COLUMN

【AWS re:Invent 2023】Executive Briefing Center参加レポート

こんにちは山本です。

本日は、私が参加してきたre:Invent2023の中で、EBCの参加についてレポートします。

EBCはExecutive Briefing Centerの略なのですが、検索してもあまり出てくる情報が少なく

AWS Executive Briefing Center

Webで検索してもこのあたりの情報しか見つかりません。

(写真)EBCの受付が設置されていますが、会議室に直行でOKでした

EBCを簡単に説明すると、re:Invent2023の会期中、事前にタイムスロットをAWSさんを通じて予約しておくことで、事前に決めておいたテーマについて、テーマの専門家と議論をすることができる場です。

時間は原則45分間で、会議の最初に時間厳守でと言われるし、机の上にも時間厳守のルールが置いてあったりします。

どんなに盛り上がっていても、45分を過ぎると会議室のドアをノックされて、それでも続けているとノックが強くなっていて、運営の人に止められます。

(写真)EBCのフロアでは簡単な展示もあります

会場となる、Venetianに大量のEBC用の会議室があり(2023年はLevel4フロア)

EBCとは直接関係ないのですが、Venetianの会議室の多さに圧倒されました。

(写真)2023年はLevel4フロアがEBC Loungeでした

議論は原則英語で行われますが、AWSが用意した通訳さんにご同席いただいて、通訳をしてもらえます。日本語通訳さんの数には制限があるので毎回来てもらえるわけではないことに注意が必要です。

また、これは私の失敗談なのですが、通訳さんとは事前に綿密に打合せをしておいて、

話す方と聞く方の両方を通訳してほしいのか、話す方だけでいいのか、や、同時通訳可能なのか、それとも都度翻訳するのか、などを決めておくとスムースに議論に入ることができます。通訳さん優秀なので、こちらのやりやすい進め方に合わせてくれます。自分の英語力に合わせて適切な通訳をしてもらう選択をしたほうが、時間の節約につながります。

英語が苦手な人は特に、事前に議論の資料をまとめておくと、議論ポイントが明確になり、うまく話せなくてテンパることもないのでお勧めです。

ただし、EBC会場にはモニタなどは用意されていないので、外付けモニタを持参すると、さらに安心です。

私たちは今回3つのテーマのEBCに参加してきました。

かなり突っ込んだ話までしているので、中味はここでは割愛するのですが、中にはとあるサービスの開発に一から携わっていたエンジニアと直接相談ができたり、Keynoteで発表になったばかりのサービスについて誰よりも早く詳しい中味を教えてもらえたり、有意義な議論をすることができました。

(写真)会議中は議論で忙しくて写真を撮る暇がなく、開始前の会議室の様子

最後に、これからre:InventでEBCに参加する人に向けて課題を抱えているのであれば、なるべく具体的で詳細に説明したほうが、EBCの参加メンバーからも具体的で詳細な解決方法を提示してもらえます。

せっかく45分間、AWSのエンジニアと会話する時間をもらえるので、綿密な準備をしていき、時間いっぱい使って解決策を一緒に探ってもらうことをお勧めします。

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