株式会社東京ダイヤモンド工具製作所さま:お客様への 「製品の供給責任」を果たすためギガらくカメラで監視網を構築

イメージ:株式会社東京ダイヤモンド工具製作所さま:お客様への 「製品の供給責任」を果たすためギガらくカメラで監視網を構築
  • 製造業
  • 職場のネットワーク環境の整備
  • ICT・クラウド活用
更新日
2026-03-04

株式会社東京ダイヤモンド工具製作所
管理部 部長 佐藤英明さん
導入サービス:ギガらくカメラ

1932年の創業以来、一貫してダイヤモンド工具の製作に取り組んできた東京ダイヤモンド工具製作所。長い歴史の中で高度な技術を集積し、半導体メーカー、自動車メーカーなど幅広い業界に加工用工具を供給しています。機械産業を支える工具を手がける使命感から、同社はBCP(事業継続計画)を強く意識しており、国内の主要工場・拠点にギガらくカメラを導入しました。災害が発生しても速やかな復旧を果たし、事業を継続していくために、ギガらくカメラはどのように運用されているのでしょうか。抱えていた課題から導入の経緯、活用の可能性をお伺いしました。(取材2021年11月)

イメージ:防犯だけじゃない!?カメラ活用事例集

実際のお客様の声を、目的別・業種別でまとめました!

防犯だけじゃない!?カメラ活用事例集

Summary

導入目的
地震、水害などの災害発生時に工場の状況を把握する
監視映像をBCP対策の経営判断に役立てる
導入した結果
地震発生時、遠隔地にある工場の模様を速やかに確認できた
警察の映像提供要請に応えて地域の防犯・安全に貢献
導入カメラ
AXIS M2025-LE×11台
なぜギガらくカメラに決めたか
クラウド型システムで遠隔から映像を確認できる
HD画質により状況がきめ細かく把握できる
利用用途・場所に応じた適切なカメラの提案

お客様への 「製品の供給責任」を果たすためギガらくカメラで監視網を構築

イメージ:お客様への 「製品の供給責任」を果たすためギガらくカメラで監視網を構築
イメージ:お客様への 「製品の供給責任」を果たすためギガらくカメラで監視網を構築02

地球上で最も硬い物質として知られるダイヤモンド。東京ダイヤモンド工具製作所は、その名の通りダイヤモンドを素材とする工具を作っており、半導体や自動車、航空機・宇宙関連機器、精密機器から土木・建設、コンタクトレンズなどの日用品に至るまで、さまざまな製造現場で存在感を発揮しています。90年に渡って磨いてきた「匠」の技術により精度の高い製品を製造し、特に超精密加工用の工具では高いシェアを誇ります。

現代社会に欠かせない精密部品、製品の加工に欠かせない工具を手がける――その使命感から、同社が重要なミッションに掲げるのがリスクマネジメント。甚大な災害が発生した場合、速やかにBCP対策本部を立ち上げ、工具の製作を継続できる体制を整えているのです。そこで大きな役割を担うのがギガらくカメラです。東京工場(本社)、仙台の2工場、長野工場に設置したカメラでネットワークを構成し、各工場の映像をリアルタイムに確認できます。ギガらくカメラの運用・管理を担う管理部の佐藤英明さんに、導入に踏み切った経緯、運用の状況と今後の展望を語っていただきました。

工場の生産を続行するため、監視カメラネットワークを構築

イメージ:工場の生産を続行するため、監視カメラネットワークを構築

――ギガらくカメラは防犯が主な目的ではなく、BCP対策として各工場に設置されています。そのねらいについてお聞かせください。

ご存じの通り、ダイヤモンドはとても硬く耐性に優れる素材です。産業分野では金属やセラミックなどの切削、研削の工具に使われています。身近なところでいうと、スマートフォンやディスプレイパネルなど、現代社会に必須の製品の精密加工に欠かせない工具なのです。そこで、当社の工場の生産ラインが止まってしまったらどうなるでしょう。半導体メーカー、自動車メーカー、電機メーカーなど多くの業界に甚大な影響が及んでしまいます。そこで、当社は社会的な使命としてBCP対策を重要方針に掲げています。災害が起きた場合は、「必要とされる事業の継続および迅速な復旧を実現する」。これが私たちに求められる責任です。

日本は地震大国ですから、いつどこで大地震が起こってもおかしくありません。また、近年は台風や集中豪雨による水害も頻発しています。自然災害が発生した場合、各工場の状況を速やかに把握し、BCP対策本部を機能させていきます。そこで、映像による状況把握デバイスとしてギガらくカメラに白羽の矢を立てたのです。

――以前からBCP対策に力を入れてきたことがわかりました。ギガらくカメラ導入には、BCP対策におけるどのような期待があったのでしょうか。

2011年3月11日に発生した東日本大震災を例にとってお話しましょう。地震発生直後、当社はすぐさまBCP対策本部を立ち上げ、従業員および家族の安否確認、そして工場の被災状況の把握、生産設備の復旧を迅速に完了。地域のインフラが復旧した直後から工場の生産を再開することができました。それは各工場のメンバー、そして本社管理部が情報を共有し、密に連携したからです。ただ、そこに映像があったら、さらに大きな力になったとも言えるのです。

3.11の際、仙台工場のオフィスも激しい揺れに見舞われました。デスクの引き出しまですべて飛び出すなど、手のつけようもない状況だったのです。惨状は電話ではなかなか伝わらない。しかし、そこにリアルタイムに見られる映像があったら一目瞭然です。経営幹部が現地の模様を目で見ることは、BCP対策のさらなるスピードアップをもたらします。

――ギガらくカメラの導入に際して、決め手になった要素をお聞かせください。

BCP対策としての導入ですから、いつでもどこでも映像が確認できることです。地震は深夜、早朝など時間を選ばずに発生します。就業時間のオフィスからでしか確認できないようでは意味がありません。その点、ギガらくカメラはクラウド型のカメラサービスですから、インターネットを介して遠隔から映像を確認できますし、データの保全も安心です。オフィス外からでもアクセスすることを考えると、パソコン、スマートフォン・タブレットと多様なデバイスが使えるのも魅力でした。コストだけでいえば安価な競合サービスもありましたが、品質と安定性に重きを置いてギガらくカメラの導入を決断したのです。

  • 遠隔確認にはカメラ設置場所と確認場所の両方にインターネット接続環境が必要です。
  • スマートフォンやタブレットでのご利用の場合、専用アプリが必要です。
  • インストールした専用アプリへのプッシュ通知を行います。

グラっと揺れたら、映像によって従業員、設備の安全を確認

――各工場を結ぶ監視カメラネットワークはどのように構築されましたか?

防犯用のカメラであれば出入り口、主要通路などに設置したらいいわけですが、当社はBCP対策での活用です。設置場所は慎重に検討していきました。地震や水害などの災害が発生した場合をシミュレーションし、被災状況の全貌を把握できる場所をリストアップ。半年の準備期間を設け、最適なカメラ位置をすり合わせていったのです。また、遠隔確認は業務時間外、つまり夜間や早朝も想定されます。提案を受けたカメラは「AXIS M2025-LE(SF)」です。こちらは赤外線照明を内蔵して屋外にも対応しており、夜間でもはっきり確認できる当社のBCP対策には最適なモデルでした。

イメージ:グラっと揺れたら、映像によって従業員、設備の安全を確認

――導入後、ギガらくカメラを活用された機会はございますか?

導入してすぐ、東北地方で地震が立て続けに発生したことがありました。幸いにも小規模で現地に大きな被害はありませんでしたが、私たち管理部は仙台工場の管理者と連絡を取り、状況の確認を急ぎました。そこで頼りになったのがギガらくカメラです。地震が発生したのは午後11時前という夜間帯。従業員は既に退社してしまっていました。従来であれば、責任者が駆けつけるまで状況は分かりません。もちろん、私をはじめ管理部メンバーは自宅のパソコンからギガらくカメラにアクセスし、工場の状況を把握できていました。クリアに映像が確認できたため、「停電になっていない」「デスクに乱れがないので大きな揺れではない」と、瞬時に有力な情報を得られました。映像の威力をまざまざと体感した瞬間です。

幸い、工場設備にもトラブルはありませんでした。もし異常が見られた場合、復旧対策班を編成して現地に向かわせ、対応を進めなければなりません。ギガらくカメラの映像は役員も見られるようになっており、経営層の決定にも大きな役割を果たせることを確信しました。いつ起こるか分からない大災害への備えとして、大きな手応えを感じましたね。

――導入後、関係者の反応はいかがでしたか?

災害発生時、BCP対策事務局として機能する管理部のメンバーには高精細な画質が好評でした。工場、オフィスの様子がスマートフォンのアプリからでも問題なく見られます。仙台、長野の工場の管理者もギガらくカメラの映像をチェックできますので、「いざという時は東京本社がちゃんと見てくれる」という安心感にもつながります。地震、水害が起こったら、従業員の自宅にも被害が及ぶ可能性もあります。避難や自宅の復旧に全力を傾ける際、「工場の対策は本社が進めてくれる」という事実は大きな安心材料になります。

  •  画質はクラウド側の設定になりますが、お客さまの通信環境などにより変動する場合があります。

導入前には想定していなかったことですが、警察からの要請も何件かあり、東京本社のカメラ映像を提供したこともあります。本社工場は戦前から稼働し、地域に根ざして事業を展開してきました。地元の安心・安全に貢献できていることをうれしく思っています。

イメージ:グラっと揺れたら、映像によって従業員、設備の安全を確認02

将来的には生産設備のリカバリー、労務管理の活用も視野に

イメージ:将来的には生産設備のリカバリー、労務管理の活用も視野に

――カメラの活用は災害発生後になりますが、今後は他に活用される予定、検討はございますか?

ここまで語ってきたのは、東京本社の管理部からの観点です。ただ、もちろん東京も地震や水害など、多くの災害が襲ってくるというリスクがあります。本社工場が被災し、私たちがBCP対策本部を立ち上げられない場合、仙台工場が臨時対策本部を立ち上げ、対策に当たることになっています。仙台もギガらくカメラを活用し、東京工場の状況を確認して即応、対策にあたってくれるのです。いつどこで起こるかわからない災害に強靭な会社を作るため、ギガらくカメラは欠かせないツールです。

――各工場の安心・安全をさまざまな観点で考えられていますね。その点で、今後のギガらくカメラへの期待、活用の可能性についてお聞かせください。

現在はBCP対策がメインですが、構内放送やデジタルサイネージなどと併用し、工場に何らかのアナウンス、連絡ができればとも構想しています。また、AIの活用によって労働事故の発生を防いだり、SaaSの勤怠管理システムとのAPI連携によって労務管理を考えていったりと、管理部のメンバーからはいろいろなアイデアが上がってきています。カメラによって労働環境をより安心・安全なものにし、従業員を守っていきたい。高品質でフットワーク軽く活用できるギガらくカメラには大きな期待があります。

イメージ:将来的には生産設備のリカバリー、労務管理の活用も視野に02
  • 上記の事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
  • 取材当初より対象のカメラが終息している場合があります。
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