課題
加速するグローバル化により、「多言語対応」がインバウンド(訪日外国人旅行者)や外国人労働者受入等の課題として上位を占めている現状がありますが、通訳専任者を雇用し育成するには時間と費用が発生します。
取り組み
NTT東日本グループのNTTネクシアでは、多言語コンタクトセンターにより幅広い業界・業種のお客さまに多言語通訳を提供しています。(自治体さま・百貨店さま・カード会社さま・通信会社さま等)
電話だけでなくタブレット端末(多機能携帯端末)等を使ったビデオ通訳サービスにも対応しており、映像と音声でリアルタイムかつ円滑で的確なコミュニケーションをめざしています。
ビデオ通訳サービス
電話やタブレット端末等を活用したビデオ通訳サービスを提供しています。※1
24時間365日、最大11カ国語(英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語・ネパール語・タガログ語・ベトナム語・タイ語・ロシア語)の対応が可能です。※2
- ※1シェアード型でのサービス提供となります。
- ※2パートナー企業との連携によるサービス提供となります。
翻訳サービス
メールやホームページ、各種パンフレット等の翻訳も実施しています。
5カ国語(英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語)の対応が可能です。
訪日外国人との多言語コミュニケーションの実現事例
導入事例
新千歳空港(北海道エアポート株式会社さま)
外国人観光案内所・インフォメーションカウンター
北海道旅行の玄関口であり、東アジアからの観光需要をメインターゲットに北海道の観光市場の成長を牽引する新千歳空港さまでは、空港施設や観光に関する情報を対面にてご提供されています。その中で、外国からのお客さまの「旅」の利便性向上を図る時、英語だけではない、さまざまな言語での対応が課題となっていました。そこで、外国人観光案内所やインフォメーションカウンターに専用タブレットを設置することで、訪日外国人旅行者のお問い合わせを当社の多言語センターへお繋ぎし、三者通訳を実施しています。ビデオ通訳サービスによる音声だけでない映像情報を加えた円滑なコミュニケーションにより、お客さまの各種お問い合わせをわかりやすく丁寧に対応することで、訪日外国人旅行者の抱える不安を取り除き、お客さまの満足度向上に努めています。
(この他、防災センターへ寄せられる忘れ物等のお問い合わせについても、電話を利用した三者通訳をご利用いただいております)
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