COLUMN

クラウド上にサーバーを構築する3つのステップ・注意点を徹底解説!

皆さま、こんにちは。しなもんです。

昨今、”クラウド バイ デフォルト”が浸透し、クラウドの利用が一般化しています。

一般企業をはじめ、金融、医療、公共などの「堅い業界」と呼ばれる業界まで、クラウドの利用が拡がっています。

皆さまもクラウドの利用検討は進んでおりますか?

「何から検討すればよいかわからない」

「クラウド上にサーバーを構築する時は何を準備すればいいの?」

「自社でできる?それともアウトソースしたほうがいい?」

クラウドの利用検討を進めると多くの悩みや疑問点が出てくると思います。

さまざまなクラウド導入支援事業者もいますが、どれを選択すればよいかわからず、クラウド移行を断念してしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では1000社以上のクラウドの提案を行ってきたNTT東日本が、下記のポイントに沿ってクラウド上にサーバーを移行する方法についてご紹介します。

【ポイント】

  • クラウド上にサーバーを移行するメリット・デメリット
  • クラウドへサーバー移行する時のステップ
  • クラウド上にサーバーを構築する時の注意点

「クラウド移行を検討していたが、何から始めればよいかわからない」「クラウド導入時のアウトソース先はどの導入支援事業者に依頼しよう」とお悩みの方は本記事を参考にしていただけたらと思います。

この記事を読んで、オンプレミスからクラウドへサーバー移行する流れについてマスターしていきましょう。

目次:

1.クラウドへサーバーを移行するメリット・デメリット
1-1.クラウドへサーバーを移行するメリット
1-2.クラウドへサーバーを移行するデメリット
2.クラウドへサーバー移行する時のステップ
3.クラウド上にサーバーを構築する場合のポイント
3-1.自社構築 or クラウド構築事業者にアウトソースするか選択
3-2.クラウド上に構築するサーバーを決定する
3-3.導入時期を決定する
3-4.予算を把握する(初期費用、ランニングコスト)
4.クラウド上にサーバーを構築する時の注意点
4-1.カスタマイズできる範囲に限界がある
4-2.セキュリティ対策を十分に行う
4-3.クラウド構築事業者によって構築費用が異なる
5.3大クラウドサービスでどれを選択すべきか
6.AWS上でサーバーを構築する場合の手順
6-1.AWSにサインインする
6-2.EC2インスタンスを作成する
7.クラウド上にサーバーを構築した際に発生する費用
7-1.自社で構築を行う場合
7-2.クラウド導入支援事業者に依頼する場合
8.AWS・Microsoft Azureへサーバー移行をお考えの方はNTT東日本にご相談ください
8-1.150を超える導入実績あり
8-2.ネットワーク~クラウドの運用保守まで一元的にサポート可能
8-3.全国の担当者がお客さまに要件を個別ヒアリング
9.まとめ

1.クラウドへサーバーを移行するメリット・デメリット

はじめに、サーバーをクラウド上に移行する場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。

全体像としては、このようになります。

1つずつ見ていきましょう。

1-1.クラウドへサーバーを移行するメリット

<サーバー、データセンターなどの設備が不要>

オンプレミスでサーバーを利用する場合は、データセンターやサーバー、周辺機器などの設備が必要ですが、クラウド上でサーバーを構築する場合は不要となります。

そのため、サーバーを維持するための専任スタッフを雇う必要もなくなり、人件費の削減が可能です。

<従量課金制で利用した分だけの支払い>

多くのクラウドサービスでは、利用した分だけ費用が発生する従量課金制を取っています。

利用した容量、時間のみの費用が発生するため、無駄にコストがかさむ心配がありません。

<長期の利用でコスト効率を上げられる>

AWSなどのクラウドサービスでは継続的な値下げを行っており、サービス開始から2022年12月時点で129回以上の値下げを実現しています。継続的に利用していくことで運用費を下げていける可能性があります。

<ビジネスの状況に合わせた無駄のない運用>

クラウドでは、webサーバーの運用時によくある閑散期と繁忙期でサイトに訪れるユーザー数が大きくなる場合なども適切にサーバーサイジングすることでwebサーバーが落ちてしまうようなことも未然に防いでくれます。

また、自動でサイジングしてくれるため、必要な分だけの費用を支払うことになり、コスト最適化が実現できます。

<時間や場所にとらわれない環境で業務効率を上げる>

時間や場所を問わず利用できるのも、クラウド導入の大きなメリットです。

インターネット環境さえあればアクセスが可能で、離れた場所にいる相手との共同作業も簡単にできるため、作業効率が大幅に向上します。

<BCP(事業継続計画)に適切な設備環境>

各クラウドサービスのデータセンターは災害リスクが少ない地域や災害に強い建物に設置されていることが多く、遠隔管理されるため自社オフィスが万が一被災を受けてもデータの安全を確保できます。自社サーバーを災害リスクの少ない地域へ分散して設置するような対策より、クラウドサービスを活用する方が、コストを抑え、効果的なBCP対策が行えます。

<ビジネス成長、利益拡大>

クラウドで提供されるサービスを活用することで、従来は提供できなかったサービスやビジネスを可能とし、新たな事業価値を創出することが可能となります。

例えば、AWSでは世界中の約50の地域からサーバー設置する場所を選択できます。そのため、日本にいながら素早く海外拠点でシステム構築することも可能です。グローバルにシステムを展開することを想定している場合も大きなメリットになります。

<システムトラブル発生時に業務の効率化を実現>

クラウド化によるテレワークの推進で、休日や深夜にトラブルが発生した場合でもわざわざ出勤して対応する必要がなくなり、自宅から即時対応が可能になる場合があります。

<保守・運用の一部はクラウドサービス提供事業者が担当>

インフラ保守はクラウドサービス提供事業者が担うため、情シス担当者の保守運用負担が軽減され、セキュリティ対策の強化や新システムの開発、改善計画などの本来業務に注力することができます。

また、クラウドサービス提供事業者が常に高度で最新のセキュリティ対策を行っているため、自社のセキュリティ対策に関する負担を軽減し、情報漏えいなどのリスクを軽減できます。

1-2.クラウドへサーバーを移行するデメリット

<カスタマイズできる範囲に限界がある>

クラウド上にサーバーを構築する場合、クラウドサービス提供事業者が提供する環境を使用するため、希望するOSがサポートされていない場合やCPUやメモリ、データベースなどがサポートされていない場合があります。

そのため、オンプレミスで利用していたシステムと互換性が無く連携ができない場合がありますのでご注意ください。

<無計画なサーバー増加に伴う運用管理の負担増加>

手軽にサーバーを構築できることで、各部署で情シス管理者を介さずにサーバーを立ててしまうとサーバーが乱立し、運用管理の負荷が増大する場合があります。

ご注意ください。

2.クラウドへサーバー移行する時のステップ

1章でクラウド移行する際のメリット・デメリットをご確認いただきました。

自社の場合、クラウド移行のメリットを受けられると思ったが、実際にクラウド移行をしたい場合は何から考えればよいのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本章では、クラウドへサーバー移行する時のステップを3つご紹介します。

【クラウド化は以下の3ステップで考える!】

Step1 移行目的を設定する

Step2 移行方法を選択する

Step3 クラウドへの移行順を決定する

それぞれの項目を確認していきます。

Step1【移行目的を設定する】

クラウドへ移行する目的を明らかにしましょう。

理由や目的もないまま移行することで、「オンプレミスで利用していた時よりもコストが値上がりした・・・」「セキュリティ対策の不備があり、セキュリティ事故が発生し損害が発生・・・」のような失敗に繋がる可能性があるためです。

上記のような失敗を避けるため、移行目的を設定しましょう。

移行目的としては以下のようなものがよく挙げられますが、該当するものはありますか?

  • 運用稼働を削減したいから
  • トータルコストを削減したいから
  • ハードウェアなどのサポート切れ対応から解放されたいから …etc

ここで目的・最終ゴールを設定しておくと、移行後の運用もスムーズに進みます。

Step2【移行方法を選択する】

移行目的を明確にした後は、既存サーバーやシステムの整理・棚卸しを行い、どのような方法でクラウドへ移行すべきか分類します。

オンプレミスからクラウドへの移行方法には複数の選択肢があり、移行サーバーやシステムごとに選択する方法が異なるためです。

AWSを利用した場合の移行方法を元にご紹介します。

オンプレミスからクラウドへの移行を実施する場合、費用を抑えながら移行が実施できる赤枠に囲まれた3つを弊社からご提案させていただき、お客さまにご承諾いただくことが多くなっております。

【Rehost(リホスト)】

  • ファイルサーバーをクラウドに移行したい
  • Active Directoryサーバーをクラウドに移行したい
  • webサーバーをクラウドに移行したい

【Repurchase(再購入)】

  • メールシステムをクラウドに移行したい
  • ファイルサーバーをクラウドに移行したい

【Replatform(リプラットフォーム)】

  • ファイルサーバーをクラウドに移行したい

※お客様環境に応じて、選択肢が変わる場合もありますのでご了承ください。

「どの移行方法を選択すればよいのかわからない!」という場合は、NTT東日本の無料オンライン相談窓口にご相談ください。

御社の環境に最適な方法をご提案させていただきます。

Step3【クラウドへの移行順を決定する】

移行目的・移行方法を決めた後は、移行順を検討しましょう。

クラウドへの移行は、2つの観点で検討を進めます。

【クラウドへの移行は2つの観点で検討を進めよう!】

①緊急度の高いもの

②移行難易度の低いもの

この観点で検討を進めることで、クラウド移行を進めてもビジネスが停止する可能性が少ないと考えられており、業務を行いながら移行を進められます。

これらを考慮すると移行順の例としては下記となります。

以上より弊社ではファイルサーバーから移行を進めることを推奨しております。

このようにして、クラウドへサーバーを移行するステップを踏んでいきます。

ご参照ください。

3.クラウド上にサーバーを構築する場合のポイント

2章で、オンプレミスからクラウド上にサーバーを移行する時のステップについてご理解いただけたかと思います。

本章では、より細かくクラウド上にサーバーを構築する場合のポイントをご紹介します。

クラウド上にサーバーを構築する場合のポイント】

  • 自社構築 or クラウド構築事業者にアウトソースするか選択
  • クラウド上に構築するサーバーを決定する
  • 導入時期を決定する
  • 予算を把握する(初期費用、ランニングコスト)

3-1.自社構築 or クラウド構築事業者にアウトソースするか選択

フローチャートを元にどちらにすべきか決めましょう。

クラウド上にサーバーを構築することが初めての方は、やはりクラウド構築事業者にアウトソースすることを推奨いたします。

クラウド構築事業者をお探しの場合は、ぜひNTT東日本にご相談ください。

3-2.クラウド上に構築するサーバーを決定する

2章Step3を元にクラウド上に構築するサーバーを決めましょう。

サーバーを決めた後は、リソース(メモリ、CPU、ストレージ)も確認しておきましょう。オンプレミスで利用する場合と異なり、クラウド上では必要に応じてリソースの増減は簡単に行えますので、あくまで目安として確認しておくと良いです。

3-3.導入時期を決定する

導入時期は予め決定しておきましょう。

クラウドは、必要な時に数クリック、数分間で、必要な分だけリソースの確保ができサーバーなどを立ち上げることが可能ですが、移行希望のサーバーやシステムの選定・構成が確定しなければ立ち上げることができません。

導入時期を決め、半年~1年前からサービスの選定等を始めることを推奨します。

導入時期を見据え逆算しながら検討を開始しましょう。

3-4.予算を把握する(初期費用、ランニングコスト)

<初期費用>

自社導入かクラウド構築事業者にアウトソースするかによって変わってきます。

7章で詳しくご紹介しますので、そちらをご確認ください。

<ランニングコスト>

繁忙期や利用希望スペックでの予算を検討しましょう。

MAX値に合わせた予算を検討しておくと年間想定金額を大幅に超えることが無く予算内での利用が可能となります。

クラウド上にサーバーを構築する場合は、以上4つのポイントもしっかり押さえておきましょう。

4.クラウド上にサーバーを構築する時の注意点

クラウド上にサーバーを構築する場合は、いくつか注意点もございます。

本章では、その内容をご紹介します。

4-1.カスタマイズできる範囲に限界がある

1-2でも記載しましたが、クラウド上にサーバーを構築する場合、希望するOSがサポートされていない場合やCPUやメモリ、データベースなどがサポートされていない場合があります。オンプレミスで利用しているシステムをそのまま移行できない場合がございますので、ご注意ください。

4-2.セキュリティ対策を十分に行う

オンプレミスで利用しているサーバーとクラウド上に構築するサーバーでは、お客さま自身でセキュリティ対策を実施する範囲が異なります。

例として、AWS(EC2)を利用してサーバーを立てた場合と比較してみます。

下図を見て頂くとわかるよう電源周りやネットワーク部分・OSの導入に関しては、クラウドサービス提供事業者でセキュリティ対策を行ってくれますが、それ以外はお客さまでセキュリティ対策を行う必要があります。

つまり、電源周りやネットワーク部分・OSの導入に関してはAWSでセキュリティ対策を行いますが、それ以外は行っておりません。

そのため、クラウド利用時にはOSレイヤーより上のレイヤーのセキュリティ対策をお客さま自身で実装することで、セキュリティ性を高めることで安心して利用することが可能です。

4-3.クラウド構築事業者によって構築費用が異なる

こちらは、クラウド構築事業者にアウトソースした場合に注意するポイントですが、構築事業者によって構築費用は大きく異なります。

「算出された見積を確認したら安かったが、作業範囲を確認すると全て網羅されていなかった」「よくよく聞くと別途費用が必要だった」などのお声を聴くこともあります。

そのため、クラウド構築事業者にアウトソースする場合は複数社から見積を取ることを推奨します。

以上が注意点です。自社の状況に応じてご確認いただければと思います。

5.3大クラウドサービスでどれを選択すべきか

クラウド上でサーバーを構築する場合、下記の3大クラウドがよく比較検討として挙がってくるのではないでしょうか?

  • AWS
  • Microsoft Azure
  • Google Cloud

本章では、これら3大クラウドサービスの特徴を紹介し、利用用途ごとの推奨サービスを解説します。

上図は、3大クラウドの特徴をまとめた内容となります。

業界シェアは、AWS>Microsoft Azure>Google Cloudのようになっています。

AWSがトップの理由としては、3大クラウドサービスの中で提供開始日が最も早く、使いやすさが追及されているサービスだからと言えるのではないでしょうか。

ここからは利用用途に合わせた推奨サービスをご紹介します。

<最初に検討するならAWS>

提供開始日が最も早いため、使いやすさが追及されており、初心者でも気軽に利用することができるサービスです。

また、コミュニティも活発なため、トラブルが発生した際も解決策がインターネット上に掲載されている場合が多く、トラブルが解決しやすいです。

<Windows中心のシステムを構築する場合は、Microsoft Azure>

Microsoft製品との親和性が高いため、Windowsのシステムを構築する場合は、おすすめのサービスです。

<データ解析、機械学習開発ならGoogle Cloud>

Google Cloudでは、ビッグデータ解析や機械学習の開発に力を入れているため、これらを使った開発が利用用途の場合は、Google Cloudの利用がおすすめです。

また、開発用途でもおすすめできます。なぜなら、AWSと比較して、Google Cloudの方が利用料金が安くなるためです。

3大クラウドの特徴についていかがでしょうか?

次章では、シェアトップのAWSでサーバーを構築した場合の手順をご紹介します。

6.AWS上でサーバーを構築する場合の手順

今回は、Amazon EC2を使用してサーバーを構築する手順のご紹介です。

6-1.AWSにサインインする

AWSのアカウントを作成し、以下のサイトからAWSにサインインします。

https://console.aws.amazon.com/console/home

6-2.EC2インスタンスを作成する

コンソール画面を開き、左上の「サービス検索」で「EC2」と検索してクリックします。

左側の「インスタンス」を選択し、右上の「インスタンスを起動」をクリックします。

(1)インスタンス名とタグの入力

タグとは、AWSリソースを整理するためのメタデータとして使用される単語やフレーズのことです。キーと値のペアで構成されます。

(2)AMIの選択

インスタンスの作成に必要なソフトウェア構成(OS、アプリケーションサーバー、アプリケーション)を含むテンプレート(AMI)を選択します。

(3)インスタンスタイプの選択

インスタンスタイプはさまざまなCPU、メモリ、ストレージ、ネットワークキャパシティの組み合わせによって構成されています。ここから予算や目的に応じてインスタンスタイプを選択します。

(4)キーペアの設定

予め作成しているものを選択することもできますし、新規で作成も可能です。

(5)ネットワークの設定を行います。

ここでは、セキュリティグループの設定も行います。

セキュリティグループとは、インスタンスのトラフィックを制御するファイアウォールのルールセットです。特定のトラフィックに対してインスタンスへの到達を許可するルールを追加します。

(6)ストレージの追加

インスタンスのストレージサイズやボリュームタイプを決めます。

設定が完了したら「インスタンスを起動」を選択します。

その後、インスタンスが実行中になりましたらサーバー構築完了です。

以上で、AWS上にサーバーを構築することができました。

ポチポチボタンを押すことで、サーバーを構築することができますので、有識者であれば簡単ですね。

サーバー構築時の注意点などはこちらのコラムで紹介しておりますので、ご確認ください。

7.クラウド上にサーバーを構築した際に発生する費用

クラウド上にサーバーを構築するには、2種類の方法があります。

  • 自社で構築を行う場合
  • クラウド導入支援事業者に依頼する場合

それぞれの方法について、費用を紹介します。

7-1.自社で構築を行う場合

基本的に構築時の費用は発生しません。

しかし、サーバーを構築する技術者が必要となってまいりますので、人件費が必要となります。また、自社内の技術者を養成し、サーバーを構築する場合は時間もかかってまいりますので、その点もご注意ください。

7-2.クラウド導入支援事業者に依頼する場合

構築時の費用が発生いたします。

アウトソースすることで、人件費や時間は短縮できるため、自社の負担を軽減できるのではないでしょうか。

クラウド導入支援事業者によって、構築時の費用が異なってまいりますので、複数社に見積を取ることを推奨いたします。

弊社でクラウド構築を行った場合の費用はこちらのようになります。

ご参考ください。

8.AWS・Microsoft Azureへサーバー移行をお考えの方はNTT東日本にご相談ください

「AWSやMicrosoft Azureの特徴やメリットはわかったが、導入すべきか迷う」

「社内でクラウドに詳しいものがいないため、クラウド移行をアウトソースしたい」

そのような悩みやご要望がありましたら、NTT東日本にお話だけでもお聞かせください。

1000社以上のクラウド提案を行ってきた豊富な経験に基づくノウハウと、多数の有資格者の確かな知識に基づき、御社のニーズや課題に寄り添いながら検討のお手伝いをいたします。

NTT東日本を選ぶ3つのメリット

  • 150を超える導入実績あり
  • ネットワーク~クラウドの運用保守まで一元的にサポート可能
  • 全国の担当者がお客さまに要件を個別ヒアリング

8-1.150を超える導入実績あり

NTT東日本では、150を超える導入実績があります。

1社1社が求める“あらゆるニーズ”に対して、専門知識を持った有資格者が丁寧に応え続け、その内容に大きく満足を頂きました。

8-2.ネットワーク~クラウドの運用保守まで一元的にサポート可能

NTT東日本では、クラウドサービスだけでなくネットワークのサービスも提供しております。

ネットワーク~クラウドまで1社に依頼することで、不具合や故障が発生した場合の問合せ先を纏めることができ復旧作業を早めることが可能です。

また、セキュリティを高めるために必要となってくる閉域網サービスも提供しているため、クラウド上に構築したサーバーをよりセキュアに利用できます。

8-3.全国の担当者がお客さまに要件を個別ヒアリング

NTT東日本では、東日本全地域に支店があるためお客さまの元に訪問して直接お話を伺うことが可能です。不具合が発生してしまった場合も直接訪問することが可能となっており、お客さま環境を確認し解決に繋げることができます。

クラウドもネットワークもセキュアな環境構築は、NTT東日本の「クラウド導入・運用 for AWS/Microsoft Azure」をご活用ください。お客さまの時間と労力は最小限に抑え、充実のクラウド・ネットワーク環境をご提供します。

9.まとめ

クラウド上にサーバーを構築する時のポイントや注意点について解説しました。

クラウドへサーバーを移行するメリットは下記です。

  • サーバーやデータセンターなどの設備が不要
  • 従量課金制で利用した分だけの支払い
  • 長期の利用でコスト効率を上げられる
  • ビジネスの状況に合わせた無駄のない運用
  • 時間や場所にとらわれない環境で業務効率を上げる
  • BCP(事業継続計画)に適切な設備環境
  • ビジネス成長、利益拡大
  • システムトラブル発生時に業務の効率化を実現
  • 保守・運用の一部はクラウドサービス提供事業者が担当

クラウドへサーバーを移行するデメリットは下記です。

  • カスタマイズできる範囲に限界がある
  • 無計画なサーバー増加に伴う運用管理の負担増加

メリット、デメリットを見極めながらクラウド上にサーバーを構築するか検討しましょう。

また、クラウドへサーバー移行する時のステップとしては下記です。

Step1 移行目的を設定する

Step2 移行方法を選択する

Step3 クラウドへの移行順を決定する

本コラムを元にクラウド上にサーバーを構築するか否か、自社構築かクラウド構築事業者にアウトソースするかご選択いただければと思います。

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