COLUMN
プロが本気で徹底比較!今おすすめのクラウドストレージ8社
オンプレミスからクラウドへの移行を進めるための4つのステップと7つの移行方法を解説。クラウド移行の検討に役立つポイント集はこちらから。
「クラウドストレージサービスを比較したい」
「クラウドストレージはどこの会社のサービスを選べば良いのかわからない…」
と感じていませんか?
クラウドストレージサービスは、以下の8社がおすすめです。
▼クラウドストレージおすすめ8社
【法人向け】
- Amazon S3
- Azure File
- Box
- コワークストレージ
- DirectCloud-BOX
【個人事業主向け】
- Google Drive
- Dropbox
- One Drive
ただしおすすめのクラウドストレージを知るだけでは、「自社に合うクラウドストレージ」を比較検討することは難しいでしょう。
クラウドストレージを比較するポイントを知ってこそ、導入効果の高いサービスを取り入れることができるのです。
そこでこの記事では、おすすめのクラウドストレージサービスをご紹介するだけでなく、クラウドストレージの比較ポイントもお伝えしていきます。
この記事の内容は以下のとおりです。
▼本記事の内容
- クラウドストレージの6つの比較ポイント
- クラウドストレージおすすめ8社を徹底比較
- クラウドストレージを契約する前に知っておくべき注意点
この記事を読むことで、おすすめのクラウドストレージを知った上で、自社に合うクラウドストレージを選べるようになります。また契約する前の注意点を知って、クラウドストレージ導入時の失敗を防ぐことも可能です。
ぜひ最後までお読みください。
1.クラウドストレージの8つの比較ポイント
おすすめのクラウドストレージをご紹介する前に、クラウドストレージサービスの比較ポイントを解説します。
まずは複数のクラウドストレージの中から自社に合うクラウドストレージを選ぶために、どういった点を比較すればいいのか、評価軸を知っておきましょう。
▼クラウドストレージの8つの比較ポイント
- 自社にとって合う価格設定・価格形態かどうか
- データ容量が妥当であるかどうか
- セキュリティが整っているかどうか
- ファイル共有・共同作業ができるかどうか
- ファイル復元が可能かどうか
- 利用可能人数はどうか
- サポート体制は整っているかどうか
- 利用するすべての端末で利用可能かどうか
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.自社に合う価格設定・課金形態かどうか
1つめの比較ポイントは「自社に合う価格設定・価格形態かどうか」です。
というのも、利用したいストレージの容量と、発生する利用コストのバランスが取れていないと、料金がかさんでしまったり、無駄に費用を支払う事態が発生する可能性があるのです。
クラウドストレージの料金は、
①大きく分けるとユーザー数に応じて課金されるタイプ
②データ容量の上限に応じて課金されるタイプ
の2通りがあります。
①のタイプは、ユーザー数に応じて月額利用料金を支払うため、少人数で利用する場合でも比較的コストを抑えて導入できます。ただし、ユーザーの人数が多かったり、ユーザー人数の変更が頻繁に発生する場合は料金がかさんでしまうリスクがあります。
その一方で②のタイプは、データ容量に応じて定額の料金を支払うため、ユーザー数が増えても追加料金が発生することはありません。しかし、利用するユーザーが少ないと割高になってしまう可能性があります。
そのため、自社で必要なデータ容量やユーザー数に向いているサービスを選ぶようにすることで、費用を抑えられます。
検討しているクラウドサービスの料金体系を参考にして、必要なデータ容量やユーザー数から金額をシミュレーションしてあらかじめ金額を計算しておくと、金額面での比較がしやすいのでおすすめです。
1-2.データ容量が妥当であるかどうか
2つめのポイントは「データ容量が妥当であるかどうか」です。
「データ容量が妥当」というのは、「今後データ容量が増えていく分も見越して保存できる容量である」という意味合いです。
データ容量を誤ると、保存データの容量が増えた際に保存ができなくなってしまうなどのリスクがあります。
そのため、できれば今あるデータはもちろん、今後増加するデータ容量も見越して大容量のプランを選ぶようにしましょう。
もしくは、利用容量を切り替えられるプランや、従量課金制のサービスを利用するのがおすすめです。
1-3.セキュリティが整っているかどうか
3つめのポイントは「セキュリティが整っているかどうか」です。
セキュリティが整っていない場合、外部からの攻撃や情報漏えいが発生するリスクが高まってしまいます。重要なデータが消失してしまったり、顧客の情報や社外秘の情報が外部に漏れたりして、社会的な信頼を失う可能性があるのです。
そのため、セキュリティの整ったサービスを利用することをおすすめします。
具体的には、以下のような情報セキュリティ対策が整っているクラウドストレージサービスは安心といえるでしょう。
- 二段階認証もしくは多要素認証
- 保存ファイルの暗号化
- アクセスログ管理機能
- アクセス制限
1-4.ファイル共有・共同作業ができるかどうか
4つめのポイントは「ファイル共有・共同作業が可能かどうか」です。
ファイル共有ができれば、社内外問わず、ファイルを共有したいときにそのファイルのURLを伝えるだけで簡単に共有が可能です。
または、社内ネットワークでつながっているパソコン同士であれば、ファイルを開いて共有ボタンを押して、相手を選択するだけで共有できます。
従来であれば、「メールでファイルを送信して、相手側でダウンロードし、保存をしてもらう」というステップが必要でしたが、それらの手間を省くことが可能です。
さらにクラウドストレージ上で共同作業ができれば、アクセス権限のある人であればだれでも、そのファイルに修正を加えられます。
「作成したファイルをメールで送信する→相手側で修正してメールで返送する→確認してさらに修正を加える」というような、わずらわしいやり取りが不要になるため、作業時間を大幅に削減できるのです。
そのためファイル共有ができ、共同作業ができるクラウドストレージサービスを利用するようにしましょう。
1-5.ファイル復元が可能かどうか
5つめのポイントは「ファイル復元が可能かどうか」です。
ファイル復元ができれば、重要データを誤って削除してしまうというような人的ミスが生じた場合でも、安心です。人的ミスは100%防ぐことは難しいため、ファイル復元がついているクラウドストレージを選び、「万が一」に備えておくことで、重要データが完全に消失するリスクを回避できます。
したがって、ファイル復元ができるサービスかどうか確認すると良いでしょう。
1-6.利用可能人数は最適かどうか
6つめのポイントは「利用可能人数は最適かどうか」です。
クラウドストレージサービスによっては、利用人数が決められています。
そのため、利用可能人数を確認しないで契約をしてしまうと、
- 「金額が安くて契約したけど、複数人で利用できるものではなく、1人しか利用できないサービスだった…」
- 「利用ユーザー数が増えてしまい、全員がクラウドストレージを利用できる環境ではなくなってしまった…」
といった状況に陥る可能性があるのです。
そこで最低でも、自社の利用ユーザー数に合うサービスを選ぶ必要があります。
また、今後従業員が増える可能性もある場合は、ユーザー数に余裕を持ってサービスを選ぶようにしましょう。
1-7.サポート体制は整っているかどうか
7つめのポイントは「サポート体制は整っているのかどうか」です。
サポート体制はサービスによって異なり、サポート体制が整っていないクラウドストレージを利用すると、疑問点について問い合わせようとしてもなかなか電話がつながらなかったり、問い合わせても対応してもらえないなど、迅速な対応が期待できません。
そこでサポート体制が整っているサービスを利用することで、サービスの使い方やトラブル、疑問点などに適切に迅速に対応してもらえるので、困ったときにも安心です。
各サービスのサポート体制を確認する際には、電話やメールでのサポートがあるのかどうかを確認しましょう。「休日対応」や「夜間対応」、「24時間365日」の電話やメールサポートに対応しているサービスは、いつでも連絡が取れるのでおすすめです。
1-8.利用するすべての端末で利用可能かどうか
8つめのポイントは「利用するすべての端末で利用が可能かどうか」です。
仕事上、スマートフォンやタブレットでも資料を閲覧・編集する機会がある場合は、パソコンだけではなく、モバイル端末でもクラウドストレージが利用できるかをしっかり確認しておきましょう。
というのも、パソコンのみの使用に限られているサービスもあれば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末での閲覧・編集が可能なサービスもあります。その点を確認しておかなければ、導入後に「パソコンのみの利用に限定されている」と気づいても遅いのです。
そのため、自社での業務でスマートフォンやタブレットを利用する従業員がいる場合は、それらのモバイル端末も利用できるかどうかを確認すると良いでしょう。
オンプレミスからクラウドへの移行を進めるための4つのステップと7つの移行方法を解説。クラウド移行の検討に役立つポイント集はこちらから。
2.【企業向け】クラウドストレージおすすめ5社を徹底比較
Amazon S3 | Azure File (StandardStorage) |
Box (Business) |
コワークストレージ | DirectCloud-BOX(ビジネス) | |
---|---|---|---|---|---|
容量 | 無制限 | 5TB | 無制限 | 5TB | 3TB |
料金(月額) | 従量課金制(リーズナブル) | 従量課金制 | ¥1,800 /1ユーザー | ¥39,600 | ¥90,000 |
セキュリティ | 比較的高い | 比較的高い | 比較的高い | 比較的高い | 比較的高い |
ファイル共有 共同作業 |
◯可能 | ◯可能 | ◯可能 | ファイル共有 可能 |
◯可能 |
ファイル復元 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 |
利用可能人数 | 制限なし | 制限なし | 最小3〜 制限なし |
1~50 | 制限なし |
利用可能 デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
サポート体制 |
電話 メール チャット |
電話 メール コミュニティ |
電話 メール (販売代理店による) |
電話 メール お問合せフォーム |
オンラインマニュアル・FAQ完備 電話 メール リモート |
まずはおすすめのクラウドストレージサービスを8社ご紹介します。
企業向け、個人事業主向けにそれぞれ、おすすめのサービスをご紹介しています。
それでは見ていきましょう。
2-1.【企業向け】クラウドストレージ5選
まずは企業向けのおすすめクラウドストレージを5社ご紹介します。
2-1-1.Amazon S3
出典:https://aws.amazon.com/jp/s3/?nc=sn&loc=0
◆他社比較した場合の優位点
■価格設定:リーズナブルに利用ができる
「S3ストレージクラス分析」によって、ユーザーのアクセスパターンから、リーズナブルなストレージクラスに移動するべきデータを自動的に検出して、転送を実行します。コストを自動で最適化し、最小限のコストで最大限のパフォーマンスが発揮できるようになっています。
ちなみに使った容量分、料金を支払う「従量課金制」を導入しています。
■データ容量:無制限
従量課金制になっているため、データ容量はどのプランも無制限になっています。
利用した容量分、料金を支払うため、リソース増減の柔軟性が非常に高く、「容量を多く使いたい月は多く使い、あまり使わない月はその分コストを抑えられる」というメリットがあります。
■セキュリティ:ハイレベルのセキュリティを提供している
データをAmazon S3に保存して、暗号化機能とアクセス管理ツールを使用し、不正なアクセスからデータを保護できます。また「S3 Block Public Access」を利用して、パケットレベルまたはアカウントレベルで、すべてのデータへのパブリック・アクセスをブロックできます。
さらに、PCI-DSS、HIPAA/HITECH、FedRAMP、EU データ保護指令、 FISMA などのセキュリティやコンプライアンスの規制要件を満たしているため、業界問わず利用することができるようになっており、ハイレベルのセキュリティを提供しています。
S3標準 | S3 Intelligent-Tiering | S3標準-低頻度アクセス | S3 1ゾーン-低頻度アクセス | S3 Glacier | S3 Glacier Deep Archive | |
---|---|---|---|---|---|---|
アクセス頻度 | アクセス頻度が高い場合に適する | 高頻度アクセスと低頻度アクセスに最適化された 2 つのアクセス層が必要な場合に適する | アクセス頻度は低いが、必要に応じてすぐに取り出すことが必要なデータがある場合に適する | アクセス頻度は低いが、必要に応じてすぐに取り出すことが必要なデータがある場合に適する(ひとつの AZ にデータを保存するため、S3 標準 – IA よりもコストを 20% 削減可能) | アーカイブや長期保存が必要なファイルの保存に適する | 1年のうち 1 回か 2回しかアクセスされないようなデータを対象とした長期保存やデジタル保存に適する |
容量 | 無制限 | |||||
料金 |
従量課金制のため使った分だけ料金が発生 |
|||||
セキュリティ |
多要素認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯ |
|||||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
|||||
ファイル復元 | 可能 | |||||
利用可能人数 | 制限なし | |||||
利用可能デバイス | パソコン | |||||
URL | https://aws.amazon.com/jp/s3/?nc=sn&loc=0 |
2-1-2.Azure File
出典:https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/storage/files/
◆他社比較した場合の優位点
■セキュリティ:盤石な情報セキュリティ対策が施されている
Azure Fileでは全世界で計3.500名以上のサイバーセキュリティの専門家から成るチームがAzureを利用する顧客のビジネス資産とデータを守っています。またクラウドの保護に役立つサイバーセキュリティ関連の分析情報が全世界からリアルタイムで供給されているため、新しい脅威を検出し、迅速対応可能です。
このように盤石な情報セキュリティ対策が施されているため、安心・信頼して利用できます。
■ファイル共有:OSを問わずどこからでもアクセス可能
Azure Fileは複雑なネットワークアクセス設定を行う必要はなく、インターネットに接続していればどこからでもアクセス可能です。さらには、Windows,Linux,macOSなど、一般的に利用されているOSであれば、いずれのOSでもアクセスできるようになっています。
■利用可能人数:無制限
利用可能人数は、Azure Fileでは無制限になっています。そのかわり、リソースを利用した分だけ料金が発生する従量課金制を採用しています。そのため、人数の増減にかかわらず、利用を続けることができます。
StandardStorage | PremiumStorage | |
---|---|---|
容量 | 5TBまで | 100TBまで |
料金 |
従量課金制のため使った分だけ料金が発生 https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/?service=storage |
|
セキュリティ |
他要素認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯ |
|
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
|
ファイル復元 | 可能 | |
利用可能人数 | 制限なし | |
利用可能デバイス数 | パソコン | |
URL | https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/storage/files/ |
2-1-3.Box
出典:https://www.box.com/ja-jp/home
◆他社比較した場合の優位点
■データ容量・料金:定額で容量無制限で利用できる
Box法人向けプランでは、定額で容量無制限で利用可能です。そのため、データ容量の多い企業やファイルのやり取りが多い企業に向いています。また単一ファイルのアップロード容量上限が5〜150GBと高くなっているため、ZIP化をしなくても手間なくアップロードでき、スピーディにストレスフリーで利用することができます。
■セキュリティ:高いレベルでの情報セキュリティ対策が施されている
Boxでは、以下の情報セキュリティ対策が施されているため、高度な情報セキュリティ対策が必要な重要データやファイルも安全に保持することが可能です。
- 二段階認証
- 保存ファイルの暗号化
- アクセスログ管理機能
- アクセス制限
- 電子透かし
また、ファイルへのアクセス権限が7段階と細かく設定でき、すべてクリックひとつで簡単に設定できてしまうため、高いセキュリティを保持した環境で円滑に社内共有ができます。
■ファイル共有:1,500以上のアプリと統合が可能で、自社の使用ツールにシームレスに連携・共有できる
1,500以上のアプリと安全に統合ができます。たとえば広く利用されているMicrosoft365やGoogle Workspace、SlackなどがBoxと統合でき、Box内でファイルの操作・共有が可能になります。アプリ間を横断しないでファイルを編集・共有できるため、従業員の作業効率向上につながります。
Businessプラン | Business Plusプラン | Enterpriseプラン | Enterprise Plusプラン | |
---|---|---|---|---|
容量 | 上限なし | |||
料金 | ¥1,800/1ユーザー | ¥3,000/1ユーザー | ¥4,200/1ユーザー | 要問い合わせ |
セキュリティ |
二段階認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯ |
|||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
|||
ファイル復元 | 可能 | |||
利用可能人数 | 最小3〜制限なし | |||
利用可能デバイス数 |
パソコン スマートフォン タブレット |
|||
URL | https://www.box.com/ja-jp/home |
2-1-4.コワークストレージ
出典:https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/
◆他社比較した場合の優位点
■セキュリティ:アクセス権限がきめ細かく設定できる
NTT東日本の「回線認証」機能を具備しており、セキュアに利用いただくことが可能です。また、ストレージへの接続通信は全て、SSL/TLS暗号化によるHTTPS通信を使用しているため最高水準の暗号化技術を活用し、セキュアにデータにアクセスすることが可能です。
■ファイル復元:バージョン管理機能がついていてうっかりファイルを消しても安心
コワークストレージでは、ファイルを更新した際には、7日間自動的に履歴を保存するバージョン管理を適用しています。そのため、うっかりミスでファイルを消してしまった場合の復旧が可能です。また誤って保存したファイルを前のバージョンに戻すことが可能です。
■サポート体制:開発から運用まで国内で行っており、手厚い日本のサポートを受けられる
海外製のクラウドストレージが多い中、コワークストレージは開発から運用まで、国内で行っており、マニュアルもサポートもすべて日本語による手厚いサポートが受けられます。
スタート | スタンダード | アドバンスド | プロフェッショナル | |||
---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 100GB | 1TB | 3TB | 5TB | ||
料金 | ¥2,750 | ¥6,600 | ¥23,100 | ¥39,600 | ||
セキュリティ |
多要素認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯ |
|||||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ | |||||
ファイル復元 | 可能 | |||||
利用可能人数 | 5名 | 〜10名 | 〜30名 | 〜50名 | ||
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
|||||
URL | https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/ |
※容量・利用人数はオプション利用により追加対応可能です。
2-1-5.DirectCloud-BOX
◆他社比較した場合の優位点
■セキュリティ:強固なセキュリティで安心して利用できる
DirectCloud-BOXでは、ストレージ内のフォルダの6階層目までアクセス権の設定が可能になっています。これによってより細かいアクセス制限をかけられます。また「デバイス認証」を取り入れているので、管理者が許可したデバイスのみアクセスできるようにしたり、アクセス可能なOSを制御できます。IPアドレス制限とも組み合わせできるので、より強固なセキュリティをクラウドストレージ上で実現できます。
■ファイル共有・共同作業:共同作業がスムーズ
社内のチームや取引先との共同作業ができる「共有ワークスペース」を作れ、複数ユーザーのアクセス・同時編集もスムーズに行えます。
■料金・利用可能人数:リーズナブルに利用できる
DirectCloud-BOXは利用可能人数が無制限で定額であるため、ユーザー数の増減があっても、プラン変更をする必要がなく、費用が高くなることもないため、リーズナブルに利用することができます。
スタンダード | アドバンスト | ビジネス | プレミアム | エンター プライズ |
|
---|---|---|---|---|---|
容量 | 500GB | 1TB | 3TB | 10TB | 30TB |
料金 | ¥30,000/月 | ¥50,000/月 | ¥90,000/月 | ¥180,000/月 | ¥300,000/月 |
セキュリティ |
二要素認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯ |
||||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
||||
ファイル復元 | 可能 | ||||
利用可能人数 | 無制限 | ||||
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
||||
URL | https://directcloud.jp/ |
※事前に日程を調整し、使用方法やトラブルシューティングについて打ち合わせをする無料サポート
オンプレミスからクラウドへの移行を進めるための4つのステップと7つの移行方法を解説。クラウド移行の検討に役立つポイント集はこちらから。
3.【個人事業主向け】クラウドストレージ3選
Google Drive (プレミアム) |
Dropbox Business (個人向け) |
One Drive for Business(Plan1) | |
---|---|---|---|
容量 | 2TB | 3TB | 1TB/ユーザー |
料金(月額) | ¥1,300 | ¥2,000 | ¥1540 /1ユーザー |
セキュリティ | 普通 | 比較的高い | 比較的高い |
ファイル共有 共同作業 |
◯可能 | ◯可能 | ◯可能 |
ファイル復元 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 |
利用可能人数 | 制限なし | 1人 | 制限なし |
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
サポート体制 |
電話 メール ライブチャット |
メール チャット |
電話 オンライン |
次に個人事業主向けのおすすめクラウドストレージをご紹介します。
3-1.Google Drive
出典:https://www.google.com/drive/features/
◆他社比較した場合の優位点
■容量:Googleドキュメントは容量無制限
オンラインで文書を作成できる「Googleドキュメント」のファイルは容量にカウントされません。そのためGoogleドキュメントは実質、容量無制限で利用できます。さらには、ExcelやWord、PDFなどのファイル形式で書き出すことができ、非常に便利です。
■セキュリティ:セキュリティが高く安心
Googleのデータセンターは強固な情報セキュリティ対策が整っており、ここより安全な保管場所を探すのは難しいとさえ言われています。それほどまでにセキュリティが高いクラウドストレージであるため、安心してデータやファイルを保存できます。
■共同作業:最大50人まで同時に編集できる
Google Driveでは、最大50人まで共同で同時にファイルを編集できます。さらに、ファイル上でチャットのやり取りもできるため、リモートワークであっても意見を交換しながら資料を完成できるのは魅力的です。
無料プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
容量 | 15GB | 100GB | 200GB | 2TB |
料金 | ¥0/月 | ¥250/月 | ¥380/月 | ¥1,300/月 |
セキュリティ |
2段階認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯(プレミアムのみ) アクセスログ管理機能:✕ アクセス制限:◯ |
|||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
|||
ファイル復元 | 可能 | |||
利用可能人数 | 無制限 | |||
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
|||
URL | https://www.google.com/drive/features/ |
3-2.Dropbox
◆他社比較した場合の優位点
■容量:他のクラウドストレージよりも大容量
プランによって「3TB、5TB、必要に応じた量」が選べますが、ほかのクラウドストレージと比較すると用意されている容量が比較的大容量になっています。
■ファイル共有:常に最新の状態でファイルを共有できる
Dropboxでは、一度専用ソフトをインストールすれば、Web上でログインをしなくても、ファイル変更や新規作成したものは自動でクラウドストレージ上にアップロードされます。また、ほかのパソコンを立ち上げると、自動で更新後のファイルがダウンロードされるため、複数のパソコン間・デバイス間で動機が自動で行われ、常に最新の状態でファイルが共有されます。
■共同作業:Microsoft Officeがなくてもクラウドストレージ上で共同作業できる
Microsoftのアカウントを持っていれば、Microsoft Officeがなくてもクラウドストレージ上で編集ができてしまいます。そのため、Microsoft Officeをパソコンにインストールしているかどうかに関わらず、共同でWordやExcelファイルの編集ができます。
Business | |||
---|---|---|---|
Professional 個人向け |
Standard 小規模チーム向け |
Advanced 大規模 |
|
容量 | 3,000GB | 5,000GB | 必要に応じた量 |
料金 | ¥2,000/月 | ¥1,250/ユーザー/月 | ¥2,000/ユーザー/月 |
セキュリティ |
2段階認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯(Standard,Advancedプランのみ。Professional) |
||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
||
ファイル復元 | 可能 | ||
利用可能人数 | 1人 | 3人以上 | |
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
||
URL | https://www.dropbox.com/ |
3-3.One Drive
出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage
◆他社比較した場合の優位点
■容量・金額:利用人数が少ない個人事業主にはリーズナブルに容量無制限の利用ができる
Plan2を選択すれば、容量無制限で利用できるだけでなく、1ユーザーあたり月々¥1,090で利用可能。
個人事業主の場合、ユーザー数は少ない、もしくは1人であることが多いため、リーズナブルに容量無制限でクラウドストレージが利用できるのは魅力的です。
■共同作業:Microsoft Officeがなくてもクラウドストレージ上で共同作業できる
One DriveはOffice製品との連携に優れているというのが最大の魅力です。
One DriveにサインインすればOffice Onlineが利用できるので、共同作業者のパソコンにOfficeが入っていなくてもWordやExcel、Powerpointなど、Officeのファイルの閲覧・編集ができます。
■利用可能デバイス:スマートフォンやタブレット用のアプリが用意されている
スマートフォンやタブレット用のモバイルアプリが用意されているため、パソコンと同様の作業をスマートフォンやタブレットからでも行うことが可能です。ファイルの作成や保存ファイルの閲覧、編集、共有までがスムーズにできるだけでなく、業務に関わる見積書や発注書、領収書や打ち合わせ中のホワイトボードなどを撮影して保存し、取引先と共有することもでき、便利です。
OneDrive for Business (Plan 1) | OneDrive for Business (Plan 2) | Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard | |
---|---|---|---|---|
容量 | 1TB/ユーザー | 無制限 | 1TB/ユーザー | 1TB/ユーザー |
料金 | ¥540/ユーザー/月 | ¥1,090/ユーザー/月 | ¥540/ユーザー/月 | ¥1,360/ユーザー/月 |
セキュリティ |
2段階認証:◯ 保存ファイルの暗号化:◯ アクセスログ管理機能:◯ アクセス制限:◯ |
|||
ファイル共有・共同作業 | ファイル共有:◯ 共同作業:◯ |
|||
ファイル復元 | 可能 | |||
利用可能人数 | 無制限 | 最大300人 | ||
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
|||
URL | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage |
オンプレミスからクラウドへの移行を進めるための4つのステップと7つの移行方法を解説。クラウド移行の検討に役立つポイント集はこちらから。
4.【タイプ別】おすすめのクラウドストレージ
クラウドストレージを8社比較しましたが、その中から自社に合うクラウドストレージを見つけるために、タイプ別におすすめのクラウドストレージを解説します。
▼【タイプ別】おすすめのクラウドストレージ
【法人向け】
◆容量を気にせず利用したい
- Amazon S3
- Box
◆利用容量が少ない月は節約したい
- Amazon S3
- Azure File
◆サポート体制が充実しているサービスがいい
- コワークストレージ
◆予算の見通しが立ちやすい定額サービスがいい
- Box
- コワークストレージ
- DirectCloud-Box
【個人事業主向け】
◆大容量のストレージを利用したい場合
- Dropbox
◆容量が少なくても無料で利用したい場合
- Google Drive
◆スマートフォンやタブレットでの利用頻度が多い場合
- One Drive
4-1.【法人向け】タイプ別おすすめのクラウドストレージ
まずは法人向けのタイプ別おすすめクラウドストレージを解説します。
4-1-1.容量を気にせず利用したい
容量を気にせずクラウドストレージを利用したい場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- Amazon S3
- Box
この2社のクラウドストレージは、容量無制限で利用できるため、月によって利用容量が激増することがある場合でも、容量を気にすることなく利用できます。
4-1-2.利用容量が少ない月は節約したい
利用容量が少ない月は節約をしたい場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- Amazon S3
- Azure File
この2社のクラウドストレージは、従量課金制で月々の支払金額が決定するため、利用する容量が少なかった月はそれだけ支払う金額も節約することができます。
利用容量が少ない月があり、そうした場合は使った分のみの支払いをして節約したい場合に合っているといえるでしょう。
4-1-3.サポート体制が充実しているサービスがいい
サポート体制が充実しているサービスがいい場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- コワークストレージ
操作マニュアルや利用方法動画に基づく利用方法のご案内を行っており、導入時も安心です。
また、海外製のクラウドストレージが多い中、コワークストレージは日本国内で開発・運用を手掛けているため、マニュアルもサポートもすべて日本語で、迷うことがありません。
サポート体制が充実しているサービスを選びたい場合は、コワークストレージを選ぶと良いでしょう。
4-1-4.予算の見通しが立ちやすい定額サービスがいい
予算の見通しが立ちやすい定額サービスがいい場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- Box
- コワークストレージ
- DirectCloud-Box
この3社のクラウドストレージは、月額利用料金が定額となっているため、予算の計画が立てやすいというメリットがあります。
そのため、予算の見通しがしやすいクラウドサービスを求めている場合は、上記3社を選びましょう。
4-2.【個人事業主向け】タイプ別おすすめのクラウドストレージ
次に個人向けのタイプ別おすすめクラウドストレージをご紹介します。
4-2-1.大容量のストレージを利用したい場合
大容量のストレージを利用したい場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- Dropbox
プランによって「3TB、5TB、必要に応じた量」が選べますが、ほかのクラウドストレージと比較すると用意されている容量が比較的大容量になっています。
そのため、容量の大きいデータを利用する場合などに向いています。
4-2-2.容量が少なくても無料で利用したい場合
容量が少なくても無料で利用したい場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- Google Drive
15GBを無料の利用できるプランが用意されているため、容量が少なくても無料で利用したい場合に向いています。
4-2-3.スマートフォンやタブレットでの利用頻度が多い場合
スマートフォンやタブレットでの利用頻度が多い場合は、以下のクラウドストレージがおすすめです。
- One Drive
スマートフォンやタブレット用のモバイルアプリが用意されているため、パソコンと同様の作業をスマートフォンやタブレットからでも行うことが可能です。ファイルの作成や保存ファイルの閲覧、編集、共有までがスムーズにできるだけでなく、業務に関わる見積書や発注書、領収書や打ち合わせ中のホワイトボードなどを撮影して保存し、取引先と共有することもでき、便利です。
スマートフォンやタブレットでの利用頻度が多い場合に合っているといえるでしょう。
オンプレミスからクラウドへの移行を進めるための4つのステップと7つの移行方法を解説。クラウド移行の検討に役立つポイント集はこちらから。
5.クラウドストレージを契約する前に知っておくべき注意点
クラウドストレージを契約する際には、以下の注意点を知っておきましょう。
▼クラウドストレージを契約する前の注意点
- 自社の求める要件が十分に満たされているか確認してから契約する
- 社員の情報セキュリティに関する意識を高めておく
上記の注意点を知っておけば、クラウドストレージ導入後に、「自社に最適なクラウドストレージではなかった…」「気軽にクラウドストレージを導入したら、大きなトラブルが発生してしまった…」などのリスクを回避できるでしょう。
それでは詳しく見ていきましょう。
5-1.自社の求める要件が十分に満たされているか確認してから契約する
1つめの注意点は「自社の求める要件が十分に満たされているか確認してから契約する」ことです。
クラウドストレージは、クラウド事業者が提供するサービスであるため、仕様変更やユーザーインターフェース、操作性、対応デバイス、機能などは事業者側におまかせになります。そのため、自社のニーズに最適化した、細かい仕様変更はできないサービスが多い傾向にあります。
たとえば、「スマートフォンやタブレットからでも、クラウドストレージ内のファイルを閲覧・編集できるようにしておきたい」というニーズがあっても、事業者がそうした機能を提供していなければ、利用はできないのです。
導入後に「自社に合わないサービスを契約してしまった…」と後悔しないよう、どのような要件を自社は求めているのか、以下の項目をそれぞれ明らかにしてから、クラウドサストレージを契約するようにしましょう。
- ユーザーインターフェース
- 操作性
- 対応デバイス
- 機能
- データ容量
5-2.社員の情報セキュリティに関する意識を高めておく
2つめの注意点は「社員の情報セキュリティに関する意識を高めておく」ことです。
クラウドストレージサービスでは、各社セキュリティを高めるための対策を施しているものの、IDとパスワードがあればどこからでも情報にアクセスできるため、情報漏えいが起きる可能性はゼロではありません。
故意に情報漏えいが起きるだけでなく、誤って社外秘のデータを第三者に公開してしまうという人的ミスが発生するリスクもあるため、注意が必要になります。
そこで社員の情報セキュリティに関する意識を、クラウドストレージを契約する前に高めておくことで、いざ導入した際にも、情報漏えいのリスクを下げることができます。
社員の情報セキュリティに関する意識を高めるためには、下記ポイントを参考にして、運用マニュアルを作成しておき、共有しておきましょう。
- 社外秘情報、個人情報など、自社にとって機密性の高い情報は管理方法を分けておく
- 退職者のID・パスワードは、すぐに破棄することで、外部からの不正アクセスを防ぐ
- 端末認証機能のあるサービスを利用して、管理者の許可した端末のみアクセス権限を与える
- 万が一、誤操作が発生してしまった場合は、ログ管理機能を使って確認し、原因の特定と早期改善のための施策を実行する
オンプレミスからクラウドへの移行を進めるための4つのステップと7つの移行方法を解説。クラウド移行の検討に役立つポイント集はこちらから。
6.自社に適したクラウド導入するならNTT東日本にお任せください
ここまで、クラウドストレージの比較や注意点などをご紹介しましたが、クラウドストレージを導入するためには、自社のネットワーク環境から一元的に考えないとスムーズな導入は簡単ではないでしょう。
本当に自社に合うクラウドストレージを探すためには、そうした視点で考えてくれるクラウド導入運用コンサルティングに依頼するのがおすすめです。
「自社に適したクラウドを導入したい」
「セキュリティが高く、通信環境も安定したクラウドを導入したい」
こういった悩みや課題を解決できるのがNTT東日本のクラウドソリューションです。
NTT東日本では、ネットワークの構築からクラウド導入・運用まで一元的にサポートし、これまで150社以上のクラウド導入支援を行ってきました。
さまざまなお客さまのニーズに応えるために私たちは、導入・運用体制を整えています。その一部をご紹介します。
■余計な手間を省ける!ネットワークからクラウド導入まで一元的にサポート
NTT東日本ではネットワーク事業を行っているからこそ他社と違い、課題や要望にあったネットワークも併せてご提供することができます。
クラウド導入サービスは、クラウド導入のみがサービス範囲であることが多いです。
クラウド導入後にネットワークの悩みや課題が出てきたら、追加でネットワーク事業者の選定や契約が必要になってきます。
- よりセキュリティの高いネットワークを使いたい
- 安定した通信環境でクラウドを運用したい
- 高速通信の環境でクラウドを使用したい
NTT東日本ではこういったクラウド導入後によくあるネットワークの悩みに対しても同時に対応するため、一度で使いやすいクラウド環境を実現できます。
■150社以上のクラウド導入実績に裏付けされた信頼できるサービス品質
NTT東日本は、これまで150社以上の導入実績に加えて、クラウドを活用したサービスや運用を行ってきました。
150社以上の導入をしてきたからこそ、あなたにあった最適な導入や運用方法をご提案できます。
- 独自システムとクラウドを連携させ、ビジネスの領域を拡大
- 情報システム担当者無しでファイルサーバークラウド化
- クラウドを活用した業務効率化
- セキュリティレベルの高いクラウド環境の構築
- 膨大な映像や動画コンテンツを保存できる拡張性の高いクラウド環境を構築
業界・会社の規模関わらず導入・運用を行ってきたため、まずはあなたのクラウド化へのお悩みをお聞かせください。
NTT東日本はあなたの目的にあったクラウド環境をご提案することができます。
クラウドの導入や運用でお困りの際は、NTT東日本にお任せください。
- ※Amazon Web Services(AWS)は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- ※Azureは、マイクロソフト グループの企業の商標です。
7.まとめ
この記事ではクラウドストレージの比較として、おすすめのサービスをご紹介し、その比較ポイントや注意点などをご紹介しました。
ここで改めて、本記事の内容をおさらいしましょう。
◆クラウドストレージの8つの比較ポイント
- 自社にとって最適な価格設定・価格形態かどうか
- データ容量が妥当であるかどうか
- セキュリティが整っているかどうか
- ファイル共有・共同作業ができるかどうか
- ファイル復元が可能かどうか
- 利用可能人数は最適かどうか
- サポート体制は整っているかどうか
- 利用するすべての端末で利用可能かどうか
◆法人向けクラウドストレージおすすめ5社徹底比較
Amazon S3 | Azure File (StandardStorage) |
Box (Business) |
コワークストレージ | DirectCloud-BOX(ビジネス) | |
---|---|---|---|---|---|
容量 | 無制限 | 5TB | 無制限 | 5TB | 3TB |
料金(月額) | 従量課金制 (リーズナブル) |
従量課金制 | ¥1,800 /1ユーザー |
¥39,600 | ¥90,000 |
セキュリティ | 比較的高い | 比較的高い | 比較的高い | 比較的高い | 比較的高い |
ファイル共有共同作業 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 | ファイル共有 可能 |
◯可能 |
ファイル復元 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 |
利用可能人数 | 制限なし | 制限なし | 最小3〜 | 1~50 | 制限なし |
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
サポート体制 |
電話 メール チャット |
電話 メール コミュニティ |
電話 メール (販売代理店による) |
電話 メール お問合せフォーム |
オンラインマニュアル・FAQ完備 電話 メール リモート |
◆個人事業主向けクラウドストレージおすすめ3社徹底比較
Google Drive (プレミアム) |
Dropbox Business (個人向け) |
One Drive for Business(Plan1) | |
---|---|---|---|
容量 | 2TB | 3TB | 1TB/ユーザー |
料金(月額) | ¥1,300 | ¥2,000 | ¥1540 /1ユーザー |
セキュリティ | 普通 | 比較的高い | 比較的高い |
ファイル共有 共同作業 |
◯可能 | ◯可能 | ◯可能 |
ファイル復元 | ◯可能 | ◯可能 | ◯可能 |
利用可能人数 | 制限なし | 1人 | 制限なし |
利用可能デバイス |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
パソコン スマートフォン タブレット |
サポート体制 |
電話 メール ライブチャット |
メール チャット |
電話 オンライン |
◆【タイプ別】おすすめのクラウドストレージ
【法人向け】
◆容量を気にせず利用したい
- Amazon S3
- Box
◆利用容量が少ない月は節約したい
- Amazon S3
- Azure File
◆サポート体制が充実しているサービスがいい
- コワークストレージ
◆予算の見通しが立ちやすい定額サービスがいい
- Box
- コワークストレージ
- DirectCloud-Box
【個人事業主向け】
◆大容量のストレージを利用したい場合
- Dropbox
◆容量が少なくても無料で利用したい場合
- Google Drive
◆スマートフォンやタブレットでの利用頻度が多い場合
- One Drive
◆クラウドストレージを契約する前に知っておくべき注意点
- 自社の求める要件が十分に満たされているか確認してから契約する
- 社員の情報セキュリティに関する意識を高めておく
本記事がお役に立てれば幸いです。
ネットワークからクラウドまでトータルサポート!!
NTT東日本のクラウド導入・運用サービスを確認してください!!
RECOMMEND
その他のコラム
無料ダウンロード
自社のクラウド導入に必要な知識、ポイントを
この1冊に総まとめ!
あなたはクラウド化の
何の情報を知りたいですか?
- そもそも自社は本当にクラウド化すべき?オンプレとクラウドの違いは?
- 【AWS・Azure・Google Cloud】
どれが自社に最もマッチするの? - 情シス担当者の負荷を減らしてコストを軽減するクラウド化のポイントは?
- 自社のクラウド導入を実現するまでの具体的な流れ・検討する順番は?
初めての自社クラウド導入、
わからないことが多く困ってしまいますよね。
NTT東日本では
そんなあなたにクラウド導入に必要な情報を
1冊の冊子にまとめました!
クラウド化のポイントを知らずに導入を進めると、以下のような事になってしまうことも・・・
- システムインフラの維持にかかるトータルコストがあまり変わらない。。
- 情シス担当者の負担が減らない。。
- セキュリティ性・速度など、クラウド期待する効果を十分に享受できない。。
理想的なクラウド環境を実現するためにも、
最低限の4つのポイントを
抑えておきたいところです。
-
そもそも”クラウド化”とは?
その本質的なメリット・デメリット - 自社にとって
最適なクラウド環境構築のポイント - コストを抑えるための
具体的なコツ - 既存環境からスムーズにクラウド化を
実現するためのロードマップ
など、この1冊だけで自社のクラウド化のポイントが簡単に理解できます。
またNTT東日本でクラウド化を実現し
問題を解決した事例や、
導入サポートサービスも掲載しているので、
ぜひダウンロードして読んでみてください。
面倒でお困りのあなたへ
クラウドのご相談できます!
無料オンライン相談窓口
NTT東日本なら貴社のクラウド導入設計から
ネットワーク環境構築・セキュリティ・運用まで
”ワンストップ支援”が可能です!
NTT東日本が選ばれる5つの理由
- クラウド導入を
0からワンストップでサポート可能! - 全体最適におけるコスト効率・業務効率の改善を
中立的にご提案 - クラウド環境に問題がないか、
第3者目線でチェック
してもらいたい - 安心の24時間・365日の対応・保守
- NTT東日本が保有する豊富なサービスの組み合わせで
”課題解決”と”コスト軽減”を両立
特に以下に当てはまる方はお気軽に
ご相談ください。
- さまざまな種類やクラウド提供事業者があってどれが自社に適切かわからない
- オンプレミスのままがよいのか、クラウド移行すべきなのか、迷っている
- オンプレミスとクラウド移行した際のコスト比較を行いたい
- AWSとAzure、どちらのクラウドが自社に適切かわからない
- クラウド環境に問題がないか、第3者目線でチェックしてもらいたい
- クラウド利用中、ネットワークの速度が遅くて業務に支障がでている
クラウドを熟知するプロが、クラウド導入におけるお客さまのLAN 環境や接続ネットワーク、
クラウドサービスまでトータルにお客さまのお悩みや課題の解決をサポートします。
相談無料!プロが中立的にアドバイスいたします
クラウド・AWS・Azureでお困りの方はお気軽にご相談ください。