、その改善方法について詳しく解説します。

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1メルマガ配信のメリット


まずは、メルマガを配信することで得られる主なメリットを整理してみましょう。

1. 届けたい人に届く

SNSはアルゴリズムに左右され、自動的に対象者が絞られて広告が配信される仕組みになっていますが、メルマガは登録者の受信箱に直接届きます。つまり、関心の高い見込み客にダイレクトにアプローチが可能です。

2. 顧客との継続的な接点を持てる

メルマガは、定期的に情報を届けることで、顧客との関係を維持・強化する手段として有効です。特にBtoBビジネスでは、長期的な信頼関係の構築に役立ちます。役立つ情報を配信し続けることで、「この人から買いたい」と思ってもらえる関係が築けます。

3.  商品・サービスの認知拡大ができる

新商品やキャンペーン情報をタイムリーに届けることで、認知度の向上や購買意欲の喚起につながります。送付タイミングを自由に設定できるので、今知って欲しい情報を時差なく配信することが可能です。

4.  Webサイトへ誘導ができる

メルマガ内にリンクを設置することで、自社サイトやLP(ランディングページ)へのアクセスを促進できます。Googleアナリティクスなどの解析ツールを用いることで、より高度な行動分析ができます。

5. 業種を問わず取り入れやすい

メルマガ配信はどの業界においても、「お客さまとつながり続ける」ための強力な手段です。人気のSNSマーケティングは、商材やペルソナによってはかえって効果が見込めないこともありますが、メルマガはサービス内容や対象者に左右されることなく効果が見込まれやすい施策です。

2メルマガの開封率とは? なぜ重要なのか

メルマガの効果を測る指標のひとつが「開封率」です。開封率とは、配信したメールのうち、実際に開封された割合を示します。

開封率(%)= 開封数 ÷ 配信成功数 × 100

開封率が低いと、どれだけ内容が優れていても読まれることはありません。つまり、メルマガの成果を左右する最初の関門が「開封されるかどうか」なのです。

3開封率を上げるための5つのポイント


では、どうすれば開封率を高めることができるのでしょうか。以下に、すぐに実践できる改善ポイントを紹介します。

1. 件名(タイトル)を工夫する

件名は、開封されるかどうかを決める最重要ポイントです。以下のような工夫が効果的です。

・数字を入れる(例:「3分でわかる●●のコツ」)
・疑問形にする(例:「なぜ●●は失敗するのか?」)
・限定感を出す(例:「本日限定!特別クーポン配布中」)

2. 配信タイミングを見直す

ターゲットのライフスタイルに合わせた配信時間を選ぶことも重要です。BtoBなら平日午前中、BtoCなら夜間や週末が効果的な場合もあります。配信タイミング検証のため、午前中と午後でABテストを実施するのも1つの方法です。

3. 差出人名を工夫する

「info@~」のような無機質なアドレスよりも、担当者名やブランド名を明記することで信頼感が増し、開封率が上がる傾向にあります。「誰から来たメールなのか」が一目で分かる工夫が大切です。

4. セグメント配信を活用する

全員に同じ内容を送るのではなく、属性や行動履歴に応じて内容を出し分けることで、よりパーソナライズされた体験を提供できます。たとえば同じ商材を訴求したい場合でも、メルマガの件名をパーソナライズさせるだけでも開封率に差が生じる場合があります。

5. スマホ対応を忘れずに

多くのユーザーがスマートフォンでメールを確認しています。モバイルフレンドリーなデザインや短めの件名を意識しましょう。受信トレイで表示されるタイトルの文字数は受信環境によって異なりますが、PCは25~30文字程度、スマートフォンは15~20文字程度が目安となります。

4開封率の目安と改善のヒント

業界やターゲットによって異なりますが、一般的なメルマガの開封率は15〜25%程度が目安とされています。これを下回る場合は、件名や配信リストの見直しが必要かもしれません。

また、A/Bテストを活用して、件名や配信時間の違いによる効果を検証するのも有効です。小さな改善の積み重ねが、大きな成果につながります。

5効果が出やすいメルマガの書き方例


NTT東日本でもメルマガは効果的なマーケティングの1つとして定期的な配信を行っています。eラーニングシステムの「ひかりクラウド スマートスタディ」を例に挙げ、効果のあったメルマガ作成のノウハウの一部をご紹介します。

「ひかりクラウド スマートスタディ」は、プラットフォーム型のeラーニングです。ビデオや資料の配信をはじめ、確認テスト、アンケート、進捗管理など多彩な機能を搭載しています。主にオンライン研修などの場で活用されています。
ここから先は、オンライン研修の訴求を題材として、メルマガ作成のコツをご紹介します。

1. 業界の最新トレンドと課題をセットで書く

業界の動向を解説し、研修の内容と関連付けることで受講の必要性を伝えられます。たとえば、働き方改革によって影響が生じる業種の場合、法改正の内容や生じる課題をメルマガの内容に含めると読者の関心を引きやすいでしょう。
<例>
「最近○○業界ではこんな変化が起きています」
「○○が注目される背景とは?」

2. スキルアップの重要性を解説する

人手不足と言われている昨今のビジネスシーンにおいて、社員一人一人のスキルアップが重要視されています。このような情勢について解説しながら読者にとって役立つ知識を提供することで、研修の学習内容を自然に紹介できます。
<例>
「成功する○○の技術」
「今の仕事に役立つスキルとは?」

3. オンライン研修受講者の成功事例を載せる

受講後のメリットや感想を具体的に伝えることで、オンライン研修に興味を持ってもらいやすくなります。導入後の効果がイメージしやすくなり、前向きに検討するための材料の1つになるでしょう。
<例>
「研修を受けた人のキャリアがこう変わった!」
「受講者の声:○○ができるようになりました」

4. 学習方法や習慣のコツを書く

学習に関連する実践的なアドバイスを提供することで、読者の興味を引きつけられます。
<例>
「効率よく学ぶための○○の習慣」
「スキル習得に役立つ○○のテクニック」

5. 講師のインタビューや裏話を載せる

研修動画に出演している講師へのインタビューや、裏話をメルマガに掲載するのもおすすめです。動画視聴の前に講師の人となりや動画制作の裏側を見せることで、研修の信頼性を高め、親しみやすさを演出できます。
<例>
「講師が語る○○の極意」
「研修の裏側—こうしてカリキュラムが作られた」

6. 研修の独自性や差別化ポイントを訴求する

動画コンテンツが溢れている昨今では、研修の独自性をより伝えることが重要です。「なぜこの研修を受ける必要があるのか」「なにを得ることができるのか」をメルマガで訴求してみましょう。
<例>
「他の研修とはここが違う!」
「○○だから学べる特別な環境」

6まとめ

メルマガは、コストを抑えながらも高い効果が期待できるマーケティング手法です。しかし、その効果を最大限に引き出すには「開封率の改善」が欠かせません。

件名の工夫、配信タイミングの最適化、セグメント配信など、できることから一つずつ取り組んでみましょう。継続的な改善を重ねることで、メルマガは顧客との信頼関係を築く強力なツールとなるはずです。

また、今回メルマガの作成例としてご紹介した「ひかりクラウド スマートスタディ」は、初めてeラーニングを導入する企業さまを力強くサポートします。まずは2週間の無料トライアルで、その機能性と使いやすさをぜひご体感ください。


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※ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングプラットフォームのため学習コンテンツは含まれておりません。

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