サンポップマチヤさま導入事例|安全・安心を守る新たな挑戦「MIMAMORI AI」と人が創る次世代の施設運営

サンポップマチヤさま

    地域とともに歩み続ける「サンポップマチヤ」
    安全・安心を守る新たな挑戦 「MIMAMORI AI」と人が創る次世代の施設運営

    株式会社サンポップ

    業種
    施設管理・運営
    職員数
    10人以下
    導入サービス

    Summary

    課題
    来館者の高齢化に伴う転倒事故リスクへの対応
    人件費高騰を踏まえた管理コストの最適化
    持続可能な安全確保に向けた警備体制の高度化
    導入効果
    事故・トラブルの未然防止および早期発見を実現
    人的対応が必要な状況を即時把握できる体制を確立
    安全管理の高度化と省力化を両立する運用基盤を構築
    導入台数
    9台

    荒川区・町屋エリアにあるショッピングセンター「サンポップマチヤ」は、買い物や食事を目的に多くの人が訪れる、長年にわたり地域に根付き住民に親しまれてきた施設である。多様な人々が利用する商業施設において、防災や事故防止など「来館者の安全確保」は欠かすことのできない重要なテーマとなっていた。サンポッ
    プマチヤでは、2021年よりNTT東日本が提供するクラウド型カメラサービス「ギガらくカメラ」を導入し、施設管理体制の強化を進めてきた。そして2025年、さらに施設管理の高度化と省力化を一層推進するため、AIを活用した警備システム「MIMAMORI AI」の導入を決定。新しいテクノロジーと地域に根差したショッピングセンターの融合により、来館者がより安心・安全に買い物を楽しめる環境づくりが進められている。

    地域に寄り添い続けて30年 サンポップマチヤが大切にすること

    サンポップマチヤ 松野さま

    「サンポップマチヤ」は東京都荒川区に位置し、東京メトロ町屋駅に直結する利便性の高いショッピングセンターとして、長年にわたり地域の暮らしを支えてきました。創業30周年を迎えた今も、地域とともに歩んできた歴史を礎に、安心して利用できる施設づくりを追求しています。

    代表取締役を務める松野宏氏は、創業以前からこの事業に携わり、ビルの設計段階から打ち合わせに参加し、施設が形づくられていく過程を間近で見てきたといいます。

    「サンポップマチヤは地下1階から地上2階までが商業施設ですが、22階建てのビル全体についても、私たちが業務委託を受けて管理しています。施設運営を続けていくうえで、最も大切なのは『利用者の安全』
    です。サンポップマチヤの来館者だけでなく、建物にお住まいの方々も含め、これまでも安心・安全を最優先に考えてきました」(松野氏)。

    駅前という立地の特性上、館内には買い物客だけでなく、通勤・通学の途中に立ち寄る人や、近隣で働く人々など、幅広い層の来館者が利用しています。多くの人が行き交う場所だからこそ、事故やトラブルを未然に防ぎ、安全で快適な空間を保つための取り組みは、施設運営の基盤ともいえる重要な要素です。

    しかし近年、サンポップマチヤを取り巻く環境は少しずつ変わりつつあります。「町屋は『東京の下町』という土地柄、高齢者が多くなっている地域です。一方で、駅前周辺にはマンションの建設が続き、子育て世代のファミリー層も増えてきました。新旧が入り混じる街の中で、『サンポップマチヤ』への来館者の層は小さなお子様からご高齢の方までさらに広がっていると感じています」と松野氏は語ります。

    地域の高齢化が進む中、誰もが安心して利用できる商業施設のあり方が、あらためて問われる時代となっています。

    地域の高齢化と人手不足 見えてきた新たな課題

    安全管理体制の見直しへ

    サンポップマチヤの「利用者の安全」を考え続ける中、近年相次いで報じられる高齢者によるエスカレーター事故のニュースは、松野氏にとって施設の安全対策をあらためて見直すきっかけとなったといいます。

    「日々、利用者の方々を見守る中で気が付いたのは、杖をつきながら来館される方が増えているということでした。特に、常に動きのあるエスカレーター付近ではバランスを崩しやすく、安全面での不安を感じていました。エレベーターの利用も促していますが、動線や利便性の問題もあり、思うように利用が進まないことが課題でした」(松野氏)。

    さらに、安全管理体制の見直しを迫る要因となったのが、人員不足と人件費の高騰でした。より安全性を高めようとすれば、それだけ管理コストは増えていく。しかし、限られた人員の中で従来と同じ方法を続けるだけでは、対応に限界がある――その現実が次第に明らかになっていったのです。

    「当時は、警備員が防犯カメラの映像を確認しながら定期的に巡回を行っていました。お客様の転倒などトラブルが発生した場合は、発見した従業員や店舗の方からの連絡を受け次第、警備員が現場に駆けつけていました。どうしても人の目と経験に頼った、いわばアナログな対応が中心でした」と松野氏は当時の状況を語ります。

    事故を未然に防ぐこと、トラブルに迅速に対応すること、そして限られた人員でも安定した管理を続けること。これらを同時に実現する新しい方法を模索することが、施設運営にとって急務となっていました。

    実証実験を経て導入へ 精度と伴走支援が決め手に

    MIMAMORI AI導入イメージ

    2021年、NTT東日本が提供する「ギガらくカメラ」の導入を決定した際、当時専務取締役だった松野氏は、その選定と検討を主導してきました。安全対策の強化に取り組んできた同氏にとって、今回の「MIMAMORI AI」導入もまた、大きな決断の一つでした。

    「MIMAMORI AI」は、人の姿勢や動きを分析する骨格推定方式の「行動認識AI」を活用した映像解析をリアルタイムで実施するクラウド型異常検知サービスです。転倒・ふらつきや異常行動を自動で検知し、即時に通知できるため、「より高度な安全対策を実現できる」と松野氏は期待を寄せました。一方で、新しいシステムの導入には懸念もあったといいます。

    「AIによって本当に人の転倒やふらつきを検知できるのか。過度に反応してしまえば運用に支障が出ますし、逆に見逃しがあっては意味がありません。そのバランスや施設内の見守りが必要な箇所についても、どう見極めるかが重要でした」(松野氏)。

    こうした不安を払拭するため、2024年9月から、NTT東日本のMIMAMORI AIの開発に協力する形で実証実験を開始。実際の館内カメラの映像のリアルタイム解析を行って検知精度の信頼性を評価し、検知条件の調整や運用フローの確認を重ねていきました。その結果、リスクのある動きを高い精度で捉えられることを確認し、導入への手応えを得ていったといいます。

    「他社のAI警備システムも比較検討しましたが、最終的な決め手となったのは精度に加えて、導入後のアフターフォロー体制への期待でした。実証実験の段階から丁寧に伴走していただけたことが大きかったですね」(松野氏)。

    実証実験では、3週間に1度の打ち合わせを経て、綿密な情報交換を実施。施設全体で110台ほど導入している「ギガらくカメラ」の中から、特に重要性の高いカメラの設置位置や台数、検知エリアの設定などを細かく検討していきました。そして2025年6月、エスカレーターやエレベーター付近を中心に、計9台分の「MIMAMORI AI」導入を決定しました。

    「当初は2カ月間の予定だった実証実験も、結果的には約5カ月にわたって現場の意見も取り入れながら、試行錯誤を重ねることになりました。それだけ慎重に検証を進めることができたのは、NTT東日本さんの継続的な協力があったからこそです」と松野氏は振り返ります。

    単なるシステム導入ではなく、現場に即した最適な運用を共に築き上げるプロセスこそが、今回の決断を後押ししたといえるでしょう。

    現場の安心感と広がる活用の可能性 AIがもたらす新たな安全運営

    「MIMAMORI AI」の導入を決定した後、まず現場の警備スタッフから上がったのは前向きな声だったといいます。

    「何か異常があった際に、すぐに通知を受けて現場へ駆け付けることができる。これは非常に心強いという声がありました」(松野氏)。

    これまで人の目と経験に頼る部分が大きかった監視業務において、AIによるリアルタイム検知が加わったことで、初動対応の迅速化が期待できるようになりました。結果として、警備スタッフの心理的負担の軽減にもつながっています。さらに、AIの活用は単なる効率化にとどまらず、管理体制そのものの高度化へと発展しつつあります。例えば、住宅フロアの郵便受け付近に設置したカメラへ「MIMAMORI AI」を活用することで、ポスティング業者の動きにも目を配ることができるなど、防犯面での応用も視野に入れています。

    「サンポップマチヤでは定期的に催事イベントを開催しています。施設の3~4階には荒川区の文化ホールもあり、普段よりも多くの人が訪れる場合があります。エスカレーターの利用者が増えて、安全の確保が難しくなった際にも『MIMAMORI AI』のサポートがあれば、より安全な施設運営につながるのではないでしょうか」(松野氏)。

    AIと施設管理の組み合わせは、新たな可能性を生み出しています。

    それは、管理業務の省力化やコスト削減だけではないといいます。「『MIMAMORI AI』の導入後から、エスカレーターやエレベーター付近で大きな怪我につながるようなトラブルは減ってきていると感じています。

    警備員の負担が軽減されたことで、これまで以上に館内を巡回するなど、お客様に積極的にお声がけできる時間が増えていることも、良い変化の一つかもしれません」と松野氏は手応えを語ります。

    安全で安心な場を未来へ残すために サンポップマチヤが描くこれから

    これからの商業施設において、AIはどのような存在になっていくのでしょうか。松野氏は、その展望を次のように語ります。

    「商業施設には、どうしても人材不足という課題があります。警備や清掃の現場でも人手が限られている中で、その不足を補うためにAIができることは多いのではないでしょうか」(松野氏)。

    少子高齢化が進む中、施設管理の現場では人材の確保や業務効率化がますます重要なテーマとなっていきます。松野氏は、「MIMAMORI AI」を導入してから、警備業務の見直しにも着手していると話します。例えば現在、夜中0時まで続いている警備を、「MIMAMORI AI」を活用することで23時30分までに短縮することができれば、「従業員の働き方改革につながるのでは」と期待を寄せているといいます。

    「単館のショッピングセンターでは、私たちと同じような管理上の悩みを抱えているところも多いのではないでしょうか。ぜひ『MIMAMORI AI』の活用を検討し、実際に体験していただきたいと思います。利用してくださる方々の安全な環境づくりに、きっと役立つはずです」と松野氏は呼びかけます。

    AIは単に人を置き換える存在ではなく、人の目や判断を支えるパートナーとして機能するもの。テクノロジーと現場の経験を融合させながら、より安全で安心できる施設運営を実現していきます。サンポップマチヤの取り組みは、その一つのモデルケースとして、これからの商業施設のあり方を示してくれています。

    長年にわたり地域に親しまれてきたこの場所が、これからも安心して立ち寄れる空間であり続けるために。

    AIと人がともに支える新しい施設運営のかたちが、今まさに動き始めています。

    活用事例イメージ

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    MIMAMORI AI

    MIMAMORI AI

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    MIMAMORI AI導入事例

    不動テトラ
    • 建設業

    株式会社 不動テトラ

    現場の安全と業務効率を両立する遠隔監督体制をMIMAMORI AI で構築

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    • MIMAMORI AI

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