NTT東日本グループ内でAWS GameDayが開催されました!

こんにちは、相良です!
2026年1月にNTT東日本グループにて開催されたAWS GameDayに参加してきました。本コラムでは、その参加レポートをお届けします。
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GameDayとは?
AWS GameDayは、ゲーム形式でAWSのスキルを実践的に学べるハンズオンイベントです。
現実世界の技術的課題を模したシナリオ(サイト改ざんや情報漏えいなどのセキュリティインシデント、パフォーマンス問題、システム障害など)に対して、参加者がチームで協力しながらAWSの各種サービスを使って解決に挑みます。課題をクリアするとポイントが加算され、チーム同士でスコアを競い合う仕組みです。
実際の事故を伴わずに、障害対応をはじめとしたAWSの経験を積める点が大きな特徴です。こうした実践的な訓練の場は貴重ですよね。
また、類似イベントとしてAWS Jamがあります。Jamは実際のAWSユースケースを模した課題を、適切に構築・修正してスコアを競うイベントです。過去にNTTグループで実施されたAWS Jamの参加レポートもありますので、ぜひご覧ください。
Kiro CLIについて
今回のGameDayではKiro CLIを使用することができました。
Kiro CLIは、AWSが提供するターミナル上で動作するAIエージェント型CLIで、Q Developer CLIの後継となる製品です。IDEのターミナルから直接エージェントを実行できるため、自然言語での指示とCLI操作を組み合わせながら作業できます。
CLIベースのAIエージェントとして、以下のような操作が可能です。
- AWS環境の調査
- EC2へのSSM経由のログイン
- (権限+人間の許可を前提として)変更操作の実行
今回はKiro CLIがインストールされたブラウザでアクセス可能なIDEが提供され、環境構築不要でスムーズに利用できました。
Kiro CLIには、特定の用途に合わせてAIの振る舞いをカスタマイズできる「カスタムエージェント」機能があります。今回のGameDayでは、学習効果を最大化するために、前半・後半で異なる設定が使い分けられました。
前半:学習重視モード(GameDay用 カスタムエージェント使用)
- read/writeのAWS CLI実行は禁止
- 利用者の学習機会を奪わない回答方針
- ヒントは出すが、答えは教えない設定
後半:縛りなしモード(通常のKiro CLIを使用)
- Kiro CLIによるAWS CLI実行が可能
- Kiro CLI の全機能を制約なく利用
- 実質的にAIによるトラブルシューティングが可能
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イベント模様
※AWS GameDayの詳細なシナリオ内容は公開できないため、会場の様子を中心にお伝えします。
今回はAWS Japan様ご協力の元、イベントを開催いたしました。
当日は全19チーム・64名が参加し、1月の寒さを忘れるほどの熱気に包まれた会場となりました。

Kiro CLIの設定中の様子です。

環境の準備が終わり、イベントの内容が説明されるといよいよイベント開始です。
会場は一気に活気にあふれ、各チームがコミュニケーションを取りながら役割分担し、課題解決に取り組んでいきました。


実際の問題文はお見せできませんが、クエストを完了すると点数を獲得できます。
私たちのチームは序盤、1位をキープする好スタート。しかし中盤から各チームの追い上げが激しく、順位が徐々に下がって焦りも…。
終盤はスコアも非公開となり、最後はタイムアップで競技終了となりました。
結果発表
なんと、私たちのチームが1位に輝きました!

急遽メンバー交代もあった中で、素晴らしい結果を残すことができて本当にうれしいです。
振り返り
今回はKiro CLIを使ってGameDayのシナリオに挑戦してみてどうだったか?という観点で振り返ります。
前半(制約ありモード)
- すぐ隣にAIチャットがいて方針を示してくれるものの、実際に操作し考えるのは自分たち
- 生成AIと共存しながら作業する、昨今のエンジニアリングに近い環境
- AWS環境の状態を見て仮説を立てるのは自分。仮説がズレているとAIに聞いても答えにたどり着けない
- 結果として、AWSの知識差が出やすい構成だと感じた
後半(制約なしモード)
- Kiro CLIの圧倒的な性能を実感
- シナリオのテキストを渡して指示するだけで、ほぼ自動的にトラブルシューティングを進行
- まず read 系コマンドで状況調査 → 仮説構築 → 実行まで自律的に実施
-
変更操作の前にはプロンプトが返ってくるため、暴走しにくい
- 危険な変更の抑止や、「やりたいことの補足」も可能
- 実際にはほぼ全ての提案が妥当だったため、ほとんど
yesを押すだけで進んでいった
注意点とチーム間で差がついたポイント
-
Kiroが「何をしているか」を理解していなかったチームでは、AI任せにした結果、意図しない変更が実行されてしまうケースも
- 例:必要なファイルやLambdaコードの削除など
- ゲーム的には、前半でついた差が埋まりにくかったように感じる
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まとめ
今回のAWS GameDayは、Kiro CLIを活用しながらトラブルシューティングを体験できる絶好のイベントでした。
また、Kiro CLIの実力を改めて実感し、AWSの構築・運用における強力なパートナーだと感じています。今後もさまざまなシーンで積極的に活用していきたいですね。
引き続き、クラウドサービスのアップデートにキャッチアップしつつ、アウトプットの場も大切にしていきたいと思います!
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