文字の自動読み取りで、スタッフの負担を軽減
AI-OCRで業務負担の削減!
株式会社東日本板橋花き様
- 業種
- 卸売り業
- 従業員数
- 71名(2018年7月現在)
- 所在地
- 東京都板橋区
- 事業内容
- 切花や鉢物など観賞用植物全般の卸売り
東京都中央卸売市場・板橋市場花き部として切花や鉢物など観賞用植物全般を取り扱う、株式会社東日本板橋花き。都内で3番目に開場した中央市場として、都内の生花店・園芸店への出荷はもちろん、インターネット販売での取引も行っている。
導入いただいたサービス
サービス導入効果
- 高い読取精度と使い勝手で、スタッフの稼動を確実に削減。
事例詳細:お客さまインタビュー
毎日4,000件以上のFAX情報を手作業でシステムに投入。
東京都中央卸売市場の中に位置する板橋市場は、花の中央市場。そこで切花全般及び鉢物全般の商材を取り扱っているのが、株式会社東日本板橋花きだ。日本全国、さらに海外から集めた商材を都内の生花店、園芸店などに卸している。その業務の中で、多くのウェイトを占めるのが、送り状と呼ばれる出荷情報のデータをシステム内に打ち込む作業だ。生産者からの連絡は、主にFAX。入力行数は、通常期で1日約4~5,000件、お彼岸や年末の繁忙期で約7,000件の出荷情報をひたすら手作業で入力し続けなければならなかった。さらに正確性を期すために入力した人間ではない別の人間によるダブルチェックも行い、繁忙期は一日中入力しっぱなしになるような日も少なくなかった。さらに最近ではセリに加えてインターネットでの販売も増加。入力作業には正確性に加えてスピードも求められていた。そんな経緯があったため、送り状のデータをそのままデータに取り込めるようなシステム構築を検討。いくつかのOCRサービスを検討した結果、選んだのはNTT東日本の「AIよみと~る」だった。
高い読取精度と使い勝手で、スタッフの稼働を確実に削減。
送り状の中で、必要な情報は一部だけ。入荷情報として使用するいくつかの項目だけをピックアップする必要があったが、一般的なOCRは紙の情報をそのまま取り込むようなシステムが多かった。その点、NTT東日本のサービスでは必要な情報だけを切り取ってCSVに入力することが可能。そこが「AIよみと~る」を選んだ一番大きな決め手だった。さらにUI*も簡単で専門知識がなくても使いこなせる点にも惹かれ、まず2ヶ月トライアルからスタート。今のところ経過は良好で、スタッフの負担も確実に減少しているという。今後はAI-OCRで自動読取する業務を拡大させて、データ集計業務などを充実させていきたいと考えている。
- *ユーザーインターフェース。コンピューター機器の操作性のこと
(2019年1月導入)
- ◎「AIよみと~る」のご利用には、スキャナ等の帳票類を電子化する機器およびインターネット接続環境が必要です。
- ◎本事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
- ◎文中記載の組織名、所属、肩書き、インタビュー内容はインタビュー時点(2019年2月)のものです。