東京ビッグサイト 2026年5月13日~5月15日

EDIX東京2026出展レポート

イメージ:EDIX東京2026出展レポート 東京ビッグサイト 2026年5月13日~5月15日
  • 公共・自治体
  • 学術研究、専門・技術サービス業
公開日
2026-07-24

日本最大級の教育分野の展示会「EDIX(教育総合展)東京2026」が東京ビッグサイト(東京都)で開催されました。学校・教育機関、企業の人事・研修部門など、教育関係者が3日間で26,155人が訪れました。

NTTグループはNTT東日本、NTTテクノクロス、NTTデータ九州、NTT-ME、NTT ExCパートナー、NTTデータ・カスタマサービス、NTTドコモソリューションズ、NTT・TCリース、NTTデータで共同出展し、多様なソリューションを紹介しました。ブース内では連日10分間の無料セミナーも開催し、多くの方に足を止めていただきました。

「大学向けセキュリティサービス」「大学DX推進に向けた業務・教育のトータル支援」のほか、小学校・中学校・高校向けの「探究学習ソリューション(探究旅行、ワークショップ、デジタル教材)」「校務DXソリューション・AIカメラ」「高校(N-E.X.T.ハイスクール構想等)ソリューション」をテーマに、モニター展示を実施しました。

【日時】2026年5月13日~5月15日 10:00~18:00(最終日は17:00終了)
【会場】東京ビッグサイト 東展示棟
【出展会社】NTT東日本、NTTテクノクロス、NTTデータ九州、NTT-ME、NTT ExCパートナー、NTTデータ・カスタマサービス、NTTドコモソリューションズ、NTT・TCリース、NTTデータ

「大学向けセキュリティサービス」

イメージ:「大学向けセキュリティサービス」

NTT東日本 ビジネスイノベーション本部
社会基盤ビジネス部 教育営業部門
シニアコンサルタント 内川 良介

大学は研究データや在学生・卒業生の個人情報など、価値の高い情報を数多く保有しており、攻撃者から狙われやすい傾向にあります。NTT東日本では、大学向けの多様なセキュリティサービスを提供しています。

今回、ブースの説明で関心を集めたのは、多層防御の考え方です。セキュリティ対策は技術的な面に目が向きがちですが、シュレッダーの利用や覗き見防止フィルムの貼付といった物理的対策や、教職員向けの研修やセキュリティポリシーの策定・改定といった管理的対策も大切です。3つの観点を整理してお伝えしたところ、わかりやすいと好評でした。教職員さま向けには標的型攻撃を疑似体験できるセキュリティ研修なども実施しています。

何から着手したらよいか悩まれているご担当者さまには、セキュリティアセスメントをご案内しました。現状を可視化し、分析・評価することで、優先順位や具体的な対策案が見えてきます。

イメージ:「大学向けセキュリティサービス」

セキュリティ対策の必要性は理解していても予算を確保しづらい、というお声もありました。情報システム部門の担当者が危機感を持っていても、経営層の優先順位が低いことがあるようです。NTT東日本では、経営層への説明資料作成など、意思決定の段階からサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

大学向け「大学DX推進に向けた業務・教育のトータル支援」

イメージ:大学向け「大学DX推進に向けた業務・教育のトータル支援」

NTT東日本 ビジネスイノベーション本部
社会基盤ビジネス部 教育営業部門
荻野 和輝、シニアコンサルタント 伊倉 康太

大学DXの一つとして、数年前から、生成AIを電子教科書と掛け合わせたソリューションを提案しています。対応できる分野は広がっており、数理・データサイエンス・AI教育に加えて、化学やキャリアデザインでも活用がはじまっています。

教員が指定した電子教科書・電子教材を情報源とするAIエージェントを使って、学生は予習で授業のサマリーを確認したり、疑問をその場で質問したりと、授業時間外の学びを深められます。教員はテスト問題の作成を生成AIに任せるなどして業務の負担を軽減できます。

学生と生成AIとのやりとりのログから、これまで見にくかった学習状況をつかみやすくなります。実際に学習状況を分析して授業内容を改善し、学生の満足度向上につなげた事例もあります。一方で、生成AIの活用には懸念の声もありますので、引き続きさまざまな分野の専門の先生方とディスカッションを重ねながら、活用を広げていきたいと考えています。

生成AIを使った業務支援も行っています。多いのは「生成AIを使いたいが、どの業務に使えばよいかわからない」という声です。NTT東日本では活用シーンの検討からセキュリティガイドラインの策定、リテラシー研修、さらに運用開始後のサポートまでワンストップで実施し、定着まで伴走いたします。

イメージ:大学向け「大学DX推進に向けた業務・教育のトータル支援」

ブースでは、AIチャットボット「ミンクスプラス生成AI」のデモをご覧いただきました。事前に学内マニュアル等を読み込ませておけば、該当する記載とページを示して回答します。情報をインターネット上に出さずに扱えることは、多くの方が気にされていたポイントでした。

NTT東日本は、これまで多くの大学にシステムやネットワークを提供してきた実績をもとに、職員・教員・学生それぞれに合った使い方をご提案できます。最近では、生成AI活用があまり進んでいないジャンルでの活用方法を検討する実証実験もはじめました。引き続き生成AIを活用しながら大学のDX推進を支えてまいります。

小学校・中学校・高校向け
「探究学習ソリューション(探究旅行、ワークショップ、デジタル教材)」

イメージ:小学校・中学校・高校向け「探究学習ソリューション(探究旅行、ワークショップ、デジタル教材)」

NTT東日本 ビジネス開発本部 営業戦略推進部
次世代教育担当 渡邉 亮、瀬戸 一樹

生成AIの普及で知識への接続が容易になったことで、何を課題と捉え、どう取り組むかを考える学びへの主体的な姿勢が、これまで以上に重視されるようになってきました。それに伴い、探究的な学びへの注目も年々高まっています。

NTT東日本グループは、「デジタル×リアル」を強みに、多様な探究学習ソリューションを展開しています。デジタルでは生成AIやデータサイエンスを取り入れた実践的な教材を用意し、リアルでは「NTTe-City Labo」での校外学習、地域を学びのフィールドとした修学旅行・宿泊行事支援を提供します。デジタルで得た知識をリアルで実践でき、探究学習のサイクルがうまく回る仕組みを整えています。

ブースに立ち寄った教育関係者からは、「探究が“やらされ探究”になってしまう」「もっと実社会とつながる学びを届けたい」といったお悩みをお聞きしました。こうした声に対してご紹介したのが、「NTTe-City Labo」です。地域の課題解決に向けてNTT東日本グループが取り組む先端ソリューションを体感できる施設で、農業やドローン、防災など、通信だけではない多様な分野に取り組んでいます。ここを探究的な学びを得られる校外学習の場としても活用できることをお伝えすると、「自校のプログラムに取り入れてみたい」と関心をお寄せいただきました。

イメージ:小学校・中学校・高校向け「探究学習ソリューション(探究旅行、ワークショップ、デジタル教材)」

また、探究ソリューションを軸に、より広い取り組みも広がっています。学校法人河合塾学園が岩手県一関市に開設予定の広域通信制高校「ドルトンX学園高等学校」との連携、ミネルバ大学との次世代グローバルリーダー育成に向けた連携協定の締結がその一例です。今後もさまざまなかたちで教育の未来を支えてまいります。

ブース内セミナー
「NTT東日本×探究学習に挑む高校で共創する『探究学習アップデート大作戦』」

イメージ:ブース内セミナー 「NTT東日本×探究学習に挑む高校で共創する『探究学習アップデート大作戦』」

NTT東日本 ビジネス開発本部
営業戦略推進部 次世代教育担当 渡邉 亮
聖学院中学校・高等学校 宮 隆允先生

ブース内セミナーでは、プログラムの1つであるビジネス創造ワークショップを導入いただいた聖学院中学校・高等学校の先生をお招きし、導入と実践の実例をご紹介しました。

ビジネス創造ワークショップとは、NTT東日本の事業創造をモチーフに、「新たな価値を創造する力」をワークショップ形式で学べるプログラムです。NTT東日本は通信だけでなく、eスポーツやエネルギー、文化・芸術、一次産業など多種多様な事業を手がけています。ワークショップでは、これらの事業をカード化した独自の教材を用い、生徒がそれらのアセットを組み合わせて新たなビジネスを構想することで、変化が激しく予測の難しいVUCAの時代に求められる新たな価値を創出する力を養います。

聖学院はSTEAM教育に力を入れており、より多様で専門性の高い学びを提供したいと考えていました。そこで今回は「NTTe-City Labo」でさまざまな最先端技術に触れたうえでワークショップを実施し、実社会に接続したアントレプレナーシップとイントレプレナーシップの醸成をめざしました。

イメージ:ブース内セミナー 「NTT東日本×探究学習に挑む高校で共創する『探究学習アップデート大作戦』」

生徒のみなさんは発想力だけでなく、ビジネスの持続性という視点も獲得し、自分の関心が最新技術と結びつくことで、進路やキャリア、仕事の見方にも新たな気づきが生まれたようです。また宮先生からは、夢を描いた先にあるリスクやコスト、収益性など教員だけでは伝えにくいことを新規事業の現場に立つNTT東日本の社員が直接語ったことをご評価いただきました。

今後も教育機関のみなさまと共創しながら、よりよい教育の実現をめざしてまいります。

小学校・中学校・高校向け「校務DXソリューション」

イメージ:小学校・中学校・高校向け「校務DXソリューション」

NTT東日本 ビジネスイノベーション本部
地域基盤ビジネス部 教育ビジネス推進部門
冨田 頼紀、木口 卓紀

文部科学省は「次世代校務DXガイドブック」を公表し、都道府県域で次世代校務DXの実現に向けた共同調達を推奨しています。令和11年度という目標期限に向け、多くの都道府県が検討をはじめています。ブースにはこれから共同調達に向き合う市町村の担当者も多く立ち寄られ、共同調達の進め方からご説明しました。

NTT東日本は、文部科学省の実証フィールドとなった県域をはじめ、多数の自治体で校務DXの導入・運用を支援してきました。県域の共同調達では都道府県や市町村のご要望に応じながら、校務アプリ、共通認証基盤、ゼロトラストセキュリティを組み合わせてご提案しています。また、県域の共同調達範囲にゼロトラストセキュリティを含めず、市町村独自でセキュリティ整備を行う場合に最小限の負担で導入できる、必要な製品や設計をまとめたパッケージ「BizDrive校務DX」も用意しています。

イメージ:小学校・中学校・高校向け「校務DXソリューション」

校務DXを進めるにはシステムなどハード面の整備だけでなく、各種ツールや生成AIの活用研修、データを活用した教育の高度化などソフト面の整備も必要になってきます。NTT東日本はマルチベンダとして柔軟な対応が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

学校向け共通 「AIカメラ」

イメージ:学校向け共通 「AIカメラ」

NTT東日本 ビジネス開発本部
無線&IoTビジネス部 AIデータ活用推進担当
久野 研一、担当課長 森園 絵理、中武 大輔

学校は地域に開かれた場所ですが、不審者の侵入や子どもの事故といったリスクへの備えが求められています。学校の安全に役立つ高性能なAIカメラとして、防犯の現場で広く導入されてきた「ギガらくカメラ」をご紹介しました。

このカメラは、最大4Kの高精細な映像を映し、広い校庭を映した画像でも拡大すれば文字が読めるほど鮮明です。AIによって、人物や服装などから、誰がいつどこにいたかをあとから検索することも可能です。さらに人の動きをその場で捉え、気になる事態が起きた時点で、アラートを通知することもできます。今回、ブース内にカメラを設置し、実際にデモをお見せすると、「AIカメラはここまで進んでいるのですね」と驚きの声を多くいただきました。

イメージ:学校向け共通 「AIカメラ」

小学校・中学校・高校での安全対策をはじめ、広いキャンパスを抱える大学では巡回に頼らず、アラートを受けて駆けつける体制への切り替えも検討できます。導入にあたっては、カメラの設置からネットワークなどのインフラ整備、そして導入後の運用まで一貫してサポートいたします。学校の安全管理に危機感をお持ちでしたら、ぜひ一度ご検討ください。

高校向け 「高校(N-E.X.T.ハイスクール構想等)ソリューション」

イメージ:高校向け 「高校(N-E.X.T.ハイスクール構想等)ソリューション」

NTT東日本 ビジネスイノベーション本部
地域基盤ビジネス部 教育ビジネス推進部門
教育ビジネス担当 チーフ 川村 駿
稲葉 創士

「N-E.X.T.ハイスクール構想」に向けた取り組みのお手伝いができることも紹介しました。多くの都道府県は申請を終え、3つの類型それぞれの取り組み方針は決めたものの、具体化はこれからの段階です。

NTTグループは一丸となって、3つの類型のいずれにも対応できることをご説明しました。提案の軸となるのは、NTT東日本が取り組むソリューションを体感できる施設「NTTe-City Labo」で、ここでの実証や展示を高校の学びにいかしていきます。たとえば、スマートグラスや4Kカメラを活用して専門家と農業高校の生徒をつなぐ遠隔の営農指導やアクティブラーニング向けの教室空間の設計などさまざまな取り組みを行っており、幅広いソリューションをご提案できます。

改革先導拠点となる高校では、整備された環境で実際にどのような授業を行うかが悩まれるポイントになりそうです。NTT東日本は環境を整えるだけでなく、それをどう授業にいかすかまで、伴走したいと考えています。地域の特色をいかした提案も交えながら、高校教育の新しい価値創造を支援いたします。

イメージ:高校向け 「高校(N-E.X.T.ハイスクール構想等)ソリューション」

NTT東日本は今後も、グループ各社とともに、教育現場の課題に寄り添う多様なソリューションで、教育DXを推進してまいります。

関連ソリューション

大学ソリューション

大学ソリューションを提供して、戦略的なICTの利活用による大学全体のDX推進をお手伝いしています

初等中等教育機関ソリューション

初等中等教育機関ソリューションを提供して、GIGAスクール環境の整備・利活用の支援や、教職員の働き方改革を実現する校務DXのお手伝いをしています

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