経理の仕事内容一覧をわかりやすく解説!必要な資格は?

イマージ:経理の仕事内容一覧をわかりやすく解説!必要な資格は?
更新日
2026-03-04

「経理はどんな仕事をしているのか?」と疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

経理の仕事を簡単にいうと「会社のお金を管理する仕事」であり、日々の事業に関する取引を正確に管理することが経理の役割です。経理の仕事は主に「日常業務」「月次業務」「決算業務」に分けられます。

本記事では「経理の仕事内容一覧」についてわかりやすく解説します。

経理の仕事内容や経理に求められるスキルや経理で役立つ資格について紹介するので、経理の仕事内容が気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.経理の仕事内容一覧

イメージ:経理の仕事内容一覧

経理の仕事は主に「日常業務」「月次業務」「決算業務」という3区分に分けられます。毎日の取引、月次ごとの残高管理、年度ごとの決算管理といったように適切な時期で区切ることで分かりやすくなるでしょう。

経理は日々の会計取引をルールに従って正確に記録し、正しい企業会計を実現するという責任があります。企業会計は毎日、毎月、毎年という3つのタイミングで区切ることで業務を区分します。

日常業務

・伝票記帳
・帳票作成
・出納業務
・請求業務
・経費精算業務 など

月次業務

・入金管理
・支払管理
・債権債務管理
・給与計算 など

決算業務

・決算書の作成
・開示書類の作成
・棚卸業務
・固定資産の管理
・税務申告
・連結決算業務 など

1-1.日常業務

日常業務では毎日の会計取引を帳簿に記します。帳簿に会計取引を記すルールが「簿記」と呼ばれるものです。ほとんどの企業では「借方」と「貸方」を対にした「複式簿記」というルールで帳簿を管理しています。

複式簿記で記された会計取引は「総勘定元帳」という帳簿に記録されます。総勘定元帳は後に作成される決算書の基礎となる帳簿であり、毎日の伝票記帳は企業の決算にとって重要な作業です。

経理は入金と出金といったお金の動きを管理します。請求業務や出納業務でお金の動きを管理することも経理の日常業務における役割です。

1-2.月次業務

経理では1ヵ月というのが会計期間を区切るべきタイミングとなります。そのため、経理は月末に入金管理や支払管理など、会社の資産や債務が正しい状態となっていることを管理しなければなりません。

月次業務では期日を超過している債権や債務の状態をチェックします。例えば、入金期日を超過している売掛金などの債権については取引状況をチェックして必要があれば請求書の作成を行う必要があるのです。

1-3.決算業務

会社は一定期間の業績や財務状態を記録するために決算を行います。決算業務は会社が定めた決算期末に行う業務です。

経理は決算書類(財務諸表:貸借対照表や損益計算書など)を作成するために決算整理仕訳を行います。決算整理仕訳では棚卸資産や固定資産の残高に関する状況をチェックし、減価償却費の計算などをします。

  • <決算整理仕訳の例>

    • 現金・預金の残高を帳簿残高と整合し、過不足がないかどうか確認する
    • 売掛金と買掛金の期日をチェックする
    • 前払金や仮払金などの経過勘定の残高をチェックする
    • 棚卸資産の状態をチェックして売上原価の計上を行う
    • 固定資産の状態をチェックして減価償却費の計上を行う

決算をするタイミングは?

決算は企業が定めた事業年度の度に行います。日本企業の事業年度は「4月1日から3月31日」というケースが最も多いですが、事業年度は自由に設定可能です。例えば、繁忙期を避けるために3月末を決算としなければならないという企業も多いです。

決算期間は1年に1度という会社もあれば、四半期や半期に行う会社もあります。四半期決算は金融商品取引法の対象となる上場企業に義務付けられています。しかし、2023年現在では四半期毎に決算報告をする義務を廃止する動きが進んでいます。

2.経理の1日はどういうスケジュール?

イメージ:経理の1日はどういうスケジュール?


経理の1日はどのようなスケジュールで進められるでしょうか?

以下は経理の1日におけるスケジュールの一例です。経理は毎日行う日常業務のほか、決算期に備えた残高の確認が主な業務内容となります。

月末や決算期など、業務が集中する時期は業務内容が増えます。しかし、通常の業務では1日の流れが決まっているためスケジュールを管理しやすい仕事ともいえるでしょう。

時間

業務内容

9:00~10:00

出社・メールチェック

10:00~12:00

入金状況のチェック・請求業務

12:00~13:00

お昼休憩

13:00~15:00

仕訳業務

15:00~17:00

残高の管理・書類のファイリング

17:00~

退勤


経理のスケジュール(通常期)

3.経理の役割はどこまで?

経理の仕事内容について紹介しましたが、経理が担当する役割は企業規模によって異なります。経理担当者が経理だけでなく総務や人事などバックオフィス業務の全般を担当することもあるのです。

また、業界によって業界特有の仕事があります。経理担当者は企業や業界によって担当する役割が異なるので、臨機応変な対応が求められるのです。

3-1.企業規模によって経理の役割は異なる

経理の役割は企業によって異なります。一般的に、中小企業のように規模が大きくない会社は経理が担当する仕事の幅が広い傾向です。少ないメンバーで業務をこなさなければいけないため、幅広い業務を一人で兼任することが多いのです。経理以外の人事や総務などのバックオフィス業務を担当する企業もあります。

大企業では経理メンバーも多く、分業が進んでいるため担当が決まっていることが多いです。大企業は取引件数も多いため、担当は限られていますが担当する仕事の量は多くなっています。

3-2.業界ごとに経理の特徴がある

経理や会計はどの会社でも普遍的な業務ですが、業界特有の商慣習によって経理の仕事が変わることがあります。

例えば、メーカーといった製造業では原価計算が必要といったように業界ごとの商慣習に応じて必要な経理処理が異なってくるのです。

銀行や証券会社などの金融機関では株式や債券などの有価証券を評価する会計取引が必要です。不動産業では大規模な案件を取り扱うために工事進行基準の適用など適切な期間損益計算が求められます。外資系企業では外貨を取り扱うため為替に関する会計処理が必要です。

このように、業界ごとに異なる特殊な会計処理が必要です。

業種

経理の役割

小売業

仕入や棚卸管理が必要

製造業

原価計算が必要

金融業

株式などの有価証券の評価が必要

保険業

準備金に関する会計が必要

不動産業

大規模な案件には工事進行基準などの期間損益計算が必要

外資系企業

為替に関する会計が必要


業界ごとに違う経理の仕事に関する特徴

4.経理に転職するために資格は必要?

イメージ:経理に転職するために資格は必要?


「経理の仕事に挑戦したい!」という人はどのような要素が必要になるでしょうか?

経理の仕事内容でも紹介したように、経理の仕事には簿記の知識が必要です。そのため、日商簿記など簿記に関する資格を持っていると転職する際に有利となります。

また、経理の仕事をするうえではITスキルやコミュニケーションなどのビジネススキルも求められます。経理の転職に求められる資格やスキルの内容を確認していきましょう。

4-1.経理に必要な資格

経理に転職するためにはどんな資格が必要でしょうか?

経理の仕事にすぐ使える資格として代表的なものが「日商簿記」です。その中でも日商簿記2級はビジネスレベルの会計知識を問う内容であるため、転職に役立つ資格といえます。

会計に関する資格以外にも、WordやExcelを取り扱うMOS検定を持っていると経理事務に役立ちます。

4-2.経理は未経験でも転職できる?

20代や30代など年齢が若い人であれば、経理の仕事を未経験の方であっても経理への転職が可能です。経理の経験以外にも実務面でアピールするポイントを用意しておくと良いでしょう。

経理の仕事は事務作業を黙々とこなしているイメージがあるかもしれません。しかし、経理の仕事は人とのコミュニケーションが重要な仕事でもあります。そのため、経理の仕事は適切にコミュニケーションが取れることが求められるのです。

4-3.経理の仕事はきつい?

経理の仕事は大変できつい、と噂されることがあります。実際に経理の仕事はきついのでしょうか。

経理の繁忙期は月末および決算期に集中しており、この期間は業務が集中して忙しくなります。特に、決算期は1年間で最も忙しい時期となり、決算期の経理は連日残業が続くことも多いです。

4-4.経理の仕事はなくなる?

「経理の仕事はなくなる」という話を聞いたことがありませんでしょうか?

一説によると、AIの発達によって経理の仕事はロボットに取って代わるといわれています。しかし、経理の仕事が完全になくなるとは言えません。

たしかに、記帳業務や消込業務のように単調な業務はロボットに取って代わられています。しかし、経理の仕事には人間でなければ務まらない仕事も多いです。

例えば、決算報告や資金管理など高度な経営戦略が関わる業務は人間でなければできない仕事です。このような人間の意思決定が必要な業務がある限り、経理の仕事は必要とされるでしょう。

5.経理業務の効率化は「おまかせ はたラクサポート」へ!

イメージ:経理業務の効率化は「おまかせ はたラクサポート」へ!


経理業務を効率化するなら「freee会計 for おまかせ はたラクサポート」がおすすめです。

経理の仕事に必要な機能を完備しているため、経理業務の効率化に役立ちます。

電子帳簿改正といった法改正にも柔軟に対応しているため、経理業務のDX化をスマートに実現します。

提供機能

詳細

毎日の記帳

銀行明細の入力
クレジットカード明細の入力
小口現金の入力
伝票入力(仕訳形式)
月次決算/チェック/修正/補助項目

見積/納品/請求書作成

書類作成/書類送付/スマホで書類作成

売掛金管理

売掛金登録
売掛金管理
売掛金の消込

買掛金管理

買掛金登録
支払管理/総合振込
買掛金の消込

経営分析

月次試算表
部門別会計
プロジェクト会計
損益分析
カスタムレポート

資金繰り管理

資金繰りの確認
現預金の確認
銀行残高調整

予実管理

予算作成
予実管理

決算業務

決算書類作成
決算整理仕訳
在庫棚卸
配賦仕訳
消費税申告
固定資産管理

経費精算

経費科目/申請経路の設定
経費申請
スマホ申請/承認
給与連動

取引先管理

住所/口座/支払日の管理
支払調書作成

ワークフロー

支払依頼
経費精算
請求書承認
仕訳承認
稟議書/汎用ワークフロー

内部統制・IPO準備取引先管理

内部統制 権限管理

電子帳簿保存

2022年1月施行電子帳簿保存法改正に対応

5-1.初期費用0円!リーズナブルな導入費用

「freee会計 for おまかせ はたラクサポート」ではリーズナブルな導入費用で便利な会計ソフトを導入できます。

クラウド型の会計ソフトであり、インターネット環境さえ整っていれば初期費用0円で導入可能です。基本料金は月額2,618円からご利用いただけます。

プラン

初期費用

基本料金

追加ID

ミニマム

0円

2,618円(3IDまで)

-

ベーシック

0円

5,258円(3IDまで)

396円

プロフェッショナル

0円

52,536円(10IDまで)

660円

エンタープライズ

0円

198,000円(10IDまで)

1,320円

5-2.バックオフィス業務効率化

「おまかせはたラクサポート」では経理だけでなく人事や労務、契約管理などバックオフィス全般に関する業務の効率化もサポートします。

複雑なバックオフィス業務を一元管理できるため、バックオフィス業務の効率化に大きく役立ってくれるでしょう。

導入後のサポートも1つの窓口で管理しているため、企業のバックオフィス業務をDX化する際に役立ちます。

  • 「おまかせ はたラクサポート」に対応している機能
    • 会計管理
    • 経費精算
    • 勤怠管理
    • 電子契約
    • 給与計算
イメージ:「おまかせ はたラクサポート」検討の8つのチェックポイント

バックオフィス業務効率化のためにサービスの導入をご検討中の方へ

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6.まとめ

経理の仕事内容は会社のお金を管理する重要な役割を持ちます。日常的なお金の管理や決算管理など、経理は会社の重要な資源であるお金を管理する役割が経理の仕事です。

経理の役割は会社によって異なっており、バックオフィス業務全般を経理が担当する企業も多いです。「経理の仕事はきつい」と言われることもありますが、決算期によってスケジュールしやすい仕事でもあります。

経理業務を効率化するなら「freee会計 for おまかせ はたラクサポート」がおすすめです。クラウド型の会計システムを導入することで経理業務の自動化を促進し、業務効率化を実現してくれます。

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