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都市開発

業務用車両を活用したカーシェアリングサービス「ノッテッテ」の提供

~地域アセットを活用したシェアリングエコノミーの推進~

課題

  • 住民の高齢化や少子化を背景に、地方経済の縮退や持続可能性の低下等が問題となっています。

  • 地域のさまざまなアセット(空間・不動産、モノ、カネ等)や能力(人員稼働、スキル、知識等)を有効活用できていないことも要因の1つです。

  • 遊休資産を活用することによる域内観光業の活性化や脱炭素交通網の実現、災害時のレジリエンス性向上等の地域課題解決につながる対応が求められています。

取り組み

NTT東日本グループは多くの業務用車両を保有し、各地域の拠点等に配備していますが、土休日等に利用していない時間があり、遊休資産となっています。
こうした現状をふまえ、NTTル・パルクは、各地域に存在するNTTグループ保有の駐車スペースや業務用車両を活用して「地域の新たな足」となるカーシェアリングサービスを提供しました。

カーシェアリングは買物や送迎等の日常の移動や通院、鉄道等と連携した二次交通、地方公共交通の補完など多くのシーンで利用されています。
配備する車両は電気自動車(以下、EV)をはじめとする低炭素車両を中心に導入し、環境負荷低減にも貢献していきます。
また、社会福祉支援や観光振興の側面だけでなく、災害時には移動可能な蓄電池としても活用し、地域のレジリエンス性向上にも貢献します。

今後は自治体や地域の企業・団体等との連携を推進し、社外の遊休車両もシェアリングするプラットフォームを実現してまいります。自治体や地域企業が取り組むことで住民の環境意識向上にもつながると考えています。
車両以外のアセットも短時間で安価にシェアリングできる仕組みをめざし、シェアリングが街のインフラとして浸透した姿「シェアリングシティ」の実現に貢献します。
また、脱炭素交通を実現するため自治体の公用車・地域企業の社用車のEV化に関してもグループ会社と連携していきます。

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カーシェアリングサービス「ノッテッテ」事例

導入事例

「エネルギー」「交通」「通信」「教育」「医療」などの分野でICT技術を活用した「スマートシティ」に関するさまざまな“まちづくり”の取り組みが各地域にて行われています。

宇都宮市では、ICT等の先進技術を利活用することで、社会課題の解決や新たな事業の創出などに官民協働で取り組み、将来にわたって持続的に発展するスマートシティの実現をめざす「Uスマート推進協議会」を2019年7月30日に設立しています。

「Uスマート推進協議会」で推進する4テーマの1つである「スマートモビリティサービス」では、2023年開通予定のLRTの整備を契機として、多様な交通手段を円滑に利用できる仕組みづくりをめざしています。

先進的な情報通信技術やNTT東日本グループが宇都宮市内に保有するアセットを活用することで、LRTと連携した二次交通としてカーシェアリングサービスを提供し、スマートシティの実現をめざしてまいります。

また自治体や地域の企業・団体等が保有するアセット(駐車場スペースや公用車・社用車等)もNTTル・パルクのプラットフォームを活用いただくことで、短時間で安価にシェアリングを実現し、地域モビリティサービスの充実化を推進いたします。

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  • LRT(Light Rail Transit(次世代型路面電車システム)道路上に敷かれた軌道(レール)を走行する低床式の路面電車。専用空間を走行するため、他の交通の影響を受けることが少なく、時間に正確な運行が可能となります。宇都宮市では南北方向の鉄道と共に、将来の公共交通ネットワークの要となる東西方向の基幹公共交通として、日本初の全線新設となるLRTの整備に取り組んでいます。

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