クラウド電話への移行で、災害時でも止まらない通信環境と柔軟な機動力を手に入れる【担当者インタビュー】
神奈川県内全域でモビリティライフを支える神奈川トヨタ自動車株式会社。同社の本社ビルは横浜港沿いに位置しており、大規模災害時の津波被害を想定したハザードエリア内でのBCP(事業継続計画)対策が長年の懸念事項となっていました 。現在進められているインフラ設備の改修を機に、同社は通信環境の抜本的な見直しに着手。PBX(電話交換機)の老朽化や物理的な制約を解消するため、BCP(事業継続計画)対策を見据えたサービス更改を検討し、NTT東日本の「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」の導入を決定しました。クラウド化により、万が一の際でも場所を選ばず業務を継続できる強固な体制を構築。同時に、スマートフォン活用による柔軟な働き方を実現し、未来の機動力を手に入れるための挑戦について、総務部の内田氏、森岡氏にお話を伺いました。
神奈川トヨタ自動車株式会社
業種
自動車販売・サービス業(自動車ディーラー)
従業員数
約4,000名 ※2025年8月現在名
【インタビューイー】
総務部 部長 内田万紀(うちだ かずのり)様 総務部 総務室 室長 森岡正樹(もりおか まさき)様
神奈川トヨタ自動車株式会社について
(写真左から)総務部 部長 内田万紀(うちだ かずのり)様、総務部 総務室 室長 森岡正樹(もりおか まさき)様
神奈川トヨタ自動車株式会社は、神奈川県内全域でトヨタの新車およびレクサス車の販売・整備を中心に行っている、地域に根差した自動車ディーラーです。「ひとりひとりのモビリティライフを想い 笑顔あふれる毎日を創る」という経営理念を掲げ、日々活動を続けています。 同社の本社ビルは横浜港沿いに位置しており、大規模災害時の津波被害を想定したBCP(事業継続計画)対策も懸念されていました。現在、インフラ設備を改修するための工事が進められており、この設備移転を大きな転機として、NTT東日本の「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」を導入。旧来型PBXの老朽化対応と、将来の柔軟な働き方を両立させるための新たな挑戦が始まりました。
ひかりクラウド電話導入の背景ときっかけ
「物理的な制約」と「有事のリスク」がある現状
ーー御社がクラウド電話を導入しようと考えたきっかけを教えてください。 内田様: 神奈川トヨタ自動車の本社ビルは横浜港沿いに建っており、大規模な地震などの有事の際には、津波の被害が想定されています。それに伴い、現在このビルの電気設備や電話設備を上層階に移設するための別棟ビルを建設中なのですが、その移設作業をきっかけに、「古くなっていた電話交換機(PBX)などの設備も、クラウド電話へ移行したほうが良いのではないか」という検討が始まりました。
拠点運営を支える通信インフラの刷新が急務に
ーー 従来の電話運用において、どのような課題を感じていましたか? 森岡様: 当社では、毎月のように人事異動や席替えが発生します。そのたびに電話配線の変更が必要になり、NTT東日本の担当者に連絡して工事に来ていただくということが常態化していました。この工事の立ち会いにかかる時間と、発生するコストをどうにかしたいというのが大きな課題でした。内田様: 加えて、既存の電話設備が老朽化しており、ディスプレイがない電話機を使っていた点も、職員の利便性を損なう要因となっていました。
将来の働き方を見据えた「クラウド電話」という選択
選択する上でのポイント・懸念点
ーー 導入検討にあたって重視されたポイントは何でしょうか? 森岡様: 単に電話機を新しくするのではなく、在宅勤務や災害への備えといった、「これからの当社の働き方」に合致するかどうかを重視しました。特に、複数拠点の通信をクラウドで統合し、拠点間で内線通話が可能になる点は、私たちのニーズにぴったりでした。
ーー 導入決定に至るプロセスで、懸念点はありましたか? 森岡様: 従来の電話機との、音声品質や操作性の違いを気にしていました。現場が混乱しないよう、その点は慎重に比較検討を行いました。
決め手は「担当者への信頼感」
ーー 最終的にNTT東日本のサービスを選ばれた理由を教えてください。 森岡様: 最大の決め手は、長年お付き合いのあるNTT東日本の営業担当者に対する信頼感です。こちらの困りごとにすぐ把握して対応いただける体制が整っており、運用面の相談も手厚いと感じます。サポート力が十分であることを知っていましたから、迷いはありませんでした。
デスクに縛られない働き方を実現
利便性の向上と「事業継続できる安心」を実感
ーー 実際に導入されて、どのような効果を感じていますか? 内田様: 私の場合、机から電話機がなくなり、スマートフォンがその代わりになりました。外出中や移動中でも重要な電話を逃さず、着信履歴からの返信も非常にスムーズです。これは「新しい働き方」だと強く実感しています。
森岡様: 導入後に自分でアプリを触ってみて驚いたのが、多機能さです。ワンタップでの転送や、時間外の着信設定など、当初想定していた以上に便利な機能が多く、業務改善につながっています。
ーー 管理・運用面での変化はいかがでしょうか。 森岡様: 管理画面(コントロールハブ)から、自分たちで一括設定の変更ができるようになったのが大きいですね。一台ずつ設定する手間がなくなり、作業効率が格段に向上しました。業者の方に工事を依頼する時間的なロスがなくなり、スピード感のある運用が可能になりました。 ーー BCP(事業継続計画)対策としての手応えはいかがですか。 内田様: クラウドであれば、万が一このビルが使えなくなったとしても、別の場所で本社機能をすぐに再開できます。電波状況や自然災害などに左右されない通信環境を確保できたことは、事業継続の観点から非常に大きなメリットだと感じます。
導入時に工夫した点と今後の展望
スムーズな社内展開と、拠点の「完全内線化」に向けて
ーー 導入初期に戸惑った点や、工夫されたことはありますか? 内田様: 初期段階では、無意識に社内Wi-Fiにつないでしまい、移動中に通信が不安定になるケースがありました。マニュアル通り、キャリア通信を利用するよう周知することで解決しましたが、こうした初期の戸惑いをフォローすることが定着の鍵だと感じています。ーー 今後のシステム活用について、どのような展望をお持ちですか? 森岡様: 今回は本社の一部から導入を開始しましたが、今後は隣接する別ビルにある本部機能にも広げていきたいと考えています。本社機能すべてをクラウド電話で一本化できれば、拠点間のやり取りもすべて内線で完結できます。また、便利なアプリ機能についてもさらに社内周知を進め、活用の幅を広げていく予定です。
盤石なサポート体制が、新しい挑戦を支えてくれる
ーーNTT東日本のサポート体制はいかがでしたか。 森岡様: 従来から手厚いサポートをいただいていましたが、導入後のヘルプデスクも含め、今回も大変満足しています。現在は本社部門を中心に導入していますが、今後は拠点をまたいだ内線連携をさらに広げていきたいと考えています。NTT東日本さんには、これからも私たちの通信インフラを支えるパートナーとして、より広範なネットワーク環境の提案も期待しています。
おわりに
横浜港沿いに位置し、常に災害リスクと隣り合わせだった神奈川トヨタ自動車様。本社ビルの移設を機に決断した「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」への移行は、BCP(事業継続計画)対策を盤石にするだけでなく、頻繁な人事異動に伴うコスト削減や、スマートフォン活用による機動力の向上という大きな副産物をもたらしました。「止まらない通信」と「自由な働き方」を両立させた今回の取り組みは、まさに未来のモビリティライフを支える同社にふさわしい、DXへの確かな一歩となるでしょう。
「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
「Webex Calling」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。
事例は一例であり、すべてのお客さまに同様の効果があることを保証するものではありません。
記載の内容はすべて2026年2月時点(インタビュー時)のものです。
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