お手持ちのパソコン・スマートフォンに専用アプリを入れることで、場所を問わず発着信ができるサービスです。「Webex Calling」「Microsoft Teams」「ひかりクラウドPBX」「MiiTel」「RING x LINK」に対応しています。
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プレハブでの固定電話使用に電話回線は不要!スマホで固定電話番号を使う方法
新たにプレハブを設置する時、固定電話を敷設するのではなく、スマートフォンを使って会社の電話を受けたいと考える方もいるのではないでしょうか。実はプレハブで固定電話を使用したい場合、電話回線を敷設する必要がないケースもあります。
本記事では、これからプレハブで電話回線を敷設したいとお考えの方向けに、スマートフォンを使って固定電話番号の発着信を実現できる電話環境の構築方法を解説します。ぜひ参考にしてください。
※本記事において、「固定電話」とはNTT東日本の電話サービス「加入電話」「INSネット」「ひかり電話」などをさします。
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公開日:2025年1月29日
目次
プレハブで固定電話を使うなら電話回線が必要?
プレハブで固定電話を使う場合、悩ましいのが電話回線の敷設ではないでしょうか。ここでは、電話回線の敷設以外に方法があるのか解説していきます。
電話回線は必ずしも必要ではない
プレハブで固定電話を使う場合、電話回線を敷設して固定電話を設置する以外にも方法があります。
電話機は、ビジネス上の信用や顧客対応などのために必須の機器です。しかしプレハブの場合は、建築現場などで一時的に使われることが多いため、そのためだけに電話機や主装置などの機器設置工事や配線工事などを行うことに抵抗を感じる企業も多いでしょう。そこで、より柔軟な働き方に対応するため、電話回線を利用する以外の方法を選ぶ企業が増えています。
電話回線ではなくインターネット回線を利用する方法もある
一つの方法として、「加入電話」といった電話回線ではなく、インターネット回線を利用する方法があります。インターネット回線はインターネット接続を提供するだけでなく、固定電話番号を使用できる通話サービスも充実しています。
電話回線とインターネット回線、それぞれの特徴は以下の通りです。
回線 | 特徴 |
---|---|
電話回線 | 電話機と電話交換機をつなぎ、音声通信を行う回線 |
インターネット回線 | コンピュータやスマートフォンをつなぎ、データの送受信を行う回線 インターネット回線を利用して通話もできる |
参考:【徹底解説】電話回線・インターネット回線・光回線の違い!乗り換える方法も紹介
電話回線・インターネット回線のいずれも、プレハブで利用する場合には工事が必要になるため、注意が必要です。
手持ちのスマートフォンでも固定電話の番号が使える
新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年以降、急速にテレワークが拡大しました。その結果、会社に出社せずに業務を滞りなく行えるように、さまざまなサービスが誕生し発展しました。
お手持ちのスマートフォンで固定電話の番号が使えるサービスもその一つです。企業の固定電話番号がスマートフォンで利用できれば、プレハブに電話回線を敷設する必要はありません。
このようなサービスを活用すると、事務所への着信をスマートフォンでどこでも受けられるため、プレハブでの一時的な使用にも役立ちます。また、BYOD※1で会社の電話番号を私用のスマートフォンで利用できるため、プライベートの電話番号を相手に知らせる必要はありません。
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※1BYOD:Bring Your Own Deviceの略。個人が私物として所有しているパソコンやスマートフォンを業務に使う利用形態のこと。
プレハブで固定電話の番号を使う方法

プレハブといっても平屋から二階建てまでさまざまなタイプのものがあります。ここではプレハブで固定電話の番号を使う方法について紹介します。
なお、固定電話の番号を使う方法には2つあり、以下にその特徴と仕組みをまとめました。プレハブで固定電話の番号を利用する際のヒントにしてください。
ビジネスフォン | クラウド電話 | |
---|---|---|
特徴 | オフィスや事務所などで使用する業務用電話機 | クラウド上のPBX※2を利用して通話するシステム |
仕組み | 主装置と複数台の電話機を接続して使用する | 専用アプリなどを使ってスマートフォンやパソコンなどマルチデバイスで電話の発着信を行う |
ビジネスフォンを導入する
プレハブで固定電話の番号を使う場合、ビジネスフォンを導入するのも一つの方法です。ビジネスフォンとは、オフィスや事務所などで使用する業務用電話機のことで、一般的には主装置と複数の電話機を接続して使用するものです。
ビジネスフォンは1つの電話番号を複数の電話機で共有できるため、着信時はどの電話機からでも応答できます。また、同時に違う電話番号へ発信することも可能です。さらに、保留した通話を他の電話機で取れるため、プレハブの1階で受けた外線を2階の営業担当者が専用の電話機で受け継ぐなども可能になります。
なお、ビジネスフォンを導入する場合は、電話回線やインターネット回線の契約が必要になります。
クラウド電話を活用する
クラウド電話とは、クラウド上のPBX※2を利用して通話するシステムのことです。クラウド電話は、電話に必要な機能がインターネットのクラウド上に存在しており、仮に内線が増減したとしてもインターネット上で設定できるため、導入後の管理・運用がしやすいという特徴があります。まだ、物理的な主装置などの機器やその設置工事が不要なため、ケースによっては初期費用を抑えられる可能性もあるというメリットもあります。
ビジネスフォンはオフィスの電話機で発着信する必要がある反面、クラウド電話はインターネット接続環境さえあれば、どこでもオフィスの電話番号を使って発着信ができます。
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※2PBX:複数の電話機やデバイスを接続し、外線を効率的に振り分けたり、内線の転送を自由に行ったりできるようにする「電話交換機」のこと。
プレハブで固定電話の番号を使うなら「ひかりクラウド電話」がおすすめ
プレハブで固定電話の番号を使う際には、「ひかりクラウド電話」の活用がおすすめです。事務所側で「ひかりクラウド電話」を導入することで、従業員のスマートフォンから会社の固定電話の番号で発着信ができるようになります。
場所を選ばずに会社の固定電話番号で発着信可能
「ひかりクラウド電話」は、サービスをご契約いただき専用アプリをインストールすることで手持ちのパソコンやタブレット・スマートフォンから会社の電話番号で場所を問わず発着信ができるサービスです。業務に必要な電話機能をアプリ上で利用できます。固定電話番号を使いたい従業員が増減してもインターネット上で簡単に設定できます。
「ひかりクラウド電話」を活用できるのは、リモートワークに対応したい企業だけではありません。スマートフォンを使用した固定電話番号の発着信で場所に縛られることなくタイムリーに電話応対ができるため、プレハブでの利用にも適しています。電話をつなぐ・待たせるといったストレスが少なく、スムーズなやり取りが期待できるでしょう。

上記は「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」というサービスの活用図です。「Webex Calling」「Microsoft Teams」をインストールしたパソコンやタブレット、スマートフォンで固定電話番号での着信および発信が可能になります※3。
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※3現在オフィスでお使いの電話番号をご利用になる場合、電話番号を「Webex Calling」「Microsoft Teams」アカウントへ付け替える工事が別途必要になります。この場合、元の電話機では既存の電話番号を利用できなくなります。
使い慣れたアプリにコミュニケーションを集約
「ひかりクラウド電話」は「Webex Calling」「Microsoft Teams」「ひかりクラウドPBX」「MiiTel」「RING x LINK」と連携しており、サービスをご契約いただき、専用アプリをインストールすることで会社の番号で発着信が可能になります。
たとえば「Microsoft Teams」を利用している場合、アプリに搭載されているWeb会議・チャット・資料の共有などの機能に、固定電話番号による通話機能をプラスできます。1台のデバイス(パソコンやタブレットおよびスマートフォン)に機能を集約でき、複数のデバイスを持つ必要がなくなるでしょう。また、使い慣れた業務アプリにコミュニケーションを集約することで、業務効率化にも期待できます。
プレハブでの電話利用・電話回線敷設についてよくある疑問
最後に、プレハブでの電話利用や電話回線敷設について、よくある疑問にお答えします。プレハブでの固定電話番号の利用を検討中の方は、参考にしてください。
現地に電話を導入しない場合、インターネットは使える?
インターネットのご利用を希望される場合、光回線や、モバイルWi-Fiなどインターネット用の回線、環境を用意する必要があります。
設置工事をせずに電話の利用は可能?
「ひかりクラウド電話」なら、「Webex Calling」「Microsoft Teams」などのアプリをインストールしたパソコンやスマートフォンで、固定電話番号での発着信が可能になります。また、電話のほかにもチャットやWEB会議など、フレキシブルな業務形態に便利な「Microsoft Teams」の機能を利用できます。
新たに電話機などの設置工事が不要であることに加え、スマートフォンで固定電話番号の発着信ができるようになることもメリットです。
なお、本サービスを利用する際は事務所側で「ひかりクラウド電話」の契約手続きが必要になります。
まとめ「ひかりクラウド電話」ならプレハブでの電話回線敷設は不要
新たにプレハブを設置する時、固定電話の番号を使いたいけれど、回線契約や物理的な機器の設置工事や配線工事などが手間なのではないかとお考えの方もいるでしょう。
本記事では、物理的な工事などを行わず、お手持ちのスマートフォンやパソコンで固定電話の番号が使える方法を紹介しました。プレハブで固定電話の番号を使う場合は、単体電話機やビジネスフォンの利用、クラウド電話の活用などの方法があります。
プレハブで固定電話番号を利用するなら、そのなかでも「ひかりクラウド電話」がおすすめです。「ひかりクラウド電話」なら、普段ご利用のパソコンやスマートフォンから固定電話の番号を使うことができます。新たな電話機などの設置工事なしで、さまざまな端末から、場所を問わずに固定電話番号を使った発着信ができます。
プレハブで固定電話の番号を使いたいとお考えの方は、ぜひ「ひかりクラウド電話」をご検討ください。
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※「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
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※「Microsoft Teams」、「Office365」、「Microsoft365」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。「Microsoft 365」は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
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※「ひかりクラウドPBX」は、東日本電信電話株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。また、「ひかりクラウドPBX」は、東日本電信電話株式会社が提供するサービスの名称です。
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※「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。
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※「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。
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*「Webex Calling」、「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK 」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。
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*「ひかりクラウドPBX」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、東日本電信電話株式会社のホームページをご確認ください。
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