COLUMN
地方自治情報化推進フェア2019とLGWANのご紹介
地方自治情報化推進フェア2019
2019年10月10日-11日に東京ビックサイト青海展示棟Bホールで「ソサエティ5.0でめざす地方創生」をテーマに「地方自治情報化推進フェア2019」が開催されました。
NTT東日本も「地方自治情報化推進フェア2019」に出展し、「自治体情報システムのクラウド化」のテーマの中にLGWANやLGWAN-ASPについての展示を行いました。台風の影響による悪天候下にもかかわらず、「地方自治情報化推進フェア2019」のNTT東日本の出展ブースやプレゼンテーションにはたくさんの方々に訪問いただきました。当コラムが当日、参加いただけなかった方のご参考となれば幸いです。
“LGWANに興味がある”、“LGWANについてもう一度詳細を聞きたい”などご要望がございましたら、お問合せいただければと思います。
ソサエティ5.0とは
フィジカル空間(現実空間)のセンサーからの膨大な情報をサイバー空間(仮想空間)に集積し、その膨大なビッグデータを人工知能(AI)が解析した結果が人間にさまざまな形でフィードバックされます。
今までの情報社会(Society 1.0~4.0)では、人間が情報を解析することで価値が生まれてきました。Society 5.0は人工知能(AI)が解析し、新たな価値を生み出すということが、これまでとの大きな違いとなります。
出典:
2019年5月に「デジタル手続法」、6月に閣議決定された「経済財政運権と改革の基本方針2019」では、マイナンバーカードの利活用を推進する方針が決まりました。
前述の「Society 5.0」や政府のスマート自治体の推進の流れもあり、今年の会場内では「AIを活用した業務効率化」「RPAの導入事例、課題」「働き方改革を推進するための取組、業務効率化」「自治体クラウド」「GISを活用したソリューション」など、今年のテーマ「ソサエティ5.0でめざす地方創生」に沿った出展が多い印象がありました。
NTT東日本では「スマートシティ(地方創生)への取り組み」「自治体向けBPOソリューション」「自治体情報システムのクラウド化」の3テーマをご紹介し、いずれのブースにもたくさんの方々に訪問いただきました。
LGWAN関連の展示内容について
地方自治情報化推進フェア2019における、NTT東日本のブースでは、「スマートシティ(地方創生)への取り組み」「自治体向けBPOソリューション」「自治体情報システムのクラウド化」をテーマとして出展しました。その中で、「自治体情報システムのクラウド化」のテーマの中にLGWANやLGWAN-ASPについての展示を行いましたので、その内容をご紹介します。
NTT東日本では、自治体向けアプリケーションサービスの提供を行うパートナー企業様向けに、LGWANに接続可能なクラウド基盤を提供するホスティングサービスを提供しています。詳しくは以下でご説明します
総合行政ネットワーク(LGWAN)とは
(LGWAN→Local Government Wide Area Network)
LGWANは、地方公共団体を相互に接続するインターネットから切り離された行政専用の閉域ネットワーク網です。2000年度の実証実験を経て、2001年度から都道府県、2003年度から全市区町村接続による本格運用が行われており、2018年度より第四次LGWANに移行しています。
LGWAN-ASPとは
LGWAN-ASPとは、民間企業などがLGWANという非常にセキュアなネットワークを介して、地方公共団体の職員に対して、各種行政事務サービスを提供するものです。その提供者をLGWAN-ASPサービス事業者と呼んでいます。
LGWAN-ASPサービスは5つのサービスから構成されています。
- アプリケーションおよびコンテンツサービス
- ホスティングサービス
- ファシリティサービス
- 通信サービス
- ネットワーク層及び基盤アプリケーションサービス
アプリケーション及びコンテンツサービス事業者は、インターネットで提供していたサービスを自治体向けに提供できるというメリットがあります。
なお、提供にあたっては、J-LISに登録されているホスティングサービス提供者と利用契約する必要があります。
クラウドゲートウェイ サーバーホスティングとは
NTT東日本では、自治体向けアプリケーションサービスの提供を行うパートナー企業向けに、LGWANに接続可能なクラウド基盤を提供するホスティングサービスを提供しております。
財務会計、人事・給与、各種証明書のコンビニ発行から始まり、福祉や保育と自治体業務のICT化が進む中、LGWANの利用はますます増えてくと見られています。
NTT東日本が提供するホスティングサービスは、CSゴールドマークやISO27017を取得し情報セキュリティが担保されたサービスとなっています。また、ネットワークの設計・構築コンサルティング、LGWANを運営するJ-LISへの申請代行も行なっています。パートナー企業様は、アプリケーションサービスの開発と販売、運用・保守に注力することが可能となります。
おわりに
LGWAN-ASPサービスの登録数が伸びていることもあり、弊社のクラウドゲートウェイサーバーホスティングのLGWAN接続機能について、たくさんの事業者様からお問合せいただいております。
LGWAN-ASPの詳細については、こちらをご確認ください。
なお、NTT東日本では、LGWAN-ASPを検討されている事業様からのお問合せや個別相談を随時お受けしております。
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