クラウド導入はアウトソージング?内製化?導入支援サービスの選定ポイントを紹介

企業のクラウド活用が当たり前となった今、「自社でどこまで対応すべきか」は多くの中堅・中小企業にとって大きな課題です。
オンプレミス環境からの移行や既存システムとの連携など、クラウド導入には専門知識と継続的な運用体制が欠かせません。しかし、情報システム業務を兼任で担う現場では、すべてを内製化するのは現実的でない場合もあります。
本コラムでは、クラウド導入を「アウトソーシング」すべきか「内製化」すべきかの判断基準を整理しながら、導入支援サービスを選定する際のポイントを具体的に解説します。
目次:
- 1. クラウド導入のアウトソーシングとは
- 1-1. アウトソーシングを活用する目的
- 1-2. 委託できる業務範囲
- 1-3. クラウドソーシングとの違い
- 2. クラウド導入はアウトソーシング・内製化のどちらで進めるべき?
- 3. クラウド導入をアウトソーシングするメリット
- 3-1. 専門人材がいなくてもスムーズに導入できる
- 3-2. 設計・構築・運用を一括で任せられる
- 3-3. 専門業者のノウハウで最適な環境を整えられる
- 3-4. 専門知識と豊富な経験により運用を最適化できる
- 3-5. 自社の要件に応じて柔軟に対応してもらえる
- 4. クラウド導入を内製化するメリット
- 4-1. 外注コストを削減できる
- 4-2. ナレッジを社内に蓄積できる
- 4-3. セキュリティリスクを軽減できる
- 5. クラウド導入をアウトソーシング・内製化する際の注意点
- 6. クラウド導入の支援サービスを選定するポイント
- 6-1. サービス内容が自社の目的に適しているか
- 6-2. 初期費用やランニングコストが予算に適しているか
- 6-3. トラブル時のサポート体制が十分か
- 6-4. セキュリティ対策が十分か
- 7. 安定した通信基盤を提供する「地域エッジクラウド」とは
- 8. クラウド導入ならNTT東日本にお任せください
- 9. まとめ
1. クラウド導入のアウトソーシングとは
まずは、クラウド導入・運用における「アウトソーシング」の基本的な定義と、なぜ今多くの中堅・中小企業にとって重要な選択肢となっているのかについて解説します。
「内製化すべきか、アウトソーシングすべきか」という経営層や情報システム責任者の皆さまが直面する根本的な悩みに対し、判断の前提となる基礎知識を整理しておきましょう。
1-1. アウトソーシングを活用する目的
クラウド導入をアウトソーシングする目的は、専門知識やリソースの不足を補い、スムーズかつ安全にクラウド環境を構築・運用することにあります。とくに中堅・中小企業では、IT担当者が少なく、最新のクラウド技術やセキュリティ対策に十分対応できないケースも多いでしょう。
アウトソーシングを活用することで、導入設計・移行・監視・運用保守などを専門家に任せ、自社はコア業務や戦略的なIT活用に集中できます。コストの予測もしやすく、必要なサービスを必要な範囲で契約できる柔軟性もメリットです。結果として、導入スピードの向上、障害リスクの軽減、クラウド利用の最適化といった効果が期待できます。
1-2. 委託できる業務範囲
クラウド移行をアウトソーシングする場合、すべての工程を任せるケースもあれば、一部を専門業者に委託する形もあります。自社のリソースや知見に応じて、どの範囲を外部に任せるかを見極めることが重要です。
委託できる主な業務には、次のようなものがあります。
| 移行計画の策定支援 | 現行システムの課題整理や、移行方針・スケジュールの立案をサポート |
|---|---|
| クラウド環境の設計・構築 | 最適なクラウド構成を設計し、ネットワーク設定やセキュリティ対策までを実装 |
| データ移行・検証 | データの変換や移行後の動作確認を実施し、トラブルを未然に防止 |
| 運用・監視・保守 | 稼働後のシステム監視やバックアップ管理、障害対応などを継続的に支援 |
一方で、クラウド導入の目的設定や運用方針の判断といった意思決定部分は、引き続き自社で担うことが望まれます。業務範囲を明確に分担することで、社内リソースをコア業務に集中させながら、クラウド移行を効率的かつ確実に進められます。
1-3. クラウドソーシングとの違い
クラウド導入のアウトソーシングと混同されがちな「クラウドソーシング」は、目的も契約形態も異なります。
アウトソーシングは企業が継続的な業務を専門業者へ委託するもので、システム構築や運用監視、セキュリティ管理などを長期的に任せる契約形態です。一方、クラウドソーシングは、個人やフリーランスに単発的な業務(ドキュメント作成・プログラム修正・設計補助など)を依頼する仕組みで、責任範囲が限定的です。
したがって、クラウド導入全体の品質や安定稼働を担保したい場合は、クラウドソーシングではなくアウトソーシングが適しています。クラウドソーシングは「部分的なリソース補完」、アウトソーシングは「包括的な業務委託」と位置づけるとわかりやすいでしょう。
2. クラウド導入はアウトソーシング・内製化のどちらで進めるべき?
クラウド導入・運用は「すべて内製」か「すべて外注」かの二者択一で考えるべきではありません。とくにリソースが限られる中堅・中小企業は、両者を組み合わせた「ハイブリッド型」への検討が求められます。
すべてを内製化しようとすると、高度なクラウド人材の採用・育成が必要ですが、実際には困難であるケースが多いでしょう。さらに、特定の担当者に依存する「属人化」や「退職リスク」といった重大な経営課題を抱えます。
逆にクラウド導入のすべてを外部にアウトソーシングしてしまうと、コストが増大し、ベンダーロックインや自社にノウハウが蓄積されないといった新たなリスクが生じます。
失敗しないためには、戦略的な役割分担が鍵です。たとえば、専門知識や経験が重視される初期の基盤設計は専門ベンダーに委託し、自社担当者はレビューに参加して設計思想を学びます。24時間365日の監視は外部に任せて担当者の負荷を軽減し、内製チームはコスト最適化や、トラブル発生時の原因調査といったコア業務に集中する体制を目指します。
クラウド導入におけるアウトソーシングは、単なる「作業代行」として依頼するのではなく、ノウハウ移転を支援してくれる「伴走者」として活用することが成功への近道です。
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3. クラウド導入をアウトソーシングするメリット
ここでは、クラウド導入・運用を専門ベンダーにアウトソーシングすることで、中堅・中小企業の経営層や情報システム責任者が享受できる具体的なメリットを紹介します。
3-1. 専門人材がいなくてもスムーズに導入できる
クラウド導入をアウトソーシングする利点として、自社に専門人材がいなくても導入をスムーズに進められる点が挙げられます。
クラウドの導入・運用には、従来のオンプレミスとは異なり、ネットワーク・セキュリティ・IaC(Infrastructure as Code)・FinOpsといった高度なスキルが必要です。これらのスキルを持つ人材の採用は競争率が高く、採用できたとしても長期的な育成コストがかかります。さらに、その担当者が退職した場合、ノウハウが失われシステム全体がブラックボックス化する「属人化リスク」は、経営上の大きな課題です。
アウトソーシングを活用すれば、採用や研修にかかる数百万円単位のコストと時間を削減できます。人材採用や育成にかかるリードタイムなしに、契約後すぐに専門チームによるプロジェクトを開始できる即時性が、アウトソーシングの大きな魅力といえるでしょう。
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3-2. 設計・構築・運用を一括で任せられる
クラウド導入の工程は多岐に渡り、要件定義・システム設計・構築・データ移行・運用設計・そして運用監視などが含まれます。
アウトソーシングでは、これらをまとめて専門業者に委託できるため、導入後の責任範囲が明確になり、トラブル発生時の対応もスピーディーです。導入段階で運用を見据えた設計が行われるため、後々の手戻りを防ぎ、トータルコストの削減にもつながるでしょう。
3-3. 専門業者のノウハウで最適な環境を整えられる
アウトソーシングを通じて、クラウドベンダーや導入支援業者の持つ豊富なノウハウを活用できるのも大きな利点です。
AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などのクラウドサービスは、それぞれ適切な構成や料金体系が異なりますが、専門業者はそれぞれの特性を理解しており、コスト・性能・セキュリティをバランス良く設計できます。
業界や業務特性に応じたテンプレートやベストプラクティスを活用することで、最初から完成度の高いシステムを構築可能です。結果として、自社だけでは到達しにくい効率性と安定性を短期間で実現できるでしょう。
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3-4. 専門知識と豊富な経験により運用を最適化できる
専門業者にアウトソーシングすることで、障害監視、パフォーマンス改善、コスト最適化といった運用面の最適化を継続的に行えます。
専門ベンダーは、24時間365日の監視体制、体系化された障害対応プロセス、そして継続的なコスト最適化(FinOps)のノウハウを持っています。これらの体制と知見により、移行後の運用を安定させ、コスト効率を高めることが可能です。
自社で夜間・休日も対応できる体制を組むのは困難です。一方で、MSP(マネージドサービスプロバイダ)に委託すれば、アラートの一次対応から復旧作業までを任せられ、情報システム担当者の運用負荷を劇的に軽減できるでしょう。
専門家による定期的なレビューや改善提案により、長期的に安定した運用が実現します。
3-5. 自社の要件に応じて柔軟に対応してもらえる
アウトソーシングサービスは「全部任せる」だけでなく、自社の状況に応じて柔軟に範囲を調整できる点も魅力です。
たとえば、設計や構築のみを委託して運用は内製化する、あるいは運用監視だけを外部に任せるといったハイブリッド型の契約も可能です。事業の成長に合わせてシステム構成やサポート範囲を拡張できるため、無駄な固定費を抱えるリスクも軽減されます。
クラウド環境の進化や自社の戦略変更にも柔軟に対応できるため、変化の激しい時代において持続的なIT基盤運用を実現できる点が大きなメリットです。
4. クラウド導入を内製化するメリット
外注コストや外部委託に伴うリスクの観点から、クラウド導入を内製化する選択肢もあります。
ここでは、クラウド導入・運用をあえて内製化することによって得られるメリットを3点紹介します。
4-1. 外注コストを削減できる
クラウド導入を内製化するメリットとしてまず挙げられるのが、外部ベンダーへの委託費用を抑えられる点です。
アウトソーシングの場合、設計・構築・運用の各フェーズで契約コストが発生し、長期的には月額保守費や追加対応費が積み重なります。一方、内製化であれば自社スタッフが運用を担うため、固定費は人件費中心に抑えられ、継続的な委託コストを削減可能です。
運用体制を自動化・標準化できれば、限られた人員でも効率的な運用が実現するでしょう。開発環境やツールを自社で選定・管理できるため、コスト構造の透明性が高く、無駄のないIT投資を行いやすい点も魅力です。
4-2. ナレッジを社内に蓄積できる
内製化のメリットとして、自社のビジネスとシステム構成の両方を深く理解した人材が育ち、実践的なノウハウが社内に蓄積される点も大きなメリットです。
障害対応・構成変更・コスト最適化といった日々の運用業務を自社で直接行うことで、単なる知識ではなく、生きたトラブルシューティングのノウハウや設計思想が担当者に蓄積されます。これにより、ビジネスの変化に対するシステムの対応スピードが格段に向上するでしょう。
たとえば障害発生時、外部ベンダーへの連絡や状況説明といった時間を省略し、原因特定と復旧までの時間を短縮できます。業務部門から新たな要望が出た際も、情報システム担当者がクラウド構成を熟知しているため、即座に技術的な実現可能性や概算コストを回答でき、意思決定が迅速になります。
変更管理やインシデント対応といった運用プロセスも、ベンダーのルールに縛られず、自社の実態に即した形に継続的に改善可能です。
ただし、以上のようなメリットは「属人化・退職リスク」と表裏一体です。一部の限られた人材に依存する体制は危険であるため、運用手順書の整備・チーム内でのレビュー体制の確立といった作業が欠かせません。
4-3. セキュリティリスクを軽減できる
内製化によって、クラウド環境のセキュリティを自社で統制できる点も大きなメリットです。外部委託では、業者がアクセス権を持つ範囲や情報共有の仕組みに注意を払う必要があり、委託先の管理体制が不十分だと情報漏えいリスクが高まります。
内製化であれば、アクセス権限の設定・監査ログの管理・脆弱性対応などを自社のポリシーに沿って実施でき、機密情報を社内で完結して扱うことが可能です。セキュリティ運用を日常業務に組み込むことで、社員の意識向上にもつながるでしょう。
結果として、外部依存によるリスクを最小化し、信頼性の高いIT基盤を維持できます。
5. クラウド導入をアウトソーシング・内製化する際の注意点
クラウド導入を進める際には、アウトソーシング・内製化いずれを選ぶ場合でも、目的や体制を明確にしておくことが重要です。
アウトソーシングの場合は、委託範囲や責任分担を明確にしないと、障害発生時や運用改善の判断が曖昧になり、想定外のコストや対応遅延が生じる恐れがあります。委託先に過度に依存すると、将来的なシステム変更や他クラウドへの移行が難しくなる「ベンダーロックイン」に陥るリスクもあるでしょう。
一方、内製化を選ぶ場合は、担当者のスキルや知識の不足がボトルネックとなり、導入プロジェクトが遅延することがあります。属人化が進むと担当者不在時にシステム運用が停滞する恐れもあるため、ドキュメント整備やナレッジ共有の仕組みを構築することが欠かせません。
どちらの方式でも、短期的なコストだけでなく、中長期的な運用・保守の継続性や柔軟性を見据えて選択することが、クラウド活用を成功させるための鍵となります。
6. クラウド導入の支援サービスを選定するポイント
ここでは、クラウド導入のアウトソーシングを成功させるために重要な「支援サービス選定のポイント」について解説します。アウトソーシングのメリット・デメリットを理解した上で、自社に適した支援サービスを見極めるための具体的なチェック項目を抑えておきましょう。
【関連コラム】信頼できるクラウド導入パートナー選定のためのポイントと注意点
6-1. サービス内容が自社の目的に適しているか
クラウド導入支援サービスを選ぶ際は、まず自社の導入目的とサービス内容が一致しているかを確認することが重要です。
たとえば、「オンプレ環境からの移行」が目的であれば、既存システムとの互換性検証やデータ移行支援に強い業者が適しています。一方で「業務効率化」や「コスト削減」を重視する場合は、運用自動化や最適化支援に長けたサービスを選ぶと効果的です。
また、AWS・Microsoft Azure・Google Cloud Platform(GCP)などクラウド基盤によって得意分野が異なるため、自社が利用するプラットフォームに強みを持つパートナーかどうかも見極める必要があります。
単に「クラウド導入を支援してくれる業者」ではなく、自社の課題に対して具体的な解決策を提案できるかどうかを基準に選定しましょう。
6-2. 初期費用やランニングコストが予算に適しているか
クラウド導入は、一度の構築で完了するものではなく、運用・保守に継続的なコストがかかります。そのため、初期費用だけでなく、月額のランニングコストも含めた総コストで比較することが大切です。
安価なサービスを選んでも、運用フェーズで追加費用が発生したり、サポート範囲が限定されていたりすると、結果的にコストが膨らむこともあります。料金プランには「リソース利用料」「監視・保守費」「追加対応費」などが含まれているかを確認しましょう。
自社の成長やシステム拡張に伴い、柔軟に費用を調整できる従量課金型の契約を選ぶのも有効です。
6-3. トラブル時のサポート体制が十分か
クラウド導入後は、障害発生やシステム不具合などのトラブル対応が避けられません。その際に重要となるのが、サポート体制の質とスピードです。
24時間365日の監視・対応が可能か、または営業時間内のみのサポートなのかを明確に確認しておく必要があります。連絡手段(電話・メール・チャットなど)や、一次対応から復旧までの平均対応時間も比較のポイントです。
さらに、障害対応だけでなく、定期的な運用レポートの提供や改善提案を行ってくれるかどうかも重視すべき要素です。自社の業務に影響を与えない迅速な対応が可能なパートナーを選ぶことで、安心してクラウド運用を継続できます。
6-4. セキュリティ対策が十分か
クラウド導入支援サービスを選定する上で、セキュリティ対策のレベルは重要な要素です。
クラウド環境ではデータの保管場所やアクセス経路が複雑化するため、情報漏えいや不正アクセスへの対策が欠かせません。選定時には、ISO27001などのセキュリティ認証を取得しているか、アクセス制御や暗号化通信、ログ監査などの仕組みを備えているかを確認しましょう。
万が一のインシデント発生時に迅速に対応できる体制や、脆弱性対応のポリシーを持っているかも重要です。自社のデータ保護方針や業界特有の規制に沿ったセキュリティ基準を満たすかどうかを見極めることで、安心してクラウドを活用できます。
7. 安定した通信基盤を提供する「地域エッジクラウド」とは
クラウド導入を進める際、「セキュリティや運用負荷に不安があり、どの環境を選ぶべきか判断が難しい」という声は少なくありません。「地域エッジクラウド タイプV」は、そうした課題を抱える企業が安心してクラウドを導入できる環境を整えた国産クラウドサービスです。
自社データセンター内に構築したVMwareベースのクラウド基盤を活用し、閉域ネットワークを介してお客さま拠点と安全に接続します。仮想マシンやストレージ、バックアップ、ネットワーク機能などをIaaSとして提供し、初期導入から運用まで安定した通信環境を維持できます。
また、月額定額制の料金体系を採用しているため、通信量の増減に左右されることなくコストを計画的に管理できます。24時間365日体制で運用・監視を行う国内エンジニアがサポートし、データはすべて国内のデータセンターで安全に保管されています。
セキュリティ・信頼性・運用のしやすさを兼ね備えた「地域エッジクラウド タイプV」は、初めてクラウド導入を進める企業にも安心してご利用いただける環境を提供します。
8. クラウド導入ならNTT東日本にお任せください
クラウドの導入を自社だけで進めるのは、計画立案から構築・運用まで幅広い専門知識とリソースを要します。NTT東日本では、こうした導入初期の段階から伴走し、最適な進め方を提案します。
導入にあたっては、要件整理や設計・構築に加え、クラウド設定や移行作業の支援を含めた「クラウド導入・運用サービス」を提供しています。導入後も、監視・保守などの代行を通じて安定稼働を支援し、コスト最適化や運用効率の改善にも継続的に取り組みます。
リソースに限りがある企業でも、安心してクラウドを活用し続けられるよう伴走します。クラウド導入の進め方に迷ったら、ぜひNTT東日本にご相談ください。
9. まとめ
本コラムでは、クラウド導入を検討する企業が直面する「内製化」と「アウトソーシング」という二つの選択肢について、それぞれの特徴やメリットを整理してきました。
アウトソーシングは、専門知識を持つ外部業者に設計・構築・運用を一括で委託できるため、スピーディーかつ安定した導入を実現できます。一方、内製化は外注コストを抑えつつ、技術やノウハウを社内に蓄積し、長期的なIT基盤強化につなげられる点が魅力です。「アウトソーシング」「内製化」の二者択一で考えるのではなく、両者を戦略的に組み合わせる「ハイブリッド型」のクラウド導入を検討しましょう。
また、クラウド導入支援サービスを選ぶ際には、自社の目的・予算・セキュリティ要件・サポート体制との整合性を慎重に見極めることが重要です。NTT東日本では、豊富な導入実績と地域密着型の支援体制により、企業のクラウドシフトをトータルでサポートします。
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