COLUMN

英語力不安の中チャレンジしたAWS re:Invent 2022

英語力について結論

必要な英語力ですが、入国審査(※)さえ通れば、その後はジェスチャーと伝えたい単語でre:Inventを楽しむことができました。

ラスベガスにてメンバーとバスが分割乗車になってしまい、現地に先に着いた私は降りた場所で待っていたのですが、そこは待ち合わせ禁止だったらしく、係員からウーバーか?タクシーか?と聞かれました。「new bus.」と答えたのですが、それならあっちだと指をさされてその場に移動しました。おそらく「next bus」とか「for friend」とかが正しいと思いますが、現地の人は英語に不慣れな人に慣れているようで、私の英語でも通じました。

re:Invent自体はAWSに興味がある人であれば、英語が苦手という方でも楽しめると思います。私自身は英語がとても苦手ですが、非常に貴重な体験が出来たと思っています。

※審査官によるがビジネスで入国するため、企業や目的など観光とは違う質問がされることがある。

1. 私の英語力

私の英語力ですが、海外渡航経験はあるものの、話せる人が同行者にいて、その人にまかせっきりが多いです。海外の方と何かやり取りする時も単語とジェスチャーが多く、予測してない会話は殆ど出来ないです。海外製品のサポート等を依頼する時は翻訳ソフトを駆使しております。つまり、殆ど英語が出来ません。

2. 各セッションで必要な英語力ついて

  • Chalktalk
  • 日本では未開催のはずです。ホワイトボードに書きながら少人数で進む形式で、事前の調査だと評判もよく、現地に行ったら絶対に参加したいと思っていました。このセッションは資料がWebに上がることはありますが、内容そのものが公開されることは無いです。英語で進みますので、話すこと聞く事が要求されます。また、参加者が先生に質問しますので、質問のレベルによっては相当な英語力を要求されます。

  • Workshop
  • 日本で開催されているハンズオン等が該当します。英語が苦手でも翻訳を駆使して資料を読むことが可能です。特に質問等がなければ、ある程度のヒアリング力があれば大丈夫です。

  • Breakout Session
  • スポンサーがお話してくれるセッションです。製品紹介が多くなりますが、AWSへどう組み込むか等の興味深い内容です。こちらはセッションによっては質問が出来ますが、大体は聞いて終わります。資料も整備されていてテンポも特段早い訳ではないので、頑張って聞けばついていけると思います。

  • Keynote
  • re:Inventの目玉ともいえるセッションで、AWSの偉い人が発表してくれます。新製品やバージョンアップに関する内容が多く、日本語同時通訳もあります。開始前には生演奏が聴ける事もありテンションが上がります。また、現地では新製品が出ると歓声が上がります。これはWeb配信では得られない体験です。

  • Expo
  • 展示会です。日本では出展しない企業も多々出展しており、その情報を得られる場になります。日本にはまだ入ってきてない製品を見つけることも出来るので大変貴重な場になります。展示物でなんとなくわかりますが、やはり質問しないと分からない事も多く、また相手が何を返してくるかわからないので、かなりの英語力が要求されます。

3. 話す力よりも聴く力が必要

こちらから伝えたいことは単語とジェスチャーでどうにかなるのですが、相手が何を言っているか分からない事が多々ありました。聞き取りやすい人と聞き取りにくい人が存在していて、単語の切れ目がそもそも分からないことが多かったです。こちらが理解してないとわかると、簡単な単語に言い換えてくれる方が殆どですが、中には容赦なく早口で英語を浴びせてくる方もいらっしゃって大変でした。

また、スマホアプリ等の翻訳ソフトは文章の切れ目で翻訳が終了してしまいます。ですので、会話の中で利用とすると使い物になりませんでした。後から録音した音声データを一括で翻訳すると、意味の通った文章になるのですが、さすがに会話中にそれだとテンポが悪すぎます。

英語のテックカンファレンスはとにかく英語で聞く力が必要だと痛感しました。話すことも大事ですが、まずは聞いて相手が何を言っているのか正確に理解することが必要です。

4. まとめ

私のような英語に対して苦手意識があってもre:Inventに参加して多くのアップデートを取り込めることが出来ました。もちろん、英語が話せるかつ聞ければそれに越したことはないのですが、聞けないからと言って、尻込みする必要はまったくないです。非常に刺激的で、濃厚な期間を過ごせますので、機会がある方には強くお勧めしたいです。re:Inventは現地参加しないと体験できないことも多いので是非現地を体験してみて下さい。

※Amazon Web Services(AWS)は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

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