- 社内システムの本格的なクラウド導入においてネットワークのセキュリティ対策ができていなかった
- アナログの社内業務や手続きが多く、トラブルや問題点が多く出ていた
CASE STUDY
13拠点のITインフラを整え、セキュアなネットワークとクラウド環境を実現した事例
クラウド移行で失敗しないためのお役立ち導入事例8選
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資料はこちらよりダウンロードできますので、併せてご確認ください。
業種 | 通関業 |
---|---|
従業員数 | 200名 |
本社所在地 | 東京都品川区 |
主な事業内容 | 通関業 倉庫業 海外引越し 貨物運送業 海上輸出入貨物業 航空輸出入貨物業 国際宅配業 一般港湾運送事業 展示・公演・プロジェクト貨物 包装事業 LCL Consolidation FCL Service |
ホームページ | http://www.kokusaiexpress.com/JP/ |
導入サービス |
クラウド導入・運用サービス クラウドゲートウェイ クロスコネクト フレッツ・VPNプライオ |
クラウド利用サービス |
Amazon VPC AWS Direct Connect Internet Gateway Nat Gateway |
サービス導入時期 | 2021年11月 |
ご担当者さま | 管理本部 情報技術部 技術課 千葉 直宏さま |
- ネットワークからクラウド環境構築まで一括で対応可能なため
- クライアントの社内事情を理解し、その上で柔軟で的確なご提案を実施いただけたため
- クラウドサービスの中でも信頼性と柔軟性を兼ね備えていたのがAWSだったため
- 13拠点でセキュリティ性の高いネットワーク網を実現
13拠点のインフラを整えるため、セキュリティ性の高いネットワークとクラウド環境を実現した株式会社国際エキスプレスさま(以下、「国際エキスプレスさま」といいます。)の事例をご紹介します。
今回は、管理本部 情報技術部 技術課 千葉 直宏さまにお話をお伺いいたしました。
NTT東日本のクラウド導入・運用サービスはこちらよりダウンロードできます。併せてご確認ください。
1. ご相談前の課題と背景
オンプレミス中心のアナログ環境だったため、無駄なコストやトラブルが頻発していた
会社全体を通してアナログな環境だったため、常に無駄なコストやトラブルが発生しており、最も効果的に改善を図るために必要だったのが、ITインフラの強化・改善でした。
中でも緊急で着手すべきことは、本格的なクラウド移行を推進していくための、ネットワークのセキュリティ対策でした。
また、今後はリモート環境での仕事も想定されるため、社外からのアクセスを考慮した設計にする必要がありました。
セキュリティに大きな課題が生じていたため、至急ネットワークとクラウド環境の構築に着手しました。 (千葉さま)
NTT東日本ではクラウド導入に関するご相談を承っております。こちらよりお気軽にご相談ください。
2. クラウド・AWSを選んだ理由
ITインフラ整備に向けてクラウドを導入する必要があった
クラウドへ移行を決心した理由
“全社的なIT化の第一歩としてのクラウド化“
クラウド導入前は、社内全体がアナログな環境だったため、2020年からIT化を進めて行きたいと社内で考えていました。ですが中々着手できていない状況だったのです。
そんな中で1番最初にIT化の基盤作りとしてクラウドの導入が社内であがりました。
クラウドの導入にあたり、現状のIT環境を考慮した時に、データやファイル、サーバーを安全な環境で外部からでも安全にアクセスできる環境が必要でした。
既存のサーバーは、オンプレミス環境でセキュリティ対策を行なっていませんでしたので、クラウドへの移行をきっかけにセキュリティ対策を厳重にしたい思いがありました。
(千葉さま)
AWSを選んだ理由
“信頼性と柔軟性が特に高いのがAWS”
AWSは、世界で最も使用されているクラウドサービスの1つであり、日本の公共機関でも使用されていることを知り、その安心感が、特に大きな決め手となりAWSを選びました。
自社の大切な情報やデータを扱うシステムであるため、サービスや企業としての実績や信頼性が選ぶ上で重要な要素となります。加えて、今後クラウドを活用してIT化を進めるにあたり、柔軟性の高いクラウドであることも理由の1つです。
(千葉さま)
3. NTT東日本を選んだ理由
ネットワークからクラウドまで包括して一元対応してくれる会社が良かった
ネットワークからクラウドまで包括して対応できるため
NTT東日本さまを選んだ最大の理由は、ネットワーク構築からクラウド化まで一括対応いただけるサービスを提供されていたからです。
物流業界である私たちは、IT部署が存在していないことが多いです。
存在していても少ない人数で担当しているため、クラウドを導入する際にネットワークからクラウド構築まで一括で対応できる会社を探していました。
NTT東日本さまはネットワークの印象が非常に強かったのですが、クラウドについても任せたい!と思うサービス内容とサポート体制でした。
他の会社にも依頼しましたが、NTT東日本さまのように、ネットワークとクラウドを一括で対応でき、実績と信頼がある会社は中々見つかりませんでした。
(千葉さま)
潜在ニーズを汲み取って、先回りをした提案をしてくれたため
クラウド導入の際に、他の会社にも話しを聞きましたが、営業段階でNTT東日本さまのサポート体制が最も厚かったです。
現状、悩んでいる内容についてご提案して頂ける会社はありましたが、先のことを見通して必要となるご提案をして頂いたのは、NTT東日本さまだけでした。
ご提案いただけた時に「確かに必要になるよね」と私も社内の人間も同意しました。
中長期的な視点まで見据えての提案は圧倒的な専門性を有するプロだからこそですし、他の会社と違い、私たちのことを考えて頂いているなと安心感を感じました。(千葉さま)
国際エキスプレスさまと最初にお打ち合わせをした際は、セキュリティに課題意識がありました。
各拠点間は、インターネットでの通信となっており、セキュリティ対策が十分でなかったため、ウイルス感染などが起きてもおかしくない状態でした。
クラウドへの移行に合わせてネットワークのセキュリティ強化も必要だったため、NTT東日本の提供するフレッツVPNプライオとクロスコネクトを導入しました。
結果として13拠点を安全に接続できる環境になり、セキュリティ上の懸念をきれいに払拭することができました。
NTT東日本ではクラウド導入に関するご相談を承っております。こちらよりお気軽にご相談ください。
4.クラウド・AWS導入後の成果
安全なITインフラを構築でき、IT化を進める選択肢が増えた
成果①セキュリティ性の高い閉域網で13拠点のアクセスができるようになった
13拠点のネットワーク接続を整理し、インターネットからの接続ではなく、セキュリティの高い閉域網(クラウドゲートウェイ クロスコネクト)で利用できる環境を構築。
成果②AWSへ移行することでサーバーが堅牢なデータセンターへ設置され、BCP対策が実現した
AWSに移行し、より堅牢なデータセンターへ設置されることで従来よりも安全性が担保されるようになった。
NTT東日本さまとクラウド化、AWS導入を進めていくことで、2つの課題を解決することができました。
セキュリティ性の高い閉域網で13拠点のアクセスができるようになった
クラウドを導入して実感しているのは、常に安全性の高いネットワーク・サーバー環境を構築できていることです。
今までは、13拠点とのアクセスを行うため情報漏洩やサイバー攻撃等の懸念がありましたが、閉域のネットワーク接続+セキュリティの高いクラウド構築により安心して仕事ができる環境が整っています。(千葉さま)
AWSへ移行することでサーバーが堅牢なデータセンターへ設置され、BCP対策が実現した
AWSに移行し、サーバーがAWSのデータセンターで管理されるため、災害対策を実現することができました。
以前までは、厳重なサーバー管理を行なっていませんでした。災害やウイルス感染があった際にすぐ対応できる体制を取っていなかったため、危険性が潜んでいる状態した。
しかし、NTT東日本さまに依頼しAWSを導入することで、堅牢なデータセンターで管理して頂けるので、今までの懸念点が解消されました。(千葉さま)
国際エキスプレスさまは多拠点の体制だったため、セキュリティ性の高いネットワーク環境を構築することがITインフラを整える上で非常に重要でした。
結果としてクラウド導入後、ITインフラの基盤が整ったことで、IT化を推し進める選択肢が増えています。
例えば、業務の標準化であったり、社内に点在している情報を活用できる仕組み作りなど実現することができます。
近年、どの業界でもIT化が加速する中で基盤となるのは、ITインフラです。ITインフラをクラウドへ移行することは、情報セキュリティのレベルを上げると共に会社の成長スピードを上げることができる1つの選択肢です。
5. クラウド・AWSを導入し、今後挑戦していきたいこと
社内のIT化を進めて行きたい
今後、挑戦していきたいことは社内のIT化を推進していきたいです。
現状は、社内の全てをクラウド化した訳ではなく、基盤であるシステムをクラウド化しただけです。
これから業務効率化やコスト削減などのIT化に力を入れていき、会社に貢献していきたいです。
(千葉さま)
6. これから取り組む方へのアドバイス
ITインフラを整えたいと思ったらまず相談してみてください
弊社のような物流業界においてはIT化が進んでいない業界だと言われています。
IT部署がない企業も多く、何から着手していいのかわからない方も多いかと思います。
私たちも同じ状態でしたが、NTT東日本さまとお話しさせて頂くと、現状の課題から将来必要になる要素までプロの視点で非常にわかりやすく教えて頂けます。
IT化に未着手である場合、ITインフラの基盤であるクラウドへの移行が最初に必要になる企業が多いのではないでしょうか。
不明点やわからないことが多くても、NTT東日本さまは親身に寄り添って話を聞き、中立的な提案をして頂けます。
とりあえず、困っていたら相談に行ってみることも一つの選択肢だと思います。
(千葉さま)
7. おわりに
クラウド導入を検討されている方は、NTT東日本へご相談ください
国際エキスプレスさまと同様にIT化を進めるにあたり、何から着手すべきなのか迷っている方は多いのではないでしょうか。
既存のネットワーク接続やサーバー・ストレージ環境にセキュリティ上の問題がないか、災害に対応できているかは、ITインフラの基礎として重要です。
今回の例のように、磐石なITインフラを整えるためには、ネットワークとクラウドを同時にセキュリティ対策することをお勧めします。
NTT東日本では、ネットワークからクラウドを包括して対応できるため、ワンストップで完結することができます。
- 社内のITインフラを整えたい
- ネットワーク、サーバー環境に対して十分なセキュリティ対策を行なっていない
- 災害が起きた時の対応を考えきれていない
上記で悩んでいる方は、まずNTT東日本に問い合わせてください。
- 文中記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、すべて2022年2月時点(インタビュー時点)のものです。
- 事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
- Amazon Web Services(AWS)、Amazon VPC、AWS Direct Connect、Amazon EC2、Amazon EBS、Amazon S3は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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