NTT東日本の自治体クラウドソリューション

【ウェビナーレポート】AWS Ambassador白鳥が読み解く「AWS re:Invent 2025」の本質とAIエージェントの社会実装

2025年12月1日~5日にアメリカラスベガスで開催された、世界最大級の学習型カンファレンス「AWS re:Invent 2025」。

本コラムでは、AWS Ambassadorの白鳥さんによるウェビナー解説をベースにレポートします。

ウェビナータイトル:

『AWS re:Invent 2025』注目の最新情報をNTT東日本の独自視点で解説 ~新サービス・機能の概要から、豊富な支援実績に基づくビジネス活用のポイントまで~(ダイジェスト動画)

全編動画はこちら

【情シス担当者・経営者向け】NTT東日本がおすすめするクラウド導入を成功させるためのお役立ちマニュアル 資料ダウンロードフォームはこちら

1. 2026年のキーワードは「AIエージェントの社会実装」

白鳥さんは、今回のAWS re:Invent 2025を「生成AIをいかにビジネスに活用し、課題や障壁を解消するのか」という問いへの答えが提示されたイベントだったと述べています。

AWSが掲げた、AIエージェントに関する新ビジョンは、2025年7月のAWS Summit New York Cityで示された「AWSを、地球上で最も有用なAIエージェントを作るための場所にする」というものです。

AWSは、無数のパーツを組み合わせることで、自社独自のAIエージェントを自在に設計できるようにしていくことを表しており、新サービスの発表を通じて、今後「AIエージェントの社会実装」が進んでいくことが感じられました。

NTT東日本では、AWSなどクラウドに関するお役立ち情報をメールマガジンにて発信していますので、ぜひこちらからご登録ください。

2. 主要Keynoteから読み解く「進化の方向性」

各Keynoteの要点を、白鳥さんの解説に基づき3つの視点で整理します。

① 全方位へのメッセージ(CEO Matt Garman氏)

基調講演では、多様な基盤モデルから業務に最適なものを組み合わせる「Choice(選択肢)」へのこだわりが強調されました。自分たちだけのAIエージェントを作るために必要なパーツをすべてそろえるという、AWSの強い姿勢が示されていました。

② インフラの革新(Peter DeSantis氏)

コストと性能を劇的に改善する「Graviton5」などの最新チップにより、膨大な計算資源を必要とするAIをより最適に動かすためのイノベーションが語られていました。

③ 開発者の未来(Werner Vogels氏)

Werner氏は、これからの開発者には技術力以上の人間力を持つ「The Renaissance Developer(博識な開発者)」としての素養が求められると提言されていました。好奇心とオーナーシップを持ち、システムで考え、積極的に対話を行い、ドメイン知識や幅広い知識を深めることの重要性を説明されていました。

NTT東日本のMicrosoft Azure請求代行サービスに関するお問い合わせはこちら

3. 注目アップデート:業務を変革する「Frontier Agents」

白鳥さんが特に注目したのは、特定の業務を劇的に省力化する3つの自律型AIエージェントです。

  • Kiro Autonomous Agent: 雑な指示ではなく、まずAIと仕様を固め、計画を立ててから実装する自律型AIエージェント
  • AWS Security Agent: 開発の早い段階でコードレビューやペネトレーションテストを行い、脆弱性を未然に防ぐAIエージェント
  • AWS DevOps Agent: 24時間365日の運用において、非定型の障害調査や対処を自律的に支援するAIエージェント

これらは、企業にとって「差別化にならないが不可欠な重労働」をAIに任せ、人間がより本質的な価値創造に集中するための強力な武器となると白鳥さんは述べていました。

NTT東日本のMicrosoft Azure請求代行サービスに関するお問い合わせはこちら

4. まとめ:自社の経験値を「最強の武器」に変える

白鳥さんは最後に、

「AIに銀の弾丸(万能な解決策)はない」

と締めくくりました。

AWSが提供するパーツをただ使うのではなく、それらを土台として自社ならではの価値を一つひとつ積み上げていく必要があり、特に以下の3点がポイントになると強調していました。

  • 柔軟な判断が必要な業務から着手する: マニュアル化しづらく、人間が柔軟に対応してきた領域こそが、AIエージェントの力を試すべき場所になる
  • AIの「評価と改善」を業務に組み込む: 導入して終わりにせず、人間とシステムの両面で回答を評価し、磨き続けるサイクルをフローに加えていく必要がある
  • 人間は「価値創造」に注力する: データの集約などの重労働はツールに委ね、人間は自社特有の背景(コンテキスト)をAIに注ぎ込む活動に専念すべきである

そして、白鳥さんは、「まずは使ってみて、自社特有の背景をAIに触れさせ、試行錯誤の中で積み上がった経験値こそが、他社には真似できない強みになる」と結んでいます。AWSの新機能を活用し、自社独自のAIエージェント構築という新たな挑戦を始めてみてはいかがでしょうか。

本コラムで紹介した内容は、白鳥さんによる45分間のウェビナーの一部です。全編動画はこちらよりご覧ください。

全編動画はこちら

  • Amazon Web Services(AWS)およびその他のAWS 商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

ページ上部へ戻る

相談無料!プロが中立的にアドバイスいたします

クラウド・AWS・Azureでお困りの方はお気軽にご相談ください。