COLUMN

1. 情報システム部門が直面する課題

コロナ禍以降急激にSaaSの利用並びにID数が増えています。

これにより、企業の情報システム担当者はこれまで以上にガバナンスの統制が効かせにくくなり、さまざまなリスクを抱えています。

出典:スマートキャンプ(SaaS業界レポート2024)

実際に不適切な管理者権限の設定や、退社者や取引先社員による情報漏えいなども増加してきています。

このようにSaaSの普及に伴い、IT資産の管理を担う情報システム部門の負担やリスクは増加してきております。

以下では、昨今のIT資産管理に対する代表的な3つの課題について解説します。

1-1. コスト管理の難しさ

クラウドサービスの普及に伴い、企業は多くのSaaSを利用していますが、そのコスト管理は非常に複雑です。各部門が独自にサービスを契約することで、重複したライセンスや未使用のアカウントが発生し、無駄なコストが増加します。また、またSaaSの利用料金については、サブスクリプション型利用の為、状況の把握が難しく、適切なコスト管理が困難です。

1-2. IT資産管理の複雑さ

企業のIT環境は年々煩雑化しており、デバイスやソフトウェアの数が増加しています。これにより、資産の管理やライセンスの追跡が困難になり、管理効率が低下します。特に、異なる部門や拠点での管理が統一されていない場合、情報の一元管理が難しくなります。

1-3. 情報セキュリティリスクの増加

サイバー攻撃の増加により、企業の情報セキュリティリスクは高まっています。特に、シャドーITの存在は、セキュリティホールを生み出し、情報漏えいのリスクを増大させます。また、従業員の退職時にアカウント削除が漏れることや異動に伴う権限変更漏れも、情報セキュリティリスクを高める要因となります。

このように、SaaSの活用促進に伴って従来以上にIT資産管理が煩雑化してきております。以降ではこれらの課題を解決するSaaS/デバイス管理ツールの「ジョーシス」について詳しく解説します。

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2. IT資産管理 ジョーシスとは?

SaaS/デバイス管理で、よく伺う課題は煩雑な管理作業、把握できない不安に追われ続けることにあります。

よく伺う課題一覧

これらの課題解決に貢献するのがITデバイス & SaaS統合管理クラウドの「ジョーシス」です。

2-1. ジョーシスの概要と特徴

上述の通り、ジョーシスは企業のデバイスとSaaSを統合管理するクラウドサービスで、従業員の入社から退社までのライフサイクルに伴う情報システム業務を可視化し、コスト削減と情報セキュリティレベルの向上を実現します。

デバイス管理

誰がどのデバイスを利用しているかを可視化し、利用期限の設定やデバイスの交換を効率的に行います。過去の利用者も記録しておけるのも喜ばれている機能のひとつです。

SaaSアカウント管理

各従業員のSaaS利用状況を把握し、アカウントの発行・削除をスケジュール登録可能にします。

シャドーIT検知

会社の公認ではないが利用されているアプリやデバイスを検知し、情報セキュリティリスクを低減します。

2-2. 他のIT資産管理ツールとの違い

IT資産管理ツールについて機能比較表を作成しました。ジョーシスは、SaaS、デバイス管理は勿論のこと、棚卸し調査、診断レポート機能などを有しています。

  • 横にスクロールします
サービス名 ジョーシス Bundle Money Forward
Admina
OPTiM サスマネ
機能 管理対象 デバイスの管理
SaaSの管理
(連携SaaS数:約310+月15)
SaaS関連 アカウント
登録・削除
診断レポート × × ×
棚卸し 調査機能 × ×
セキュリティ関連 削除漏れ・
アカウント検知
MDM連携
(Intune、Jamf、
あんしんマネージャーNEXT(CLOMO))
×
シャドーITの検知
(ブラウザ拡張機能、
GWSの監査ログ)
×
シャドーITのリスク判定
(Netskopeのクラウドリスク評価(CCI)
情報を自動取得)
× × ×
支援体制 カスタマーサクセス(CS)体制
(専任のCS体制あり)

(メッセージのみ)

(メッセージのみ)
×
その他 セキュリティ対応
(SOC2 Type2、ISMS取得)

(ISMS)

(SOC2 Type2)
×
資金調達 累計319億円 事業単体での調達なし 事業単体での調達なし 事業単体での調達なし

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3. ジョーシスが提供するソリューション

3-1. SaaSライセンス&デバイス管理に伴うコスト削減

ジョーシスは、未使用のライセンスや重複したアカウントを特定し、無駄なコストを削減します。また、利用状況に応じたライセンスの最適化を行い、コスト効率を向上させます。これにより、企業全体のITコストを効果的に管理できます。

3-2. 従業員単位でのSaaS&デバイス一元管理のメリット

ジョーシスは、従業員ごとにデバイスやSaaSの利用状況を一元管理します。これにより、管理工数の削減とともに、情報セキュリティリスクの低減が可能です。また、従業員の異動や退職時にもスケジュール登録を行うことでスムーズに対応でき、情報の漏えいを防ぎます。

3-3. シャドーIT検知機能を活用したITガバナンス強化

ジョーシスは、ブラウザ利用のシャドーITを自動で検知し、未承認のアプリやデバイスの利用を防止します。これにより、ITガバナンスを強化し、情報セキュリティリスクを低減します。さらに、定期的な監査やレポート機能を活用することで、継続的な情報セキュリティ強化が可能です。

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4. まとめ

ジョーシスで解決できる主な課題は5つ

  1. ① Excel管理による煩雑な情報更新/更新漏れ
  2. ② 退職者、異動者のアカウント削除、変更漏れ
  3. ③ 部署/個人単位で使うシャドーITが不安
  4. ④ 作業が多すぎる入退社業務
  5. ⑤ 各部門を含めたSaaS利用の全体把握ができない

課題に対して解決できるジョーシスの機能は3つです。

従業員単位での可視化を通しての

  1. ① デバイス管理
  2. ② SaaS管理
  3. ③ シャドーIT検知

これらひとつでも気になるキーワードありましたらお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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