COLUMN
【事例あり】クラウド化とは?種類やメリットを具体的に解説
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「クラウド化ってなに?業務が効率化するっていうけど本当?」
「クラウド化すると具体的になにが変わるの?」
企業のクラウド化が躍進し続けている現代ですが、実際のところ、クラウド化の意味やメリットをしっかり把握できていない方が多いのではないでしょうか。
クラウド化とは、簡単にいうと「今までクラウドサービスを利用していなかった既存のシステムや業務をクラウドに移行すること」です。
本記事では、クラウド化によって一体何が変わり、どんな効果を得ることができるのかを、課題解決を実現した企業の事例を交えて解説します。
▼この記事でわかること
- クラウド化とは
- クラウド化の種類
- クラウド化のメリットとデメリット
- 企業にクラウド化が求められる3つの理由
- 【実例紹介】クラウド化で課題を解決!3つの導入事例
最後までお読みいただければ、クラウドやクラウド化についてしっかり理解ができて、御社で利用した場合のイメージも具体的になります。
近年の企業動向を踏まえた上で、自社での最適なクラウド化に向けて検討を始めることができるでしょう。
目次:
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1.クラウド化とは
クラウド化について理解していただけるように、まずは「クラウドとは」から解説をはじめていきます。
- クラウドとは
- クラウド化とは
よく読んで、しっかり把握していきましょう。
1-1.クラウドとは
クラウド(クラウド・コンピューティング)とは、インターネットなどのネットワーク経由でユーザにサービスを提供する形態のことです。
インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います。
これまではハードウェアを購入したり、ソフトウェアやデータをPCにインストールして利用するのが主流でしたが、クラウドが登場したことによって、オンライン上でソフトウェアの利用やデータのやり取りが可能になったのです。
クラウドではインターネット(雲)の向こう側のサービスを利用していることから、クラウド(cloud=雲)と呼ばれるようになったといわれています(※)。
-
(※)由来には諸説あり、この他にもcrowd(クラウド)と書いて、集約したシステムという意味でクラウドと呼ぶようになったという説もあります。
1-2.クラウド化とは
「クラウド化」とは、自社サーバーなどを設置して利用していた既存の情報システムを外部の事業者のクラウドサービスを利用する方式に移行することです。
IT用語で「クラウドマイグレーション」とも呼ばれ、クラウドへの移行という意味で使われています。
クラウド化の具体例を挙げると次のようなことにあたります。
- PCにインストールしたソフトウェアで行っていた業務をクラウドツールに切り替える
- 開発業務のプラットフォームをクラウドサービスに変える
- 社内インフラをクラウドに移行する
これらは上から順に、「SaaS」、「PaaS」、「IaaS」(※)と種類分けされています。
-
(※)各々については次章「クラウド化の種類」で詳しく解説します
クラウド化には、どこからでも安全にデータにアクセスできるようになるというだけでなく、コスト削減やプロセスの合理化など、生産性を上げるのに有益な多くのメリットがあります。
自社サーバーと違って管理や保守の手間もかからないことから、今後も企業のクラウド化は広がり続けることが予想されます。
2.クラウド化の種類
クラウド化とは具体的に何をすることなのか?といえば、先に述べたクラウド化の3つの種類からアプローチすると、わかりやすくなります。
クラウド化の種類 |
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ソフトウェアのクラウド化|SaaS |
開発環境のクラウド化|PaaS |
社内インフラのクラウド化|IaaS |
それぞれについて解説します。
2-1.ソフトウェアのクラウド化|SaaS
SaaS(呼び方はサース)は、インターネットを介してアプリケーションを提供するクラウド(サービス)です。
SaaSの導入とは、「ソフトウェアのクラウド化」のことです。
身近な例では、PCにインストールして利用していたメールソフトを、ブラウザからアクセスできるWebメール(例:Gmail)に切り替えることがこれに当たります。
SaaSを導入すると、パソコンやサーバーに入れて使用するソフトウェアをブラウザなどから利用できるようになり、ソフトウェアを購入したりインストールしたりする必要がなくなります。
SaaSのクラウドサービス(例) | |
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クラウド化できる主な業務(例) | |
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2-2.開発環境のクラウド化|PaaS
PaaS(呼び方はパース)は、ソフトウェア開発やシステム開発などに利用されるプラットフォーム(アプリケーションサーバーやデーターベースなど)を提供するクラウドサービスです。
PaaSの導入とは、簡単にいうと「開発環境のクラウド化」のことです。
PaaSでは、インターネットを介して、アプリケーションを作動させるためのハードウェアやOSなどの一式までを揃えることができるので、システムの開発環境を構築する手間がかからず、手軽に環境基盤を調達することができます。
PaaSのクラウドサービス(例) |
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2-3.社内インフラのクラウド化|IaaS
IaaS(呼び名はイアース)は、インターネット経由でサーバーやネットワークなどを利用できるクラウドサービスです。
IaaSの導入は、言ってみれば「社内インフラのクラウド化」にあたります。
「社内インフラ」とは、たとえば共有サーバーや内部ネットワークなど、業務を行う基盤として社内に整備するもの全般を指します。
IaaSを導入すると、これまでは自社運用していたインフラ機能を、インターネット上に構築できます。
サーバーの選定やOS、メモリ容量などのシステムを自由に構築して、自社に都合の良いサーバーアプリケーションを実行する環境が作れます。
また、既存のシステムをIaaSへ移行することも可能で、コンピューターリソースの拡張や縮小を自由に行うことができます。
IaaSのクラウドサービス(例) |
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いかがでしょう。
このようにクラウドサービスは多岐に渡り、クラウド化することで業務が効率化し生産性の向上につながります。
次章ではさらに詳しくクラウド化のメリットについて解説します。
クラウドの種類について詳しく知りたい方はコチラをご参照ください |
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「クラウド 種類」 |
3.クラウド化のメリット
クラウド化による主なメリットは4つ挙げられます。
- 導入コストを抑えやすい
- 運用管理の負担が削減できる
- 時間や場所を問わず利用できる
- クラウドだからこそ得られる高いセキュリティレベル
それぞれ解説していきましょう。
3-1.コストを抑えやすい
クラウド化のメリットとして、コストを抑えやすい点が挙げられます。
クラウドシステムを導入すると、サーバー・周辺機器の購入費用やシステム構築などの初期費用(設備投資)を抑えることができます。
また、サーバーを稼働させるための維持費、運用・監視する人件費も減らせるので、結果的に維持コストを抑えることができます。
さらに、クラウドサービスの多くは従量課金制であり、利用量に応じて費用が発生するため、必要以上に経費がかかることがありません。
3-2.運用管理の負担が削減できる
クラウドシステムの運用はサービス提供事業者に任せられる(※)ため、従来は自社で行っていた管理やメンテナンスが少なくなり、利用者の負担を大幅に削減できます。
自社サーバーを運用する場合、サーバーを維持するための専任スタッフを置く必要があります。
安定性やセキュリティ面の確保など、システム維持のためにかかる負担は軽いものではありません。
クラウドでは、ソフトウェアのインストールやアプリケーションのアップデート作業は、原則としてクラウドサービス提供事業者側で実施します。
データ管理やバックアップ作業も必要ないため、システム運用管理の負担軽減につながります。
- (※)ユーザの管理責任の範囲は、クラウドのサービスに応じて異なります。サービスの選択によって、セキュリティ等に関する責任の一環としてユーザ側が実行する構成作業の量が決定されます。詳しくは下記をご参照ください。
3-3.時間や場所を問わず利用できる
時間や場所を問わず利用できるのも、クラウド化の大きなメリットです。
PCやタブレット、スマホなどの端末と、インターネット環境さえあればアクセスが可能で、離れた場所にいる相手との共同作業も簡単にできるため、作業効率が大幅に向上します。
場所を問わず、ネットが繋がる場所であれば社内システムの利用やデータ共有が可能になるので、リモートワークや在宅勤務の普及にも大きく貢献します。
3-4.クラウドだからこそ得られる高いセキュリティレベル
クラウドだからこそ得られる高いセキュリティレベルも、クラウド化のメリットといえるでしょう。
多くの人は、「クラウド=ネット上にデータを保管するからセキュリティが低い」というイメージを持ちがちですが、実際にはそんなことはありません。
2006年から普及が広がったクラウドサービスでは、その発展の過程で、さまざまなセキュリティ要件を満たす必要があり、セキュリティ機能実装を重ねてきた歴史があります。
現在、クラウドサービスでは、高度な技術を持った専門家や頑丈な設備が用意されており、顧客の重要なデータを守るためセキュリティ面に特に力を入れています。
今や自社運営システム(オンプレミス)と比較しても、勝るとも劣らない堅牢なセキュリティを確保しているのです。
「自宅に貴金属を保管しているよりも、厳重なガードのある銀行の金庫に保管したほうが安全であるのと同じ」と、たとえるとわかりやすいのではないでしょうか。
2022年現在、「クラウドのセキュリティは低い」といった説は必ずしも当てはまらなくなり、むしろ、高い技術と頑丈な設備を備えたクラウドならでのセキュリティの高さが魅力となっています。
クラウドのメリットについて詳しく知りたい方はコチラをご参照ください |
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「クラウド メリット」 |
4.クラウド化のデメリット
一方、クラウドシステム化の主なデメリットは2つあります。
- 自社のシステムとの連携ができない場合がある
- 管理・運用コストが増加する可能性がある
それぞれ解説していきましょう。
4-1.自社のシステムとの連携ができない場合がある
クラウドシステムは、自社のシステムとの連携ができない場合があります。
クラウドでは、すでにサービス事業者が用意している仕様の範囲で利用することになるため、自社のシステムと互換性がないということがあるのです。
サービス事業者が決めたOSや仮想化環境などを利用することになるため、自社独自の受発注システムなどを使っている場合、移行先のクラウドと互換性がなくてクラウド上でシステムの運用ができない、といった事態が発生する可能性があります。
そのため、クラウドシステムを導入する場合は、自社システムが契約予定のクラウドと互換性があるのかどうかを調べておく必要があるでしょう。
4-2.管理・運用コストが増加する可能性がある
メリットで導入コストが抑えられる点を挙げましたが、クラウドの活用方法によっては、管理、運用コストが増加するリスクも考えられます。
たとえば既存のシステムをそのままクラウドへ移行する場合、クラウド向けの監視体制や障害に対応する仕組みを新たに設けなければならないケースがあります。それに伴って改修や新規構築の負担が増加し、費用がかさむ恐れが生じます。
また複数のクラウドサービスを利用する場合は、その分ライセンス費用がかかります。
さらに、クラウドサービスを利用すると、社内のすべての利用者が接続やデータ利用を行うため、クラウド導入前よりも通信コストが予想以上に増えてしまう可能性があります。
こういった事態を避けるためには、まず導入前に検討しているクラウドサービスが、自社の規模や用途に合っているかどうか、提供サービスの範囲や、追加コストがかかるのはどんなケースか、など事前に調査をしっかりおこないましょう。
必要のないものは削除する、利用状況に応じたサイズに最適化するなど、設定を見直すだけでもコスト削減は可能です。
5.企業のクラウド化の背景|求められる3つの理由
現在、企業規模の大小や業界を問わず、クラウドを活用する企業は増え続けています。
令和2年に総務省が発表した企業におけるクラウドサービスの利用動向によると、クラウドサービスを一部でも利用している企業の割合は64.7%と、前年の58.7%から6.0ポイントも上昇しています。
また、クラウドサービスの効果について、「非常に効果があった」又は「ある程度効果があった」と回答した企業の割合は85.5%と、多くの企業でクラウドサービスの効果を実感していることがわかります。
出典:総務省|通信利用動向調査
この章では『企業のクラウド化が広がる背景』として、現社会でクラウド化が求められる主な3つの理由を紹介します。
クラウド化が求められる3つの理由 |
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リモートワークなど多様な働き方に対応できる |
非常事態に備える「BCP対策」として効果的 |
導入後すぐに始めることができる |
それぞれ説明していきましょう。
5-1.リモートワークなど多様な働き方に対応できる
クラウド化が注目される何より大きな理由は、多様な働き方に対応できる点でしょう。
リモートワークや在宅勤務など働き方が多様化している現在、クラウドはその実現のためには欠かせないシステムであるといえます。
従来、社内のネットワークに接続するためには会社へ出社するかアクセスするPCに特別なソフトウェアをインストールしてアクセスするなどの必要がありました。
クラウドシステムを導入すると、会社のネットワークに対してインターネット回線からアクセスできるため、インターネット環境が整っている場所ならばいつでもネットワークにアクセスすることができます。
データへのアクセス権限を制限するなどの情報漏洩や不正アクセスに対するセキュリティへのリスクケアを行うこともできます。
5-2.非常事態に備えるBCP対策として効果的
企業のクラウド化は、非常時に備える効果的なBCP対策としても注目されています。
BCP とは「Business Continuity Plan」という言葉を略したものであり、日本語では「事業継続計画」と表現されています。
BCP対策とは、大規模な災害などを受けた際に中核事業や優先的に行うべき事業をスムーズに再開するための対策のことです。
大規模地震に代表される自然災害が発生した場合、企業システムなどがダウンし、事業継続が極めて困難な状況になることが想定されます。そのまま事業を続けられない場合、最悪倒産も視野に入れなければいけません。
クラウドシステムの導入は、このような非常事態に備えて、事業を継続するための BCP対策として有効です。
クラウドでは、自社のデータは遠隔地にあるサーバーやストレージ環境に格納され、必要な時にアクセスして利用する形態なので、仮に自社オフィスがダメージを受けた場合でも遠隔地のクラウドが同時に罹災している可能性は低く、スムーズな復旧が期待できます。
5-3.導入後すぐに始めることができる
クラウドは既に完成されているサービスを利用するので、システム導入後すぐに始めることができます。
ビジネスの世界は何よりスピードが大切なので、迅速に社内のシステム環境を整えられる点が注目されているのです。
自社でシステムを開発するとなると、利用開始までに数か月間かかることもあり、この差は大きいと言えるでしょう。
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6.【実例紹介】クラウド化で課題を解決!3つの導入事例
NTT東日本のクラウドソリューションでは、クラウド移行の検討から導入支援、運用までをサポートしています。
ここでは、クラウド化で課題解決を実現した3つの事例をご紹介します。
- 「株式会社医歯薬ネット」様|情報システム専任担当者無しでファイルサーバーをクラウド化!
- 「株式会社イー・コミュニケーションズ」様|クラウドAIを活用した不正監視サービスをリリース!
- 「国際ソフトウェア株式会社」様|クラウドを閉域ネットワークで接続!
それぞれが「抱えていた課題」と「クラウド導入による効果」や「導入の感想」を、代表取締役さまやご担当者さまの声を交えてご紹介します。
ぜひ御社がクラウド導入を検討される際の参考にしてください。
6-1.「株式会社医歯薬ネット」様|情報システム専任担当者無しでファイルサーバーをクラウド化!
株式会社医歯薬ネット様では、情報システム専任担当者無しで、ファイルサーバーのクラウド化を実現されました。
<クラウド導入前の課題>
株式会社医歯薬ネット様では、業務を支える情報システム基盤の安定化とROIの最大化が事業上の課題でした。
オンプレミスサーバーをメインとして、Microsoft Azure上のサーバーをバックアップとして利用していましたが、システムの故障発生から復旧までに時間がかかり、業務に支障が出ることがありました。
また、営業担当者の現場では、外出先からオンプレミスファイルサーバーへのアクセスできなかったため、お客さまとの会話の流れで提示したい資料があっても、対応ができないといった営業活動の効率化における課題がありました。
さらに、システム運用の現場では、専任の情報システム担当者を配置していないこともあり、いかに稼働をかけずにシステムを運用するかといった課題もありました。
<クラウド導入後の効果>
- 全体を通して、情報システム担当者の稼働を抑制し、かつ、安価に構築できたことに満足している
- 今回のシステム更改にあわせてネットワークも見直し、拠点間接続が見える化されたため、トラブル発生時も、まずは全体を把握することができ、対策がしやすくなった
【株式会社 医歯薬ネット】
業種 | コンサルティング |
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従業員数 | 40名 |
本社所在地 | 東京都品川区 |
主な事業内容 |
医院・病院・薬局開業支援 医療機器販売 会計・税務・人事労務業務 不動産・建築業(宅建免許番号:東京(2)第91278号、 建設業許可番号:東京都知事(特-30)第148962号) 医療系人材紹介業(厚生労働大臣許可番号:13-ユ-305081) |
ホームページ | https://www.ishiyaku-net.jp |
導入サービス |
Amazon Web Services(AWS)リセール クラウド導入・運用サービス クラウドゲートウェイ クロスコネクト |
クラウド利用サービス |
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サービス導入時期 | 2020年5月 |
クラウドの選定理由 |
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NTT東日本の選定理由 |
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6-2.「株式会社イー・コミュニケーションズ」様|クラウドAIを活用した不正監視サービスをリリース!
株式会社イー・コミュニケーションズ様は、クラウドAIで受験中の録画動画を自動監視・解析し厳正厳格な試験を実現する新サービスをリリースされ、自社サービスの更なる価値向上と競争力強化を実現されました。
<クラウド導入前の課題>
株式会社イー・コミュニケーションズ様では、2018年からリモート監視において「人とAIによる監視の差異がないように」解析手法等の研究をしてこられました。
その研究をもとにしたオンライン試験において、人の監視員がWebカメラで本人認証と不正監視を行うサービスである「Remote Testing」を2020年7月から提供していましたが、並行して、今回リリースした「Remote Testing AI アナリスト」サービスの検討も行っており、試験現場におけるリアルタイム不正解析のアーキテクチャをどのように決定するかという課題を抱えていました。
<クラウド導入の感想>
今回の「Remote Testing AI アナリスト」のサービス化プロジェクトでは、共同実験を経て、NTT東日本さまの「クラウド導入・運用サービス」でのクラウドAI導入に至った。
共同実験では、何をもって不正とするかの観点ブリーフィングからお互いに知恵を出し合い、最終的により現実的なサービス形成に必要な要素研究ができたと感じている。
また、実際の本導入については、当社が希望したスピード感でご対応いただき、サービスリリースに向けて進めてもらえたことに満足している。
【株式会社イー・コミュニケーションズ】
業種 | インターネットサービスプラットフォーマー |
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従業員数 | 50名 |
本社所在地 | 東京都港区六本木2-4-5 六本木Dスクエア9F |
主な事業内容 | CBT/eラーニングサービス事業 |
ホームページ | http://www.e-coms.co.jp/service/remote-testing/ |
導入サービス |
クラウド導入・運用サービス AWSリセールサービス |
クラウド利用サービス |
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サービス導入時期 | 2020年9月 |
クラウドの選定理由 |
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将来的に大規模アクセスサービスに発展する可能性があり、リソーススケーリング・ネットワークスケーリングが容易なため |
NTT東日本の選定理由 |
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6-3.「国際ソフトウェア株式会社」様|クラウドを閉域ネットワークで接続!
国際ソフトウェア株式会社様は、インフラ保守の稼働削減とセキュアな開発環境を求め、クラウドを閉域ネットワークで接続することを実現されました。
<クラウド導入前の課題>
クラウド導入前、国際ソフトウェア株式会社様の開発環境は自社拠点の物理サーバーにて構築した仮想基盤上にあり、運用管理、特にサーバー障害時の対応に多くのコストがかかっていました。
また、BCP(事業継続計画)対策、テレワーク利用の拡大等、オンプレミス環境での課題がありました。
<クラウド導入後の感想>
- 拠点間の接続設定についてはNTT東日本に事例があったので楽にできた。クラウドへの接続設定については若干苦慮したが、NTT東日本からのサポートによりスムーズに開通できた
- 近年では、クラウドを利用した製品やサービスが増えてきたので開発環境もそのトレンドに合わせていく必要があると感じていて、今後は開発環境の多くをクラウドに移行したいと考えている
【国際ソフトウェア株式会社】
業種 | ソフトウェア |
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従業員数 | 240名(2020年11月時点) |
本社所在地 | 東京都府中市住吉町1-81-12 KSWビル |
主な事業内容 |
ソフトウェアの受託開発 メーカーとの共同開発/構築/維持管理/運用支援 |
ホームページ | https://www.ksw.co.jp |
導入サービス |
クラウドゲートウェイ クロスコネクト フレッツVPNプライオ |
クラウド利用サービス |
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サービス導入時期 | 2020年11月 |
クラウドの選定理由 |
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NTT東日本の選定理由 |
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NTT東日本は、普及するクラウド活用のご支援を通じて、情報システム部門の業務推進や企業さまのビジネス拡大をこれからも支援していきます。
7.クラウド移行を正確かつ安全に行うなら「クラウド導入・運用支援サービス」の利用がおすすめ!
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- 情報システム担当者無しでファイルサーバークラウド化
- クラウドを活用した業務効率化
- セキュリティレベルの高いクラウド環境の構築
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業界・会社の規模に関わらず導入・運用のサポートを行いますので、まずは御社のクラウド化へのお悩みをお聞かせください。
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7-2.クラウドソリューション|SERVICE
NTT東日本のクラウドソリューションがビジネスの成功をリードします。
①クラウド導入運用コンサルティング
クラウドサービス(Amazon Web Services(AWS)、 Microsoft Azure)のご検討から運用まで、必要なステップにおいてお客さまをリードし、成功に向けたご提案をいたします。
②ネットワーク回線の導入
インターネットだけがクラウド接続の方法ではありません。
今あるフレッツ回線を活用し、簡単・セキュアに、クラウドサービス(Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure など)に接続する閉域ネットワークを提供します。
③Amazon Web Services(AWS)Microsoft Azureの販売
お客さまに代わってAWS、Microsoft Azureの利用アカウン作成を行い、クラウド利用に関わる各サービスのお支払い(円建て)・お問い合わせ窓口をNTT東日本にまとめることが可能です。
- ※当社で提供するAWSは、「Amazon Web Services(リセール)等提供に関する規約」 に基づき、サポートも含め当社が提供します。
- ※当社で提供するMicrosoft Azureは「Microsoft Azure(リセール)等提供に関する規約」に基づき、クラウドサービスはMicrosoftから提供され、その他の部分については当社が提供します。
NTT東日本では、中堅・中小企業や店舗で働く皆さま、個人事業主さまの課題を解決する、さまざまな取り組みを行っています。
8.まとめ
クラウド化とは、「今までクラウドサービスを利用していなかった既存のシステムや業務を、クラウドに移行すること」です。
クラウド化には3つの種類があります。
- ソフトウェアのクラウド化|SaaS
- 開発環境のクラウド化|PaaS
- 社内インフラのクラウド化|IaaS
最後に、クラウド化のメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
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現在、企業規模の大小や業界を問わず、クラウドを活用する企業は増え続けています。
クラウドによって課題を解決し利点を実感する企業が増える中、クラウド化はさらに身近なものになっていくでしょう。
クラウド導入をご検討の方は、NTT東日本へお気軽にお問い合わせください。
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