COLUMN

1. Amazon Connectとは

AWSが提供しているクラウドコンタクトセンターサービスです。従量課金で使用することができ、コンタクトセンターの運用を簡素化＋オペレーターの効率を向上させ、コスト削減を行うことができるサービスです。

また、AWSのそのほかサービスや他社サービスとの連携がスムーズに行えるのも魅力の1つです。

Amazon Connectについては、こちらのコラムで詳しく紹介しておりますので、ご確認ください。

NTT東日本のクラウドエンジニアにてAmazon Connectの導入運用支援を実施しております。サービス資料をダウンロードして、自社の電話業務の改善にお役立てください。

2. Zendeskとは

アメリカに本社があるZendesk社が提供する、クラウドベースのカスタマーサポートツールです。顧客からの問合せを管理するチケット機能や顧客とリアルタイムでやり取りができる機能を持っています。

NTT東日本のクラウドエンジニアにてAmazon Connectの導入運用支援を実施しております。サービス資料をダウンロードして、自社の電話業務の改善にお役立てください。

3. Amazon ConnectとZendeskを連携してみた

それでは、ここからAmazon ConnectとZendeskを連携してみようと思います。

はじめに、Zendesk側の設定です。

3-1. Zendesk設定

①Zendeskのアカウントを準備した後、こちらにアクセスし、インストールします。

インストール先アカウントを選択する画面では、該当するZendeskのアカウントを指定してください。

②接続先のAmazon Connectに関する設定を入力します。

Amazon Connect URL：接続先のAmazon ConnectのURL

AWS Region：接続先のAmazon Connectを作成しているリージョン名

Default entry point phone number：Amazon Connectの番号

その他必要な情報を入力し、インストールします。

成功すると下記のような画面が表示され、Amazon Connectが追加されていることがわかります。

3-2. Amazon Connect設定

①ドメインの追加

Amazon ConnectとZendeskを連携するために、ZendeskのURLをAmazon Connectの承認済ドメインに追加します。

Zendeskの右上にあるAmazon Connectのマークをクリックし、ZendeskのURLを確認します。（黒い四角に該当する部分）

以上で、設定は完了です。

Zendeskの画面を更新すると、Amazon ConnectのCCPが開くことが確認できました！

NTT東日本のクラウドエンジニアにてAmazon Connectの導入運用支援を実施しております。サービス資料をダウンロードして、自社の電話業務の改善にお役立てください。

4. 動作確認

最後に、Amazon ConnectとZendeskが連携したときの動きを動画でご紹介します。

※音声が流れますのでご注意ください。

このように、お客さまから着信があると、Amazon Connectで通話ができるようになり、顧客とのやり取りをめもに取りながら通話ができます。

NTT東日本のクラウドエンジニアにてAmazon Connectの導入運用支援を実施しております。サービス資料をダウンロードして、自社の電話業務の改善にお役立てください。

5. まとめ

今回は、Amazon ConnectとZendeskの連携に取り組んでみました。

Amazon ConnectやZendeskを利用したことない方の参考になれば幸いです。