無料のウイルス対策ソフトを利用する際の注意点は?有料版との違いも紹介。

イメージ:無料のウイルス対策ソフトを利用する際の注意点は?有料版との違いも紹介。
公開日
2025-10-31
更新日
2026-02-18

編集 NTT東日本編集部

ウイルス対策ソフトを導入しようと検討している中で、まずはコストを抑えて無料で利用したいという方も多いのではないでしょうか。

無料のウイルス対策ソフトは多数ありますが、信頼性の高さやセキュリティ機能がしっかりしているかなど、選び方が難しく、また有料版に比べていくつか注意点があります。

今回の記事では、無料のウイルス対策ソフトの注意点や、有料版との違い、またウイルス対策ソフトを選ぶときのポイントについて紹介します。

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1.無料のウイルス対策ソフトの注意点

イメージ:無料のウイルス対策ソフトの注意点

無料のウイルス対策ソフトのデメリットやセキュリティ面での注意点を紹介します。

1-1.機能が限定的

無料のウイルス対策ソフトでもマルウェア(ウイルス)の検知はできますが、それ以外の機能が使えず限定的な場合が多いです。迷惑メールへの対策、危険なファイルのダウンロード時のアラート、最新のマルウェア対策などの機能があると総合的に安心した対策になります。

1-2.サポートはあまり期待できない

無料のウイルス対策ソフトの多くはサポートが提供されておらず、ウイルス検知後の対応は自分で行う必要があります。また、サポートが受けられないため、ユーザーの設定ミスにより正しく検知できていない状態のまま利用しているケースもあります。

1-3.不要な広告表示

無料でウイルス対策ソフトウェアを提供している会社の収益源の多くは広告です。そのため、広告表示が過剰にされてわずらわしさを感じることがあり、まれに違法な広告表示を促すマルウェア(ウイルス)を内包している可能性などがあります。

1-4.不正利用の可能性

無料のウイルス対策ソフトの中には、ユーザーの情報を違法で取得して悪用するような、偽装されたマルウェア(ウイルス)もあります。ウイルス対策ソフトを新しくダウンロードするユーザーはまだウイルス対策をしていないことが多いため、ターゲットにされるケースがあるのです。

1-5.利用できる期間が限定されている

無料でも信頼性が高く安心して利用できるウイルス対策ソフトとして、有料版のトライアルという形で提供されているものがあります。ただし機能が限定されているだけでなく、利用できる期間が限られています。お試しで利用する分には、手軽に複数のサービスを利用できるので良いですが、実際の日々の情報セキュリティ対策としては期間が限定されているものは現実的ではありません。

2.代表的な無料のウイルス対策ソフト

無料のウイルス対策ソフトはたくさんありますが、今回は特に有名な2つを紹介します。

2-1.Windows Defender

Windowsに標準装備されている無料のウイルス対策機能です。ウイルス検知ができ、市販のものと遜色ない機能を持っています。市販のウイルス対策ソフトとの違いとしては、VPNによるネットワークレベルでのセキュリティやパスワード管理機能などです。

2-2.Avira Free Antivirus

1986年に設立されたセキュリティ開発企業のAvria社が提供するセキュリティソフトの無料版です。有料版である「Avira Antivirus Pro」との違いとしては、ダウンロードデータやクラウドストレージ・電子メールの添付ファイル・USBデバイスのスキャン、カスタマーサポートの有無や広告表示がされるかどうかなどです。

3.有料版ウイルスソフトの違い

イメージ:有料版ウイルスソフトの違い

有料版のウイルスソフトのほうが機能やサポートが充実しているため、法人など機密情報を扱う場合は有料版のほうが適しています。

3-1.高いウイルス検知率

ウイルス検知率は有料版のほうが無料版よりも高いです。無料版は完全に検知することはできないことが多いです。また、ウイルスは常に新種や亜種が発生しており、最新のウイルスへの対応のスピードなどを考えると、大きな違いがあります。

3-2.セキュリティ機能の充実

無料版ソフトの多くはウイルス検知機能にとどまりますが、有料版ではVPNのサポート、ファイヤウォール、データのフィルタリング、スパムメールの検出、フィッシング対策などの機能があります。

また、検知だけでなく検知後の対応についても機能が充実しています。不審と思われるコードの削除や、感染元と思われるサイトへのアクセスブロックなどを搭載しているソフトもあります。

3-3.操作性の良さ

無料のウイルス対策ソフトは広告表示や有料版製品へのPRなどが表示されますが、有料版ではそのような視認性や操作性に影響する表示は出てきません。無料版では広告表示で動作が遅くなることもあります。

3-4.手厚いサポート

無料版との大きな違いはサポート体制があるかどうかです。無料では基本的にサポートがないため、ウイルス検知後の対応は難しいですが、有料版ではすぐにカスタマーサポートに連絡して対応策を提示してもらえたり、再発防止のためのアドバイスなども期待できます。
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4.ウイルス対策ソフトを選ぶポイント

イメージ:ウイルス対策ソフトを選イメージ:

ウイルス対策ソフトは多くのメーカーが提供しているため、どれを選べば良いのかわからない、とお悩みの方は多いでしょう。ここでは、ソフトを選ぶ際のポイントを紹介します。

4-1.搭載されている機能

ウイルス対策ソフトと一口に言っても、搭載されている機能は製品によってさまざまです。例えば、ウイルス検出以外にも、マルウェアや迷惑メールへの対策機能、ファイアウォール機能などを備えたソフトも多くあります。
しかし、機能が多いソフトを選べば良いというわけではありません。機能が多ければセキュリティ強化につながる反面、端末への負担が大きく動作が遅くなる可能性があります。動作が遅いばかりに業務に支障が出て、生産性が落ちる可能性があるため、ソフトを選ぶ際には自社に必要な機能を洗い出してから選ぶようにしましょう。

4-2.動作環境

ウイルス対策ソフトは、それぞれ対応するデバイスやバージョンが異なります。そのため、自社で使用しているOSやデバイスに対応しているかを、事前に確認しましょう。
パソコンであれば、WindowsとMacのどちらに、または両方に対応しているかどうかを確認します。パソコンだけでなくタブレットも業務で使用している場合は、対応する端末もチェックしましょう。

4-3.操作スピードへの影響

ウイルス対策ソフトは、監視のために常にバックグラウンドで稼働しています。そのため、パソコンの動作が遅くなる傾向があります。
ソフトの導入による業務効率低下をできるだけ防ぐために、動作の軽いソフトを選ぶのがおすすめです。無料のトライアル期間を設けているサービスも多いため、導入前に無料版で動作を確認し、業務への影響をチェックすると良いでしょう。

4-4.運用・監視サポートの有無

ウイルス対策ソフトは、導入して終わりではありません。新種のウイルスや巧妙な手口に対応するためにも、定期的な運用・監視の見直しが必要です。そのため、ウイルス対策ソフトの運用・監視に関する相談を受け付けている、年中無休で対応してもらえる、といったサポート体制があるかどうかは、ソフト選びの重要なポイントです。
例えば、ウイルス対策ソフトには無料の製品もありますが、ほとんどの場合でサポートはついていません。そのため、トラブル発生時には自分で解決するしかありません。無料で利用できるのは大きなメリットですが、サポートがついている有償サービスの方が安心して利用できるでしょう。
サポートについて確認する際には、サポート内容だけでなく、対応している時間や、電話での対応が可能か、といった点も確認しましょう。

4-5.パソコン動作に影響がないか

ウイルス対策ソフトを入れることで、パソコンの動作が重くなるケースは多いです。特に無料のウイルス対策ソフトではよく見られます。セキュリティ性と操作性を両立しているサービスだと日常生活や業務上の利用で支障が出にくいです。

また、直感的に操作できるようなダッシュボードなどの画面の使いやすさがあるか、ユーザーが存在を意識しなくても正常に動くかも重要です。Windowsに標準装備されているWindows Defenderは、ユーザーが操作しなくても常に作動しています。

5.まとめ

今回の記事では無料のウイルス対策ソフトについて、注意点や有料版との違い、また有料・無料に関わらずウイルス対策ソフトの選び方について紹介してきました。
法人の場合はより安全性の高いソフトを選ぶことが求められるため、有料版のソフトの導入がおすすめです。
NTT東日本が提供する「おまかせサイバーみまもりセキュリティパッケージ」は、1つのサービスでUTMとウイルス対策ソフトとEDRの導入ができるサービスです。ネットワークの出入口対策であるUTMに加え、ウイルス対策ソフトの役割であるウイルス侵入の検知・防御だけでなく、EDRが担うウイルス感染の早期発見・早期対応まで行います。
自社だけでは対応が難しいような不審なウイルスの動きの監視、ウイルス感染時の早期発見・詳細分析(侵入経路・影響範囲)・隔離・駆除まで、NTT東日本が一元的にサポートします。
年中無休でサポートを実施し、電話での対応も可能です。設定代行や、ウイルス駆除の遠隔サポートも行っています。
ウイルス対策ソフトの導入をお考えの方は、より強固なセキュリティ体制を構築できるNTT東日本のサービスをぜひご検討ください。
イメージ:NTT東日本編集部

編集 NTT東日本編集部

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