AI-OCRのよくある事例をご紹介!
AI-OCR導入ガイド

AI-OCRというと、AIという技術の価値にあわせ、企業向けの値段設定がされている場合が多いです。
一方、無料で利用できると宣伝している、AI‐OCRサービスも増えつつあります。
印字や手書き文字をテキストに変換する技術をオンライン・無料で利用できるというメリットを感じる一方、扱う際には実運用になじむかどうか注意も必要になります。
無料で利用可能なAI-OCRサービスと、利用時の注意点について解説します。
AI-OCRのよくある事例をご紹介!
AI-OCR導入ガイド
Index
従来のOCRは識別アルゴリズムが決まっており、読み取った画像に対して出力されるテキスト情報は常に同一です。一方でAI-OCRはデータが蓄積されるとアルゴリズムが改善し、同じ画像であっても出力結果が変わりますRPAとAI-OCRを組み合わせたサービスも登場しています。
賞味期限の管理や、工場などの機械に表示されている測定器の数字なども正しい基準を満たしているか確認できます。
AI-OCRの多くはブラウザ・インターネット経由で利用します。一方で帳票には名前や住所といった個人情報が頻繁に含まれます。官公庁や金融領域の企業ではセキュリティのガイドラインが厳しく、インターネット前提のAI-OCRは導入が困難です。
そのような事情を背景に、クラウドだけでなくオンプレミス環境での提供を行うAI-OCRサービスも増えています。またクラウドであっても専用環境を用意して、特定のIPアドレスやアカウントからのみにアクセスを制限するなどの工夫も行われています。

Cloud Vision APIはIaaSのGoogle Cloud Platformから提供されているAI-OCRサービスです。商用利用を想定しており、API形式でシステム連携する使い方が一般的です。提供されている機械学習モデルは事前学習が行われており、高精度で文字識別を行えます。公式サイトではUI上から画像をアップロードしてOCR機能を試用できます。
User Localが提供する手書きOCRはブラウザ上で使える無料のサービスです。利用には会員登録が必要です。利用する際には読み取りたい帳票フォーマットを事前にアップロードしておきます。その後、読み取り対象の画像をアップロードすることで、テキストが出力されます。
Computer Visionはマイクロソフト社が提供するAIサービスです。その機能の一つとしてOCRが提供されています。商用利用を想定して、API形式でサービスが提供されています。印字では122言語、手書きでは7言語に対応しています。2022年3月現在、日本語での手書きOCRは非対応です。利用にはAzureへの登録が必要になります。月間5000トランザクションまで無料で利用可能です。

LINE CLOVAはLINEが運営するAI-OCRです。日本での業務利用を想定し、医療データや身分証明書など多くの帳票に対応しています。料金は、一般的なAI-OCRの従量課金が1項目毎なのに対して、1枚毎(50項目まで)に課金が行われます。Web上とAPI形式での利用が可能です。無料トライアルは1ヶ月実施できます。
料金
無料枠:1.8〜20万円
環境:クラウド・オンプレミス
AIReadはアライズイノベーションが運営するAI-OCRサービスです。システム連携に優れており、ローコード・ETL・RPAなどの連携が充実しています。導入実績も豊富で金融機関、自治体、メーカーなど大手企業を中心に実績が紹介されています。クラウド・オンプレミスでの提供の他に、LGWANでの閉域網ネットワーク内でも利用可能です。初月無料のトライアルを提供しています。
料金
環境
CaptureBrainはキヤノンが運営するクラウド型AI-OCRサービスです。自社で開発しているOCRエンジンだけでなく、コージェントラボが提供するTegakiのOCRエンジンも利用可能です。機能として帳票仕分け・辞書補正・kintone連携などの特徴を持ちます。30日間の無料トライアルでは上限200枚までOCR処理を行えます。
料金
環境:クラウド
スマートOCRはインフォディオ運営のAI-OCRサービスです。付帯機能が充実しており、画像切り出し・スプレッドシート表示・ゆがみ補正・枠線/表認識などが使えます。クラウド・オンプレミス含めて5つの料金プランがあります。また利用形態もデスクトップアプリ・スマホアプリ・ブラウザアプリ・API形式と多様です。5日間で100枚を上限に無料トライアルを行えます。
料金
環境
USAC SYSTEMはRPAシステム「Autoジョブ名人」を提供しています。AI-OCRサービス運営企業との業務提携により、3社のAIエンジンをRPAシステムと連携する形で提供しています。AIエンジンはAIスキャンロボ・FileArk・DynaEye10の3つです。2か月の無料トライアルを提供しており、3つのシステムのうち一つとRPAを連携したシステムが試用できます。
料金:60万円〜/1年間
環境:クラウド
DEEP READは教育関連サービスを運営するEduLabが提供するAI-OCRです。UiPath、box、WingArcなど大手RPAやクラウドストレージとの連携実績が豊富な他、1秒間に1000枚以上の高速処理が可能です。カスタマイズ機能も充実しており、アンケートや診断書などの個別ニーズにも対応できます。無料トライアル期間は2週間です。
料金:要問い合わせ
環境:クラウド・オンプレミス
AI JIMYはシー・システムが提供するAI-OCRサービスです。スタンドアロン型で提供されており、Microsoftのオンラインストアから無料インストールできます。アカウント認証にはインターネット接続が必要です。読み取り精度の向上にはソフトウェアの更新が必要になります。無料プランでも認識枚数無制限で利用できます。
付帯機能:テンプレートのインポート・エクスポート
有料版:1万〜18万円

北海道恵庭市の税務課ではAI-OCR導入まで時間外労働が多く、業務の効率化が求められていました。そこで2019年よりRPA推進プロジェクトを立ち上げ、RPAとAI-OCRを導入したことで、16業務の効率化が実現しました。
業務の効率化は若手の職員が中心となって推進し、業務フローの洗い出しを半年近くかけて行なっています。とくに改善効果の大きかった債権管理課の業務については銀行とのやりとりにおいて年間232時間の作業時間が削減されました。
参考・出典:税務課主導のRPAプロジェクトで16業務の効率化に成功
職員の“当事者意識”で自治体のDX推進は加速する!
辻・本郷税理士法人は全国64拠点(海外6拠点)、グループ合計で約1400 名の社員が所属しています。税理士業務は転記作業が多く、紙での書類保管も大変です。そこでペーパーレス業務への移行と、コンサルティング業務への集中を目的にAI-OCRを試験導入しました。
着手したのは、税務書類作成のために必要な通帳のデジタル化です。従来、通帳をコピーしエクセルに入力、そして紙で保管するという一連の作業を複数人で行っていました。その作業を内製のRPAと組み合わせてAI-OCRを利用することで、業務は自動化されて社員1名が確認作業を行うだけになりました。 紙の保管リスクがなくなったことで管理・処分する際のコスト削減も実現しています。
参考・出典:税理士法人における
転記業務の効率化
無料のAI-OCRサービスは業務利用するにはセキュリティ面やサポート体制で課題が残ります。また、識字率やRPA連携も実際に使ってみないとわからない部分も多いです。業務として活用するなら有料版のAI-OCRがオススメです。その際は、上記の無料トライアルや無料デモ、トライアル導入などで効果を検証してみるとよいでしょう。
「AIよみと〜る」は業務利用を想定し、顧客サポートも充実の体制です。自社でOCRの導入を検討する際にはぜひ「AIよみと〜る」についてもお問い合わせください。



お好きな方法で読み取り制度を実感できます。
是非、気軽にお申し込みください。
AI-OCR読み取りデモ


手書き文字をデータ化するための8つのチェックポイント/AIよみと~る総合リーフレット
手書き文字のデータ化に必要なチェックポイント、AIよみと~るのご利用イメージや料金プランをご確認いただけます。

【事例5選】AI-OCRとは? 基本から導入メリット、成功事例まで徹底解説!

【事例あり】AI-OCRはどう活用できる?RPAとの連携や導入事例について紹介

【2023最新】AI-OCRの相場は?価格などの種類を解説

【保存版】AI-OCRが使えない?陥りがちな3つの落とし穴

【わかりやすく】OCRを活用した文字認識とは何か?メリットや活用方法、業務での活用事例を紹介

【検証結果あり】OCRとは?事例を交えてわかりやすく解説
お気軽にお問い合わせください。