課題
国内の農業生産を維持・拡大するためには、生産性向上が喫緊の課題となっています。なかでもAI・IoTなどの技術を活用した「生産性の高い農業」「減農薬・無農薬」の両立が社会的要請となっています。
農業以外の点検・測量・公共といった分野でも、同様に「生産性向上」「付加価値拡大」の両立が社会的要請となっています。
取り組み
日本の圃場にあったドローンを自ら開発・製造・運用しています
自ら機体を開発・製造しているからこそ可能な、安心のドローンサービスの提供
1)農業向け散布代行サービス
田植え後の除草剤散布、防除時期の農薬散布に加えて、直播作業や授粉作業の代行も開始しています。整備された当社製農業ドローン「AC101」を使って、経験豊富なパイロットが散布代行を行います。
(2)文化財等の広域かつ高精細なデジタルアーカイブ
取り壊しや焼失リスクへの対応や、デジタル空間で文化財等を活用するために、ミラーレスカメラを搭載したドローンを利用し、広域かつ高精細なデジタルアーカイブを提供可能です。
(3)Skydioを利用した点検受託並びにオペレーター育成
全方位障害物回避が可能な小型ドローン「Skydio2/2+」の提供に加えて、「Skydio認定スクール」の運営、さらには「Skydio2/2+」を利用した点検受託サービス等も提供しています。
また、インフラ点検業務への活用も行っており、埼玉県内の橋梁にてカメラを搭載したドローンによって撮影・録画したデータをもとに、異常がないかどうかを専門業者が診断することで、点検業務を効率的に実施することができました。ドローンの活用で点検が難しい橋脚や底面も点検が可能になるとともに、国土交通省が進める「インフラメンテナンス分野への新技術導入」にも対応できます。