COLUMN
【AWS re:Invent】Amazon QのWorkShopレポート(AIM369)
こんにちは、新山です。 ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2023から無事帰国しました! |
各国のエンジニアの熱量に感銘を受けたり、日本から参加しているたくさんの方々とリレーションを構築でき、とても刺激になりました。
さて、今回は3日目Mandaray Bayで行われたAmazon Qのワークショップに参加してきましたので、レポートをお伝えしたいと思います。
Amazon Qについて
今回のre:Inventは何といっても生成AIではないでしょうか。
多数のアップデートが発表された中、一番注目を浴びたのがAdam Selipsky Keynoteの中で発表されたAmazon Qだったと思います。
AWSが提供する対話型AIアシスタントサービスで、その潜在能力と応用範囲の広さに感銘を受けました。
機能の詳細は、以下コラムをぜひご参照ください!
AWS Top Engineer 2023が見るAWS re:Invent2023 Adam Selipsky Keynoteで発信された注目メッセージとレポート
公式ドキュメント:Amazon Q (Preview)
※Amazon Qが発表された時の写真。とんでもなく絶妙な位置からで大変申し訳ございません。
ワークショップ参加
re:Inventが開催される前に参加するセッションが予約できるのですが、Amazon Qは発表されていなかったので、一覧には無く、発表直後に予約可能に!
しかし、とても人気のようで全く予約できませんでした。
こうなれば、並ぶしかない!!
各セッションは当日、現地で並べば参加可能なセッションも多くあるので、それに賭ける事に。ちょうどMandaray Bayで別セッションを受ける予定もありラッキーでした。
別のセッションを受け終え、ふとAmazon Qワークショップの会場を見に行くと、、、
あれ?もう並んでない!?!?
何と、既に並んでいる方がチラホラ(汗)セッション開始2時間前、、、
これはもしかして、もしかするのでは慌ててお手洗いを済ませ、覚悟を決めて列にならぶことに!(この時、既に6人は並んでいました。)
そしてぞくぞくと、並ぶ方が増えていき、最後尾が見えなくなってしまいました!!
さ、さすがQだぜ、、、
※セッション開始1時間前くらいの様子
開始10分前くらいでようやく入場でき、席を確保することができました! 全席満員でした!!入れなかった人もいると思います。 さ、さすがQだぜ、、、
AIM369 Inovate on enterprise data with generative AI & Amazon Q for business
前置きが長くなりましたが、本題です。
今回のワークショップは、既にプレビューされているAmazon Qをコンソールから操作し、
各種サンプルデータを読み込ませ、カスタマイズしたアプリケーションを構築するといった内容となります。
以下、アジェンダです。
1,Amazon Qの概要説明
2,ハンズオン
- 利用するデータソース
Uploarddocs
S3
Web crawler
- IdPとの統合
ハンズオンの流れ
今回は、Uploarddocsで実際に行ったハンズオンをご紹介します。 ・ハンズオンで用意されたAWSアカウントへログイン ・コンソールからAmazon Qを検索、「Userprovisioning」をクリックし登録済みユーザを確認
- 「Get started」をクリック
- 「Create application」をクリック
- 既にデフォルトで推奨名が入っているのでこのまま進むか任意の名前を付けることもできます。
- プルダウン メニューから [Create and use a new service role] を選択し「Create」をクリック。
- 使用するレトリーバーを選択
今回は「Use native retriever」を選択し「Next」
- [Data sources]画面で、いくつかのオプションが表示されます!
引き続きデータ ソースの作成を行うこともできますが、画面の一番下までスクロールして [Finish]をクリック。
ここで多数のAWSS3やSaaSとの連携が可能になります!
- 詳細画面が表示されるので、作成したアプリケーションにドキュメントを取り込みます!
「Add data source」をクリック
「Upload docs」をクリック
ここで、任意のドキュメントをアップロードし取り込むことで、Qが取り込んだドキュメントに沿った回答をしてくれるようになります!
詳細画面に戻り上段の「Preview web experince」をクリックすると、会話を開始できます!
※肝心のドキュメントについて質問した時の写真を忘れてしまいました、、、
(申し訳ございません)
しかし、しっかりと適切な回答を返してくれました、、!!
この他にも、S3との連携やIdPと統合することでアプリケーションにログインしたユーザのみアクセス権限を付与するといったワークショップも行いました。
また、別コラムで執筆させて頂きます!!
最後に
様々なデータソースに対応しているので、ほとんどの企業の要件にマッチするのではないかと思いました!
コンソール上から操作できるので、簡単に開発が出来そうだなと感じました。
今回は簡単なアプリケーション実装のワークショップだったため、本番で適用するとなると、どこまでの機能があるか把握できていないため、難しさはあるなと感じています。
しかし、re:Inventのメインの発表でもあったため、機能拡張、日本語対応などすぐGAするではないかと思います!ますます注目されそうですね!楽しみです!
以上、新山でした!
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