
ローカル5Gユースケースチラシ(製造・物流・プラント・建設・港湾)

導入いただいたソリューション:ローカル5Gソリューション

ローカル5Gユースケースチラシ(製造・物流・プラント・建設・港湾)
Summary

東京都品川区に本社を置くプラスチック加工の専門企業である古賀電機株式会社は、創業約60年の豊富な経験と最新の5軸加工機などを融合させ、樹脂の切削、曲げ、溶接といった高度な精密加工を得意としています。材料調達から加工までを行う社内一貫体制による「難削材高精度加工」、「自動化による安定供給」、「新技術チャレンジ」が強みで、独自のネットワークを活かして幅広い産業のニーズに高品質な樹脂部品で応えています。
| 会社名 |
古賀電機株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
東京都品川区東大井1-5-3 |
| 事業内容 |
半導体装置向け医用機器向け高精度プラスチック部品の製造 |
| 導入拠点/所在地 |
古賀電機株式会社 横浜工場 / 神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷2丁目34-48 |
| URL |

半導体装置などに用いられる樹脂部品の製造を手がける古賀電機株式会社さまでは、ベテラン社員から若手社員への技能・技術伝承や新入社員の育成に加え、拠点間の移動負荷や工場内における人手による製品・材料搬送など、さまざまな課題を抱えていました。こうした課題の解決に向け、同社は東京都の「5Gによる製造工場のDX・GX推進事業」補助金を活用し、新たに建設した横浜工場内へローカル5Gを導入。加工技術伝承や工場DXの実現に向けた取り組みを本格的に進めています。
今回はローカル5Gを活用して工場DXを推進する古賀電機株式会社代表取締役社長の古賀さまにお話を伺いました。

古賀電機株式会社 代表取締役 古賀 光晴さま
「技能・技術伝承や若年層の人材教育等に大きな課題を抱えており、動画を用いた技能・技術伝承が有効ではないかと考えました」
当社では、技能・技術の伝承や人材育成が重要な経営課題となっていました。製造業という特性上、熟練社員の退職に伴う技能の継承や、未経験で入社する社員への教育には継続的な対応が求められます。一方で、若手社員への指導を行うたびに、先輩社員やベテラン社員が生産の手を止める必要があり、結果として生産性への影響が生じていました。また、社員一人ひとりの学び方や理解の進め方は多様化しており、自分のペースで繰り返し確認しながら理解を深めたいといったニーズも高まっています。こうした変化を踏まえ、従来の対面中心のOJTに加え、各自が主体的に学習できる仕組みづくりが必要だと考えるようになりました。
そこで当社では、動画を活用した技能・技術伝承に着目しました。ベテラン社員の作業やノウハウを高精細な映像として記録・蓄積し、必要なタイミングで何度でも確認できる環境を整えることで、教育の効率化と理解度の向上を図る狙いです。さらに、当社は複数の拠点を有しており、すべての拠点に常時ベテラン社員を配置することは容易ではありません。デジタル技術を活用して拠点間の距離や物理的な制約を超え、円滑なコミュニケーションを実現することで、拠点間連携の強化と全社的な生産性向上につなげたいと考えました。こうした背景から、技能・技術伝承、人材育成、拠点間連携を支える新たな基盤として、ローカル5Gの導入検討を進めることとなりました。
将来的な工場運営の高度化を見据え、同社ではローカル5Gの導入を検討しました。技能・技術の記録や共有においては、高精細な映像を安定して扱える通信環境が不可欠であり、特に図面や細かな加工状態を正確に確認するため、4K画質による映像伝送を必須条件としました。技能・技術伝承では、ローカル5G対応のウェアラブルカメラを活用し、複数の作業者が同時に映像を録画・再生する運用を想定しています。通信品質が不安定な場合、映像の乱れやデータ保存の遅延などが業務に影響する懸念があることから、高速・大容量通信を安定して利用できるローカル5Gが最適な通信基盤であると判断しました。
さらに今後は、AMR(自律走行搬送ロボット)との連携による搬送業務の自動化や、設備状態の遠隔確認・操作も視野に入れています。免許制による安定した通信品質に加え、用途に応じたネットワーク設計や強固なセキュリティを確保できる点も評価し、段階的なDXを支える基盤としてローカル5Gの採用を決定しました。
将来的な工場の拠点展開や設備増設も見据える中で、長期にわたり安定して運用できること、そして継続的な支援を受けられることが重要な選定ポイントとなりました。こうした要件を総合的に満たす通信基盤として、免許取得支援に加え、設計・構築から運用までを一括して任せることができる「ローカル5Gソリューション」の採用を決定しました。導入検討の過程では、東京都調布市にあるNTT東日本の「ローカル5Gオープンラボ」を見学し、ローカル5Gの具体的な運用イメージや他社の導入事例について説明を受けました。実際の活用シーンを確認できたことで導入後のイメージが明確になったことに加え、今回採用したAMRのベンダーについても、このラボ見学を通じて知ることができました。

ローカル5Gオープンラボ
ローカル5Gオープンラボは、国立大学法人東京大学様とNTT東日本が産学共同で設立した国内初のローカル5Gの検証環境です。パートナー企業様が先端技術の実証、ユースケースの共創を可能とする環境を提供し、ローカル5Gの社会実装を加速していきます。
ローカル5Gの導入を通じて、技能・技術伝承の高度化と工場運営の効率化を進めていきます。ベテラン社員の作業やノウハウを高精細な映像として記録・共有し、必要なタイミングで確認できる環境を整えることで、教育の効率向上と現場負荷の軽減を図ります。対面による指導と動画を活用した学習を組み合わせることで、社員一人ひとりの理解度や業務習熟を着実に高めていく考えです。
また、ローカル5Gを活用した拠点間連携も重要なテーマとしています。これまで人の移動を伴って行っていた確認や指示についても、離れた場所から現場の状況をリアルタイムに把握できる環境を構築することで、業務の効率化と生産性向上につなげていきます。さらに今後は、AMRとの連携による搬送業務の自動化や、設備状態の遠隔確認といった活用も視野に入れています。これらの取り組みは一度に実現するのではなく、横浜工場での運用を通じて効果を検証しながら段階的に進めていく方針です。ローカル5Gを基盤としたデジタル活用により、拠点間の距離を超えた一体感のあるものづくり体制の構築をめざします。

横浜工場内に計6台設置されたローカル5G Radio Unit (RU)
少子高齢化や人手不足を背景にDXニーズが高まる中、大容量データ伝送や4K・8K映像配信、リアルタイム通信への対応が求められています。ローカル5Gはこうした要求に応える無線ネットワークとして、地域課題の解決に向け多くの企業・自治体から注目を集めています。
ローカル5Gは免許制であるため、Wi-Fiのような電波干渉の影響を受けにくく、また自ら5Gシステムを構築・運用することで、パブリック5Gのように他のお客さまの利用状況に左右されることなく、高速・大容量通信を安定的に利用することが可能です。さらに、5Gシステムを自営で構築・運用することで、上り・下りの通信速度比率を用途に応じてカスタマイズでき、特に上り通信を重視した設計とすることで大容量データの伝送が可能となります。これにより、4K・8Kなどの高精細カメラを複数活用した遠隔作業支援や、遠隔監視による現場把握の高度化を実現します。
NTT東日本の「ギガらく5G」は、キャリアグレードの本格的な5Gスタンドアローン機能を備え、月額30万円から申請手続き・設計・システム構築・運用までを一括して委託できるサービスです。ローカル5Gは、導入する企業ごとに利用方法や利用エリアが大きく異なりますが、NTT東日本では多数の構築実績をもとに、お客さまのニーズやユースケースを丁寧にヒアリングした上で、ご要望を反映した高品質かつ低廉なサービスを提供しています。低コストでローカル5Gの導入をご検討中のお客さまは、ぜひNTT東日本へお問い合わせください。
特長01
キャリアグレードな機能・トータルITO

特長02
導入しやすい利用料金

特長03
多用なシステムラインアップ

特長04
選べる料金プラン

特長05
柔軟なシステムスケーラビリティ

ローカル5G
NTT東日本のローカル5G総合サイトです。豊富な構築実績や、産学協同の検証環境である「ローカル5Gオープンラボ」の紹介など、ローカル5Gを活用して作り出す新しい未来の可能性を、ここから発信していきます。

ローカル5Gオープンラボ
国立大学法人東京大学とNTT東日本が産学共同で設立した、国内初となるローカル5Gの検証環境です。パートナー企業様が先端技術の実証、ユースケースの共創を可能とする環境を提供し、ローカル5Gの社会実装を加速させていきます。

ギガらく5G
キャリアグレードの本格的な5Gスタンドアローン機能と事前手続きから設計・構築・運用までのトータルITO(ITアウトソーシング)をワンパッケージにし、 手頃な料金で提供するマネージド型のローカル5Gサービスです。

マネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」サービス概要チラシと、ローカル5G関連チラシがダウンロードいただけます。
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