
集合住宅向け 全戸一括 光回線インターネットサービス
フレッツ光 全戸加入プランパンフレット

選挙における争点の一つとなっていた「手取りを増やす」施策。
消費税の軽減や社会保険料の抑制、いわゆるパートの「年収の壁」など、物価高の状況を背景に、さまざまな論点が議論されています。そうした中で、社宅貸与によって従業員の手取りを増やすという考え方が、近年、新たな潮流として注目されつつあります。
今回は、社宅貸与と手取りの関係について論じていきます。


介護保険は、40歳から64歳までの人を対象とした制度で、要介護状態になった際に介護サービスを利用するための保険です。
健康保険料に上乗せして徴収される仕組みのため、その算出根拠にも住宅手当が含まれます。
雇用保険は、失業時の生活保障などを目的とした保険です。
労働者負担分は0.55%ですが、こちらについても保険料の算定対象には住宅手当が含まれます。
なお、社会保険とは別に労災保険があります。
これは、業務中や通勤中の事故・病気に対する補償制度で、全額が事業主負担となるため、従業員の手取り額には影響しません。

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2025年9月26日に公表された国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本の全体の平均年収は478万円です。
仮に年収500万円とすると、所得税は約118,000円・住民税は約241,000円・社会保険料は約750,000円で、手取りは、約3,891,000円となります(家族構成や自治体にもよります)。税金と社会保険で、ざっと110万円かかるのですから、消費税と同様に選挙でも論点となります。
■年収500万円・家賃年間100万円のケースでの「住宅手当」と「社宅貸与」の手取りの差

社有社宅は、建物の老朽化に伴う修繕や建て替え、固定資産税の負担など、企業側にとって維持コストが大きいという課題を抱えています。
そのため、2000年以降、バブル崩壊を契機に多くの社有社宅が売却されました。
特に大手企業ほど社宅制度の見直しが進み、2008年に労務行政研究所が実施した「社宅・寮、住宅融資制度に関する実態調査」によれば、従業員数1,000人以上の企業において、独身寮は58.4%、社宅は64.2%が統合・廃止されています。
こうした背景を受けて近年増えているのが、民間の賃貸住宅の一室を企業が借り上げ、従業員に貸与する「借り上げ社宅」という形態です。企業は不動産を保有するリスクやコストを抑えつつ、従業員に対して住居支援を行うことができるため、社有社宅に代わる現実的な選択肢として定着しつつあります。
このように社有社宅や借り上げ社宅は、住宅手当よりも従業員の手取りが増えます。
しかも、その建物がインターネット無料であれば、インターネット代を居住者は払う必要がなくなります。
■年収500万円のケースで「インターネット無料付き社宅貸与」と「社宅貸与」の手取りの差

自分でインターネットを引けば、毎月5,000円前後のインターネット代がかかりますが、建物設備としてインターネット無料であれば、その分、「さらに手取りが増える」というわけです。
インフレが進み、物価が高騰する中、国は「物価上昇分の給与アップ」を国に呼びかけていますが、これはあくまで呼びかけです。企業が賃金アップをしていくためには、絶え間ない生産性の改善が望まれます。
と考えると、企業側も、従業員の手取りを増やしていく方向で、所有社宅の建設や、設備強化を図るとともに、借り上げ社宅でのインターネット無料物件の選択など、様々な施策が求められているのです。

執筆:上野 典行(うえの のりゆき)
【プロフィール】プリンシプル住まい総研 所長
1988年慶應義塾大学法学部卒・リクルート入社。リクルートナビを開発後、住宅情報タウンズ・住宅情報マンションズ編集長を歴任。現スーモも含めた商品・事業開発責任者・ディビジョンオフィサー・賃貸営業部長に従事。2012年1月プリンシプル住まい総研を設立。All Aboutガイド「賃貸」「土地活用」。日管協・研修副委員長・中国ブロック副ブロック長。全国賃貸住宅新聞連載。全国で、講演・執筆・企業コンサルティングを行っている。
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