【完全版】VPNの種類は3つ!回線の特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説

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  • 全業種共通
  • フレッツ光・Wi-Fi・通信回線
  • VPN
  • 情報セキュリティ対策
公開日
2025-10-01
更新日
2026-07-17

監修 REIWAネットワークサービス担当(NTT東日本)

編集 NTT東日本編集部

働き方改革によってリモートワークなど社外での業務が増加傾向にあるなか、情報セキュリティ対策としてVPNを検討している企業も多いのではないでしょうか。しかし、VPNには種類が複数あるため、自社にとってどれが最適か悩む方も少なくないはずです。

そこで今回の記事では「VPNの種類」や「選び方のポイント」について初心者の方にもわかりやすく解説します。VPNの種類や特徴を知ることで、利用環境に合うVPN製品を見つけやすくなるため、ぜひ最後までお読みください。

Summary

この記事でわかること
VPNが持つ仮想のプライベート回線という機能や、3種類の回線の特徴
自社に最適なVPN選びの5つの判断基準
具体的な利用シーンに合わせた最適な回線の選定
イメージ:フレッツ・VPN アドバンス パンフレット

フレッツ・VPN アドバンスのサービスの特長や利用イメージをご紹介

フレッツ・VPN アドバンス パンフレット

1.VPNは仮想のプライベート回線

VPNには「仮想専用回線」という意味があり、ネットワークの中に仮想のプライベート回線を構築することを指します。本社や店舗などの拠点としたい場所に、VPNルーターを設置し「トンネリング」や「カプセル化」「暗号化」「認証」といった技術で外からやりとりが見えないようにする仕組みです。

トンネリングとは、ある通信データを別のプロトコルで包んで送る技術です。VPNでは、インターネットなどの共有回線上に仮想的な通信経路を作り、その経路を通じてデータをやり取りします。

VPNで送受信されるデータは、まず「カプセル化」によって別のパケットで包まれます。ただし、カプセル化そのものには通信内容を隠す効果はなく、機密性を確保するには暗号化が必要です。

そのため、実際のVPN通信ではIPsecなどの技術を使って通信内容を暗号化し、あわせて認証を設定しなりすましを予防することで、安全性を高めるのが一般的です。

VPNは、インターネット回線を利用できるため接続場所を選びません。リモートワークなどの需要が増えた現代において、適した情報セキュリティツールといえます。

2.VPNの3つの種類

イメージ:VPNの3つの種類

VPNは種類によって機能性が異なるため、それぞれの特徴を知ることで使用環境に合うVPNがわかります。VPNの種類は、大きく以下の3つに分けられます。

  • インターネットVPN
  • IP-VPN
  • 広域イーサネット

インターネットVPN

インターネットVPNは、インターネット回線を利用して接続します。VPNに対応したルーターやサーバーを設置するだけで、比較的簡単に使用できます。専用回線を用意するのと比べ、リーズナブルに導入できるのも魅力です。

一方で、インターネットなどの共有回線は多くの人が利用しているため、回線状況によって通信トラブルが起こる可能性があります。それでも手軽に導入できるメリットがあるため、コスト面を重視したい企業におすすめです。

IP-VPN

IP-VPNは、通信事業者が提供する閉域ネットワークを利用して拠点間を接続する方式です。インターネットを経由せず、閉じたネットワーク内で通信できるため、安定した通信品質と高いセキュリティを確保しやすい点が特徴です。

IP-VPNを導入する主なメリットは、以下のとおりです。

  • 閉域網を使用するため安定した通信品質を確保しやすい
  • 離れた拠点同士でも安全に接続しやすい
  • インターネットを経由しないため、セキュリティを高めやすい

IP-VPNは、閉域網を利用するため安定した通信が可能であり、また企業の情報セキュリティの向上にも適しています。通信サービスとしてレンタル機器を提供している場合、面倒な設定や機器の手配は通信業者に任せられるため、従業員の負担軽減につながります。本社・支社・工場・店舗など複数拠点を持ち、基幹システムや業務システムを安定して利用したい企業に向いています。低コストよりも、通信品質・セキュリティ・運用負担の軽減を重視する場合に選ばれやすい方式です。

なかでもおすすめのサービスは、NTT東日本の「フレッツ・VPN アドバンス」です。サービスの詳細については以下を参考にしてみてください。

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広域イーサネット

広域イーサネットは、通信事業者の閉域イーサネット網を利用して、離れた拠点同士を接続するサービスです。IP-VPNと同様に閉域網を利用しますが、IP-VPNがレイヤー3で接続するのに対し、広域イーサネットはレイヤー2で接続する点が異なります。

使用するレイヤーの違いにより、広域イーサネットはIP-VPNよりも利用できるプロトコルの自由度が高く、柔軟なネットワーク環境を構築しやすい点が特徴です。

また、閉域網を利用するため、セキュリティや通信品質を確保しやすい一方で、インターネットVPNと比べるとコストは高くなる傾向があります。高い柔軟性や品質を重視する企業に向いている方式です。

  • レイヤー3とレイヤー2では、通信の制御範囲や扱うアドレスの種類(レイヤー3はIPアドレス、レイヤー2はMACアドレスなど)が異なります。

3.VPN選びで大事な4つのポイント

VPNは種類によって特徴やプランが異なるため「選び方が分からない」とお悩みの方は多いでしょう。適したVPNを見つけるためには、VPN選びの基準を知っておくことが重要です。

そこで本章では、VPN選びで大事な以下の4つのポイントを紹介します。

  • VPNの種類
  • 設定や情報セキュリティのサポート
  • 初期費用
  • スマートフォンやタブレットへの対応

VPNの種類

まず、VPNの種類の選定が重要なポイントとなります。VPNは大きく分けて3つの種類に分けられます。それぞれの特徴を以下にまとめているので、VPN選びの参考にしてみてください。

  • インターネットVPN(インターネット接続環境があれば手軽に導入できる)
  • IP-VPN(通信事業者の閉域網を使用するため、通信品質や安全性が高い)
  • 広域イーサネット(柔軟性が高く高セキュリティで広範囲でも通信が安定している)

VPNの種類ごとの特徴を把握して、目的に合ったVPN製品を選びましょう。

設定や情報セキュリティのサポート

設定や情報セキュリティのサポートの有無も確認しておきたいポイントです。

一般的に、通信サービスと機器提供が一体となった法人向けのVPNサービスは、設定に関するサポートなどが受けられることが多いです。手間のかかる設定もヘルプデスクに任せられるため、従業員の負担軽減が期待できます。

情報セキュリティ対策の観点では、監視サービスのある製品を選ぶことがおすすめです。監視機能により、障害や不正アクセスなどのトラブル発生時は迅速な対応が可能です。

VPNのサポート体制は、提供事業者やプランによって異なります。サポート方法として、以下のようなツールの中から何が提供されているかを確認しておきましょう。

  • 電話
  • メール
  • チャット など

手厚いサポートが受けられるVPNをお探しの方は「フレッツ・VPN アドバンス」がおすすめです。「フレッツ・VPN アドバンス」は、サポートオプション加入により24時間365日の故障受付※1が可能なため、導入後も安心して利用できます。

  1. サポートオプション加入なしの場合:平日9時から17時(Web受付)

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初期費用

VPNの導入には、初期費用やランニングコストが発生します。導入前に、価格やコストが自社に適しているかを確認しておきましょう。単に安価なサービスを選んでしまうと「通信が遅い」といった問題が起きるケースもあります。まずは、VPNを導入する目的を明確にして、必要な機能を把握しておきましょう。

求める機能が多い場合、利用する機器や初期工事が増える可能性があります。それに伴い、初期費用が増えるため注意しましょう。コストを抑えたい場合は、専用機器のレンタルが可能なサービスを選ぶことがおすすめです。

スマートフォンやタブレットへの対応

スマートフォンやタブレットに対応しているかどうかも確認しておきましょう。最近では、リモートワークの普及により、会社に出勤することなく自宅やコワーキングスペースなどでの業務を許可する企業が増えてきました。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットを使用して作業する人も多くいます。

柔軟な働き方を求められる多くの企業は、マルチデバイスへの接続が可能かも調べておくと安心です。スマートフォンやタブレットなどにも対応しているクライアントソフトであれば、社外での作業時も効率よく利用できます。

4.【シーン別】おすすめのVPN回線

ここまでVPNの種類や選び方のポイントを解説しましたが、「どのVPNが自社に適しているかをまだ判断しきれない」という方もいるのではないでしょうか。そこでここでは、利用シーンごとにおすすめのVPNをご紹介します。

シーン おすすめのVPN
コストを抑えながらリモートワークに対応したい インターネットVPN
セキュリティと低コストを両立したい IP-VPN
高い通信品質を実現したい 広域イーサネット

コストを抑えてVPNを導入したい場合には、インターネットVPNが適しています。急なリモートワーク環境の整備や、二拠点など小規模な拠点間の通信、一時的なプロジェクト拠点のネットワークの構築などにおすすめです。

通信の安定性やセキュリティをより重視する場合は、IP-VPNが適しています。閉域網を利用するためインターネットの混雑の影響を受けず、拠点間でのビデオ会議をクリアな品質で利用したい場合や、機密性の高いデータを扱う場面に向いています。インターネットVPNよりも一段上の安全性を求める企業に向いている回線です。

広域イーサネットはレイヤー2での柔軟なルーティングを自社で構築したい場合に適しています。

上記で示した表の下に行くほど、より安全性と自由度の高い選択肢となりますが、コストや運用難易度も高くなる傾向があります。まずは自社の利用目的や状況を整理し、必要なレベルを見極めたうえで選定しましょう。

VPN方式の検討においては、拠点構成や通信量、運用体制を踏まえたうえで、自社にとって必要なレベルを見極めることが重要です。通信品質や運用負荷のバランスを重視する企業では、IP‑VPNをベースとした構成が選択肢となるケースも少なくありません。

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5.セキュアで快適なIP-VPNは「フレッツ・VPN アドバンス」

イメージ:フレッツ・VPN アドバンス

「複数拠点間で安全に通信したい」「情報セキュリティ対策を強化したい」などのニーズがある場合には、NTT東日本の「フレッツ・VPN アドバンス」の活用がおすすめです。

「フレッツ・VPN アドバンス」は、閉域網でのセキュアで快適なVPNとインターネット接続を、ワンストップで提供するサービス。拠点間通信の安全性と利便性を両立できる点が特徴です。

本サービスでは手軽に安全なご利用環境を構築できるよう、以下のサービスを提供しています。

  • 月額利用料にVPN対応ルーターが含まれている
  • 最大概ね10Gbpsのアクセス回線※2に標準対応
  • 24時間365日故障修理受付が可能(サポートオプション加入が必要です)
  • VPN対応レンタルルーターの故障時は交換を実施(お客さまの責任による故障は費用がかかります)

導入時にはNTT東日本が遠隔で設定を実施するため、初期設定の手間がかかりません。社内に専門知識を持つ担当者がいない場合でも、安心してご利用を開始できます。

VPNの導入を検討している場合は、まずはお気軽にご相談ください。

  1. 「フレッツ 光クロス」および、「フレッツ 光クロス Biz」が対象です。

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6.利用環境に合わせてどの種類のVPNを利用するかを決めましょう

利用環境に合うVPNサービスを導入するには、選び方のポイントを押さえることが大切です。VPNには種類があり、それぞれ特徴も異なるため、自社に合ったVPNサービスを選ぶ必要があります。より良い製品を選ぶためにも、以下のポイントに注目してみましょう。

  • VPNの種類
  • 設定や情報セキュリティのサポート
  • 初期費用
  • スマートフォンやタブレットへの対応

VPNを導入する際は、オプションサービスを追加することも可能です。必要に応じてオプションを組み合わせて、自社が求めるVPNサービスを導入しましょう。

「フレッツ・VPN アドバンス」は、閉域網を利用した安全で快適な接続を提供するサービスです。高いセキュリティサポートに加えて、設定支援はNTT東日本のプロにおまかせできる点もポイントです。サポートオプションを追加すれば、24時間365日故障受付にも対応しています。

「拠点間通信をスムーズに行いたい」「情報セキュリティ対策を強化してVPNを使用したい」とお考えの方は、「フレッツ・VPN アドバンス」の導入をご検討ください。

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  • 本記事に記載された商品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
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中小企業の皆さまにとって身近で役立つ情報をお届けすることを目的に、サービスの特長や活用方法をわかりやすくご紹介しています。
日々の業務にすぐに活かせるヒントや、経営課題の解決につながるサービスの魅力を丁寧に発信しています。

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