COLUMN
【AWS re:Invent2024】申し込み・現地参加の準備を徹底解説!
AWS re:Inventまで残り数週間となりました!
この記事では、re:Invent 2024の準備を昨年の記事の内容を交えてご紹介します。
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1. スケジュール感について
AWS re:Invent 2024の参加にあたって、下記のスケジュールで進みました。
7月下旬 | 参加メンバー決定 |
8月上旬 | 参加ツアー・フライト決定 |
10月上旬 | 社内稟議 |
10月9日 | re:Invent登録開始およびセッション登録スタート |
10月中旬 | ESTA/eTA申請 |
12月1日 | 出発 |
12月2日~12月6日 | re:Invent 2024 参加 |
2024年のre:Inventは、12/2~12/6で開催されます。
そのため時期感としては、7月下旬からメンバー選定が始まり、10月上旬で社内調整*を済ませました。
re:Invent 2024の登録開始は日本時間で10/9 2:00~だったため、それまでに登録を終えておくことがベストです。(キーノートなどの事前予約は開示と同時に予約が埋まってしまう可能性があるため)
また11月上旬には各コミュニティでre:Inventの事前勉強会を開催されたので、うまく情報収集に活用しました。
参照:re:Invent2024 事前勉強会 (有志で開催) – connpass
※社内調整・セッション登録に関しての詳細は以下のコラムをご参照ください
2. re:Inventの行き方
re:Inventへの代表的な参加方法は、飛行機やホテルの手配は基本的に自己手配orツアーの2択となっています。
ツアーの場合は、近畿日本ツーリスト株式会社などが実施しており、複数のプランが提供されています。
参照:AWS re:Invent 2024 Japan Tour in Las Vegas
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3. 飛行機の乗り継ぎ(トランジット)について
re:Inventが開催されるラスベガスには日本からの直行便はありません。
そのため、どこか他の空港を乗り継ぐ必要があります。乗り継ぎ先としては例えば代表的なものとして、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなどがありますが、中には韓国(仁川)やカナダ(バンクーバー)、さらにはハワイのホノルル空港といった選択肢もあります。
今回私たちはカナダのバンクーバー経由でラスベガスを目指します。通常は、第三国を経由してのトランジットの場合は、その国で入国審査をする必要はありません。しかしアメリカとカナダは例外で、トランジットでも入国審査が必要です。そのため、今回はカナダへ入国するために別途eTA(アメリカでいうESTA)の申請が入国に必要です。アメリカとカナダを経由して移動する人は気を付けてください!
トランジットを行う際の基本的な流れは以下です。ただし、入国審査のルールや方法は、頻繁に変更になりますので、最新の情報を調べておくことと、想定していた流れと違った場合にも、臨機応変に対応することが必要です。
以下の記載は、昨年ロサンゼルスで乗り継ぎした際の流れになります。基本的な流れは同じなはずですが、アメリカ国内でも少し流れが異なることもあり、注意が必要です。
3-1. 乗り継ぎの空港に到着します
ロサンゼルスやバンクーバーなどの乗り継ぎのための空港に一度到着します。
3-2. 入国審査があります
最終目的地や、渡航目的、滞在日数を質問されます。
通常はパスポートの提示だけで済みますが、場合によっては、ESTAやeTAなどの認証画面、次の目的地までの航空券、帰り航空券の予約情報の提示を求められることがあります。
指紋採取や顔写真撮影などもあります。
すべて英語で行われます。
ちなみにバンクーバーはもちろんカナダですが、アメリカの入国審査をカナダで行います。このためラスベガスに着いたタイミングでの入国審査はありません。
3-3. 荷物を受け取ります
ターンテーブルに回ってきた自分のスーツケースを受け取ります。
一般的には最終目的地までのタグが荷物についている場合は、中継地で荷物を受け取る必要がないのですが、アメリカでは必要になります。バンクーバー空港では受け取り不要と航空会社のWebページに書かれていますので、どちらかは当日のお楽しみです。
3-4. (必要に応じて)税関申告を行います
食品の持ち込みがある場合など、必要に応じて税関申告カウンターで申請が必要です
3-5. 荷物を預けます
もう一度飛行機に乗りますので、乗り継ぎ便用の荷物預かりカウンターに荷物を預けます。
3-6. 乗り継ぎ便が出発するターミナルに移動して、改めて手荷物検査を受けます
この辺が空港により異なるので、とても複雑なのですが、ロサンゼルス空港は、国際線と国内線が出発するターミナルが異なるため、一度ターミナルビルを出て移動することになります。乗り継ぎなのに、外に出されるのでドキドキします。ターミナルビルを出たら確実に、出なくても、もう一度手荷物検査がある場合があります。バンクーバーは外に出ないですが、手荷物検査があります。日本の空港の免税品で化粧品のような液体を購入すると、手荷物に含まれている場合がありますが、この検査でひっかかって没収されます。要注意です。
一度アメリカに来たことのある方であれば入国審査をAPC(自動入国審査端末)でスムーズに通過できる場合があります。
ラスベガスから日本に帰るときはこんな複雑なことはする必要なく、最終目的地までのタグが荷物についている場合は、荷物も受け取らず、まっすぐ乗継便のターミナルに向かうだけです。
このため、往路の乗り継ぎ時間は余裕をもって設定しておいたほうがよく、復路の乗り継ぎ時間はギリギリでもなんとかなることが多いです。
移動を安心して行うためにも、自身のフライトにおける乗り継ぎの流れを確認しておきましょう!
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4. 持ち物や必須準備
最後に一般的な旅行グッズに加えて、持っていった方がよかったものをリストアップしました。
eSim/レンタルWiFi | 会場ではWiFiが常に用意されていますが、会場移動や外出時にもスマホ利用できます。 |
re:Inventアプリ(AWS Events) | 「AWS Events」でiOS/Androidともに配布されており、セッション詳細やマップを確認できます。 |
会場マップを待ち受け画面設定 | re:Inventはいくつもの会場でセッションが開催されているので、マップを待ち受けに登録して、効率アップが期待できます。 |
履き慣れた靴 | セッション移動を含めて開催期間中はたくさんの移動が想定されるので、履き慣れた靴を利用しましょう。 |
Gamedayなどで海外のエンジニアと交流した際に交換する機会があります。交流を深めたい方はアカウントを用意しておきましょう。 | |
各種SNSアカウント | 日本からの参加者がノベライズなどを積極的に共有いただけるので、情報収集に活用できます。 |
小さいバッグ | 各イベント(re:Playなど)会場では持ち物が制限されます。最低限のパスポート・カンファレンスバッジ・スマートフォンなどのみが入る小さいバッグを推奨します。 |
5. 最後に
re:Invent 2024開催まで数週間を切ったタイミングで、今年の準備を振り返りました。来年以降の準備にお役に立てればうれしいです。
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