COLUMN

AWSとは?初心者にもわかりやすく特徴・概要を纏めました

【無料】NTT東日本のクラウドエンジニアがお客さまのクラウドに関するお悩みにおこたえします!

皆さま、こんにちは。しなもんです。

AWSについて皆さまご存じでしょうか?

AWSとは、【Amazon Web Services】の略称で、世界で最も利用されているパブリッククラウドサービスであり、サービス数も豊富で機能アップデートや値下げがよく行われてサービスです。

AWSについて、よくこんな疑問やお悩みをお聞きします。

「AWSについて基礎から学びたいけど、公式サイトで理解を深めるのは難しい」

「AWSを使用し、オンプレからクラウドに切り替えたいけど何から手を付ければいいのかわからない」

「料金体系が分からないので、オンプレより費用が高くなりそう」

これらの悩みを改善できるようこの記事を参考に、知っているようで知らなかったAWSについて学んでいきましょう。

【この記事を読むとわかること】

  • AWSで実現できること・改善できることの理解
  • AWSで提供されている主要サービスについて
  • AWSと比較されるAzure・Google Cloudとの違いや選び方
  • AWSのセキュリティ性と、最高のセキュリティ性を確立させるポイント

記事の後半では、AWSを導入したお客さまの事例も幾つかご紹介しますので、クラウド移行の検討にぜひお役立てください。

この記事を読んで、AWSをマスターしていきましょう。

目次:

1.AWSとはAmazonが提供するクラウドサービスのこと
2.物理サーバーとの違い
3.AWSを利用してできる9つのこと
3-1.サーバー構築
3-2.Webサイト構築
3-3.データ保管
3-4.データベース
3-5.コールセンター機能
3-6.VDIの構築
3-7.BIツール
3-8.機械学習サービス
3-9.IoTサービス
4.AWSがビジネスをどう変えるか?
4-1.俊敏性
4-2.拡張性
5.AWSを象徴する10の特徴
5-1.従量課金制
5-2.継続的な値下げ
5-3.無料利用期間がある
5-4.俊敏性
5-5.拡張性
5-6.即時にグローバル展開
5-7.運用負荷軽減
5-8.機能拡張を繰り返し、お客さまへの提供範囲を常に拡大
5-9.高いセキュリティ
5-10.サポートプランが充実
6.AWSが提供する7つの主要サービス
6-1.Webサイト、各種サーバーの運用(Amazon EC2)
6-2.データの保管、バックアップ(Amazon S3)
6-3.データベース(Amazon RDS)
6-4.DNS(ドメインネームサービス)機能(Amazon Route53)
6-5.負荷分散機能を実装(Elastic Load Balancing)
6-6.仮想デスクトップ(Amazon WorkSpaces)
6-7.閉域網接続(AWS Direct Connect)
7.AWSにも実は存在するデメリット
7-1.利用料がドルベースで換算されるため、利用料の見通しが立てづらい
7-2.アカウント登録時にクレジットカードの登録が必要
8.AWS・Microsoft Azure・Google Cloudは何が違う?違いと選び方
8-1.パブリッククラウドサービスの選び方 2つのポイント
8-2.AWS・Microsoft Azure・Google Cloudの違い
8-3.Microsoft Azure
8-4.Google Cloud
9.AWSのセキュリティ性を高めるための2つのポイント
9-1.拠点からのクラウド接続に閉域ネットワークを利用する
9-2.AWSによるセキュリティ対策範囲を理解する
10.AWSの料金形態
11.AWSを活用しビジネスを劇的に前進させた3つの企業事例
11-1.情報システム専任担当者無しでファイルサーバーをAWSでクラウド化!|「株式会社医歯薬ネット」さま
11-2.AWSのAIサービスを利用し、リアルタイムに監視/解析を行う新サービス開発に成功!|「株式会社イー・コミュニケーションズ」さま
11-3.ファイルサーバーを発端に社内環境の丸ごとDX化を推進!|「資産科学研究所」さま
12.【情報システム担当者必見!】AWSを自社導入・検討する上で押さえておくべき4つ
12-1.自社構築 or アウトソースか決める
12-2.クラウドに移行するサーバーを決定する
12-3.導入時期を決定する
12-4.予算を把握する(初期費用、ランニングコスト)
13.AWSに関するよくある5つのQ&A
14.AWSに関わる用語集
14-1.AZ(アベイラビリティゾーン)
14-2.Region(リージョン)
14-3.インスタンス
14-4.サブネット
15.AWSの導入ならNTT東日本にお任せください!
15-1.見積りが早い!
15-2.エンジニア直結でスムーズなコミュニケーション!
15-3.サーバー1台からお気軽に相談可能
15-4.24時間365日対応で安心・安全!
15-5.まとめて相談できて安心!
15-6.クラウド関連の資格保有者が多数在籍!
16.まとめ

1.AWSとはAmazonが提供するクラウドサービスのこと

AWSとは、【Amazon Web Services】の略称で、Amazonが提供しているクラウドサービスです。

2024年2月現在、世界で最も多く利用されているクラウドサービスとなります。

出典:グローバルのクラウドインフラ市場シェア。AWSがやや減少の一方、マイクロソフトは順調にシェアを伸ばす。2023年第4四半期、Synergy Researchの調査結果

200を超えるサービスが提供されており、システム運用やアプリ開発等に必要な機能を揃えることが可能です。Microsoft Azure、Google Cloudのクラウドサービスと比較すると最も長い歴史を持ち、常に新しいサービスをいち早く提供し、業界トップのシェアを誇っているクラウドサービスです。

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2.物理サーバーとの違い

AWSは、クラウドサービスの一種のため、インターネットなどのネットワーク経由でサービスを利用することができます。これまではハードウェアの購入、ソフトウェアやデータをパソコンにインストールして利用するのが主流でした。しかし、クラウドが登場したことで、オンライン上でソフトウェアの利用やデータのやり取りが可能となり、ハードウェアが不要となりました。これにより、ハードウェアの購入費用を削減でき、その他のビジネスに費用を投資できるように改善された、というメリットが生じています。

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3.AWSを利用してできる9つのこと

AWSでは、200を超えるサービスを組み合わせることで、さまざまなことが実現できます。ここでは、代表的なものを9つご紹介します。

3-1.サーバー構築

ファイルサーバーやADサーバーなどオンプレで利用していたサーバーをクラウド上に構築することが可能です。

3-2.Webサイト構築

静的なwebサイトの構築が可能です。

静的なwebサイト…誰がいつアクセスしても表示されるページが変わらないサイト
例)企業ホームページ、製品ページ

3-3.データ保管

外付けのディスクのような形でクラウド上にデータの保管が可能です。

サーバー(EC2)を停止させた場合もデータを消滅させることなく保管できるため、サーバー(EC2)の利用料を削減しながら、データを保管できます。

3-4.データベース

クラウド上でデータベース機能を利用することが可能です。データベースサービスでは、マネージドサービスも提供されておりアップデートやバックアップといった保守業務の一部をAWS側で負担してくれるサービスも提供されています。

3-5.コールセンター機能

クラウド上でコールセンター機能を実装することが可能です。パソコン1台とインターネット接続環境があれば、素早くコールセンターを立ち上げることができます。

3-6.VDIの構築

仮想デスクトップサービスを利用することが可能です。リモート環境からアクセスする場合はインターネット回線が利用されますが、作業環境そのものはクラウド上にあるため外部からのアクセスを制限することができますので、情報漏えいへの対策としても有効なサービスです。

3-7.BIツール

クラウド上でデータ分析を行うことが可能です。AWS上に格納されたサービスだけではなく、csvファイルやExcelファイルのデータ分析もできるため、幅広く活用できます。

3-8.機械学習サービス

機械学習を実施するうえで必要なモデル開発、学習、推論を実施するAWSサービスとなっており、機械学習モデルを高速に開発~展開まで実施できます。これを活用することで、ユーザーに合わせた広告の配信やニュースの配信などを提供できるようになります。

3-9.IoTサービス

モノからのセンサーを感知し、受け取った情報を元にAWSサービスと連携することが可能です。情報を活用することで別のモノを動かすことや収集したデータを分析することも可能となります。

AWSを利用する上で欠かせないサーバー構築~機械学習、IoTに関わるサービスなど多くのサービスを提供していることがお分かりいただけたと思います。

AWSをご利用いただくことで

  • クラウド上でサーバーやWebアプリケーションを構築・運用できる
  • 暗号化しながらデータ保管ができる
  • 在宅環境を整え、テレワーク環境への移行がスムーズにできる
  • 収集したデータの分析、活用がクラウド上でできる
  • AIを活用した画像、動画、音声解析ができる

上記のような体験が可能です。

例えばAWSを活用し、3-1と3-3を組み合わせることでファイルサーバーやADサーバーの構築、3-5と3-7を組み合わせることでコール量や音声を分析する機能を併せ持つコールセンターを構築できます。

今回紹介したサービスは一部となっておりますので、お客さまのニーズをAWSで実現できるのかは、ぜひNTT東日本にご相談いただければと思います。無料で承ります!

4.AWSがビジネスをどう変えるか?

AWSがあることでビジネスはより良い方向へ進むと考えられます。

4-1.俊敏性

AWSをはじめとするクラウドサービスは、インターネットなどのネットワーク経由でサービスを利用することができ、ボタン数クリックでサーバーを立ち上げることが可能です。そのため、サーバーを手配する時間を短縮することができ、ビジネスを素早く立ち上げることが可能です。

4-2.拡張性

ビジネスを立ち上げる場合、予測値をたてることが難しい場合があります。

「思ったよりも利用者数が拡大した!」「思ったよりも利用者数が少なかった…。」

このような場合、クラウドであれば状況に応じて、サーバーの容量を拡張・縮小することができ、余剰な設備を削減することができます。これにより、コストを削減しながら、ビジネスを進めることが可能です。

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5.AWSを象徴する10の特徴

AWSには、象徴的な特徴が10個あります。

一部、その他パブリッククラウドサービスでも当てはまる特徴も含まれていますが、ご紹介します。

5-1.従量課金制

AWSをはじめとするクラウドサービスでは、利用した分だけ費用が発生する従量課金制を取っています。オンプレミスとは異なり利用時間のみ費用が発生するため費用を抑えることが可能です。

5-2.継続的な値下げ

AWSでは、サービスがリリースされた2006年以降、80回以上の値下げを行っています。最近では、2024年2月にRDSに関する値下げを実施しています。

参考サイト:アジアパシフィック (大阪) における Amazon RDS for SQL Server の R5 および R6i スタンダードエディションの料金の引き下げ

オンプレミスとは異なり、利用料が値下げされるのは、クラウドならではの特徴です。

5-3.無料利用期間がある

AWSサービスを少し触ってみたい、学習してみたいという方は無料利用期間を活用してみましょう。アカウントを作成することで誰でも利用が可能です。

  • 無料トライアル:初めて該当サービスを使う場合、一定期間使用可能な無料利用枠

    例)Amazon GuardDuty:30日間無料

      Amazon Redshift:2か月無料

  • 12か月無料枠:AWSアカウントを新規作成した日から1年間有効な無料利用枠

    例)Amazon EC2:750時間/月無料

      Amazon Connect:90分/月無料

  • 無期限無料枠:サービス毎に規定されている利用期間を無期限無料で利用できる枠

    例)Amazon DynamoDB:25GBのストレージ

      Amazon Lambda:100万/月の無料リクエスト

サービスによって無料利用枠が異なりますので、サービス利用前にご確認いただくことを推奨いたします。

5-4.俊敏性

AWSでは、必要な時に数クリック、数分間で、必要な分だけリソースの確保ができサーバー等を立ち上げることが可能です。クラウドの大きな特徴でもあります。

利用開始したいときにすぐに始められるため、ビジネスを加速することにも繋がります。

5-5.拡張性

AWSでは、利用内容に合わせて自動でサイズを拡張します。例えば、閑散期と繁忙期でサイトに訪れるユーザー数が大きく異なるwebサーバーがあったとき、閑散期にはサーバーサイジングを小さくし、繁忙期にはサーバーサイジングを大きくすることでサーバー落ちすることが無いよう調整してくれます。

それに伴い費用の削減も可能となるため、オンプレミス利用時と異なり利用月に合わせて料金を抑えることも可能となります。

5-6.即時にグローバル展開

AWSでは、世界中約50の地域からサーバー設置する場所を選択することができます。日本にいながらサービス展開をすることができるため、非常に便利です。グローバルにシステムを展開することを想定している場合、大きなメリットとなります。

5-7.運用負荷軽減

AWSでは、情報システム担当者の運用保守範囲を軽減するためにマネージドサービスと呼ばれるサービスが提供されています。

マネージドサービスでは、サーバーを管理するために必要な回線やハードウェア、OS初期設定、ミドルウェア監視などの作業をAWSで管理します。そのため、サーバー管理のためのある程度の作業をAWSに任せることができ、サーバー運営の負担を軽減することが可能です。

これにより、情報システム担当者は本来業務である新システムの開発や改善計画に時間をかけることができるため導入することはメリットに繋がります。

5-8.機能拡張を繰り返し、お客さまへの提供範囲を常に拡大

AWSでは、毎年多くの機能拡張が行われています。

例えば、2023年の11月にはAmazon Connect Contact Lensでチャットに関する対話分析がリアルタイムでできるようになりました。これにより、顧客の問題検出を容易に行えるようになり、問題解決を迅速にできるようになります。

このように、日々機能が拡張されることで業務を遂行しやすくなるメリットに繋がります。

5-9.高いセキュリティ

AWSでは、クラウドのセキュリティに対して非常に高い水準を保っており、その高い水準は第三者にも認証/認定されております。

  • PCI DSS レベル1
  • SOC1/ISAE3402
  • SOC2
  • SOC3
  • FIPS 140-2
  • CSA

このような第三者認定を自社で取得・維持することは容易ではありません。

AWSをご利用いただくことで、高いセキュリティレベルを維持しながら日々サーバー利用を行うことが可能となります。

また、第三者からの認証/認定を維持するため、AWSでは4つの取組を継続的に行っております。

  • セキュリティへの継続的な投資
  • 専門部隊の設置
  • 24時間/365日対応
  • 物理的な持ち出し不可能

このような取組を行っているため、安心してAWSをご利用いただけます。

5-10.サポートプランが充実

AWSでは、初めての方でも安心してAWSの設計や構築ができるようサポートプランが充実しています。24時間365日、電話やメール・お問い合わせフォームを利用した日本語での問い合わせが可能です。

新規利用を始めたい方にも手厚いサポートがあるので、安心してご利用いただけそうです。

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6.AWSが提供する7つの主要サービス

続いては、AWSの主要サービスを幾つかご紹介します。

6-1.Webサイト、各種サーバーの運用(Amazon EC2)

AWSでwebサイトやファイルサーバー等のサーバーを構築する場合は、Amazon EC2を利用します。EC2では、必要なリソースを必要な分だけ調達して使用することができるサービスとなっており、仮想サーバーとして運用することが可能です。

また、ユーザーの必要に応じてスペックを自由に選択することができます。

■想定利用シーン

  • AWS上でファイルサーバー、ADサーバー等のサーバーを利用したい
  • Webサイトをクラウド上に構築したい

EC2についてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

6-2.データの保管、バックアップ(Amazon S3)

AWSでデータの保管やバックアップを行う場合は、Amazon S3の利用がおすすめです。S3で1TBのデータを保管した場合の費用は、約3000円/月になりリーズナブルにデータを保管することが可能です。(※データDLやアップロード費用は含めません)

また、S3はプランが豊富となっておりアーカイブとしてデータを保管する場合は、さらに費用を抑えることも可能です。

■想定利用シーン

  • AWS上でデータを保管したい
  • AWS上でデータをバックアップしたい

S3についてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

6-3.データベース(Amazon RDS)

「AWSで新しくデータベースを利用したい」「既に利用中のデータベースをAWSでも活用したい」という場合は、AWSのマネージドサービスであるAmazon RDSの利用がおすすめです。

RDSでは、My SQLやOracle DBといった多くのシステムで利用されている6つのDBエンジンをサポートしています。そのためソフトウェアがインストールされた状態から利用でき、簡単なセットアップのみですぐにご利用いただけます。

またアップデートやバックアップといった保守業務を一部AWS側で負担してくれるため、業務の効率化も期待できます。

■想定利用シーン

  • AWS上でデータベースを利用したい
  • 保守業務を一部削減したい

RDSについてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

6-4.DNS(ドメインネームサービス)機能(Amazon Route53)

AWSが運用管理するDNS(ドメインネームサービス)を利用する場合は、Amazon Route53を利用しましょう。

お客さまの会社やサービスのドメイン(〇〇.co.jpなど)を登録し、Webサイトやメールサービスと関連付けることができます。ユーザーはこの関連付けを参照することでドメインを利用してサービスに到達することができます。

■想定利用シーン

  • AWS上で新規ドメインを取得したい
  • 既存ドメインを持ち込んでAWSサービスを利用したい

Route53についてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

6-5.負荷分散機能を実装(Elastic Load Balancing)

AWSでWebサービスに発生する負荷を分散するロードバランシングサービスを利用したい場合は、Elastic Load Balancingを利用しましょう。ELBとはAWSで利用できる4種類のロードバランサー(ALB, NLB, CLB, GLB)の総称です。

アクセスの急増が発生すると、レスポンスが低下したり、エラーを引き起こしたりする原因となります。ELBでは、そんなWebサービスにかかる負荷を分散し、安定性や高可用性を向上させることが可能となります。

■想定利用シーン

  • AWS上でWebサービスを実装したい
  • Webサービス利用時の負荷を分散させたい

ELBについてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

6-6.仮想デスクトップ(Amazon WorkSpaces)

AWSで仮想デスクトップサービスを利用したい場合は、Amazon Workspacesを利用しましょう。Workspacesは、従量課金または定額制で利用できるVDIサービスになります。リモート操作にはインターネット回線が利用されますが、作業環境そのものはネット接続を無効化することができますので、情報漏えいへの対策としても有効です。

■想定利用シーン

  • 社内・自宅・出先と場所を選ばず常に同じ作業環境を利用したい
  • 表示機能に特化したシンクライアント端末と組み合わせてシンクラ基盤として利用したい
  • MacOSやLinuxをメインに使っている人で稀にWindowsアプリを利用したい

Workspacesについてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

6-7.閉域網接続(AWS Direct Connect)

AWSでお客さま拠点側内部ネットワークからインターネットを介さずにAWSの各サービスに接続したい場合は、AWS Direct Connectを利用しましょう。

インターネットを介さないため、「高セキュリティ」・「安定した通信速度」を保つごとにより安心、安全、快適にAWSをご利用いただくことが可能です。

■想定利用シーン

  • 社内システムをAWSに導入し、快適に業務を行いたい
  • オンプレミスサーバーからAWS上サーバーへのデータ移行を早く終わらせたい
  • 業種規定やガイドラインの準拠のため、セキュリティの高い接続方式を導入する必要がある

Direct Connectについてより詳細に確認したい方は、こちらのコラムをご確認ください。

またNTT東日本では、AWS Direct Connectと組み合わせて利用する閉域網サービスを提供しております。

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7.AWSにも実は存在するデメリット

ここからはデメリットにも触れたいと思います。

デメリットも踏まえてAWS導入をどうすべきか検討していきましょう。

デメリットとしては、2つ挙げられると考えられます。

  • 利用料がドルベースで換算される為、利用料の見通しが立てづらい
  • アカウント登録時にクレジットカードが必要

7-1.利用料がドルベースで換算されるため、利用料の見通しが立てづらい

AWSでは、月々の利用料がドルベースで算出され、月末利用料集計時にAWSが定めるレートによって円に自動計算され費用請求となります。利用時間が同じ場合もレートが変動するため月々の利用料が変動する恐れがあります。

予算を元にAWSのサービスを組み合わせてシステムを構成する場合は、予めある程度バッファーを設けておくことを推奨します。

7-2.アカウント登録時にクレジットカードの登録が必要

AWSでは、アカウント作成時にクレジットカードの登録が必要です。

個人学習でAWSを利用する場合は、大きな問題とはなりませんが、会社で利用する場合は課題になるとよくお伺いします。

AWSの導入を検討している場合は、コーポレートカードやビジネスカードを作成いただければと思います。

また、弊社のサービスをご利用いただきますと御社のコーポレートカードやビジネスカードをご契約いただく必要なく利用料のお支払いが可能となります。

詳細はこちらのサイトをご確認ください。

AWSを自社で導入しようとした場合、気を付けるポイントが2つあることがご理解いただけたと思います。

デメリットにならないよう注意しながら導入検討を進めましょう。

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8.AWS・Microsoft Azure・Google Cloudは何が違う?違いと選び方

AWSについて、さまざまな角度から情報をお届けしてきました。

ここでは、少し視点を変えその他のパブリッククラウドサービス(Microsoft Azure/Google Cloud)と比較し、どのサービスを選定すべきなのかをご紹介します。

「自社に一番合うパブリッククラウドサービスは何になるのか」ぜひ見極める際に参考にしてください。

8-1.パブリッククラウドサービスの選び方 2つのポイント

パブリッククラウドサービスを選定する時には2つのポイントがあります。

①利用用途

②サポートの充実性

① 利用用途

AWS/Microsoft Azure/Google Cloudでは、それぞれ特徴があり、得意分野があります。

8-3,8-4でそれぞれ詳細にお伝えしますが、一言でまとめると以下のようになります。

  • AWS

最新技術を多くリリースしており、他のクラウドサービスで提供していないサービスも提供されている場合がある

  • Microsoft Azure

Windowsをベースに構築されたサービスのため、Microsoft製品との親和性が高い

  • Google Cloud

AI(機械学習)系サービスやデータ分析系の基盤などに強みがある

今回は、特徴の一部分をご紹介しております。

それぞれの特徴や得意分野を正確に理解した上で、自社に導入するサービスを選定することが大切です。

② サポートの充実性

パブリッククラウドは構築して、終了ではありません。

運用中もサーバーのスペック変更、データ容量の変更、運用中のトラブル対応に追われます。

対応範囲が自社で解決できる範囲を超えた場合、サポートが充実していることで業務中でも安心して運用を続けることができるのではないでしょうか。

クラウドを初めて導入する時は、特に重要なポイントとなると思いますので、サポートの充実性も見極めながら、自社に導入するサービスを選定しましょう。

8-2.AWS・Microsoft Azure・Google Cloudの違い

8-1を踏まえて、AWS・Microsoft Azure・Google Cloudの差分を見ていきます。

サポート体制に大きな違いはありません。

しかし、Microsoft AzureやGoogle Cloudではインターネットを利用してサービス知識の理解や構築を進めるためのドキュメント掲載数が少ないというデメリットがあります。

そのため、自社で導入を行う場合、それぞれのパブリッククラウドサービスに対する理解が深くなければ導入が困難になります。

以上の理由から自社で初めてクラウドの導入を検討する場合には、AWSの利用を推奨しております。

8-3.Microsoft Azure

ここでは、Microsoft Azureの特徴を詳細にご説明していきます。

Windowsを手掛けるMicrosoftが提供するクラウドサービスです。

Windowsをベースに構築されたサービスがAzureとなっており、Microsoft製品との親和性が高くWindows を利用している企業にとって非常に使いやすいサービスといえます。

また、Azureは政府機関からも利用されるほど堅牢なセキュリティを保持しており、高機能・高性能なため、特に中~大企業で利用されているクラウドサービスです。

■特徴まとめ

  • Windowsに対する親和性の高いサービスであるため、Windowsベース( Windows Server 等 )の IT インフラを構築した企業にとって違和感なく利用できる
  • Office365や、社員管理に使うActive DirectoryなどのMicrosoftのツールとの連携がしやすい

■利用推奨者

  • オンプレミスでWindows Serverを利用しており、クラウド移行後もWindows利用を検討している方
  • クラウドに移行した後もMicrosoftサービスとの連携を検討している方

8-4.Google Cloud

続いて、Google Cloudの特徴の紹介です。

Google Cloudは、Googleが提供するクラウドサービスです。

検索の処理、広告の最適などGoogleが自社サービスを運営する中で蓄えた知識・技術を活かして数多くの独自サービスを提供しています。中でもAI(機械学習)系サービスやデータ分析系の基盤などに強みがあります。

クラウドサービスとしては後発ですが、GmailやGoogle mapなど世界中で膨大な利用量があるサービスを支える基盤として利用されているため、確かなサービスの運用実績があるといえます。

■特徴まとめ

  • GmailやGoogle mapといったGoogleが提供するサービスと同等のインフラを活用したクラウドサービスを利用できる
  • Googleが提供する幅広いサービスをもとに構成されているため、データ分析を行いやすいインフラが備わっている

■利用推奨者

  • Google workspace、chrome book等 Googleが提供するサービスとの連携を検討している方
  • 機械学習やデータ分析機能の実装を検討している方

ここまでの3社の特徴を踏まえ、どのパブリッククラウドサービスが自社に向いているのか検討していきましょう。

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9.AWSのセキュリティ性を高めるための2つのポイント

5章でもAWSのセキュリティについてご説明し、安心してご利用いただけることがご理解いただけたと思います。

しかし、AWSがセキュリティ対策を行う範囲は予め定められており、クラウド利用時の全ての範囲でセキュリティ対策を行っているわけではありません。

そのため、お客さまご自身で対策ができる範囲は、セキュリティを高めてご利用いただく必要があります。

具体的には2つの対策が必要です。

  • 拠点からのクラウド接続に閉域ネットワークを利用する
  • AWSによるセキュリティ対策範囲を理解する

9-1.拠点からのクラウド接続に閉域ネットワークを利用する

拠点からクラウドに接続する時は、閉域ネットワーク(=インターネットと論理的に分離されたネットワーク)を利用しましょう。

なぜなら、閉域ネットワークでは限られた利用者や拠点からしか接続出来ず、より高いセキュリティで接続することが可能となるからです。

そもそもクラウドへの接続方法は4種類あり、閉域ネットワーク以外の方法も存在します。

  • インターネット接続
  • インターネットVPN接続
  • IP-VPN接続
  • 専用線接続

この中で閉域ネットワークを利用するのは、IP-VPN接続・専用線接続です。

その他では、インターネットを活用し、不特定多数に「開かれた」ネットワークを利用するため、不特定多数からのアクセスが可能となってしまい、セキュリティが高くありません。

以上からAWSのセキュリティを高めるために、閉域網のネットワークを利用することを推奨します。

※閉域ネットワークに関する詳細な内容はこちらのコラムをご確認ください

9-2.AWSによるセキュリティ対策範囲を理解する

AWSを利用する場合、オンプレミス利用時とはセキュリティ対策範囲が異なることを理解しましょう。

なぜなら、AWSがセキュリティ対策を行う範囲は予め定められており、お客さま自身でセキュリティ対策を行う範囲があるためです。

サービスにより範囲は変動するため、一般的によく利用されるEC2を元にご紹介します。

オンプレミスを利用する場合とEC2を利用する場合では、セキュリティ対策範囲は以下のように変化します。

つまり、電源周りやネットワーク部分・OSの導入に関してはAWSでセキュリティ対策を行いますが、それ以外は行っておりません。

そのため、クラウド利用時にはOSレイヤーより上のレイヤーのセキュリティ対策をお客さま自身で実装することで、セキュリティ性を高めることで安心してAWSを利用することが可能となります。

上記2つのポイントを守り、AWSの設計・構築を行うことでセキュリティレベルを高め、AWSを利用することが可能です。

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10.AWSの料金形態

AWSの料金体系は、ずばり従量課金制(=使用した分だけ費用が発生する)がほとんどです。オンプレミス利用時と比較し費用を削減できるメリットばかりでは?と思うかもしれませんが、デメリットもありますので注意が必要です。

メリットとしては、利用料を削減できる場合があるということです。

従量課金制の為、サーバー利用が少なかった月には費用を抑えることができ、オンプレ利用時と比較すると結果的に費用を抑えることに繋がることがあります。

ECサイトを構築する場合には、繁忙期や閑散期に応じて利用料が変動するためより効果を実感しやすいのではないでしょうか。

また、AWS導入時に利用方法に応じた削減方法を取り入れることで利用料を60%削減することに成功した事例もあります。詳しくは、こちらのコラムをご覧ください。

デメリットとしては、利用料の見通しが立てづらいということです。

7章でもお伝えした内容になります。詳細はこちらをご確認ください。

サービスによっては、確保したストレージ容量によって費用が請求されるサービスもあるため、費用体系は予め確認することを推奨します。

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11.AWSを活用しビジネスを劇的に前進させた3つの企業事例

NTT東日本では、AWSを導入し、ビジネスを劇的に前進させた事例がいくつかございますので、本日はそのうちの3つをご紹介します。

その他にもこちらで複数の事例をご紹介しております。

  • 情報システム専任担当者無しでファイルサーバーをAWSでクラウド化!
  • AWSのAIサービスを利用し、リアルタイムに監視/解析を行う新サービス開発に成功!
  • ファイルサーバーを発端に社内環境の丸ごとDX化を推進!

それぞれが抱えていた「導入前の課題」、「導入後の効果」も併せて紹介します。

クラウド導入を検討される際の参考にしてください。

11-1.情報システム専任担当者無しでファイルサーバーをAWSでクラウド化!|「株式会社医歯薬ネット」さま

※事例ページでは、AWSを選定した理由やNTT東日本を選択した理由も掲載しております。ぜひご覧ください。

株式会社医歯薬ネットさまでは、情報システム専任担当者無しで、ファイルサーバーのクラウド化を実現されました。

<クラウド導入前の課題>

◎業務を支える情報システム基盤が安定化していない、ROIを最大化したい

◎外出先でもファイルサーバーにアクセスし、営業活動を効率化したい

◎システム運用の稼働を削減したい

NTT東日本のクラウド導入・運用サービスをご活用いただくことで、これらの課題を解決しただけではなく、さらに2つの効果を実感いただいております。

<クラウド導入後の効果>

◎情報システム担当者の稼働を削減し、安価に構築できた

◎ネットワークの見直しにより、トラブル発生時の対策負担を軽減できた

11-2.AWSのAIサービスを利用し、リアルタイムに監視/解析を行う新サービス開発に成功!|「株式会社イー・コミュニケーションズ」さま

※事例ページでは、AWSを選定した理由やNTT東日本を選択した理由も掲載しております。ぜひご覧ください。

株式会社イー・コミュニケーションズさまは、クラウドAIで受験中の録画動画を自動監視・解析し厳正厳格な試験を実現する新サービスをリリースされ、自社サービスの更なる価値向上と競争力強化を実現されました。

<クラウド導入前の課題>

◎リアルタイムで映像を解析するシステムを決定したい

NTT東日本のクラウド導入・運用サービスをご活用いただくことで、これらの課題を解決しただけではなく、さらに2つの効果を実感いただいております。

<クラウド導入後の効果>

◎サービスリリースに向け、NTT東日本と連携しながら必要な要素研究を実施できた

◎スピード感をもって、サービスリリースを進めることができた

11-3.ファイルサーバーを発端に社内環境の丸ごとDX化を推進!|「資産科学研究所」さま

※事例ページでは、AWSを選定した理由やNTT東日本を選択した理由も掲載しております。ぜひご覧ください。

株式会社資産科学研究所さまは、自社要件を満足させるファイルサーバーのクラウド化で、将来の経営スタイルに向けた3つの課題解決を実現されました。

<クラウド導入前の課題>

◎社外からもファイルサーバーにアクセスし、業務を効率化したい

◎情報セキュリティにおけるリスクを軽減したい

◎在宅ワークも活用した労働環境の整備を行いたい

NTT東日本のクラウド導入・運用サービスをご活用いただくことで、これらの課題を解決しただけではなく、さらに3つの効果を実感いただいております。

<クラウド導入の効果>

◎場所や時間に縛られず顧客情報を得ることで、顧客対応の付加価値が高まった

◎社内サーバーを利用していた時とネットワークのスピードにほとんど変化がない

◎情報漏えいリスクを限りなく低減できた

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12.【情報システム担当者必見!】AWSを自社導入・検討する上で押さえておくべき4つ

ここでは、自社で初めてAWSを自社導入する場合に検討すべき項目をご紹介します。

大きく分けて4つとなります。

自社で導入する場合、情報システム担当者がいないと導入は難しいです。

なぜなら、オンプレミスで利用しているサーバー/システムを理解し、クラウド上でのスペックや必要なサービスを判断した上で、クラウドに移行するサーバーを決定する必要があるためです。よって、自社で導入する場合、情報システム担当者が必要となってきます。

その点も踏まえて導入準備をご確認いただければと思います。

  • 自社構築 or アウトソースか決める
  • クラウドに移行するサーバーを決定する
  • 導入時期を決定する
  • 予算を把握する(初期費用、ランニングコスト)

12-1.自社構築 or アウトソースか決める

フローチャートを元にどちらにすべきか決めましょう。

アウトソースの場合は、これまで1000社以上のAWS提案を行ってきたNTT東日本にぜひご相談ください。お客さまの希望をお伺いしながら最適な構成をご提案させていただきます。

12-2.クラウドに移行するサーバーを決定する

NTT東日本では、AWSへのサーバー移行を検討する際、緊急度が高いもしくは移行難易度が低いものから移行を検討することを推奨しております。

なぜなら、緊急度が高いものとは

  • データ消失がビジネスリスクにつながるもの
  • ハードウェア/OS/ソフトウェアサポート切れのもの

が該当し、移行を断念するとビジネスが停止する機会が発生しかねないためです。

また移行難易度が低いものとは、

  • 並行運用が可能なもの
  • 夜間等に一時的に止めても問題が無いもの
  • データ移行手段が複数あるもの
  • 業務プロセスに影響の少ないもの

が該当し、移行を検討してもビジネスが停止する機会が少ないものと考えられるためです。

これらを考慮すると、移行順として下記順番を推奨しております。

推奨される移行順も参考にしながら、移行するサーバーを決定しましょう。

12-3.導入時期を決定する

導入時期は予め決定しておきましょう。

クラウドは、必要な時に数クリック、数分間で、必要な分だけリソースの確保ができサーバー等を立ち上げることが可能ですが、移行希望のサーバーやシステムの選定・構成が確定していなければ立ち上げることができません。

導入時期を決め、半年~1年前からサービスの選定等を始めることを推奨します。

導入時期を見据え逆算しながら検討を開始しましょう。

12-4.予算を把握する(初期費用、ランニングコスト)

<初期費用>

自社導入かアウトソースするかによって変わってきます。

12-1のフローチャートを元に、自社の状況に合わせてどちらを選択するか決めましょう。

アウトソースする場合、導入支援事業者によってサービス範囲が異なり費用が異なるため複数社相談を行ったうえで選定を行うことを推奨します。

<ランニングコスト>

繁忙期や利用希望スペックでの予算を検討しましょう。

MAX値に合わせた予算を検討しておくと年間想定金額を大幅に超えることが無く予算内での利用が可能となります。

また、5章でもお伝えしましたが利用料はドルベースでの算出となり為替レートによって変動するためバッファーを取って予算を把握することを推奨いたします。

以上4つの項目を元に、AWSの導入を検討しましょう。

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13.AWSに関するよくある5つのQ&A

AWS導入を検討されているお客さまから良くいただく質問を纏めました。御社の疑問解消につながると幸いです。

Q1.最低利用期間はありますか?

A1.最低利用期間はございません。お客さまのご都合に合わせたご利用が可能です。

Q2.運用中に不具合が発生したときの相談先はありますか?

A2.AWSでは、24時間365日日本語でのサポート対応が可能です。電話やチャット、メールからの相談方法をご選択いただけます。

Q3.初期費用は発生しますか?

A3.お客さまで構築を行う場合は、発生いたしません。

アウトソースする場合は、発生いたします。アウトソースする企業によって、構築範囲が異なる場合がございますので、複数社に相談することを推奨いたします。

Q4.AWSでもWindowsサーバーは利用できますか?

A4.AWSでもご利用いただくことは可能です。

既存システムと連携する場合は、Azureのご利用を推奨する場合もございますのでご相談ください。

Q5.AWSのセキュリティは安全ですか?

A5.拠点からのクラウド接続に閉域ネットワークを利用することや、クラウドの責任共有モデルを理解し、設計、設定することで、クラウドサービスでも安全にご利用いただけます。

その他のご相談・ご質問がある場合には、無料お問い合わせをご活用ください。

14.AWSに関わる用語集

最後に、AWSを検討すると良く出てくる用語を4つご紹介します。

14-1.AZ(アベイラビリティゾーン)

データセンターの集まりを指します。

AZは、地震などの災害が発生した場合やネットワークなどの障害が発生してもほかのAZに影響がない場所に立地します。現在は、105運用されています。(2024年2月時点)

14-2.Region(リージョン)

AZを地域ごとにグループ分けしたものを指します。

現在は、33運用されています。(2024年2月時点)

14-3.インスタンス

AWS上に構築された仮想サーバーを指します。Amazon EC2と合わせて、EC2インスタンスと呼ばれることもあります。

14-4.サブネット

AZ内に含まれる論理的なネットワークの分割区分です。1つのサブネットは、複数のAZに跨って設定はできないことになっています。

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15.AWSの導入ならNTT東日本にお任せください!

AWSの導入をご検討の方は、NTT東日本へぜひご相談ください。

NTT東日本は6つの特徴から、皆さまに選ばれております。

15-1.見積りが早い!

料金体系がパッケージ化されており、明確なので見積・契約までがスピーディ!

また、ご発注後の大幅なコスト増加の心配はありません。

15-2.エンジニア直結でスムーズなコミュニケーション!

クラウド環境構築経験があるエンジニアが商談時から対応!コミュニケーションもスムーズで相談や提案も早くて安心です。

15-3.サーバー1台からお気軽に相談可能

中小企業の皆さまにも数多く導入いただいており、小規模な環境構築もリーズナブルに実施!

15-4.24時間365日対応で安心・安全!

24時間365日対応しているので、急なトラブルでも情シスの皆さまは安心・安全!システムの監視運用ではなく、本来業務への集中が可能です。

15-5.まとめて相談できて安心!

クラウド、ネットワーク、オンプレミス環境など、対応範囲が広いので、お客さま側の手間が少なく、安心しておまかせ!

15-6.クラウド関連の資格保有者が多数在籍!

3,000名以上のAWSやMicrosoft Azureの認定資格者が過去の経験や知見をもとに直接お客さまの対応をします!

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16.まとめ

本コラムでは、初めにAWSとは何かをご紹介し、AWSを導入するためのポイントやメリットについて解説しました。

AWSでは、クラウド上でさまざまなことができ、セキュリティ対策を実施することでクラウドでも安全にご利用いただくことが可能です。

無料利用期間もありますので、ご興味を持たれた方はぜひ一度お試しされるのはいかがでしょうか?

また、本格的なAWS環境の構築・導入をご検討される際は、NTT東日本の「クラウド導入・運用 for AWS/Microsoft Azure」をぜひご活用ください。

本記事が、AWSを検討されている方に参考になれば幸いです。

■参考

AWSとMicrosoft Azureの違いについて詳しく知りたい方は下記サイトを参照ください。

AWSとGoogle Cloudの違いについて詳しく知りたい方は下記サイトを参照ください。

クラウドへの接続方法について詳しく知りたい方は下記サイトを参照ください。

AWSの料金体系について詳しく知りたい方は下記サイトを参照ください。

AWSのその他の導入事例も確認したい方は下記サイトを参照ください。

AWSを活用したファイルサーバーの構築方法について詳しく知りたい方は下記サイトを参照ください。

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