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【2022年】サーバーダウンの原因6つと最新の対策法を徹底解説!

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サーバーダウンとは、何らかの理由によりサーバーの機能が停止することです。

サーバーシステムは企業の業務の中枢というべきものです。つまり、サーバーダウンが起こると、企業のほぼすべての業務が停止してしまいます。

サーバーダウンの原因は、以下の6つに分けられます。

サーバーダウンが起きる主な原因

外的要因

1. アクセス集中によるもの

2. 外部からの攻撃によるもの

3. 雷など自然災害によるもの

内的要因

4. ハードウェアの故障によるもの

5. 人為的ミスによるもの

サーバーダウンを防ぐためには、以下の方法があります。

サーバーダウンを未然に防ぐ方法
  • アクセス制限を行う
  • クラウドサーバーを利用する
  • サーバーのスペックを上げる
  • サーバーを冗長化する
  • 広い帯域を確保する
  • セキュリティ対策を導入する
  • サーバーの運用監視システムを導入する
  • 定期的にデータのバックアップを取る

結論として、もっとも有効かつおすすめの方法は「サーバーのクラウド化です。なぜなら、クラウドサーバーには以下のようなメリットがあるからです。

クラウドサーバーのメリット
  • アクセスを分散しサーバーダウンを防げる
  • ハードディスクの老朽化によるサーバーダウンの心配がない
  • 自然災害など物理的な原因によるサーバーダウンの心配がない
  • クラウドサーバーは高セキュリティでサイバー攻撃に強い
  • サーバー保守にかける時間と費用を大幅削減できる

2018年に経済産業省が発表した「2025年の崖」(システムの老朽化や脆弱化などでサイバー攻撃にさらされるリスクが高まり、国全体に大きな経済損失が生じること)まであと3年。今問題がない状態のときにクラウド化して備えておくことで、サーバーダウンは高確率で防げます。

ただ、さまざまな事情から既存のサーバーを使い続けている企業も多いのが実情です。

そこで、この記事では現状でサーバーダウンについて考える際の以下のことをお伝えします。

  • ▶この記事で分かること
  • ◎サーバーダウンが起きる6つの原因
  • ◎サーバーダウンが及ぼす弊害
  • ◎サーバーダウンを未然に防ぐ8つの方法
  • ◎サーバーダウンが起きた時の対処法

最後まで読めばサーバーダウンに備えることができ、自社も顧客も守ることができますよ。

目次:

1. サーバーダウンが起こる5つの原因
1-1. 外的要因
1-2. 内的要因
2. サーバーダウンが及ぼす4つの弊害
2-1. サイトにアクセスできなくなる
2-2. メールの送受信ができない
2-3. 売上が落ちる
2-4. 社会的信用を失う
3. サーバーダウンを未然に防ぐ8つの方法
3-1. アクセス制限を行う
3-2. クラウドサーバーを利用する
3-3. サーバーのスペックを上げる
3-4. サーバーを冗長化する
3-5. 広い帯域を確保する
3-6. セキュリティ対策を導入する
3-7. サーバー運用監視システムを導入する
3-8. 定期的にデータのバックアップを取る
4. サーバーダウンした時の5つの対処法
4-1. アクセスが集中した場合は、自然に収まるのを待つ
4-2. 外部から攻撃された場合は、サービスを停止し原因を究明する
4-3. 自然災害の場合は、予備のサーバーで復旧する
4-4. ハードウェアが故障した場合は、修理または交換する
4-5. 人為的ミスの場合は、原因を調査し再設定・改善する
5. 【原因別】サーバーダウンから復旧までの具体的な時間
6. セキュリティに強いクラウドサーバー環境を構築するならNTT東日本へ
6-1. クラウドだけでなく回線の安全性も同時に確保できるから安心
6-2. 導入後も24時間365日体制でサポートが受けられるから安心
7. まとめ

1. サーバーダウンが起こる5つの原因

サーバーダウンが起きる原因は、外的要因と内的要因が考えられます。具体的には大きく以下の5つです。

サーバーダウンが起きる主な原因

外的要因

1. アクセス集中によるもの

2. 外部からの攻撃によるもの

3. 雷など自然災害によるもの

内的要因

4. ハードウェアの故障によるもの

5. 人為的ミスによるもの

1つずつ詳しく解説します。

1-1. 外的要因

外的要因では、以下の3つが主なサーバーダウンの原因となります。

サーバーダウンが起きる主な原因

外的要因

1. アクセス集中によるもの

2. 外部からの攻撃によるもの

3. 雷など自然災害によるもの

ひとつずつ説明します。

■アクセス集中によるもの

アクセス集中とは、サイトへのアクセスが一度に集中し、サーバーのリクエスト対応機能が追いつかなくなってしまうことです。

サーバーへのアクセスを、高速道路に置き換えると分かりやすいでしょう。大型連休などで同じ方向に向かう車の数が多いと、渋滞が起きて流れが止まってしまいますね。それと同じです。

アクセスが集中してサーバーの処理機能がダウンすると、閲覧者には以下のようなエラーメッセージが表示されます。

  • アクセスが集中しています
  • 503 Service Temporarily Unavailable

■外部からの攻撃によるもの

外部からの攻撃とは、サイバー攻撃やウィルス感染、不正アクセスなどです。サイバー攻撃の目的は、企業への業務妨害や個人情報などの重要データを窃取することです。

外部からの攻撃には、以下のような種類があります。

【外部からの攻撃の代表的な種類】

ランサムウェア
ウィルスの一種。所有データが暗号化されデータを見ることができなくなる。パスワードの解除と引き換えに金銭を要求されるため、「身代金要求型ウィルス」と呼ばれる。
Dos攻撃・DDos攻撃、F5攻撃

故意に通信を集中させたり再読み込みを繰り返させたりし、システムに負荷をかけて正規のユーザーがアクセスできないようにする。

ネットワーク資源消費型攻撃、システム資源消費型攻撃、リフレクション攻撃などがある。

不正アクセス

IDやパスワードを不正入手、または理論的に総当りし、ログインして個人情報などを抜き取る。

パスワードリスト攻撃、ブルートフォース攻撃などがある。

データ改ざん・データ窃取

サーバーの脆弱性をついた攻撃。サーバーシステムに侵入し、データを改ざん・窃取する。

SQLインジェクション、ディレクトリトラバーサル、クロスサイトスクリプティング(XXS)などがある。

サイバー攻撃の事例には、以下のようなものがあります。

2022年、建設業界でランサムウェアの被害に遭った。業務サーバーのデータが暗号化され、一時、業務がほぼできなくなった。バックアップも攻撃を受けたため、通常業務の復旧は長期化した。

■雷など自然災害によるもの

雷や地震による停電、台風による浸水などの自然災害でサーバーダウンすることもあります。

大規模災害では、自治体サイトや電力会社などへの問い合わせや確認のアクセスが集中するといった、二次災害的なサーバーダウンもあります。

【自然災害や事故による例】

  • 雷による停電でサーバー機能が一時的に停止した
  • 大規模地震が発生し、自治体への問い合わせが集中しサーバー機能が一時停止した
  • 大規模地震が発生し、電力会社への問い合わせが集中しサーバー機能が一時停止した
  • 台風による大雨で、サーバーが浸水した

近年では、全国各地で自然災害が増加しています。いつどのような状況になるかわからないため、事前に対策しておくのが賢明です。

対策方法については「3. サーバーダウンを未然に防ぐ8つの方法」で詳しく解説します。

1-2. 内的要因

内的要因とは、故障や人為的なミスによるものです。

サーバーダウンが起きる主な原因

内的要因

4. ハードウェアの故障によるもの

5. 人為的ミスによるもの

1つずつ解説します。

■ハードウェアの故障によるもの

ハードウェアの故障によるサーバーダウンは、ハードウェアの劣化が主な原因です。

サーバーの耐用年数は減価償却資産で6年と定められていますが、24時間365日稼働しているサーバーには高い負荷がかかるため劣化が早く、実際には5年程度で故障するものがほとんどです。

【サーバー内部品の耐用年数】

ハードディスク 24時間365日稼働すると、モーターが劣化し4〜5年で故障する
電源ユニット 熱の影響でコンデンサが劣化し、3〜5年で正常に動かなくなる

実際にハードウェアの故障によってサーバーダウンした事例としては、以下のものがあります。

【ハードウェア故障によるサーバーダウンの事例】

2021年とある企業で5度目のサーバーダウンが起こった。障害の原因は、企業内端末とシステムをつなぐデータベース(DB)サーバーのハードウエア故障にあった。

老朽化したハードウェアはほんの些細なダメージにも弱く、温度変化や地震による衝撃でも故障しやすくなります。

■人為的ミスによるもの

サーバーダウンは、人為的ミスによるものも多いです。例えば、ソフトウェアの設定ミスやバグ(不具合)などです。

金融庁の発表によると、サーバーダウンの原因で意外に多いのは、ソフトウェア障害(38%)と管理面・人的要因(27%)で、全体の2/3を占めています。

出典:金融庁 令和3年6月 金融機関のシステム障害に関する分析レポート

具体例としては、サーバー管理委託会社の作業ミスや、導入したデータベースへの知識不足による設定ミスなどが挙げられます。

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2. サーバーダウンが及ぼす4つの弊害

サーバーは企業の業務を一括管理しているシステムです。サーバーダウンが起きるとシステムが一斉に停止してしまうため、以下のようなさまざまな弊害が生じます。

サーバーダウンによって起こる弊害
  • サイトにアクセスできなくなる
  • メールの送受信ができない
  • 売上が落ちる
  • 社会的信用を失う

1つずつ解説します。

2-1. サイトにアクセスできなくなる

1つ目の弊害は、サイトにアクセスできなくなることです。これは自社側だけでなく、ユーザーも同様にアクセスできなくなります。

例えば、ECサイトの場合はユーザー側でサイトが表示できなくなるため、買い物ができなくなります。銀行のサイトの場合は、アクセスできなくなるとお金を引き下ろすことができない、支払いができないといったトラブルが起こります。

そうすると、ユーザーに多大な迷惑をかけることになります。

自社でもサイトにアクセスできなくなるため、自社サイトを利用した業務が中断されてしまいます。

最近では、タブレットPCで契約内容を説明し、タブレットPCにサインを書き込んでもらうシステムを導入する企業も多いですが、サイトにアクセスできなくなると契約が結べないなどの支障が出ます。

2-2. メールの送受信ができない

2つ目の弊害は、メールの送受信ができなくなることです。メール送受信はサーバーを介して行われるため、サーバーがダウンするとメールの送信・受信ができなくなります。

メールは、複数の相手に対して一斉に同じ内容のメールを送ることができるなど便利なため、現在では営業のやりとりは電話よりもメールを利用することが多いです。

しかし、サーバーダウンが起こると取引先や顧客とのメールでの連絡ができなくなり、業務が滞ってしまいます。

例えば、明日のイベントに必要な機材が、業者の都合で搬入できなくなったとしましょう。業者はすぐに搬入先の会社に電話をかけますが、担当者は会議中だと告げられてしまいます。

そこで、業者は担当者に緊急メールを送信してなんとか事態を知らせようとします。もしも会議中であっても、担当者がメールを受け取ることができれば、会議を中座してでもすぐに代替品を手配するなどして対応することができるでしょう。

しかし、取引先の会社で運悪くサーバーダウンが起こると、会議中にメールを受け取ることができずに手配が遅れてしまいます。

2-3. 売上が落ちる

サーバーダウンが起こると、売上も落ちる可能性があります。

例えば、「2-1. サイトにアクセスできなくなる」で説明したように、ECサイトの場合はサーバーダウンが起こると顧客がサイトを閲覧できなくなります。

すると、当然顧客は買い物ができません。結果として、サーバーが復旧するまでの時間に見込んでいた売上が得られなくなってしまうのです。

例えば、ECサイトの売上見込が1時間に50件だとすると、サーバーの復旧に6時間かかると300件分の売上分を機会損失してしまうことになります。

2-4. 社会的信用を失う

4つ目の弊害は、社会的信用を失うことです。企業にとっては、これが一番のリスクと言っても過言ではないでしょう。

特に、金融機関や通信サービスでサーバーがダウンすると、サービスを利用している会社の業務にも直接影響が及ぶため、社会的信用を著しく失ってしまいます。

【社会的信用が低下した事例】

事例①

複数回のシステム障害を起こし、一時システム利用ができなくなった。

利用ユーザーからの信用を落としてしまった。

事例② 複数回のサーバー障害が発生し、一時期株価が4%も下落した。

このように、多くの人に影響を与える企業は、サーバーダウンによって社会的信用を失ってしまいます。

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3. サーバーダウンを未然に防ぐ8つの方法

サーバーダウンはその企業に関わる人に対して甚大な損害を与えてしまいます。そのようなことにならないためにも、サーバーダウンは未然に防がなければなりません。

サーバーダウンを未然に防ぐ方法は、以下の8つです。下記は、優先順位順に挙げています。

サーバーダウンを未然に防ぐ方法
  • アクセス制限を行う
  • クラウドサーバーを利用する
  • サーバーのスペックを上げる
  • サーバーを冗長化する
  • 広い帯域を確保する
  • セキュリティ対策を導入する
  • サーバーの運用監視システムを導入する
  • 定期的にデータのバックアップを取る

まずは基本中の基本となるアクセス制限、次いでクラウドサーバーへ移行しましょう。

なぜ、クラウドサーバーを上位に上げたかというと、既存のサーバーにあれこれ追加すると、管理とメンテナンスにかかる費用も莫大なものになるからです。サーバーは老朽化するほど、管理にお金がかかります。

クラウドサービスに切り替えれば、コストを今より削減できるだけでなく、より高セキュリティなサーバーにすることができます。

ただし、「システムが複雑化していてなかなかクラウド化に移行できない」という問題を抱え、クラウドサーバーへの移行がすぐには難しい企業もあるでしょう。そのため、既存のサーバーにプラスアルファする方法も解説します。

3-1. アクセス制限を行う

アクセス制限とは、特定のURLへのアクセスを特定のユーザーのみに制限したり、サーバー内のアクセス可能な部分とそうでない部分に制限したりすることです。

具体的には、ユーザーがURLにアクセスする際に、パスワードを設定します。

ユーザーはユーザー名とパスワードを打ち込み、認証されなければアクセスすることができません。

ただし、「■外部からの攻撃によるもの」で説明したように、論理的にユーザー名とパスワードを機械で総当りすれば簡単に突破できてしまいます。そのため、アクセス制限だけではサイバー攻撃などからサーバーを守るのは難しいです。

基本的にアクセス制限を行った上で、他の対策も施すべきです。

3-2. クラウドサーバーを利用する

サーバーダウンの対策としてもっともおすすめなのは、クラウドサーバーを利用することです。なぜなら、自社で管理するサーバー(オンプレミス)は物的なトラブルが起こるリスクがありますが、ネット上にサーバーがあれば物的トラブルを回避することができるからです。

クラウドサーバーは比較的新しい技術のため、セキュリティ機能が高いサービスが多いのもおすすめする理由です。

クラウドサーバーは、以下のようなメリットがあります。

クラウドサーバーのメリット
  • アクセスを分散しサーバーダウンを防げる
  • ハードディスクの老朽化によるサーバーダウンの心配がない
  • 自然災害など物理的な原因によるサーバーダウンの心配がない
  • クラウドサーバーは高セキュリティでサイバー攻撃に強い
  • サーバー保守にかける時間と費用を大幅削減できる

コスト面に関しては、他のサーバーに比べると以下のように大幅に削減できることがあります。

ただ、冒頭でも触れたように、2018年に経済産業省が発表した「2025年の崖」まであと3年を切りましたが、まだまだ古いサーバーをお金をかけてメンテナンスし、使い続けている企業は多いです。

※2025年の崖とは、以下の問題を抱えているために危機的状況が訪れ国全体に大きな経済損失をもたらすとしたものです。

現状 問題点
既存のITシステムの老朽化 老朽化したシステム保守にかかる予算が増加する
エンジニア不足 エンジニアを外部から雇うための予算がかかる
アプリケーションのサポート切れ システム脆弱化によりサイバー攻撃のリスクが高まる
業務非効率 システム保守にかかるコスト・人材が多く非効率的

上記のことから、近年では自社管理からクラウドサーバーに移行する企業が増えてきました。

自社サーバーからクラウドサーバーに移行した事例
  • クラウド環境への移行で情報資産管理とBCP対策を実現した事例

    出典:株式会社サジェコ

  • 情シス1名の属人的なサーバー管理体制を抜本的に変え、クラウド環境を実現した事例

    出典:株式会社KSP

  • セキュリティの高いネットワーク・クラウド環境を実現し、従来のシステム環境よりもコストを抑えた事例

    出典:株式会社NSGアカデミー

主要なクラウドサーバーのサービスとしては、「Microsoft Azure」や「Amazon Web Service(AWS)」、「Google Cloud」、「Alibaba Cloud」などがあります。

自社で構築したい環境や理想的な環境を構築するには、クラウド導入支援事業者のサポートをお勧めします。各社に合わせた理想的なサーバー環境、システム環境の構築をサポートできます。

クラウドサーバーに移行するなら、NTT東日本の「クラウド導入・運用 for AWS / Microsoft Azure」があります。

NTT東日本のクラウド導入・運用 for AWS / Microsoft Azureサービスを通して、ネットワークからクラウドまでワンストップで対応します。

【サービス内容の例】

  • ①AWS、Azureの有資格者がお客さまの要件を確認
  • ②丁寧なヒアリングでお客さまの要件に見合った内容を提案
  • ③スピーディーなクラウド構築
  • ④日本語でのサポートや円での支払いをサポート
  • ⑤24時間365日体制で監視・保守を代行

NTT東日本では約150社以上のクラウド導入支援実績があるので安心して依頼することができます。コストの効率化や業務効率の改善まで提案してくれるため、他にはないサービスと言えます。

▶NTT東日本「クラウド導入・運用 for AWS / Microsoft Azure」をもっと詳しく知る

既存のサーバーにあれこれ追加すると、管理とメンテナンスにかかる費用も莫大なものになります。しかし、思考を転換してクラウドサービスに切り替えれば、コストを削減できるだけでなく、より高セキュリティなサーバーにすることができます。

クラウドサービスの特長から移行、運用のポイント、クラウドサービス提供事業者の選び方まで、クラウド導入のポイントを解説しております。ぜひNTT東日本のお役立ちマニュアルをダウンロードください。

しかし、「システムが複雑化していてなかなかクラウド化に移行できない」という問題を抱える企業もあります。そういった場合は、これから説明する方法もおすすめです。

3-3. サーバーのスペックを上げる

アクセス集中によるサーバーダウンに備えるには、サーバーのスペックを上げるという方法があります。サーバーのスペックを上げるには、以下の対策を施します。

  • メモリ容量を増強する
  • 処理能力の高いCPUを導入する

過去にアクセスが集中したデータを検証すると、どのくらいのスペックが必要なのか分かります。

3-4. サーバーを冗長化する

サーバーの冗長化とは、トラブルに備えておく仕組みのことです。サーバーがダウンしても、できるだけ被害や損害を最小限に留めることを目的に行います。サーバーの冗長化には、具体的に以下の方法があります。

  • サーバーの台数を増やしアクセスを分散させる
  • 予備のサーバーを設置する
  • ロードバランサーを導入する

ひとつずつ説明します。

■サーバーの台数を増やしアクセスを分散させる

サーバーの台数を増やして、アクセスを分散させる方法です。

1台のサーバーで運営すると、アクセスがその1台に集中した時に許容量を超えてサーバー機能がダウンしてしまいますが、複数のサーバーでデータベースごとに分けて管理すれば、アクセスが1台のサーバーに集中しません。

■予備のサーバーを設置する

予備のサーバーとは、サーバーダウンやトラブル時に備えて用意しておくサーバーです。待機系サーバーとも呼ばれます。まったく同じデータが入ったサーバーをもう一つ用意しておくイメージで、バックアップ用と兼ねて運用する企業も多いです。

待機系サーバーには以下の2つの種類があります。

ホットスタンバイサーバー
常時電源を入れた状態で待機させておくサーバー。トラブル時には即座に切り替えて対応することができる。
コールドスタンバイ
電源を落とした状態で待機させておくサーバー。トラブル時に電源を入れて切り替えて対応するが、通常は電源を落としているため経費削減ができる。

■ロードバランサを導入する

ロードバランサーとは、サーバーにかかる負荷を分散させる仕組みです。見た目はサーバーと変わりませんが、仲介専用のシステムとして複数のパソコンとの間にかませるイメージです。

サーバーを複数台利用する場合、通常はユーザーからのリクエストに対して各サーバーが一斉に応えようとします。そのためどのサーバーにも負荷がかかり、アクセスが集中するとアクセス不可になってしまうこともあります。

それを交通整備するのがロードバランサーです。飛行機の管制塔をイメージすると分かりやすいかもしれません。

ユーザーからリクエストがあると、ロードバランサーが一旦引き受け、瞬時にどのサーバーからデータを送るのか判断します。そのため、サーバーへの負荷を最小限に抑えることができ、ユーザーへも安定した情報提供ができます。

3-5. 広い帯域を確保する

”広い帯域を確保する”とは、サーバーのネットワーク回線の広い帯域を確保する方法です。

ネットワーク回線の帯域が狭いと通信量も少なく、すぐに許容量を超えてしまいますが、広い帯域の回線に変更して最適化することで、アクセス集中によるサーバーダウンを防ぐことができます。

3-6. セキュリティ対策を導入する

サーバーダウンを未然に防ぐには、セキュリティ対策の導入も欠かせません。セキュリティ対策には、具体的に以下の方法があります。

  • 1. セキュリティソフトを導入する(ファイアウォールなど)
  • 2. OS、ミドルウェア、アプリケーションなどを常に最新の状態に保つ
  • 3. セキュリティシステムを導入する(IDS/IPS、WAFなど)
  • 4. セキュリティ診断を行う
  • 5. サイバー対策専門の事業者を利用する

1と2は最低限行うべきもの、3より下は、追加することでセキュリティをより強固にできるものです。

ひとつずつ解説します。

3-6-1. セキュリティソフトを導入する

ファイアウォールは、不正アクセスを制御するセキュリティソフトです。現在、ほとんどの大手企業ではファイアウォールを利用しています。

ファイアウォールは標準装備と考え、導入するのがおすすめです。

3-6-2. OS、ミドルウェア、アプリケーションなどを常に最新の状態に保つ

サイバー攻撃やウィルスはOSやソフトウェアなどの脆弱性をついて攻撃してくるため、普段からOSやミドルウェア※、アプリケーションなどを最新の状態に保つことも重要です。

定期的なアップデートは必ずするようにしましょう。

※ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの中間にあるソフトウェアのことです。

3-6-3. セキュリティシステムを導入する

IDS/IPSは不正アクセスを感知して制御するシステム、WAFはアプリケーションの脆弱性をついたサイバー攻撃からサーバーを守るシステムです。

ファイアウォールでは防ぎきれない不正アクセスなどを阻止するもので、古いアプリケーションを使っている会社におすすめです。

3-6-4. セキュリティ診断を行う

定期的にセキュリティ診断をすることで、自社の何が弱いのかを把握でき、対策することができます。

セキュリティ診断はサービス会社に依頼するのが一般的です。

3-6-5. サイバー対策専門の事業者を利用する

社内にシステムに詳しい人がいない場合は、外部のサイバー対策専門会社に依頼することになります。

セキュリティ対策を業者に委託する場合は、経済産業省に登録されている「サイバーセキュリティお助け隊サービス」がおすすめです。

サービス名 事業者名
商工会議所サイバーセキュリティお助け隊サービス 大阪商工会議所
防検サイバー MS&ADインターリスク総研株式会社
PCセキュリティみまもりパック 株式会社PFU
EDR運用監視サービス「ミハルとマモル」 株式会社デジタルハーツ
SOMPO SHERIFF(標準プラン) SOMPOリスクマネジメント株式会社

サービス名のリンクをクリックすると、各サイトに移行します。

3-7. サーバー運用監視システムを導入する

サーバー運用監視システムとは、サーバーが正常に稼働しているか、障害が発生していないかを監視するシステムです。

サーバー運用監視システムは、ソフトウェアを導入する方法と外部のサービス会社に依頼する方法があります。

サーバー運用監視ソフトやサービス会社を選ぶ際には、比較記事を参考にするのがおすすめです。「サーバー運用監視システム サービス会社 比較」で検索すると比較記事がたくさん出てくるので、気になる方は検索してみてください。

3-8. 定期的にデータのバックアップを取る

サーバーダウンに備えて、定期的にシステムやデータのバックアップを取っておくことも重要です。なぜなら、バックアップデータがあれば復旧が容易だからです。

反対に、バックアップデータがないと、以下のような場合にトラブル前の状態に戻すことができません。

  • サイバー攻撃によってデータを暗号化された場合
  • サイバー攻撃によってデータを改ざんされた場合
  • ハードディスクの故障によりデータが破損・消失した場合

バックアップに関しては、「■予備のサーバーを設置する」で述べているので参考にしてください。

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4. サーバーダウンした時の5つの対処法

既にサーバーダウンしてしまった場合は、以下の対処法が有効です。なお、どのような理由にせよ、サーバーがダウンした際はできるだけ迅速に対応し、利用者にはすみやかに現状を報告することが大切です。

サーバーダウンした時の対処法
アクセスが集中した場合 自然に復旧するのを待つ
外部からの攻撃の場合 サービスを停止し、保守会社に連絡して原因究明・対処する
自然災害の場合 予備サーバーで復旧する
ハードウェアの故障の場合 電源を切って修理業者に連絡する
人為的ミスの場合 原因を調査し再設定する、システム復旧業者に依頼する

1つずつ解説します。

4-1. アクセスが集中した場合は、自然に収まるのを待つ

アクセスが集中してサーバーダウンが起こった場合は、アクセスの集中が収まれば自然に復旧します。

アクセス集中によるサーバーダウンは、一時的にアクセスが集中することによってサーバーの処理能力が追いつかなくなったことによるもの。アクセス集中が収まれば、サーバーの機能も通常運転に戻ります。

4-2. 外部から攻撃された場合は、サービスを停止し原因を究明する

サイバー攻撃など外部から攻撃を受けた場合は、すみやかにサービスを停止して原因究明を行います。

社内にシステムに詳しい人がいれば早急に対応し、詳しい人がいない場合は契約している保守会社に連絡します。その後、利用者への的確な情報提供や謝罪表明も忘れずに行います。

4-3. 自然災害の場合は、予備のサーバーで復旧する

自然災害でサーバーがダウンした場合は、その状況によって対処します。著しい破損や水没などの場合は、予備のサーバーを利用して、バックアップデータから復旧します。

ただし、自然災害によって自社にあるサーバーが破損するような状況では、予備のサーバーも同時に災害の被害に遭ってしまう場合も多く、復旧が長引いてしまいます。

その点、クラウドサーバーなら、サーバー自体はネット上で管理されているのでダメージを受けません。近年、日本では自然災害が各地で増加しています。自然災害など物理的原因でのサーバーダウンも多くなるでしょう。クラウドサーバーをおすすめするのは、このようなメリットがあるためです。

4-4. ハードウェアが故障した場合は、修理または交換する

ハードウェアの故障によってサーバーダウンした場合は、ハードウェアを修理または交換する必要があります。まずはマニュアルを読んで対応するのがおすすめです。

サーバーがダウンした際に異音や異臭などがあれば、ハードディスクが故障している可能性が高いです。しかし、むやみに動かすとよりサーバー内部にダメージを与えて、プロの修理業者でも復旧が難しくなってしまう可能性があります。

システムに精通している社員がいない場合は、電源を切ってすみやかに修理業者に相談しましょう。

ハードウェア故障の原因が老朽化によるものであれば、これを機に、老朽化を気にしなくて良いクラウドサーバーに切り替えるのがおすすめです。

4-5. 人為的ミスの場合は、原因を調査し再設定・改善する

人為的ミスの場合は、ミスの原因を調査して再設定や改善を行います。

人為的ミスの場合、設定ミスやファイル削除等によることが多いので、自社にITに強い社員がいれば原因を追求することができます。しかし、ITに詳しい社員がいない場合は、システム保守の委託業者や、外部の専門業者(システム復旧業者など)に依頼するのがおすすめです。

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5.【原因別】サーバーダウンから復旧までの具体的な時間

サーバーがダウンするとサイトは即座に閲覧できなくなるため、今何が起こっているのか利用者に情報提供をする必要があります。

原因によって復旧時間が変わってくるため、原因別での復旧時間を把握しておくと対応もスムーズに行えます。

一時的なものであれば、サイトに「ご不便をおかけしております。復旧までしばらくお待ち下さい」といったメッセージを表示するだけで済みます。

しかし、サーバー故障やサイバー攻撃などでサーバーダウンした場合は、復旧までに数日かかる可能性もあります。そういった場合は、利用者へ段階を追っての現状報告が必要になる他、場合によっては新聞など各メディアへの通達も必要です。

サーバーダウンの可能性はゼロではないため、日頃から保守会社と契約し、「3. サーバーダウンを未然に防ぐ8つの方法」で述べたような備えをしておくことが重要です。

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6. セキュリティに強いクラウドサーバー環境を構築するならNTT東日本へ

セキュリティに強いクラウドを導入するなら、まずは、NTT東日本のクラウド導入・運用 for AWS/Microsoft Azureをご検討ください。NTT東日本では、セキュリティ重視のクラウドサービスをワンストップで導入できるので、セキュリティリスクと担当者の負担をまとめて抑えることができます。

NTT東日本のクラウドならサイバーセキュリティも安心

1. クラウドだけでなく回線の安全性も同時に確保できる

2. 導入後も24時間365日体制でサポートが受けられる

セキュリティ面でも安心な理由を以下で解説します。

6-1. クラウドだけでなく回線の安全性も同時に確保できるから安心

NTT東日本のクラウド導入・運用 for AWS/Microsoft Azureは、クラウドに関係するすべてのサポートが一元的に受けられます。導入するクラウドサービスのセキュリティ面はもちろんのこと、クラウドサービスと接続する回線についても相談できるので安心です。

現回線のセキュリティ面に不安があるなら、回線もクラウドとまとめて、セキュリティが万全のものに移行することができます。

さらに、ファイアウォールの設定など、セキュリティに直結する環境設定もお任せで大丈夫なので、うっかり初期設定ミスで情報漏えいするといったリスクも抑えられるでしょう。

サイバーセキュリティを重視してクラウド導入方法を選ぶなら、ワンストップサポートで対策の漏れがないNTT東日本のクラウド導入・運用 for AWS/Microsoft Azureです。

6-2. 導入後も24時間365日体制でサポートが受けられるから安心

クラウドサービス運用開始後のセキュリティ面がご心配なら、NTT東日本の「クラウド導入・運用 for AWS/Microsoft Azure」をおすすめします。セキュリティ面も含めた多岐にわたる運用サポートを受けることができるので、担当者の負担とセキュリティリスクをまとめて抑えられるのが特徴です。

NTT東日本のクラウド運用ご支援内容
監視/通知

ステータスチェック・リソース監視・サービスプロセス監視・ログ監視

通信監視・PaaS 状況監視・監視システムアラートの通知ご連絡

故障受付/一次対処 故障受付・故障箇所切り分け・一次対処
運用代行

リタイアメント対応・仮想サーバータイプ変更

イメージ/バックアップ作成・ボリュームサイズ変更

サーバー停止・起動・再起動・OSセキュリティパッチ適用 など

クラウドのプロの運用支援を活用して、手間を省いて安心のサイバーセキュリティ対策を実現してみてはいかがでしょうか。

7. まとめ

本記事をまとめると、サーバーダウンが起こる主な原因は以下の5つです。

サーバーダウンが起きる主な原因

外的要因

1. アクセス集中によるもの

2. 外部からの攻撃によるもの

3. 雷など自然災害によるもの

内的要因

4. ハードウェアの故障によるもの

5. 人為的ミスによるもの

サーバーダウンが起こると、以下のような弊害が起こるため、事前の対策が必要です。

サーバーダウンによって起こる弊害
  • サイトにアクセスできなくなる
  • メールの送受信ができない
  • 売上が落ちる
  • 社会的信用を失う
サーバーダウンを未然に防ぐ方法
  • アクセス制限を行う
  • クラウドサーバーを利用する
  • サーバーのスペックを上げる
  • サーバーを冗長化する
  • 広い帯域を確保する
  • セキュリティ対策を導入する
  • サーバーの運用監視システムを導入する
  • 定期的にデータのバックアップを取る

現状でクラウドサーバーへの切り替えがすぐにできない場合は、既存のサーバーを利用してサーバーダウンに備えることになりますが、サーバーは老朽化が進むほど管理やメンテナンスにコストがかかるため、あまりおすすめではありません。

今のうちにサーバーダウンに備えるなら、クラウドサーバーに切り替えるのが賢い選択と言えるでしょう。クラウドサーバーには、以下のようなメリットがあります。

クラウドサーバーのメリット
  • アクセスを分散できる
  • ハードディスクの老朽化によるサーバーダウンの心配がない
  • 自然災害など物理的な原因によるサーバーダウンの心配がない
  • クラウドサーバーは高セキュリティでサイバー攻撃に強い
  • サーバー保守にかける時間と費用を大幅削減できる

サーバーダウンが起こると利用者に迷惑をかける他、自社の業務や経済的弊害、社会的信用まで失ってしまうリスクがあるため、事前に対策を早急にすることをおすすめします。

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  • コストを抑えるため
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