COLUMN
AWS代理店を利用した場合のメリット・デメリット徹底解説!
AWSの導入に課題がある方や、代理店をお探しの方はこちらからご相談ください。
皆さま、こんにちは。しなもんです。 クラウド移行をいざ進めようとしたとき、検討する必要があるのがアカウントの準備です。 AWSを利用する場合、必ずアカウントの開設が必要となります。 |
また、クラウドの移行を検討しても自社で構築や移行後の運用実施の経験がなく、移行を躊躇ってしまうこともあるかと思います。
上記のような悩みを解決してくれる強い味方が、【代理店】です。
AWSを扱う代理店は複数社あり、アカウントの再販を行ってくれる代理店、クラウド構築・運用代行を行ってくれる代理店、クラウドに接続するネットワーク~クラウド構築・運用代行まで対応してくれる代理店など幅広く存在します。
そのため、自社の課題に合った代理店を見つけるには、複数社に話を聞くことを推奨します。
本コラムでは、AWS導入を検討したときに必ず必要となってくるアカウントの再販を行う代理店に注目し、メリットやデメリットなどを学んでいきましょう。
※本コラムでは、代理店=NTT東日本としてご紹介します。
本コラムでは割愛しますが、こちらのコラムではクラウドへ移行するときのステップを紹介しております。クラウド移行を何から始めるかお悩みの方は、ご参照ください。
また、AWSの導入に課題がある方や、代理店をお探しの方はこちらからご相談ください。
目次:
- 1.「自社導入 or 代理店に外注」こうやって決めよう!
- 2.AWSアカウントの開設方法
- ①代理店(=NTT東日本)と契約 請求書払い
- ②AWSと直接契約 クレジットカード払い
- ③AWSと直接契約 請求書払い
- 3.NTT東日本でアカウントを開設した場合のメリット
- ①クレジットカードの開設が不要
- ②日本円での支払いが可能
- ③問い合わせを日本語でサポート
- 4.NTT東日本でアカウントを開設した場合のデメリット
- ①支払いが翌々月になる
- 5.複数ある代理店の中からどのように選択すべきか
- 6.AWSの代理店を探しているのであれば、NTT東日本へ
- ①AWS認定資格の取得
- ②ネットワーク~クラウド移行・保守・運用代行まで一元対応
- 7.まとめ
1.「自社導入 or 代理店に外注」こうやって決めよう!
そもそも、AWSの導入を自社で行うか、代理店に外注するかですが、下記のように見分けていただくと良いでしょう。
図を基に自社で導入ができそうと決まった方は、こちらのコラムもご参照ください。
自社でクラウド移行するときに必要となる考え方をご紹介しています。
自社導入、代理店に外注する場合にもAWSに導入することを決めた際、最初に必要となってくるのが、アカウントの開設です。
そこで次章以降は、AWSアカウントの開設方法や代理店で開設した場合のメリット、デメリットを解説します。
2.AWSアカウントの開設方法
AWSアカウントを開設するには、AWSアカウントを取り扱う代理店と契約する方法かAWSと直接契約する方法の大きく2種類に分けられます。
そして、AWSと直接契約した場合には、2つの支払い方法がございますので、AWSアカウントを開設するには3種類の方法があると想定していただければと思います。
※ここでは、代理店=NTT東日本と想定し、それぞれの特徴をご紹介します。
①代理店(=NTT東日本)と契約 請求書払い
代理店を経由してAWSアカウントを契約した場合、日本円での請求書払いが可能です。
その他の特徴として、日本語で問い合わせサポートを受けることが可能となります。
②AWSと直接契約 クレジットカード払い
AWSと契約する場合は、原則クレジットカード払いとなります。デフォルトでは、ドル建てとなりますので、日本円払いをご希望の場合は個別で設定を行う必要があります。
③AWSと直接契約 請求書払い
AWSと契約する場合は、原則クレジットカード払いですが、利用額が多い場合には海外送金による請求書支払いのオプションもございます。
請求書払いの場合は、条件がいくつかございますので、事前にお確かめください。
3.NTT東日本でアカウントを開設した場合のメリット
それでは、ここから代理店でAWSアカウントを開設した場合のメリットをご紹介します。
※ここでは、代理店=NTT東日本と想定し、ご紹介します。
大きく3点です。
①クレジットカードの開設が不要
こちらは大きなメリットになるのではないでしょうか。
AWSと直接契約をする場合、日本円で支払いを希望するにはクレジットカードでの支払いとなります。個人利用の場合は大きく問題にはなりませんが、会社で利用する場合に課題になるとよくお伺いしますので、メリットとしてあげました。
②日本円での支払いが可能
2章で解説しましたが、AWSと直接契約する場合も日本円で支払うことができますが、ご自身での個別の設定が必須となります。
それに対し、NTT東日本では購入したときから日本円での支払いが可能となりますので、利用者の負担を軽減することが可能です。
③問い合わせを日本語でサポート
AWSとお客さまの間にNTT東日本が入ることで、日本語での問い合わせサポートが受けられます。AWSでも日本語サポートを受けることは可能ですが、技術的な問い合わせは解読が難しい場合があります。それに対し、弊社が間に入ることでその不安を解消することができますので、より安心してAWSを利用できます。
代理店でのAWSアカウント新規開設をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。
続いて、デメリットを見ていきましょう。
4.NTT東日本でアカウントを開設した場合のデメリット
NTT東日本でリセールアカウントを開設した場合のデメリットは1点です。
①支払いが翌々月になる
お客さまとAWSの間にNTT東日本が入ることで、メリットもありますが、請求に遅れが生じてしまいます。
年度末の支払いなど企業によって課題となる場合もありますので、事前に問題ないかご確認が必要です。
5.複数ある代理店の中からどのように選択すべきか
4章までは、アカウントの再販を行う代理店に注目してきました。
この章では、AWSの代理店が複数社存在する中で、どのように代理店を探し、選択すればよいかを解説します。
代理店を探す方法は、ずばり!「AWS公式サイト」での検索です。
AWSでは、代理店(=パートナーと呼ばれています)を業界やユースケースから条件を絞って検索できるサイトがあります。
各分野で強いパートナーを検索できるため、検索結果で表示されたパートナーを安心して頼ることが可能です。
6.AWSの代理店を探しているのであれば、NTT東日本へ
ここまで、AWSの代理店についてご紹介しました。
弊社 NTT東日本もAWSの代理店に該当し、以下の2つの特徴を持っておりますので、ご紹介します。
①AWS認定資格の取得
NTT東日本は、AWSを活用したソリューションの豊富な販売実績や、AWSの認定資格を持つ技術者数などの一定の要件を継続的に満たしているとAWSから認定いただき「AWSアドバンストティアサービスパートナー」を取得しております。
その実績を活かし、お客さまへの導入実績は150社以上に上り、多くのお客さまのビジネス上の課題解決に取り組んでまいりました。
幅広いニーズにお応えしてきた私たちが、皆さまに最適な構成をご提案します。
②ネットワーク~クラウド移行・保守・運用代行まで一元対応
NTT東日本では、クラウドサービスだけでなくネットワークのサービスも提供しております。
ネットワーク~クラウドまで1社に依頼することで、不具合や故障が発生した場合の問合せ先を纏めることができ復旧作業を早めることが可能です。
また、セキュリティを高めるために必要となってくる閉域網サービスも提供しているため、クラウド上に構築したサーバーをよりセキュアに利用できます。
7.まとめ
本コラムでは、AWSの代理店について解説しました。
AWSの導入を検討されている方や課題を感じられている方の参考になれば幸いです。
Amazon Web Services(AWS)は、米国その他の諸国における、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標です。
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